レビュー

Xiaomi Mi Max 2レビュー 最高にバランスが良い6.44型ファブレット

  • 2017-11-19
  • 2017-11-24
9/10
  • 巨大な画面を備えるので、多くの情報を得られるとともに文字が見やすい
  • SoCとして「Snapdragon 625」を搭載。パワフルではないが発熱が少なく燃費が良い
  • 5,300mAhもの巨大バッテリーのお陰で、2〜3日は充電せず使える
  • QuickCharge 3.0対応なので2時間あればフル充電可能
  • 実勢価格は2万円半ばで、明らかにお値段以上
  • 背面がサラサラしているので持った時に滑りやすい
  • カメラ画質はイマイチ

Xiaomiが今年の春に発売したファブレット「Mi Max 2」を通販サイトGearBest.comより提供頂いたので、実機を用いたレビューをお届けします。

6.44インチもの広大なディスプレイと5,300mAhもの巨大バッテリーを備え、圧倒的な情報量とスタミナが売りの「Mi Max 2」は、Xperia Z Ultra通称ズルトラの後継としては最適解と言えるでしょう。

また、本体重量はiPhone 8 Plusと同等の211gに抑えられており、省電力かつ実用的な性能を備えたSoC「Snapdragon 625」を搭載、それにMicro SDカードやイヤホンジャックを装備するなど、あらゆる面でバランスの良い一台に仕上がっています。

Xiaomi Mi Max 2

今回レビュー用として「Xiaomi Mi Max 2」の実機をGearBest様より提供頂いたため、タイアップ記事となっています。ステルスマーケティングではありませんし、中立で率直なレビューを致します。

開封と付属品チェック

早速開封の様子からお届けしていきます。

パッケージはいつものXiaomiデザインで、もうすっかり見慣れましたが、これまで手にしてきたものとは大きさと重みが明らかに違います。なんというか…ラスボス感を漂わせて手元に届きました。

今回提供頂いたのはグローバルバージョンなので、パッケージや説明書の表記は英語となっており、Global Versionのステッカーも見受けられます。

さて、いざ開封!箱いっぱいに広がる超デカい本体を目の前にすると、ただただ圧倒されます。

恐る恐る本体を取り出しますが、やはりデカい。

同梱物は充電器、ケーブル、説明書、そして写っていませんがSIMカードスロットの取り出しピンです。

充電器はQualcommの急速充電規格「QuickCharge 3.0」に対応していますが、残念ながらグローバル版に同梱されているのは欧州のプラグなので、日本のコンセントに挿し込むにはアダプタが必要になります。業者によっては日本用の変換プラグをおまけしてくれたりしますが、アマゾンでQC 3.0対応の充電器をポチっておくのがベストだと思います。

充電・データ転送ケーブルは、両面リバーシブルに挿せるUSB Type-C端子となっています。初代Mi Maxは挿し込む向きを確認せねばならないMicro USBだったので、嬉しい変更ですね。

ボディの作り込みは流石のXiaomiクオリティ

前面:ものすごくデカいが、パーツ配置はお馴染み

まず前面の様子。Mi Max 2の顔である6.44インチの超大型ディスプレイが搭載されており、他の機種とは比べ物にならないほどの存在感を放ちますが、周囲のパーツ配置等は見慣れたかたち。

左からタスク・ホーム・戻るのタッチボタンも備わっているので、Androidデバイスに慣れている方なら操作に戸惑うことは無いでしょう。

受話口や自撮り用カメラも、見慣れた位置に設けられています。この受話口はスピーカーとしても機能するので、底面のものと合わせればステレオサウンドを楽しめます。

背面:指紋が付きにくいマットな質感のメタルボディ

背面は一面アルミニウム合金で覆われていて、表面はサラサラとした手触りのため、長時間持っていても指紋が目立ちにくいのは有り難いです。しかし、手から滑り落ちやすいという弱点も併せ持つため、大きさに慣れないうちは本体を慎重かつ確実にグリップするよう心がけましょう。

指紋認証センサーの周りの光沢リングや、背面と同化して殆ど目立たない樹脂製のアンテナバンドなど、工作精度に関しては流石Xiaomiクオリティといった感じ。

端子類

底面の中心にはUSB Type-Cポートが取り付けられており、ここへ先ほどご紹介したケーブルを挿し込みます。端子挟んで右側がスピーカー、左側がマイクの穴で、ぱっと見た感じはiPhoneと瓜二つ。

最近は無くなりつつある3.5mmオーディオジャックですが、Mi Max 2は天面にしっかり装備しているので、無理してBluetoothイヤホンへ乗り換える必要はありません。

電源、音量調節ボタンも金属製

電源ボタンと音量調節ボタンはディスプレイ面から見て右側面に集約されており、いずれも筐体と同じ合金で作られています。押し心地は確実で、光りをほのかに反射するダイヤモンドカットもナイス。

Nano-SIM + Micro-SIMの2枚構成もしくはNano-SIM + Micro SDカード

SIMカードスロットを取り出してみると、Nano-SIMカード+Micro-SIM2枚挿しに対応していることが分かります。「TF」とはMicro SDカードを指していて、Mi Max 2は最大128GBのカードを公式にサポートしていますが、その場合装着できるSIMカードは1枚のみになります。Nano-SIM + Micro-SIMもしくはNano-SIM + Micro SDという、俗に言う排他利用方式です。

大きさもさることながら重量もそれなり

やはり6インチ超えの巨大ディスプレイを収めるとなると、ボディもそれなりに大きくなる訳ですが、並のスマホに比べると必然的に重量も増してしまいます。

手持ちの計りに乗せてみたところ212.6gだったので、4〜5インチクラスの1.5倍ほどはありますね。とはいえ、5.5インチのiPhone 7 Plusは202g、5.99インチのXiaomi Mi MIX 2は185gなので、むしろ大きさの割には軽いかなと感じます。

圧倒的な大きさ、情報量、読みやすさ

くどいくらい書いていますが、Mi Max 2はとにかくデカいです。ポケット内での収まりは悪くて片手操作も絶望的なので、間違いなく万人受けはしないですし、筆者も万人に薦める気はありませんが、情報量と見やすさ・読みやすさを重視される方にとっては最高の一台だと断言できます。

下の画像は、右にiPhone 8(4.7インチ)、左にHuawei Mate 9(5.9インチ)を並べた様子。国内で売られているファブレットとしては最大級のMate 9ですが、Mi Max 2はそれよりも更に一回り大きく、iPhone 8が5sやSEに思えてしまうほど。

続いて、Xiaomi機をずらっと並べてみました。先日レビューしたMi MIX 2もかなり大きなスマホですが、Mi Max 2と比べると存在感が薄れてしまいますね。タブレット(Tablet)とスマホ(Phone)の間の子「ファブレット」(Phablet)という造語がありますが、まさにその通り。

Webページや電子書籍など、文字を読む場面にMi Max 2はピッタリです。情報量が増えるのはもちろん、一つ一つの文字が大きく表示されるので、視力があまりよろしくない方にも向いているのかなと。

性能はミドルレンジだが、バランスの良さはピカイチ

発熱が少なくて燃費の良いSnapdragon 625搭載

性能の核となるSoCは、人間で言えば頭脳にあたるパーツで、こいつ次第で体感速度が変わってくるわけですが、Mi Max 2に搭載されているQualcomm Snapdragon 625のパワーは平均的、つまりミドルレンジクラスに位置します。

QualcommのSoCは性能の高い順に800番台>600番台>400番台>200番台と並び、SD625は中の上にあたる600番台に属しつつも、SD630やSD660には及ばないので、ミドルレンジど真ん中といった感じでしょうか。

Xiaomiのスマホは、高性能なMiシリーズとコスパ最優先で性能抑えたRedmiシリーズとすみ分けられていましたが、ここのところMiシリーズでもRedmi並に控えめな機種が増えてきて、Mi Max 2もその一つ。Mi6やMi MIX 2に比べるとベンチマークスコアは劣りますし、アプリの起動速度やレスポンスもワンテンポ遅れます。

とはいえ、Webブラウジングや動画視聴、読書、SNSなどのライトユースであればとても軽快に動きますし、パズドラやツムツムなどの2Dゲームであれば全く不自由なく遊べます。

何よりも嬉しいのが、発熱の少なさと燃費の良さで、このバランスの良さこそSD625最大の魅力でしょう。長時間ゲームしていても背面がほのかに温まる程度なので、熱暴走なんて言葉とは無縁ですし、燃費に優れるためバッテリーを無駄食いしません。

各種ベンチマーク結果

定番ベンチマークアプリ「Antutu」「Geekbench 4」「3DMark 」の結果は下の画像のとおりです。Antutu総合スコアは63,210点、Geekbench 4はシングルが858点でマルチが4,193点、3DMark Sling Shot Extremeは467点となりました。

SD835搭載のMi MIX 2、SD821搭載のMi5s、そしてApple A7チップ搭載のiPhone 5sとAntutu Benchmarkスコアをすると、下のグラフのようになります。

5,300mAhの巨大バッテリー搭載でタブレット顔負けの電池持ち

そうそう、忘れてはならないのがバッテリー。

Mi Max 2を使い始めてからそろそろ一週間が経ちますが、電池持ちが異常に良いので、まだ3回しか充電していません。筆者のメインスマホHuawei Mate 9やOnePlus 5に置き換えて使い込んでいますが、それらに比べると明らかに電池持ちが良くて、余裕で2日、ゲームしなければ3〜4日は優に持ちそうです。

それもそのはず。ボディ内部には、なんと5,300mAhもの巨大バッテリーが内蔵されており、ちょっとしたモバイルバッテリー並の容量。しかも、電力効率に優れるSnapdragon 625が載っている訳ですから、長持ちする要素しかありませんね。

これだけ大容量だと充電に時間がかかりそう?安心なされ。Mi Max 2は最大5V / 3A出力のQuickCharge 3.0に対応しているので、電池残量が一桁でも2時間ほどあればフル充電出来てしまいます。

厳密に何時間ほど使えるのか、また何分で充電できるのかなど、Mi Max 2のバッテリーに特化した記事も近日中にアップする予定ですのでお楽しみに!

【2017年11月24日追記】PCMarkのWork 2.0 battery lifeにて計測してみたところ「18時間20分」を記録し、一般的なスマホの倍もの電池持ちが実証されました。詳しくは別記事「Xiaomi Mi Max 2はトンデモナイ電池持ちだった!急速充電もグッド」をどうぞ。

手にしたら、真っ先にMIUI 9を導入すべし

ほぼ全てのXiaomiスマホには、「MIUI」というAndroidを基にしたカスタムOSがインストールされています。開封後にチェックしたところ、MIUI Global 8.5.9.0がインストールされていましたが、機能や操作性が向上したMIUI 9が先日配信されはじめたので、早速導入してみました。

OTAアップデートが降ってくるのを待つつもりでしたが、いち早く使い心地を試してみたかったので、Recovery ROMのzipファイルを下のリンクよりダウンロードし、設定アプリのAbout phone→System updates→Choose update packageから読み込ませることで導入。

私たち日本人から見た最大の進化は、正式に日本語対応したこと。グローバルROM限定ではありますが、Xiaomiスマホに日本語ロケールが標準装備される時代がようやく訪れ、MoreLocale 2を使わずとも言語設定から「日本語」を選ぶだけでOK。

それから、画面分割(マルチウィンドウ)にもようやく対応。Android Nougatでお馴染みのこの機能は、画面を2つに分割して異なるアプリを同時に表示できるというもので、Mi Max 2の広大な画面を余すこと無く活用できます。ただし、分割に対応していないアプリも散見されるので、すべての用途で使えるとは限りません。

ホーム画面のカスタマイズ機能も格段に使いやすくなり、複数のアプリをまとめて異なるページへ移動したり、アイコン数や切り替えエフェクトを簡単に設定できるようになりました。

カメラは上位機種に及ばず

Mi Max 2の背面カメラには、デュアルカメラ搭載機種Mi6と同じソニーIMX386イメージセンサーが用いられていますが、Mi6はf/1.8の明るいレンズを用いているのに対しMi Max 2はf/2.2と暗めなので、写真にノイズが混じりやすく暗所撮影には向いていません。

おまけ程度で申し訳ありませんが、Mi6(左側)とMi Max 2(右側)で撮った写真を比べてみて下さい↓

また、Mi6は光学式の手ぶれ補正(OIS)に対応していますが、Mi Max 2には無いので、動画撮影時にブレやすくなる点にも注意が必要です。

ズルトラ難民に推したい一台だが、技適はありません

6.44インチと聞いて「Xperia Z Ultra」通称ズルトラを思い出す方は多いはず。しかしもう4年も前の機種なので、SoCの性能や電力効率、メモリ容量、バッテリー容量、OSなど様々な面で進化しているMi Max 2はズルトラ難民の救世主でもあるわけですが、国内未発売のこいつには技適マークがありません。

技適のないスマホを国内で使うと、もれなく電波法違反となります。「技適のないスマホを使って捕まった」なんて話は聞いたことがありませんが、購入および使用は100%自己責任になりますので、この事だけは肝に銘じて下さい。

GearBestにて2万円半ばで販売中

最後に気になる価格についてですが、このたびのレビューにあたって実機を提供下さったGearBest.comにて、229.99ドル=26,164円にて販売中です。ただしこれはあくまでも記事を執筆している2017年11月19日現在の価格なので、今後実施されるセールや、為替レートの変動を受けて上下する可能性があります。

GearBestは中国深センに拠点を構える通販業者なので、アマゾンに比べると少しばかり敷居は高くなりますが、中学レベル英語が理解できてPayPal口座を持っていれば、とても快適に利用できます。配送方法はいくつかありますが、追跡番号が付いて送料無料の「Priority Line」がお薦めです。

最新の販売状況は、下のリンクより製品ページをご覧下さい↓

Xiaomi Mi Max 2

随時更新中:Xiaomi Mi Max 2が安くなるクーポン

Xiaomi Mi Max 2を通常よりも安く購入出来るクーポンコードを配布しています。使用するにあたっては、以下の事項に注意して下さい。

  • 入力ミスを減らすためにも、当ページに記載されているクーポンをそのままコピーアンドペーストしてお使い頂ければ幸いです。
  • 同じ商品でもバージョンが複数存在する場合がありますので、掲載しているリンクから購入すると間違いないかと思います。
  • 稀に、クーポンとセールが被る場合がありますので、より安い方法でご購入下さい。
  • クーポンコードには有効期限や台数の制限が設けられていますので、購入時にはクーポンが適用されているか必ず確認して下さい。

GearBest:「jsmax2g」で$199.99

  • モデル:Xiaomi Mi Max 2 4GB RAM + 64GB ROM ゴールド
  • 適用後価格:$199.99
  • 先着200台限定で2017年12月30日まで

GearBest:「cybermonday88」で$199.99

  • モデル:Xiaomi Mi Max 2 4GB RAM + 64GB ROM ブラック
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GearBest:「CXLMAX2」で$199.99

  • モデル:Xiaomi Mi Max 2 4GB RAM + 64GB ROM ブラック
  • 適用後価格:$199.99
  • 先着1000台限定で2017年12月15日まで

おまけ:GearBestでお買い物する方法

「海外ガジェットは面白そうだけど、個人輸入には不安を感じる...」と、いまいち踏み出せない方へ。GearBestの使い方や決済方法について下の記事にまとめていますので、参考にして頂ければ幸いです↓

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