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エックスサーバーがHDD→オールSSD化!しかも容量と価格は据え置き

  • 2017-07-12
  • 2017-07-12

当ブログがいつもお世話になっているレンタルサーバー「wpX」は、株式会社エックスサーバーさんが提供されているサービスの一つですが、その会社名からも分かる通り、同社の主力はやはり「エックスサーバー」。

エックスサーバーは、国内のブロガーやアフィリエイターさんに絶大な支持を集めているサーバーで、もはや「王道」と言っても良いでしょう。

さて、突然ですが、衝撃的なビッグニュースをキャッチしましたので、当ブログでもシェアします。

これまで、ストレージとしてHDDを採用してきた当サーバーですが、7月11日よりRAID10(ミラーリング+ストライピング)構成のSSDへ置き換えられました。従来比で、読み込み速度は約48倍・書き込みは約23倍の向上(いずれも公称値)を果たしています。

X10・X20・X30全てのプランが対象となり、ひとまずは今後の新規申し込みに適用され、既存のサーバーに関しては2017年秋より順次対応していくとのことです。

容量と料金据え置きという素晴らしさ

200GBのSSDサーバーが月額900円から!

ストレージはオールSSDへ換装されつつ、なんと容量は従来と変わらず、おまけに料金も据え置きとなっています。正に、企業努力の賜物といった感じ。

あまりにも衝撃的なので目を疑いましたが、公式ページを見る限り誤植では無さそうです。

プラン一覧と利用料金

全プランのスペックと利用料金は、下の表にまとめました。いずれも税別表記で、新規契約時のみ初期費用として3,000円が上乗せされます。

X10プラン
  • 主なスペック
  • ストレージ:200GB
  • MySQLデータベース:50個
  • 利用料金
  • 3ヶ月:月額1,200円
  • 6ヶ月:月額1,100円
  • 12ヶ月:月額1,000円
  • 24ヶ月:月額950円
  • 36ヶ月:月額900円
X20プラン
  • 主なスペック
  • ストレージ:300GB
  • MySQLデータベース:70個
  • 利用料金
  • 3ヶ月:月額2,400円
  • 6ヶ月:月額2,200円
  • 12ヶ月:月額2,000円
  • 24ヶ月:月額1,900円
  • 36ヶ月:月額1,800円
X30プラン
  • 主なスペック
  • ストレージ:400GB
  • MySQLデータベース:70個
  • 利用料金
  • 3ヶ月:月額4,800円
  • 6ヶ月:月額4,400円
  • 12ヶ月:月額4,000円
  • 24ヶ月:月額3,800円
  • 36ヶ月:月額3,600円

最もコスパの良いX10プランは、ディスク容量が200GBと大容量でありながら、月額900円(3年契約)〜1,200円(3ヶ月契約)というリーズナブルなお値段。これからブログを始める方でも、尻込みせずに使い始められそうです。

サーバーのスペックやプランの仕様など、更に詳しい情報はエックスサーバーの公式ページをご覧ください。

他のSSDサーバーを凌ぐ、トップクラスのコストパフォーマンス

パソコンの知識に長けた方ならご存知のことと思いますが、SSDはHDDよりも容量あたりの値段が高価なため、他のSSDサーバーはせいぜい数十GBで、料金も割高。

それらに比べると、SSD化されたエックスサーバーは業界内でもトップクラスのコストパフォーマンスを誇り、現状、これに太刀打ちできるサービスは思い付きません。

論より証拠というわけで、他社と比較してみます。

まずはWADAXさん↓ こちらのTypePは150GBで月3千円以上に対し、X10プラン(200GB)はその3分の1。

次にmixhostさん↓ 最も高価なビジネスプランでさえも60GBなのに対し、X10プランはお値段4分の1でありながら3倍以上の容量。

そして、当ブログで用いているwpXレンタルサーバー↓  料金同じなのに容量6分の1とは…うーむ、なんてことだ…。運営さん、こちらの増強もお願いしますよ?

速度はエックスサーバー = wpX!? 地位が揺らぎ始めたwpX

エックスサーバーを選ぶ方が多い中、なぜ筆者は「wpXレンタルサーバー」使ってきたのか。それは、ハードディスクよりも転送速度が勝る「SSD」(ソリッドステートドライブ)をストレージとして採用している、というのが最大の理由。

以前は「さくらのレンタルサーバ」を利用していましたが、wpXへ乗り換えたことによりページの表示速度が劇的に速くなったため、SSDの威力をまじまじと体感しました。

しかし、今回のエックスサーバーオールSSD化を受け、wpXの地位とユーザーの気持ちが揺らいだことも事実。wpXは「WordPressを快適に動かせる」を売りとし、その一環としてSSDを導入していますが、今回のアップグレードによってエックスサーバーもwpX並の速度を手に入れたことになります。

また先ほども書いたとおり、容量においてもwpXは明らかに引けを取る上に、料金はエックスサーバーX10プランと変わりません。

幸い、wpXには、WordPressのインストール作業や各種設定をより手軽にする独自の機能が盛り込まれており、これは大きな武器となり得るはずです。今後は、開いたスペック差を取り戻しつつ、エックスサーバーにはない「WordPressの敷居を低くする」管理機能を全面に推し出して差別化を図るべきだと思いました。

エックスサーバーとwpXの違いは?

オールマイティーに対応できるエックスサーバー

エックスサーバーの構造は一般的なレンタルサーバーそのもので、静的なHTMLページやWordPress、更には自作CMSなんてものまで、オールマイティーに対応します。

WordPressはもちろんのこと、その他幅広い用途でも使いたいなら、SSDへ進化した「エックスサーバー」が最有力候補となりそうです。

WordPressのインストール・管理をより手軽にこなせるwpX

対する「wpXレンタルサーバー」には、WordPressのインストール作業や管理をより手軽にこなせる機能が多く備わっており、謳い文句どおり「WordPressに最適化した」サーバーです。面倒な作業をできるだけ省き、よりお手軽にWordPressを始めたいという方は、wpXを選ぶと良いでしょう。

また、大規模WordPressサイトを単体で運営したいという方は、サイトの規模に応じてプランを変えられる「wpXクラウド」も視野に入れてみては如何でしょう。

エックスサーバーX10とwpXレンタルサーバーの料金は同じだが、初期費はwpXのほうが割高

エックスサーバーのX10(スタンダード)プランと、wpXレンタルサーバーの利用料金は同じで、一ヶ月あたり1,000円ほど。

しかし、初期費用に関しては、エックスサーバーが3,000円に対してwpXレンタルサーバーは5,000円と割高なので、この点は納得出来ません。

ちなみに、wpXクラウドは全プラン(グレード)において初期費用無しとなっており、直ぐに使い始めることが出来ます。

10日間の無料お試し有り。筆者も早速登録しました

エックスサーバーでは、全プランにおいて10日間の無料お試し期間を設けており、支払い前に使い勝手を確かめられます。

SSD化したというニュースをキャッチした今日、「これは試すしか無い!」という訳で、筆者も飛び入りで登録しました。実は、自作CMSを導入した大規模サイトを密かに作り始めていた矢先の出来事だったので、正に神からのお告げといった感じ(笑)

おまけ:ドメインのプレゼントキャンペーンも有り!

そうそう、今月7月31日18:00までの期間限定で、「ドメインプレゼントキャンペーン」も実施されており、こちらも要チェックですよ!

期間内にサーバーを契約すると、.com/.net/.org/.biz/.infoのいずれかのドメイン1つが無料で取得できるので、これも含めてちょうどよいタイミングで契約出来ました。

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