スナドラ821搭載Xiaomi Mi5sの実力は?ベンチマークや電池持ち
- 2016-11-18
- 2017-10-26
先日GearBest様よりXiaomi Mi5sの実機を提供頂いて、使い始めてから早くも1週間が経とうとしています。以前投稿したレビュー記事では、開封の様子と機能の紹介までに留まりましたが、今回は更に踏み入った内容になります。
おそらく皆さん気になるのが、ハイスペックなSoC「Snapdragon 821」を搭載したMi5sの性能面での実力。ベンチマークの測定結果と電池の持ちについて詳しくまとめましたので、ご購入前の参考にして頂ければ幸いです。
また、前回の「Xiaomi Mi5s 開封レビュー。3万円高コスパスマホの出来栄えは…!?」もあわせてお楽しみ下さい。
今回レビュー用として「Xiaomi Mi5s」の実機をGearBest様より提供頂き、タイアップ記事となっています。ステルスマーケティングではありませんし、中立で率直なレビューを致します。
- Xiaomi Mi5sをGearBestで見る:Xiaomi Mi5s 4G Smartphone-347.14 Online Shopping| GearBest.com
目次
Xiaomi Mi5sのベンチマーク測定結果
早速ベンチマークの測定結果を載せようと思います。はい、ドン!!(下画像)
Antutu Benchmark 6.2.6
まずは定番のベンチマークソフト「Antutu Benchmark」(バージョン6.2.6)のスコアですが、結果は151,829点。流石はハイエンド機といったところです。5.7インチの上位版Mi5s PlusのスコアはMi5sよりも僅かに高い153,777点で、画面サイズ違えどほぼ同等のスペックを備えているということですね。
XiaomiはMi5s発表時に「Mi5sのAntutuスコアは、16万点を超えるぜ!」と、自慢げに公表していましたが、残念ながら16万点には届かず…。Antutuのバージョンの違いも関係しているのでしょうか?
今のところ、王者の座に輝いているのは17万点超えのiPhone 7と7 Plus。しかし、Mi5sはそれに迫るほどのスコアを叩き出し、Androidの中では間違いなくトップクラスの性能を持っています。
ベンチマークの内訳は以下のとおりです。
3Dスコア | 58,791点 |
UXスコア | 48,874点 |
CPUスコア | 33,202点 |
RAMスコア | 10,962点 |
Geekbench 4.0.3
引き続いて「Geekbench」(バージョン4.0.3)のスコアです。結果はシングルコアスコアが1,678点、マルチコアスコアが4,205点となりました。
比較対象が無いと何とも言えないので、下に現在のGeekbenchスコアランキングを掲載しました。ソースはGeekbench BrowserのAndroidとiOSのランキングページです。
先日発表されたGoogle PixelやフラッグシップスマホOnePlus 3よりもMi5sのスコアは上回りましたが、Exynos搭載版のGalaxyシリーズやApple iPhone 7/7 Plusには敵わず。それでも、モバイルノートに積まれるIntel Core Mに匹敵する性能がスマートフォンの中に収まっていることを考えると、技術の進歩を染み染みと感じさせられます。
気になるバッテリー持ちは?
Mi5sのバッテリー容量は標準的。
ハイスペックはとても魅力的ですが、どうしても気になるのが電池持ち。スマホに限らずパソコンやタブレットにも言えることですが、基本的に高性能であればあるほど、電力消費量は大きくなるものです。
今年の夏に遡りますが、筆者はXiaomi Redmi Note 3 Proを購入し、レビュー記事を書いた事があります。ミドルレンジ向けのSnapdragon 650プロセッサを搭載し、バッテリー容量は4,000mAhとなかなか大容量。予想通り電池持ちは良好で、日常的に使っていても2、3日持つことだってあります。
対し、Mi5sのバッテリー容量は3,200 mAhで、これはごく一般的なスマホと同等。そもそもサイズが5.15インチと小柄なためか、5.5インチ大型ボディのRedmi Note 3 Proよりもバッテリー容量は2割少ないのです。Redmi Note 3 Proよりもハイスペック、しかしバッテリー容量の少ないMi5s、バッテリーの持ちに関して多少の不安は感じました。
Mi5sとRedmi Note 3 Proのバッテリー減り具合を比較
大容量バッテリーを備えたRedmi Note 3 Proはちょうど良い比較対象だと思ったので、試しにYouTubeの動画を再生し続け、電池の減り具合を観察してみました。通信はWi-FiのみオンにしてBluetoothやGPSはオフ、画面の明るさは真ん中、起動アプリはYouTubeのみとし、両者とも出来るだけ同じ条件になるように設定しました。
今回、検証用としてお借りしたのは、「PERFECT SUNSET 30min」という30分の動画。水平線の彼方に日が沈む様子を、高画質なフルHD解像度で記録した美しい動画です。
PERFECT SUNSET 30min (Full HD 1080p) – YouTube
両者とも、バッテリー残量MAXの状態から検証を初めます。
Mi5sとRedmi Note 3 Pro、仲良く並べて検証開始です!
動画再生から15分が経過しました。途中経過はRedmi Note 3 Proは97%で3%しか減っていないのに対し、Mi5sは94%で6%も減っています。
動画を最後まで再生、検証開始からちょうど30分が経過しました。最終的にRedmi Note 3 Proの残量は95%で5%消耗し、Mi5sは残量92%で8%消耗しました。
検証結果はほぼ体感どおりで、大容量バッテリーを積んだRedmi Note 3 Proは明らかに電池の持ちが良く、Mi5sは一般的なスマートフォンとほぼ同等です。Mi5sは、1日持ち歩く程度であれば電池切れの心配は無さそうです。しかし、日を跨いで使うならモバイルバッテリーを持ち歩きたくなりますし、大容量バッテリー搭載のスマホに慣れていると今ひとつな印象を受けます。
性能と共に駆動時間にもこだわりを持つ方であれば、600 mAh多い3,800 mAhのバッテリーを積むMi5s Plusという選択肢もありかと思います。
Xiaomi Mi5sとMi5s Plusの販売価格
今回レビュー用として実機を提供して頂いたのは、海外製スマホを中心に多くのデジタルガジェットを販売する「GearBest」(ギアベスト)という通販業者です。サイトは英語表記ですが、日本にも発送してくれます。
Xiaomi Mi5sとMi5s Plus販売価格を下に記載します。なお、記載している価格は記事執筆時2016年11月18日現在のもので、今後変動する可能性があります。
【2017年4月9日更新】GearBestでの販売価格を最新の情報に更新しました。
おまけ:GearBestでお買い物する方法
「海外ガジェットは面白そうだけど、個人輸入には不安を感じる...」と、いまいち踏み出せない方へ。GearBestの使い方や決済方法について下の記事にまとめていますので、参考にして頂ければ幸いです↓
GearBestの解説記事↓
オンライン決済サービスPayPalの解説記事↓
こちらの記事を見て昨日すぐに購入を決めました。oneplus3Tを以前購入したのですがバッテリー持ちがなんとも言えず、同等のスペックで良いものは無いかと色々探していたのですがMi5sに決めました。
ベンチマークの結果も3Tに劣らず値段は3万円台ということが大きな決め手になりました。有難うございました。
ちなみに・・・xiaomi製品はgoogle play store(GAPP)が入ってないなどという話を聞くのですがこちらの商品もやはりプリインストールされていないのですかね?(´・ω・`)
コメントありがとうございます。至らぬ点多々あるかと思いますが、少しでも参考にして頂けたなら幸いです。
実は、近々OnePlus 3Tをレビューしようと考えているのですが、バッテリー周りには特に注目して調べてみます。
おっしゃる通り、3Tは5〜6万円に対してMi5sは3万円台で買えるので、コストパフォーマンス的にはMi5s側に軍配上がりますね。
GooglePlayストアに関してですが、確かにXiaomi製品にはGoogle関連のアプリが入っていないと聞きます。しかしGearBestで購入した場合は、Playストアを標準装備するようにショップ側が改造を施すようで、これがいわゆる「ショップROM」と呼ばれるものです。先日Xiaomi Redmi 4をGearBestより購入しましたが、これにも同じくPlayストアが標準で入っていました。
厳密には素のシステムとは言えないため賛否両論ありますが、面倒な作業無しでPlayストアを使えるので私は賛成派です。
本日、端末の届きましたぁ。社長がapple信者なだけにiphoneライクだなぁと商品ページを見ている時から思っていたのですが端末を手にして見ると本当iphoneそっくりだなぁと思いました。更に、電源を入れて気づいたのはapp drawerが無い(笑)これまたiphone仕様なのかな?と噂に色々聞いてたまんまのものでした。バッテリーが10%切ると再起動させても再起動しないで電池がありませんと赤ランプが光ったりと面白い端末なのですね。(´∀`*)ウフフ
Bootloader unlock申請をだして適当にROMやいてLTEの対応BAND増やしていこうと考えています。
余談ではありますが・・・
あれからGAPPについて色々調べてみました結果、Xiaomi端末はInternational版にはPlay Storeが予め入っている為ショップROMはインストールされないみたいです。調べ回った結果なので真偽の程は分かりませんが・・・