レビュー

Xiaomi Mi6 ベンチマークテスト&電池持ち検証。Mi5sとの比較も有り

  • 2017-07-04
  • 2017-11-02
9/10
  • 確実に性能が底上げされた「Snapdragon 835」搭載
  • 電池持ちがMi5sよりも伸びた
  • SSD並に高速なUFSストレージ搭載
  • Mi5sよりも発熱は大きくなった

先月の中旬頃、中国Xiaomiが開発した最新の高性能スマートフォン「Mi6」の実機レビューを行いまして、この記事はその続編です。

前回の記事:「噂の最強スマホXiaomi Mi6実機レビュー!性能や外観、使い心地など

Mi6の外観や使い勝手などに関しては前回の記事にてお届けしましたが、その後ベンチマーク計測や電池持ちの検証などを行いましたので、今回はそれらの結果報告を交えながらテクニカルな部分に迫っていきます。

また、旧世代のXiaomi Mi5sもちょうど手元にありますので、パフォーマンスの伸び具合にも着目しました。

Xiaomi Mi6

Snapdragon 835搭載Mi6の各種ベンチマークスコア

それではまず、Xiaomi Mi6の性能を把握しやすくすべく、ベンチマークスコアを見ていきます。

今回は、処理性能を測る3種のベンチマークテストに加え、ストレージの速度測定も実施。また、時々のバラツキを補正するため、3回連続で測定してみました。

Antutu Benchmark

初めは、毎回お馴染みのAntutu Benchmarkで、バージョンは最新の6.2.7です。

初回のスコアは178,455点を記録しましたが、その後2回はそれよりも1万点以上スコアが落ち込み、平均値は168,015点となりました。スコアの大部分を支えるのが3Dの処理能力で、3Dスコアは7万点前後を記録、これはiPhone 7よりも3〜4割ほど高いスコアです。

Geekbench 4

プロセッサ周りの性能を測るGeekbench 4のスコアもなかなかのもので、3回の平均値はシングルコアスコアが1,927点、マルチコアスコアが6,299点となりました。

3D Mark

グラフィック能力を測る3D Markも実施し、Sling Shot Extremeを3回連続して走らせた平均スコアは2,799点。過去レビューしたSnapdragon 821搭載機(OnePlus 3TやMi5s、Mi Note 2など)はいずれも2,000点前半をマークしていたので、大幅に向上しています。

ストレージの速度を「AndroBench」で計測

前回の記事でもご紹介しましたが、Mi6ではデータを保管するストレージとして「UFS」という規格を採用しています。今ある大方のスマートフォンはeMMCですが、UFSはその倍近い転送速度で、パソコンに搭載されるSSDにも匹敵するほどです。

「AndroBench」という、スマホに内蔵されているストレージの速度を測れるアプリがあるので、それを用いて調べてみました。

結果からいうと、筆者が手にした実機にはUFSバージョン2.1のストレージが載っており、シーケンシャル読み込みでは700MB/s手前を記録したほか、ランダムアクセスにおいてもSSD並の速度を叩き出しています。

ただし、Xiaomiの公式サイトでは「UFS搭載」との表記に留まっているため、UFS 2.1と2.0が混在している可能性は十分ありえます。今回の結果は参考程度にお留めください。

駆動時間は約10時間。Mi5sよりも伸びている

処理性能と同じくらい重要な電池の持ち具合ですが、バッテリーベンチマークを実施したところ、旧世代Mi5sよりも2時間ほど駆動時間が伸びていることが分かりました。

測定に用いたのは、ベンチマークアプリ「PCMark」に備わる「Work 2.0 battery life」という機能。Webブラウジングや写真編集などの作業がひたすら自動で繰り返され、日常的な用途で使ったときの駆動時間を正確に調べられます。

結果、残量100%から20%に至るまで10時間22分持ち、Mi5sと比べると2時間近く伸びています。従来よりもバッテリー容量が僅かに増えたことだけでなく、SoCであるSnapdragon 835の省電力化が目に見えるかたちで現れていますね。

Huawei Mate 9やXiaomi Mi Note 2は約9時間、OnePlus 3Tは7時間ほどだったので、スマホ全体の中でも割りかし長持ちな部類ですね。

旧世代のMi5sと比較

ベンチマークスコアは確実に底上げ

ここまでご紹介したベンチマーク結果をMi5sと比較し、以下のグラフにまとめてみました。その全てにおいて、パフォーマンスが底上げされており、後継機としては順当進化と言えそうです。

発熱は大きくなっている

パフォーマンス面では文句なしのMi6ですが、3DゲームやYouTubeの360度動画などCPU・GPUに大きな負荷の掛かる場面では、本体背面デュアルカメラ付近の発熱がやや気になります。

CPUの温度を測れる「CPU Temp」というアプリを用いて、Antutu Benchmark動作中の温度をチェック。いずれもケースを外した状態で同時に測ったため、条件の差はほぼありません。

結果、Mi5sでは最大37度に留まっているのに対し、Mi6では11度も高い48度に達していたので、新たに施された防滴処理が少なからず影響していると見られます。

とはいっても、熱くて触れなくなったり、処理落ちが目立つなどの不具合は無いため、今のところ大きな減点対象にはしていません。

発熱といえば…最近、筆者のiPhone 7がふとした時にやたら熱くなる(背面カメラの下あたり)ので、改善策を模索中です…。

【解決済み】スリープ時の電池消耗が激しい問題

前回の記事を書いて間もなくした頃、「スリープ時(画面消灯)にも関わらず勢い良く電池が消耗され続ける」という奇妙なトラブルに出くわし、数日間かけてなんとか解決しました。

他のブロガーさんたちによるレビュー記事も一通り読みましたが、この現象に関する情報は見当たらず。手にした実機に限った問題かと思いきや、つい先日同様の悩みを抱えた読者さんよりコメントを頂きましたので、その時のやり取りを引用します。

頂いたコメント↓

私も数日ほど前からMi6を使い始めたのですが、液晶消灯時の電池消耗が速くて、普通に使っているときとほぼ同じくらいのペースで無くなってしまいます。他の方の記事も読んでみましたが、有力な情報が見つかりません。管理人さんはいかがでしょう?

↑に対する筆者の返信↓

様々な設定をいじったので、コレと言って確かな解決策は見出だせていません。
ただ、以下の3点を行ったところ、スリープ時の消耗はピタリと止まりましたので、ぜひ試してみて下さい。
1. Googleアカウントの同期をGmailのみに(効果薄)
2. 設定アプリからAdditional settings→Location Mode→Privacy→Locationと進み、「Location Mode」の項目を「Device Only」へ変更
3. Wi-Fi設定を一度リセットし、アクセスポイントを5GHzから2.4GHzへ変更

上記の中でも、特に効果が大きかったのは2番目の位置情報絡みの設定と、3つ目のWi-Fi設定です。もし同様のトラブルに悩まれている方がおられましたら、一度試してみてください。

総評と販売状況

Mi5sよりも確実にスペックが底上げされ、さらなる快適動作を実現したMi6。発熱はやや気になるものの、パワフルなスペックはそれを打ち消してくれるほど魅力的なので、現状ではとても満足しています。

ただ、イヤホンジャックが無かったり、本体の重量がやや増したりと、欠点が無いといえば嘘になりますね。作りそのものへ不満は「OnePlus 5」が解消してくれそうなので、こちらも大変興味ありますが、以前レビューしたOnePlus 3Tは電池持ちがイマイチだったので、結局Mi6に落ち着くのかなと。

現在、Xiaomi Mi6はGearBestやGeekbuyingなどの中華系通販サイトで販売されており、今回ご紹介した64GBモデルなら4万円後半〜5万円あたりで購入できます。Androidトップクラスの性能がこの価格で手に入るという、抜群なコストパフォーマンスこそ決め手と言えますね。

下に各業者へのリンクをまとめましたので、気になる方はチェックしてみて下さい↓

Xiaomi Mi6

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後日談:結局、OnePlus 5に乗り換えてしまったという話

【2017年8月30日追記】後日、バッテリー持ちが最大の懸念であるOnePlus 5を購入しましたが、いざ使い始めると思いのほか電池の持ちが良かったのです…。

イヤホンジャックや本体重量など、Mi6に抱いていた不満も見事解消してくれたので、今ではすっかりメインスマホとして定着してしまいました。ここまでレビューしておいてなんですが、もし「Mi6とOnePlus 5、どちらが良いの?」と聞かれれば、筆者は間違いなくOnePlus 5!と答えるでしょう。

レビュー記事へのリンクを下に貼っておきますので、興味のある方はそちらもどうぞ↓

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