Xiaomi Mi6はスナドラ835搭載で2月登場!?ワクワクが止まらない
- 2017-01-28
- 2017-10-16
中国のスマホメーカー「Xiaomi」(シャオミ)は、これまで”Mi”ブランドを中心とした多くのスマートフォンを発売してきましたが、その新たなフラッグシップモデルがそろそろ登場するのではとの噂が出回り、徐々に期待感が高まっています。
登場すると見られるのは、フラッグシップMi5やMi5sの後継にあたる「Mi6」で、一番の目玉はQualcommの最新8コアSoC「Snapdragon 835」の搭載です。その他にも、メモリの増量やストレージの高速化など、スペック面では大幅な進化を遂げると予想されています。
Mi6はいつ発表されるのか、非常に気になるところではありますが、2月上旬〜3月頃にその全貌が明らかになるとの見方が強まっています。中には「2月6日にXiaomiがスペシャルイベントを開き、その中でMi6を発表する」との情報も浮上しており、もしそうなればMi6は世界で初めてSnapdragon 835を採用したスマホとなりそうです。さて、どうなるでしょう…。
※記事はあくまでも噂やリーク情報をまとめたものです。断定的な要素は何一つありませんので、ご承知の上お読み下さい。
目次
2月6日:GearBest内にMi6の製品ページを発見!
【2017年2月6日追記】海外のガジェットECサイト「GearBest」(ギアベスト)でXiaomi製品を探していたところ、なんと驚いたことに「Xiaomi Mi6」なるスマホが顔を見せていました。まだ正式発表もされていないので、フライングでしょうか…!?
あくまでもページの公開のみに留まっており、当然のことながら販売はされていません。ですが、ページの「Arrival Notice」からご自身のメールアドレスを登録すれば入荷をメールで知らせてくれるようなので、気になる方はチェックしてみて下さい。
下のリンクからXiaomi Mi6の製品ページへ飛べます。
Xiaomi Mi6は3モデル展開になるかも
どうやら、Xiaomi Mi6と一言にいっても登場するのは1モデルだけでなく、スペック面で差別化を図った3モデルが一気に発表されるとの予測が有力視されています。海外のIT系ニュースメディア「Phone Arena」の記事によれば、各モデルの名称とスペック、価格は以下のようになるのだとか…。
ソース:These are the rumored specs and working titles for Xiaomi’s three Mi 6 variants
下位版:Xiaomi Mi6 Youth
- SoC:MediaTek Helio X30 10コア
- メモリ:4GB
- ストレージ:64GB
- ディスプレイ:1,920 x 1,080 FHD解像度 液晶ディスプレイ
- 価格:1,999人民元 = 約3.3万円
中位版:Xiaomi Mi6 Standard
- SoC:Qualcomm Snapdragon 835 8コア
- メモリ:4GB
- ストレージ:128GB
- ディスプレイ:2,560 x 1,440 WQHD解像度 OLEDディスプレイ
- 価格:2,499人民元 = 約4.2万円
上位版:Xiaomi Mi6 Premier
- SoC:QualcommSnapdragon 835 8コア
- メモリ:6GB
- ストレージ:256GB
- ディスプレイ:2,560 x 1,440 WQHD解像度 OLEDディスプレイ 左右側面カーブあり
- 価格:2,999人民元 = 約5万円
Helio X30やSnapdragon 835の搭載が楽しみ
スペックの向上はMi6の一番の目玉と思われますが、情報が十分に出揃っていないため確実ではありません。
もし、3モデル展開になるとすれば、下位版ではMediaTekのHelio X30が、中位版と上位版ではQualcomm Snapdragon 835が採用されると言われています。どちらのSoCとも搭載するスマホがまだ誕生していないだけに、供給のタイミングと上手く噛み合って早いうちにMi6が発表されれば、相当なインパクトを与える新機種となりそうですね。
Qualcomm Snapdragon 835
Snapdragon 835は、10nm FinFETプロセスで開発された8コアSoCで、旧型にあたる4コアSoCのSnapdragon 820よりも25%省電力化しつつ性能は20%向上しています。今年早々に米ラスベガスにて開催されたCES 2017では、おそらく一番の注目を集めた存在ではないでしょうか。
今はまだiPhone 7のA10 Fusionチップに引けを取っているSnapdragonですが、より強化されたSnapdragon 835なら対等に戦えるパワーを持っているでしょう。
Mi6に限らず、Snapdragon 835搭載端末の販売スケジュールは、サムスン側の製造状況と提供状況に大きく左右されることになります。当然サムスン側としては、自社の新スマホ「Galaxy S8」への搭載を優先させたい思惑があり、他のスマホメーカーへチップが十分に供給されない可能性も十分あり得ますね。
MediaTek Helio X30
次にHelio X30に関してです。こちらも同じく10nmプロセスになりますが、コアはSnapdragon 835よりも多い10コアとなります。性能はSnapdragon 820や821あたりに匹敵するとされ、Snapdragonには敵わないものの以前よりも随分とスペックアップしているなという印象です。
全てのモデルの背面にはデュアルカメラが備えられる!?
これまたダイナミックな予想ですが、Mi6の全モデルの本体背面にはデュアルカメラが取り付けられるようです。デュアルカメラそのものはMi5s PlusやRedmi Proで既に採用済みですが、Mi6では2,000万画素の高解像度カメラを2つ備えるとされており、もしそうなればカメラ性能が大幅に強化されそうです。
Mi5sではGoogle Pixelと同じソニーのIMX378イメージセンサーを採用し、カメラの画質はなかなかものでした。Mi6では、それよりもさらに画質が良くなるとの事なので、筆者としてはかなり楽しみです。
Mi5sのカメラレビュー記事:Xiaomi Mi5sのIMX378搭載バックカメラで試し撮りしてみた
また、フロントカメラも2眼になるという、実に面白い予想まで挙がっています。
WQHD解像度のOLEDディスプレイ採用!?上位版ではデュアルカーブの可能性
Mi6の中位版と上位版では、OLEDすなわち有機ELのディスプレイを採用すると言われています。また、解像度はFHD(1,920 x 1,080)よりも8割ほど大きいWQHD(2,560 x 1,440)にアップグレードされ、ピクセル密度もかなり細かくなるとのこと。Mi5s Plusのような大画面モデルが出るとすれば、解像度アップには賛成ですね。
更には、上位版Mi6ではGalaxy Edgeシリーズのような左右側面のデュアルカーブが設けられるとの話も浮上しており、これが本当ならば筐体デザインもガラッと変わりそうです。