Xiaomi Mi Note 2の使い勝手を検証!ベンチマークとカメラ画質
- 2017-04-29
- 2017-10-27
前回の投稿から随分と間が空いてしまいましたが、Xiaomi Mi Note 2実機レビューの後編をお届けします。外観の様子やスペックなどは前回の記事『超高性能でデュアルエッジな「Xiaomi Mi Note 2」開封レビュー』をお読みいただくとして、今回はパフォーマンスの計測結果とカメラの画質について詳しくご紹介します。
先日発売された「Mi6」に性能面では負かされたMi Note 2ですが、まだまだ現役活躍できる完成度の高いスマホです。デュアルエッジや大画面に魅力を感じる方には、もってこいの一台でしょう。
Xiaomi Mi Note 2
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目次
スナドラ821に6GBメモリ!気になるベンチマーク結果は?
Mi Note 2にはQualcomm Snapdragon 821という高性能なプロセッサ(SoC)が搭載されており、最新のGalaxy S8やXiaomi Mi6には及ばないもの、それに次ぐほどパワフルです。
また、メモリはなんと6GBを内蔵し、もはやパソコン並みと言っても過言ではありませんね。複数アプリの同時起動や負荷の掛かるゲームアプリでも、弱音を吐かずサクサクと動作します。
今回は3つのベンチマークアプリを用いてMi Note 2の性能を計測、誤差を補正するため3回連続で走らせました。
Antutu Benchmark
まずはお馴染みの「Antutu Benchmark」を走らせてみました。バージョンは最新の6.2.7です。
3回の平均は141837点となりましたが、1回目に比べ3回目は1万点以上落ち込んでいます。負荷が掛かると本体右上辺りがほんのり温かくなるので、おそらくCPUの発熱によるスコア低下でしょう。
スコアの内訳は以下のとおり。
3Dスコア | 58601 |
UXスコア | 46502 |
CPUスコア | 32596 |
RAMスコア | 10534 |
Geekbench
次に、CPUやメモリなどの性能を測る「Geekbench 4」です。こちらもなかなかのハイスコアで、シングルコアが1795点、マルチコアが4111点となりました。
3DMark
最後に、グラフィックの処理性能を測る「3DMark」です。平均スコアは2085点となりました。
バッテリーは4070mAhと大容量。持ち具合は普通
本体の大きさもさることながら、Mi Note 2のバッテリーは4,070mAhとスマホにしてはかなり大容量。しかし、「ハイスタミナスマホ」の部類に入るかといえばそうでもなく、実際の持ち具合は一般的なスマホと同等です。
PCMarkのWork 2.0 battery lifeで計測したところ、残量100%から20%に至るまで8時間52分掛かりました。Huawei novaやUMi Plueと同じくらいで、実用上では問題ない持ち具合です。
また、Qualcommの急速充電規格「QuickCharge 3.0」に対応しており、対応する機器を使えば速やかに充電できます。実際に試したところ、約50分で残量18%から80%まで充電できました。電流を測るアプリ「Ampere」では、規定どおり3,000mAと表示されています。
そして、皆さん気になるであろう充電時の発熱ですが、背面全体がにわかに温まる程度で、充電しながら使っていても特に気になりませんでした。
背面のカメラは解像感がハンパない
最後に、背面のカメラテストを実施しました。
静止画
Mi Note 2の背面には、ソニー製のIMX318センサー採用のカメラが搭載されており、2,256万画素の高解像度な静止画を撮影できます。
下の写真をクリックすると別ウィンドウにて原寸大表示できますが、容量が10MBを超えるものもありますのでご注意ください。
HDR撮影
HDR撮影も試してみました。劇的な変化は見られませんが、明度の補正が掛かってより実物に近い写真に仕上がっています。
動画は最大4K。3軸手ぶれ補正にも対応
標準設定ではフルHDですが、更に高解像度な4K(3,840 x 2,160)にも対応しています。しかし、カメラアプリでの設定方法が分かりにくく、動画モードへ切り替え → Modes → 画面端の設定アイコン → Video qualityと手間が掛かるのは残念。
また、動画撮影時は3軸電子式が働きます。歩きながら撮影するとその効果を実感できますが、iPhone 7ほどヌルヌルではありません。
Mi Note 2で撮影した4K動画をYouTubeへアップしましたので、下に貼り付けておきます。
Xiaomi Mi Note 2の販売価格と購入方法
最後に、Xiaomi Mi Note 2の販売価格と購入方法についてご紹介します。
筆者は中国のECサイト「GearBest」(ギアベスト)より個人輸入しました。ちょうど割引クーポンコードが配布されていたので、それを利用してお値段は約6.4万円。記事執筆現在は更に安くなっており、下位版は4.4万円、対応周波数帯の多いグローバル版は6.3万円で買えます。
「中華スマホ」と聞くと、2〜3万円の低価格モデルを思い浮かべがちですが、このMi Note 2は5〜6万円と高価。しかし、品質・性能共にお値段相応のクオリティで、プレミアムな機種を欲する方にはおすすめの一台です。
各通販サイトでの販売価格は以下のとおりです。購入される方は、各業者の円レートやキャンペーン情報等をチェックして頂き、よりお得な方法を選んで下さい。
リンクをクリックすると、各販売ページへ飛びます。

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