レビュー

Mi MIX 2Sの性能レビュー:ゲーミング/発熱/電池持ち/充電時間など

  • 2018-06-19
  • 2018-06-19

Xiaomi Mi MIX 2Sを使い初めてから二週間ほど経ちました。本体外観やカメラ画質、ソフトウェアや通信面などなど、総合的なレビューは以前投稿した記事をお読みいただくとして、今回の記事では、性能やバッテリーといったパフォーマンス面にフォーカスしたレビューをお届けします。

各種ベンチマーク結果、ゲーミングにおけるレスポンスや発熱、それに電池持ちや充電時間などなど、徹底的に調べてみました。ご購入前の参考にしていただければ幸いです。

Xiaomi Mi MIX 2S

各種ベンチマーク結果

では、毎回恒例のベンチマーク測定から。今回は、Antutu Benchmarkの現行バージョンv7と旧バージョンのv6、Geekbench 4、そしてAndroBenchを試しました。AntutuとGeekbenchに関しては、発熱によるスコアのばらつきを見るため、それぞれ3回連続走らせました。

Antutu Benchmark v7

まずは皆さんお馴染みのAntutu Benchmark、その現行バージョンv7です。

1回目の総合スコアはなんと27万点を叩き出し、SDM835搭載の旧Mi MIX 2から約7万点 = 約35%もスコアアップ。CPUスコアもさることながら、GPUスコアが大幅アップしてます。

しかし発熱の影響を受けたためか、2回目は4万点以上落ち込み、3回目は20万点を切ってしまいました。落ち込みが顕著なのはCPUスコアで、それに伴って動作速度を示すUXスコアも落ち込んでいます。

  • CPUスコア
  • GPUスコア
  • UXスコア
  • MEMスコア
  • OnePlus 6 (8GB RAM)Snapdragon 845
    289018
  • Xiaomi Mi MIX 2S (6GB RAM)Snapdragon 845
    270138
  • OnePlus 5T (8GB RAM)Snapdragon 835
    214590
  • Xiaomi Mi6Snapdragon 835
    209386
  • Xiaomi Mi MIX 2 (6GB RAM)Snapdragon 835
    207256
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    206033
  • Apple iPhone XApple A11 Bionic
    202949
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    141339
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659
    88782
  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625
    76427

Antutu Benchmark v6

一応、旧バージョンのAntutu v6も測定しました。

こちらも同じく発熱のためか徐々にスコアが落ち込み、1回目は21万点台を記録しましたが、その後19.3万点→19万点と推移。

  • 3Dスコア
  • UXスコア
  • CPUスコア
  • RAMスコア
  • Apple iPhone XApple A11 Bionic
    211072
  • Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845
    211063
  • OnePlus 5T (8GB RAM)Snapdragon 835
    187131
  • Xiaomi Mi6Snapdragon 835
    178455
  • Xiaomi Mi MIX 2 (6GB RAM)Snapdragon 835
    177405
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    175829
  • Xiaomi Mi5s (3GB RAM)Snapdragon 821
    151829
  • Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960
    136192
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    117533
  • Vernee ApolloMediaTek Helio X25
    92217
  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625
    60777

Geekbench 4

CPUの処理能力を測る「Geekbench 4」は、3回走らせても極めて安定しており、むしろ回を重ねるごと僅かにスコアアップしてます。1コアあたりの処理性能を表すシングルスコアは2,400点前後で、マルチコアスコアは約8,800点をマーク。

Mi MIX 2から2,000点以上ものスコアアップで、マルチ1万点のiPhone Xとの差をグッと縮める結果となりました。

  • マルチコアスコア
  • シングルコアスコア
  • Apple iPhone XApple A11 Bionic
    10167 4193
  • Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845
    8894 2425
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    6781 1891
  • Xiaomi Mi MIX 2Snapdragon 835
    6674 1938
  • Xiaomi Mi6Snapdragon 835
    6619 1925
  • Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960
    6258 1928
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    5831 1630
  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625
    4282 867
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659
    3747 940
  • MAZE AlphaMediaTek Helio P25
    3140 796

AndroBench(ストレージ速度)

ストレージの転送速度を測るべく、「AndroBench」をテスト。

Mi MIX 2Sは「UFS 2.1」という超高速なストレージ規格を採用しており、シーケンシャル読み込みは739MB/s、書き込みは205MB/sを叩き出しました。読み込み速度に関してはパソコンのSATA SSDよりも高速で、ランダム読み書きもSSDに匹敵します。

ゲームプレイの快適性と発熱検証

デレステ

Playストアのリズムゲーム部門売上げランキングで第2位を誇る(1位はバンドリ)、アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ←長いので「デレステ」。グラフィックの処理能力のみならず、タッチ精度やディスプレイの応答速度も求められるシビアなゲームなので、ある種のベンチマークとしても最適です。

Masterを数曲プレイしてみましたが、タップの遅れやフリック抜けは一切起こらず、かなり素直に判定される印象です。Kirinチップ搭載のHuawei機の場合、GPUとデレステの相性がよろしくないためか、ノーツの多い場面で判定が不安定になりがちですが、スナドラ機なら心配要りません。なお、タイミング調節は+18に設定しました。

本ゲームの醍醐味である3Dのライブシーンでは、Snapdragon 845のフルパワーが発揮され、最も高負荷な「3Dリッチ」に設定しても目立ったフレーム落ち無くスムーズに動きます。実際に「Kawaii make MY day!」のMasterをプレイする様子を動画に収めました↓ (60fpsで視聴できます)

3DリッチのMVを5回連続で流し、その後のCPU温度を調べました。比較対象としてOnePlus 6(SDM845)とMi MIX 2(SDM835)でも同様の実験を行ったところ、Mi MIX 2Sは3機種中もっとも高温になり、同じSDM845搭載のOnePlus 6よりも10℃以上熱くなりました。

背面を触った時の感触はSnapdragon 821に近いかもしれません。現時点ではプレイに支障をきたすほどではないものの、これからの暑い季節どうなるのかちょっと心配です。

ホーム画面やコミュ、ルーム、2Dのライブシーンなどは、縦長18:9のフルスクリーン表示に対応しているものの…

3DのライブシーンおよびMVは16:9・フルHD表示で、画面左右に黒帯が出てしまいます。

ミリシタ

デレステに次いで人気のアイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ(ミリシタ)も試してみました。

こちらもSnapdragon 845に最適化済みで、いまのところ判定漏れは見受けられませんし、グラフィックに関しても申し分ありません。タップのタイミングは「0」に設定されており、そのまま問題なく遊べました。

「Thank You!」のMillion MIXを3D高画質でプレイする様子↓ (60fpsで視聴できます)

13人ライブのMVを3D高画質で5回再生後、CPUの温度を調べてみました。こちらは3機種とも大差無い結果です。

ミリシタに関しては3D含め縦長表示にしっかり対応しており、迫力あるフルスクリーン映像で楽しめます。

PUBG Mobile

バトルロイヤル「PUBG Mobile」も、高いスペックが要求されるタイトルの一つ。

最も負荷の高いHDR画質 + ウルトラfps + アンチエイリアス有効でも、Mi MIX 2Sなら支障なくプレイできますが、終盤に差し掛かるに連れて発熱が目立ってきます。2~3戦続けて遊ぶなら、ワンランク落としたHD画質 + 高フレームが好ましいでしょう。

HDR画質 + ウルトラfps + アンチエイリアス有効でプレイしている様子↓

ポケモンGo

GPSの検証も兼ねて、近所でポケモンGoプレイしてきました。GPSの精度はかなり正確でしたし、ARモードやジャイロも問題なく動作したので、ストレスフリーで遊べます。

バッテリー駆動時間

処理性能と併せてチェックしておきたい、電池の持ち具合について。

Mi MIX 2Sは3,400mAhのバッテリーを内蔵し、旧MIX 2から1mAhたりとも増えていませんが、性能向上と共に省電力化も果たしたSDM845チップのお陰で、僅かながら駆動時間が伸びています。

ベンチマークアプリ「PCMark」のバッテリーテスト機能「Work 2.0 battery life」は、Webブラウジングや写真編集といった日常的に行なう作業を繰り返し、バッテリーの消費を計測するというもの。スペックシートからは分からないリアルな持続時間を調べられるので、毎度のレビューにおいて大変重宝しています。測定結果は9時間48分で、旧MIX 2よりも40分ほど伸びていました。

  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625
    12:16
  • Xiaomi Mi6Snapdragon 835
    10:22
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    10:00
  • Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845
    9:48
  • Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960
    9:05
  • Xiaomi Mi MIX 2Snapdragon 835
    9:03
  • OnePlus 5TSnapdragon 835
    8:58
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    8:28
  • Huawei P10 liteHiSilicon Kirin 658
    7:41
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659
    6:50
  • MAZE AlphaMediaTek Helio P25
    6:09

3つの充電方法

Mi MIX 2Sの目玉機能の一つ「ワイヤレス充電」は、我々が必ずしも求める機能ではないものの、便利なことに違いありません。

ワイヤレス充電の規格としては最もポピュラーな「Qi」(チー)を採用しているため、アマゾンなどで売られている汎用の充電器を用意すればOK。Mi MIX 2Sは最大7.5WのQi充電をサポートしているので、このような↓高出力タイプが吉。

NANAMI 2コイル搭載 スタンド機能付き Qiワイヤレス充電器

ワイヤレス充電は手間いらずな反面、充電速度が遅いというデメリットも併せ持ち、急を要する場面では「Quick Charge 3.0」が重宝します。Mi MIX 2Sに付属するQC3.0対応充電器を使えば、残量10%の窮地であっても30分待てば50%まで回復しますし、1時間半あればフル充電可能です。

QCに加えて「USB-PD」もサポート。Huawei P20 ProやGalaxy S9といった最近のAndroidスマホのみならず、MacBookやiPad Pro、それにiPhone XもPDに対応しており、汎用性に長けた充電規格です。PD対応の充電器と両端USB-Cのケーブルを用意すれば、その恩恵にあやかれます↓

dodocool 60W 6ポートUSB-PD対応充電器 DA124

Anker PowerLine II 3.1(Gen2)

それぞれの充電速度はこんな感じ↓ QC 3.0とPDは共に1時間半ほどでフル充電可能で、7.5Wのワイヤレス充電だとその倍は掛かります。

Xiaomi Mi MIX 2S

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批判には誠意をもって対応致しますが、アンチはスルーします。スパムはシステムのフィルターに引っ掛かるため、確認すらしていません。スパムは嫌いです。

  • Agent777 より:

    Mix2sの購入を考えているところですが、OnePlus6にも惹かれます。もし管理人さんが、デレステやバンドリなど音ゲー機として購入される場合、どちらを選ばれますか?

    • pasoju より:

      音ゲーに向いているのはOnePlus 6ですね。
      性能的にはどちらも互角ですが、OnePlus 6はイヤホンジャックを有しているため、アダプタ挟む手間を省けます。音ゲーにおいては決め手となるポイントでしょう。
      なお、OnePlus 6に関しても近々レビューを投稿する予定なので、どうぞご期待ください。