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音ゲー用に欲しいかも!激デカファブレット「Xiaomi Mi Max 2」登場

  • 2017-05-26
  • 2018-01-09

中国のアップルことXiaomi(小米)は昨日5月25日に同社の新製品発表会を開催し、新たなスマートフォン「Xiaomi Mi Max 2」を正式に発表しました。6.44インチの大画面と5300mAhの巨大バッテリーを内蔵している点が最大の特徴で、スマホよりかはタブレット寄りの「ファブレット」に分類されます。

以前に登場した「Mi Max」の後継機で、末尾の「2」はそれを示しています。バッテリーの更なる増量やステレオスピーカーの搭載、カメラ性能の向上などが主なアップデートです。処理性能に関してはCPUの変更により若干スペックダウンしていますが、ゲームや動画視聴などで実用的に使えるミドルレンジ機種となっています。

Xiaomi Mi Max 2のスペック表

まずは主なスペックからチェックしていきましょう。Xiaomi Mi Max 2のスペックを下の表に分かりやすくまとめました。

OSAndroid 7.1.1 / MIUI 8
プロセッサーQualcomm Snapdragon 625 8コア 2.0GHz
ストレージ64GB、128GB
メモリ4GB
ディスプレイ6.44インチ 1,920 x 1,080ピクセル 342ppi
内側カメラ500万画素 f/2.0
外側カメラ1,200万画素 f/2.2 4K動画対応
バッテリー容量5,300mAh 急速充電QuickCharge 3.0対応
拡張USB Type-C x1、3.5mmオーディオジャック x1
SDカードMicroSDカード(最大128GB対応)
センサーGPS、赤外線、ジャイロ、加速度、近接、環境光、ホール、指紋認証
SIMカードNano-SIM + Micro-SIM
幅 x 厚さ x 高さ88.7 x 7.6 x 174.1mm
本体重量211g
カラーゴールド

画面もバッテリーも激デカなファブレット

6.44インチの大画面!動画やゲームに最適

Xiaomi Mi Max 2には、6.44インチの大きなディスプレイが備わっています。これがどのくらい大きいのか、他のスマホの画面サイズと比較してみると下の図のようになります。

筆者は今Huawei Mate 9をメインスマホとして使っており、これでもかなりデカいと感じているわけですが、更に一回り大きなMi Max 2はバケモノですね。まさに「ファブレット」!

解像度は1,920 x 1,080ピクセル(フルHD)とよく見慣れたスペックです。最近ではWQHDや4Kの高解像度ディスプレイ搭載の機種を見かけますが、電池の持ちなど考慮するとFHDはちょうどよい大きさだと思います。

なんと5300mAhもの巨大バッテリーを内蔵

ディスプレイだけでなく、バッテリーもタブレット並みに巨大なものを内蔵しています。容量は5,300 mAhと明らかに並のスマホを上回り、Xiaomiの検証によればiPhone 7 PlusやHuawei P10 Plusの2倍の駆動が可能とのこと。

旧モデル「Mi Max」では4,850 mAhを内蔵していたので、今回はそれよりも1割ほど増量されています。更なる電池持ちが期待できそうです。

本体のサイズもそれなりにデカい

当然ですが、本体のサイズもかなり大きくて、一般的な「スマホ」とは別物と考えたほうが良さそうです。

ポケットに入れたり片手操作などは諦め、持ち運びの際はベルトポーチやショルダーバッグなどが欲しくなりそうですね。それか、自宅専用のエンタメ特化スマホとして使うのもありですね。

旧機種よりかは若干劣るが、十分実用的なスペック

SoCはZenFone 3と同じ「Snapdragon 625」

Mi Max 2には、Qualcommのオクタコア(8コア)SoC「Snapdragon 625」が内蔵されています。ちなみに、格安スマホとしてよく知られる「ASUS ZenFone 3」や「Huawei nova」にも同じものが載っています。

とびきりハイスペックとは言えないものの、日常的な用途では不便を感じないパワーを備えており、Antutuベンチマークでは6万点台とそこそこのスコアを記録します。また、省電力性にも優れていることで評価の高いSoCです。

ただし、旧モデルにはSnapdragon 650/652(Antutu 8万点)が載っていたことを考えると、今回のMi Max 2はやや控えめな性能となります。スペックにこだわる方にとっては残念な変更点ですね。

メモリは大容量4GB

実行用メモリについて。旧モデルでは3GBと4GBの2モデルが展開されていましたが、今回は全モデル共通で4GBを積載しています。

複数のアプリを同時に起動しても、さほどストレス感じることは無いでしょう。

ストレージは64GB、128GB。Micro SDカードにも対応

ストレージは以前と変わらず64GBと128GBの2種類で、大抵の用途においては十分な容量ですね。

加えて、Micro SDカードにも対応しており、最大128GBまで拡張できます。内蔵ストレージにはアプリやシステムのデータが入るので、動画や音楽はMicro SDにストックするといった使い分けが可能です。

背面カメラはMi6と同じIMX386センサー採用

背面のカメラは旧:1,600万画素→新:1,200万画素と、一見するとスペックダウンに思えます。しかし、Xiaomiのフラッグシップモデル「Mi6」と同じソニーIMX386センサーを採用することで、暗所でも綺麗な映像を捉えることができるとのこと。

Mi Maxシリーズはカメラを前面に押し出した機種ではないので過度な期待は禁物ですが、新たに4K動画の撮影に対応したことやセンサーの変更から察するに、カメラ性能は向上していると見て良いでしょう。

価格は約3万円。音ゲー用途に欲しいかも

最後に気になる価格ですが、今回もまたコスパの良い低価格モデルとなっています。公式での販売価格は以下のとおりで、日本円換算は5月26日現在の為替レートを基に算出しています。

  • 4GB RAM + 64GB ROMモデル:1,699人民元 = 約27,500円
  • 4GB RAM + 128GB ROMモデル:1,999人民元 = 約32,400円

私事ですが、実は最近音ゲー(Deemoとかデレステとか)にハマっていまして、ぜひともMi Max 2のデカい画面でプレイしてみたいですね。

ただ、OSが最新のAndroid 7のため、音ズレを起こす可能性は大ですね。root化してごにょごにょするか、アプリ側の対応を待たなければならず…。

まあ、ゲーム以外でも映画やアニメなどのエンタメ用として大いに使えそうな機種なので、今後機会があれば購入しレビューするかもしれません。

早速、中華通販サイトGearBestでもプリセールが始まりました。しかし、まだ約6万円とかなり高価なので、今後実施されるであろうセールやクーポン配布に期待しています。

Xiaomi Mi Max 2

後日、実機レビューを行いました

2017年11月、通販サイトGearBest.comよりMi Max 2の実機をご提供頂きましたので、レビュー記事を投稿しました↓

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