Xiaomi Mi8 Lite(青春版)登場。SDM660と良質カメラ搭載で2万円台
- 2018-09-23
- 2018-10-02
先日リリースされた「Mi8 Pro」と同時に、廉価版の「小米8 青春版」(Mi8 Lite)もリリースされ、Geekbuying.comでは早速予約販売が始まってます。あ、「青春版」というのは「学生でも手を出しやすい価格」という意味で、オジサン・オバチャンが手にしてもなんの問題ありませんよ(笑)
無印版Mi8が2,699人民元 = 約4.4万円~に対し、今回のMi8 Liteは1,399人民元 = 約2.3万円~と実に半額程度。しかし、良いものを安く提供するいつもの姿勢は崩さず、実用的な性能を有するSnapdragon 660 AIEチップに加え、上位機種と同じイメージセンサー採用のデュアルカメラ、AI美白エフェクトに対応する自撮りカメラなどなど、明らかにお値段以上のクオリティです。
目次
Xiaomi Mi8 Liteのスペック・対応周波数帯
OS | Android / MIUI 10 (中国版は日本語非対応) |
---|---|
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 660 AIE 14nm FinFETプロセス CPU:4x 2.2GHz + 4x 1.8GHz オクタコア GPU:Adreno 512 @650MHz |
ストレージ | 64GBまたは128GB |
メモリ | 4GBまたは6GB |
ディスプレイ | 6.26インチ 液晶ディスプレイ 2,280 x 1,080ピクセル ピクセル密度403ppi |
内側カメラ | 2,400万画素 1.8μm (IMX576センサー) |
外側カメラ | メイン:1,200万画素 f/1.9 (IMX363センサー) + サブ:500万画素 (S5K5E8センサー) |
バッテリー容量 | 3,350mAh QuickCharge 3.0対応 |
拡張 | USB Type-C x1 |
SDカード | 非対応 |
センサー | GPS、A-GPS、GLONASS、BeiDou、電子コンパス、加速度、環境光、近接センサー、ジャイロ、指紋認証センサー |
SIMカード | Nano-SIM x2 |
幅 x 厚さ x 高さ | 75.8 x 7.5 x 156.4mm |
本体重量 | 169g |
カラー | 深空灰(ブラック)、梦幻蓝(ブルー+パープルのグラデーション)、暮光金(イエロー+レッドのグラデーション) |
対応周波数帯は以下のとおり↓ 無印版Mi8やMi8 Proよりも少なくなっています。
- GSM:850, 900, 1800, 1900MHz
- CDMA:1X/EVDO BC0
- WCDMA:B1, 2, 5, 8
- TD-SCDMA:B34, 39
- FDD-LTE:B1, 3, 5, 7, 8
- TDD-LTE:B34, 38, 39, 40, 41
デザインはMi8ベースで、よりパンチの効いた色合い
ボディのデザインは無印版Mi8をベースにしていて、前面と背面はガラスコーティングされていて、フレームは金属製。全体的に丸みを帯びたフォルム、背面に備えられた丸い指紋認証センサー、それにボタン配置もMi8と瓜二つ。
ディスプレイはMi8よりもわずかに縦長な2,280 x 1,080ピクセルで、 アスペクト比はMi MIX 2Sよりも更に縦に長い19:9。画面上部にあるノッチ(切り欠け)もMi8から受け継いでいますが、顔認証のための赤外線センサーは省かれているため、iPhone XSやMi8よりかはノッチ控えめです。
カラーバリエーションは、真っ黒な「深空灰」、ブルーとパープルのグラデーション「梦幻蓝」、イエローとレッドのグラデ「暮光金」の3色展開。Mi8よりもパンチの効いた仕上がりとなっています。
廉価版ながら、上位機種並の良質カメラを搭載
若者向けモデルということで、カメラ、特に自撮りカメラに関しては他の廉価モデルよりも力が入ってます。
フロント(自撮り)カメラには、2,400万画素のソニーIMX576イメージセンサーを採用。4ピクセルを1ピクセルへ束ねて1.8μm相当のセンサーとして活用する「4-in-1 pixel binning」技術により、暗所での受光量をアップさせ、より明るくノイズの少ない自撮りが可能としています。
上位機種譲りのAI美白エフェクトも備わっていて、髪や眉やまつげといった個々のパーツを認識し、適したチューニングが施されるとのこと。また、顔の輪郭を認識することで、シングルカメラながら背景をぼかすことも可能。
反対側の背面カメラは、メイン1,200万画素 + サブ500万画素のデュアルレンズカメラ。メイン側にはMi8やMi MIX 2Sと同じソニーIMX363センサーが組み込まれていて、1.4μmというラージピクセルと、全画素において位相差フォーカスが働く「デュアルピクセルAF」が魅力。ただし、光学手ブレ補正は備わっていないため、暗所撮影にはそれほど期待できません。
内部スペックもかなり充実
Snapdragon 660 AIEチップ
SoCとしてはQualcommのミドルレンジチップ「Snapdragon 660 AIE」を搭載しています。
CPUは2.2GHzの高性能コア4基と1.8GHzの高効率コア4基から成るオクタコア。グラフィックはAdreno 512です。
同社のスマホでは「Mi A2」や「Mi Note 3」、他社では「OPPO R15 Pro」や「BlackBerry KEY2」などにも採用されているチップで、Antutu Benchmark v7の総合スコアは13万~14万点。SDM845搭載するMi8やMi MIX 2Sは約27万点をマークするので、性能差がそのまま価格にも反映されたかたち。
- CPUスコア
- GPUスコア
- UXスコア
- MEMスコア
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Apple iPhone XS MaxApple A12 Bionic356332
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Xiaomi Mi8Snapdragon 845270179
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Xiaomi Mi MIX 2S (6GB RAM)Snapdragon 845270138
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Samsung Galaxy Note9Samsung Exynos 9810240622
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Xiaomi Mi6Snapdragon 835209386
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Apple iPhone XApple A11 Bionic202949
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Elephone U ProSnapdragon 660141339
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Xiaomi MiA2 (Mi6X)Snapdragon 660130558
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Xiaomi MiA2 LiteSnapdragon 62578855
4GBまたは6GBのRAM + 64GBまたは128GBのストレージ
実行用メモリ(RAM)は4GBまたは6GBを内蔵し、データを保管するストレージは64GBまたは128GB。メモリラインナップと価格は以下のとおり↓
- 4GB RAM + 64GB ROM:1,399元 = 約2.3万円
- 6GB RAM + 64GB ROM:1,699元 = 約2.8万円
- 6GB RAM + 128GB ROM:1,999元 = 約3.3万円
QuickCharge 3.0による急速充電に対応
Qualcommの急速充電テクノロジー「QuickCharge 3.0」をサポートしていますが、同梱されるのは5V/2Aの標準的なUSB充電器とのこと。(Snapdragon 660チップということで、USB-PDにも対応している可能性大)
バッテリー容量は3,350mAhで、ゲームをしなければ丸一日は使えそうです。
早くもGeekbuying.comにてプリオーダー開始
日本発送対応の海外通販サイトGeekbuying.comでは、早くもプリオーダーの受付が始まっています。
初売り価格は、4GB + 64GBモデルが249.99ドル、6GB + 64GBモデルが299.99ドル、6GB + 128GBモデルが389.99ドル。定価の2~3割増しといったところですが、それでもSDM660搭載機としては安いほう。
気になる方は下のリンクから販売ページをチェック↓
- 4GB RAM + 64GB ROM
:249.99ドル
- 6GB RAM + 64GB ROM
:299.99ドル - 6GB RAM + 128GB ROM
:389.99ドル