レビュー

Xiaomi Mi Max 3実機レビュー:デカさも然る事ながら電池持ち凄い

  • 2018-10-24
  • 2018-10-25
9/10
  • 驚異的な電池持ち
  • 指紋が付きにくいメタルボディ
  • イヤホンジャックとMicro SDカード搭載
  • 手を出しやすい価格帯(200〜300ドル)
  • 画面のDPI設定をいじってもさほど広くならない(情報量が少ない)
  • 液晶のため黒の沈み込みがイマイチ(価格相応)

先日の記事にてご紹介したHuawei Honor Note 10に引き続き、同等サイズの特大ファブレット「Xiaomi Mi Max 3」を購入したので、実機レビューをお届けします。

今回入手したのはMi Max 3のグローバルバージョンで、6GBのRAMと128GBストレージを積む上位モデルになります。当初は在庫が豊富なブラックモデルをポチる予定でしたが、既に黒色のMi Max 2を持っているので、せっかくなら!と新色の深海蓝(ブルー)をチョイス。

Xiaomi Mi Max 3 4GB RAM + 64GB ROM Global Version

パッケージ・同梱物

前回レビューしたHonor Note 10もそうでしたが、デカスマは箱からして迫力満点。

Xiaomi Mi Max 3 パッケージ

いざ開封!輸送中の衝撃を受けて外装はところどころ潰れていますが、肝心の中身についてはノープロブレム。簡素ながらしっかりした梱包です。

Xiaomi Mi Max 3 開封

付属品はかなりシンプル。QuickCharge 3.0対応のUSB充電器にUSB-A to USB-Cケーブル、取説的な紙、それからSIMカードトレイの排出ピンが含まれていました。

Xiaomi Mi Max 3 付属品

Honor Note 10にはクリアケースが付いてきましたが、Mi Max 3の場合は同梱されないため、必要とあらば自分で探して手配する必要があります。もっとも、本体背面は指紋が目立ちにくい非光沢仕上げなので、裸体で使うというのもアリですよ。

それから保護フィルムも付いていません。(Honor Note 10は予め貼り付けられていました) 傷から守るためにも、指紋付着を防ぐためにも、PDA工房さんの非光沢フィルム「Perfect Shield Xiaomi Mi Max 3」お薦めです。

PDA工房:Perfect Shield Xiaomi Mi Max 3

ビルドクオリティはさすがXiaomi

筆者にとって人生初の中華スマホ「Redmi Note 3 Pro」を手にしたときは、「こんな高品質なスマホがこのお値段で!?」と心底驚いたものですが、あれから2年経った今では見違えるほどの成長を遂げ、たとえ安価な機種であっても抜かり無いビルドクオリティです。

癖のないデザインと心地よい手触り、端子やボタン周りの細かな処理に至るまで実に素晴らしい作り込みで、200ドル台の機種でありながら安っぽさは微塵たりとも感じません。

前面には縦2,160 x 横1,080ピクセル(アスペクト比18:9 = 2:1)の液晶ディスプレイが設けられており、大きさは対角6.9インチ。6.44インチ・フルHDのMi Max 2よりも更に大きな画面を搭載したことになりますが、画面上下のベゼルが細くなったので、ボディサイズそのものは殆ど変わっていません。

Xiaomi Mi Max 3 前面

ひっくり返して背面へ。ガラスボディのMi8にセラミックのMi MIXシリーズなどなど“光沢”のイメージが定着しつつあるMiシリーズですが、このMi Max 3はサラサラとしたメタルボディです。長時間持っていても指紋が目立ちにくいのは大変嬉しいポイントではありますが、しっかり握らないとスルッと滑り落ちてしまうので一長一短。

今回入手したのはブルーモデルで、ほかにもゴールドモデルとブラックモデルがラインナップされています。

Xiaomi Mi Max 3 背面

背面上部には丸い指紋認証センサーが取り付けられており、予め登録した指でタッチすると即座にロック解除されます。スピードも精度も文句無し。

Xiaomi Mi Max 3 背面指紋認証センサー

右側面には音量調節ボタンと電源ボタンがあり、いずれも金属製。背面左上のデュアルカメラは1mmほど出っ張っています。

Xiaomi Mi Max 3 物理ボタン

本体底面には充電およびデータ転送のためのUSB Type-C端子が設けられており、右側の穴はスピーカー、左側にあるのはマイクです。

Xiaomi Mi Max 3 底面

Honor Note 10では省かれてしまったイヤホンジャックですが、Mi Max 3はいまだ健在で、本体天面に設けられています。

Xiaomi Mi Max 3 天面

大画面は圧巻だが、得られる情報量は…

Mi Max 3の最大の売りは7インチ近い巨大なディスプレイ。下の画像は(左から)Xiaomi Mi8、Mi Max 3、Samsung Galaxy Note9、iPhone XS Maxをズラッと並べた様子で、ファブレット代名詞Galaxy Noteや“Max”冠するXS Maxでさえ小柄に思えてしまうほど。iPhone SEやXperia Compactユーザーにしてみれば未知の領域でしょう。

ただ、大切なのはその大画面の使いみち。

Honor Note 10の場合、EMUIの設定アプリを開けば表示サイズを5段階で変更でき、最もテキストが小さくなる = 表示領域が広くなる 「小」を選ぶことで情報量が格段に増えます。

このMi Max 3でも、設定アプリ→その他の設定→ユーザー補助にある「表示サイズ」を「小」へ変えることで幾分か情報量が増すものの、Honor Note 10には到底及びません。そればかりか、Galaxy Note9やiPhone XS Maxより大きな画面を有しているにも関わらず情報量では負けています。

老眼の方や小さな文字が嫌いな方にとってはむしろメリットかもしれませんが、情報量を得たいがためにこの手のファブレットを選ぶユーザーも多いはずですし、筆者もまさにそのうちの一人。ようは大画面へ対する接し方は人それぞれな訳で、使い方に応じてもっと幅広く調節できればなぁ…と思った次第です。

ちなみに、開発者向けオプションの中にある「最小幅」をいくらいじっても効きません。どうしても変えたい場合は、Mi Max 3側でUSBデバッグを許可した後にadbコマンドが使える状態のパソコンへ接続し、「adb shell settings put secure display_density_forced 値」と打ち込みましょう。

Xiaomi Mi Max 3 4GB RAM + 64GB ROM Global Version

性能は控えめだが省エネの極み!ずば抜けたバッテリーライフ

Snapdragon 636と4GB or 6GBのRAM

処理性能を握るSoC(システム・オン・チップ)としてはQualcommのミドルレンジチップ「Snapdragon 636」が搭載されており、CPUは最大1.8GHz駆動のオクタコア(8コア)、グラフィックを司るGPUはAdreno 509。Mi

実行用メモリ(RAM)は4GBまたは6GBのLPDDR4xで、ラインナップは4GB RAM + 64GB ROMと6GB RAM + 128GB ROMの2択。

ミドルハイ~ハイエンドが目立つMiシリーズの中ではわりかし控えめな構成で、どちらかといえば廉価帯Redmiシリーズに近いスペックとなっています。

Antutu Benchmark v7のスコア

お馴染みのベンチマークアプリ「Antutu Benchmark v7」で総合的なパワーを調べました。

総合スコアは12万点にはギリギリ届かぬ水準で、3回連続して走らせてみたところバラツキは殆ど生まれませんでした。CPUスコアは5.5万点前後、GPUスコアは約2.1万点、UXスコアは3.3万点前後、MEMスコアは8~9,000点。

Xiaomi Mi Max 3 Antutu Benchmark v7

他の機種と比べてみるとこんな感じ↓ Snapdragon 625積んだ旧型Mi Max 2から着実にスコアアップしていて、CPUスコアはSDM660チップやKirin 970チップと大差ない水準ですが、GPUスコアではボロ負けしていますね。ライバルのHonor Note 10は倍近いスコアを叩き出しているので、価格差がそのまま反映されているように思えます。

  • CPUスコア
  • GPUスコア
  • UXスコア
  • MEMスコア
  • Apple iPhone XS MaxApple A12 Bionic
    356332
  • Xiaomi Mi8Snapdragon 845
    270179
  • Samsung Galaxy Note9Samsung Exynos 9810
    240622
  • Huawei Honor Note 10HiSilicon Kirin 970
    210727
  • Xiaomi Mi6Snapdragon 835
    209386
  • Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960
    156852
  • Xiaomi MiA2 (Mi6X)Snapdragon 660
    130558
  • Xiaomi Mi Max 3Snapdragon 636
    119185
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659
    88782
  • Xiaomi Mi Max 2Snapdragon 625
    77564

Geekbench 4のスコア

CPUの性能を調べる「Geekbench 4」では、シングルスコアが約1,300点、マルチコアスコアは約4,800点をマークしました。

Xiaomi Mi Max 3 Geekbench 4

  • マルチコアスコア
  • シングルコアスコア
  • Apple iPhone XS MaxApple A12 Bionic
    11316 4815
  • Apple iPhone XApple A11 Bionic
    10167 4193
  • Xiaomi Mi8Snapdragon 845
    9009 2401
  • Samsung Galaxy Note9Samsung Exynos 9810
    8814 3657
  • Huawei Honor Note 10HiSilicon Kirin 970
    6876 1925
  • Xiaomi Mi6Snapdragon 835
    6619 1925
  • Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960
    6258 1928
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    5831 1630
  • Xiaomi Mi Max 3Snapdragon 636
    4870 1322
  • Xiaomi Mi5s (3GB RAM)Snapdragon 821
    4205 1678
  • Xiaomi Mi Max 2Snapdragon 625
    4193 858
  • Huawei P10 liteHiSilicon Kirin 658
    3268 807

3Dゴリゴリのゲームは苦手

CPUはまだしもGPUがとにかく非力なので、3Dグラフィックメインのゲームには向きません。

PUBG Mobileの標準設定は「標準画質」でアプリ曰く「デバイス負荷は普通」とのことですが、どうしてもカクツキは感じてしまいます。

選べる最高設定は「クオリティ:HD」「フレーム設定:高」「アンチエイリアス:有効」の組み合わせ。よりリアルで滑らかな描写になりますが、その分負荷も高まるため、快適さを求めるなら最も軽い「スムーズ」で割り切るのがベストでしょう。

デレステでは一応最高設定の「3Dリッチ」まで選ぶことが出来ますが、ノーツの多いMaster曲となるとカクツキが酷く判定も怪しくなるため、「3D標準」がギリギリのライン。

3Dでのライブシーンが本ゲームの醍醐味ではあるものの、純粋に音ゲー部分だけ楽しみたいなら2Dオンリーというのもアリです。2Dはリッチ・標準・軽量の3択で、いずれもスムーズかつ安定して遊べます。

電池持ちがずば抜けて良い!ライトユースなら2~3日は充電要らず

Mi Max 3のバッテリー容量は5,500mAh。Androidスマホでは3,000mAh台が主流ですので、容量だけでも相当なインパクトがありますが、Snapdragon 636チップの省電力設計も相まってずば抜けた電池持ちを実現しています。

先述したとおり、省性能なこのスマホで3Dゴリゴリなゲームは無理があります。となると、Webブラウジングや動画視聴やSNSといったライトユースに限られるわけですが、サブ機として扱えば充電せずとも2~3日は余裕で使えるでしょう。体感的には並のスマホの倍は動いてくれます。

ベンチマークアプリ「PCMark」のバッテリーテスト「Work 2.0 battery life」は、Webブラウジングや写真編集といった日常作業を繰り返し、バッテリー残量が100%から20%まで達するまでの時間を測るというもの。Mi Max 3は15時間8分という素晴らしい結果を残しました。

 

他のAndroidスマホと比べてみました↓ 旧型Mi Max 2から3時間ほど縮まっているとはいえ、ライバルのHonor Note 10よりも断然長持ちです。

  • Xiaomi Mi Max 2Snapdragon 625 / 5300mAh
    18:20
  • Ulefone Power 3MediaTek Helio P23 / 6080mAh
    15:48
  • Xiaomi Redmi 4 PrimeSnapdragon 625 / 4100mAh
    15:43
  • Xiaomi Mi Max 3Snapdragon 636 / 5500mAh
    15:08
  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625 / 4000mAh
    12:16
  • Huawei Honor Note 10HiSilicon Kirin 970 / 5000mAh
    10:59
  • Xiaomi Mi8Snapdragon 845 / 3400mAh
    10:12
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970 / 4000mAh
    10:00
  • Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845 / 3400mAh
    9:48
  • OnePlus 6Snapdragon 845 / 3300mAh
    8:45
  • Elephone U ProSnapdragon 660 / 3550mAh
    8:28
  • OPPO Find XSnapdragon 845 / 3730mAh
    7:39
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659 / 3000mAh
    6:50

「電池持ち最優先でスマホを選びたいけど、ゴツゴツして重たいのはNG」という方へ、真っ先お薦めしたいのがこのMi Max 3です。

AI付きのデュアルカメラ

初代Mi MaxとMi Max 2は前後共にシングルカメラとなっていましたが、Max 3では遂にデュアルレンズカメラが備わり、これで現行のMiシリーズすべてがデュアルカメラで足並みをそろえました。

メインカメラのイメージセンサーであるソニーのIMX363は、全画素が位相差フォーカスとして働く「デュアルピクセルAF」に加え1.4μmというラージピクセルが強み。ただし光学式手ブレ補正は省かれており、サブカメラは望遠ではなく背景ぼかし専門なので、依然として暗所とズーム撮影は苦手です。

シーンを分析して適したチューニングを施してくれる「AI」は上位機種譲りで、俗に言うSNS映えしそうな鮮やかな写真に仕上がります。HuaweiのAIカメラは色味とコントラストがモロに強くなる傾向がありますが、XiaomiのAIカメラは実物と乖離しすぎない程よい加減で、個人的にはこちらのほうが好みです。

Xiaomi Mi Max 3 4GB RAM + 64GB ROM Global Version

グローバル版なら日本語対応+Googleサービス完備で不自由しない

Mi Max 3は中国版(大陸版)とグローバル版が存在します。両者ともにAndroidベースのカスタムROM「MIUI」がプリインされているためUI(見た目)こそ変わらぬものの、対応言語やGoogleサービスの有無といった中枢部に違いがあります。

中国はネット検閲が厳しいことで知られており、その影響はスマホのソフトウェアにも及んでいます。グローバル版にはPlayストアやChromeブラウザといったGoogleアプリが入っており、Googleアカウントさえあればほぼ困りませんが、中国版はGoogleサービスそのものが皆無で、おまけに日本語ロケールすら入っていません。

中国版へグローバルROMを焼くことは可能ですが、その場合ブートローダーアンロックという手順を踏まねばならず、Xiaomiへ申請してから数日から一ヶ月近く待たされます。初めからグローバル版を選ぶに越したことはないので、海外通販サイトから個人輸入する際は慎重に見極めなければなりません。なお、この記事で掲載している販売リンクは全てグローバル版で統一しています。

通信バンドは不十分ながらUQとY!mobileでDSDVを確認

中国版とグローバル版の違いはロケールやGoogleサービスの有無だけで、通信バンドは共通です。

  • GSM:850MHz, 900MHz, 1800MHz, 1900MHz
  • CDMA 1X/EVDO:BC0
  • WCDMA:B1, B2, B5, B8
  • TD-SCDMA:B34, B39
  • FDD-LTE:B1, B3, B4, B5, B7, B8, B20
  • TD-LTE:B34, B38, B39, B40, B41

最も相性が良いのはソフトバンク回線で、主力LTEバンドであるB1とB3とB8いずれも対応しています。ドコモはB1とB3に対応しているもののプラチナバンドB19に対応していないため、都市部を離れると掴みが悪くなる可能性大です。au回線に関してはB1のみの対応で、重要なB18およびB26はいずれもカバーしていないため、相性は最悪です。

筆者の自宅では運良くauのB1が掴めたので、UQmobileのVoLTE SIMとY!mobileのVoLTE SIMでDSDVを試してみたところ、あっさりと成功しました。Y!mobileはSIMカード装着後にAPN選ぶだけでVoLTE接続に。UQに関しては、電話アプリを起動して「*#*#86583#*#*」と打ち込めば、「Volte carrir check was disabled.」のメッセージと共にVoLTEが有効になります。

総評と販売情報

今回ご紹介してきた「Xiaomi Mi Max 3」は、主に海外の通販サイトにて販売されており、価格は200ドルから300ドルほど。日本円にすると3万円前後といったところ。

高い処理性能と有機ELディスプレイを有する「Honor Note 10」も魅力的ですが、400~500ドルと結構イイお値段しますので、実用的なデカスマホをお手頃価格で手に入れたい!という方にとってMi Max 3は最高の一台です。

こんな人にMi Max 3はピッタリ↓

  • ズルトラ(Xperia Z Ultra)後継に相応しいデカスマをなるべく安く手に入れたい人
  • 処理性能よりも電池持ちを最優先したい人
  • 動画や音ゲーを有線イヤホンで楽しむ人 (イヤホンジャック搭載!)
  • 指紋が付きにくいメタルボディを愛する人
  • Xiaomi製品をこよなく愛する人

こんな人にはオススメしない↓

  • ゲームメインで使いたい人 (処理能力が足らない)
  • 有機ELに病みつきになった人 (液晶のため黒の沈み込みがイマイチ)
  • より多くの情報量を求める人 (文字数はHonor Note 10に敵わない)

Xiaomi Mi Max 3 4GB RAM + 64GB ROM Global Version

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  • pasoju愛読者&Max3ユーザーです。
    Max3記事が少ない中、このような実機レビュー掲載はユーザーとしても大変嬉しいです…

    Max3はほぼメイン機で使用しています。

    首都圏でしたらdocomo系simはほぼ利用可能。ゲームはしないライトユーザー(メール、SNS、動画閲覧、ブラウジング程度)のため、充電は2日に1回程度で充分持ちます。

    大画面が命!けど安く購入したい!という方には最高の1台です。