
快適にWordPressを使いたいなら、ぜひともwpXサーバーを試すべし
- 2016-10-17
- 2017-01-17
「Wordpressが快適に動かない!」
「投稿時にエラーが頻発する!」
WordPressでブログを運営しているけれども、最近イマイチ動作が不安定でエラーも出るんだよね…はてさてどうしたものかと悩んでいる方、お使いのレンタルサーバーを今一度見直してみては如何でしょう。
自前のブログやウェブメディアを運営している方の大半は、レンタルサーバーを利用しているかと思います。要であるレンタルサーバーのパワーが不足するとページの表示速度が遅くなるだけでなく、アクセス集中時にはエラーが頻発して表示すらされない事態に至ります。
ページの表示速度が極端に遅い場合、ウェブページを訪れるユーザーはストレスを感じますし、検索エンジン対策の面でも大きなマイナスになります。もしあなたが収益化を目的としたウェブメディアを運営しているならば尚更、良質なコンテンツ作りと共にサイトの高速化は重要な課題です。
WordPressをより快適に使うために、筆者がぜひともオススメしたいのが「wpX」。データストレージとして高速なSSD(ソリッドステートドライブ)を採用し、WordPress運用に特化したシステム設計が特徴です。現在お読み頂いているこのブログもwpXレンタルサーバーを使って運営しており、というより昨日さくらサーバーからお引越ししまして、あまりの速さと快適さに驚いてこの記事を書き始めた次第であります。
主な機能や利用料金、wpXの良いところや悪いところまで、ざっくりではありますがご紹介したいと思います。
目次
国内レンタルサーバーの大御所「Xserver」と同じ運営母体
国内に数あるレンタルサーバーの中で、一番の有名どころと言っても過言では無いほど知られている「Xserver」(エックスサーバー)。実はこのwpXはXserverと同じエックスサーバー株式会社が運営しており、公式ウェブサイトや管理画面の見た目はXserverそのままといった感じ。
Xserverをお使いの方なら親近感が湧くと思います。
WordPressに特化した高性能サーバー「wpX」の概要
WordPressでブログやウェブサイトを構築するなら、wpXは正にベストチョイスと言えるでしょう。wpXはXserverと同じ運営母体で見た目も似ていると説明しましたが、wpXはWordpressを快適に動作させるためのチューニングアップが徹底的に施されています。
wpXで作れるのはWordpressサイトのみ
Xserverとの根本的な違いと言えば、wpXはWordpress専用であるという点。
Xserverは文字通りのレンタルサーバーですので、HTMLサイトやWordpressブログなどの幅広い用途で活用出来ます。
対しwpXで運用できるのはWordpressで作ったブログ・サイトのみ、残念ながらHTMLで静的サイトを作ることは出来ませんので注意が必要です。とはいっても、Wordpressの固定ページ機能やPHPを駆使すれば、HTMLサイト以上のものを作り上げることは簡単です。当ブログの全てのコンテンツはWordpressで作られており、HTMLサイトを作れないことに何ら不便は感じていません。
Xserverはハードディスク。wpXはSSD
Xserverに限らず、多くのレンタルサーバーはデータストレージとしてハードディスク(HDD)を採用しています。HDDを搭載する機器で最も身近な例では、デスクトップのタワー型パソコンが挙げられ、容量あたりのコストが安い点はメリットとして挙げられますが、データアクセス時に物理的な運動を伴うために転送速度は決して速いとは言えません。
対しwpXは、物理アクセスの無い「SSD」(ソリッドステートドライブ)をストライピング構成しストレージとして採用しています。一昔前はめちゃくちゃ高価だったSSDですが、現在は薄型のノートパソコンやタブレットを中心に普及が進んでおり、次世代ストレージの主流と言って良いと思います。(Googleのような膨大なデータを扱う大企業は別ですが…。)
SSDの魅力は何と言っても転送速度の速さ、例えばHDD搭載のパソコンとSSD搭載のパソコンで比較した場合、正直比べ物にならないほどSSDは快適です。これはあくまでも一般向けパソコンに搭載されている製品の話ですが、HDDはせいぜい100MB/s程度の書き読み速度、対するSSD(SATA 3.0接続の場合)は500MB/sを超えるものも珍しくありません。
一般向けパソコンと大規模サーバー、機器は違えどその快適さはレンタルサーバーでも活かすことが出来ます。当ブログをさくらのレンタルサーバーからwpXに移行したところ、ページの表示に掛かる速度は少なくとも2倍は速くなりました。これはHDDサーバーでは成し得ない、劇的な変化です。
WordPress用にチューニングアップが施された管理画面・システム
「Wordpress専用」と謳うだけあって、管理画面やシステムはWordpressに特化したチューニングアップが施されています。
自身のWordpress管理画面へボタン1つでアクセス、Wordpressの中枢部であるMySOLの管理を行う「phpMyAdmin」はパスワード入力なしでログイン出来たりと、wpXならではのスムーズな管理機能が魅力的です。高いセキュリティ性も確保しており、国外IPからのアクセス制限や、ダッシュボードからの不正侵入(総当り解析)を防ぐログイン試行回数制限も設定できます。
またwpX独自の高速化システムも魅力の一つ。ファイルを圧縮して通信量を減らすmod_pagespeedや、高速化の要となるキャッシュに関する設定も細かくいじることが出来ます。どうやら「リバースプロキシ」というシステムを導入することにより、更なる高速性と高負荷耐性を実現しているとのこと。
あいにく、筆者はサーバー・通信関係の知識はあまり持ち合わせていないので、リバースプロキシの仕組みや原理云々に関してはWikipediaさんを参照頂きたいです。
リバースプロキシ(英: Reverse proxy)または逆プロキシは、特定のサーバへの要求を必ず経由するように設置されたプロキシサーバ。
一般的なプロキシとは異なり不特定多数のサーバを対象としない。リバースプロキシは、不特定多数のクライアントから寄せられる要求に対して、応答を肩代わりすることにより特定のサーバの負担を軽減したり、アクセスを制限することにより特定のサーバのセキュリティを高めたりする目的に用いられる。
WordPress導入は管理パネルのインストーラーのみ。手動での設置は不可
wpXはWordpressに特化した独自のシステムを構築することにより、更なる高速化を図っています。そのためWordpressのインストール手順は通常のレンタルサーバーと違い、導入する手段は管理パネルのインストーラーのみ。FTP接続して…Wordpressファイル一式アップロードして…wp-config編集して…といった、手動での設置は出来ません。
初めてWordpressを扱う方は特に気にしなくても良いのですが、これまで手動でWordpressを導入していた方はインストール手順の違いに注意が必要です。
wpXには「レンタルサーバー」と「wpXクラウド」の2種類がある。違い・特徴
wpXは「wpXレンタルサーバー」と「wpXクラウド」があり、それぞれ異なった機能と特徴を持ちます。両者の違いをきちんと理解し、運営スタイルによって上手く使い分けましょう。
WordPressを10個設置できる「wpXレンタルサーバー」
WordPress専用の超高速レンタルサーバー! wpX(ダブリューピーエックス)レンタルサーバー
「wpXレンタルサーバー」は最大10個のWordpressを設置出来るので、複数のブログを運営したい方にオススメです。データ容量は30GBでMySQL容量は500MB、メール機能も利用出来ます。
イメージとしてはXserverの上位版のような認識で良いかと思いますが、ディスク容量は30GBに限られています。中〜大規模な複数サイトを運営するなら、データ残量には多少気を配ったほうが良いかもしれません。
参考までに、当サイトpasojuの総データ容量は約400MBでした。記事数は120記事ほど、記事内にはそこそこ高画質な画像を複数枚貼っていますが、30GBの1%程度しか占めていませんね。MySQLの容量は85MB、上限500MBの20%ほどを埋めていますが、これは恐らく解説当初からのリビジョンが溜まりに溜まった結果だと思います。リビジョンの削除は定期的に行おうと反省しました。
プラン | 1種類 |
月額料金 | 1,000円(税込み1,080円)〜 |
初期費用 | 5,000円(税込み5,400円) |
データ容量 | 30GB |
MySQL容量 | 500MB |
設置可能なWordpress | 10個 |
マルチドメイン | 10個 |
メール | o |
DNS設定 | o |
キャッシュ設定 | o |
大規模サイト構築に向いている「wpXクラウド」
WordPress専用の高速クラウドサービス wpX(ダブリューピーエックス)クラウド
1つのブログをよりリーズナブルな料金で運営したい方、1つの大規模Wordpressサイトを構築したい方は「wpXクラウド」がオススメです。
プランはグレードA〜グレードXの7種類が用意されており、サイトの規模拡大と共にプランを臨機応変にアップグレード出来ます。最小のプランは月額500円・10GBで月30万PVまでの運用を想定しており、最高のプランは月額5万円で250GB、月2,500万PV程度のアクセスが集まっても耐えられるようです。
wpXレンタルサーバーよりも機能は厳選されており、マルチドメイン非対応、メールやDNS設定、キャッシュ設定もありません。高速で快適なWordpress環境の構築に徹底しており、非常に幅広い拡張性が魅力的なプランです。
プラン | グレードA〜グレードX 7種類 |
月額料金 | 500円(税込み540円)〜50,000円(税込み54,000円) |
初期費用 | 0円 |
データ容量 | 10GB〜250GB |
MySQL容量 | 150MB〜2,000MB |
設置可能なWordpress | 1個 |
マルチドメイン | x |
メール | x |
DNS設定 | x |
キャッシュ設定 | x |
wpXレンタルサーバーの料金プラン
レンタルサーバーは3ヶ月分、6ヶ月分、12ヶ月分の支払いが可能です。
長期契約した方が割安なため、筆者の場合はwpXへ移行と同時に12ヶ月分の料金(初期費用5,000円+17,000円)を前払いしました。長くブログ運営するなら、やっぱり維持費は出来るだけ安く抑えたいです。
新規契約時
3ヶ月契約 |
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6ヶ月契約 |
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12ヶ月契約 |
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更新時
3ヶ月契約 |
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6ヶ月契約 |
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12ヶ月契約 |
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WordPress専用の超高速レンタルサーバー! wpX(ダブリューピーエックス)レンタルサーバー
wpXレンタルサーバーの月額料金は XserverのX10プランと一緒
確かに同社が運営するXserverも快適ではありますが、データストレージは物理アクセスのハードディスク。対しSSD採用のwpXはHDDサーバーとは一線を画した”別次元”のレンタルサーバーです。
それなのに、Xserverの最安プランX10と同じ月額料金で利用出来てしまう事、複数サイトも運営出来る事から、筆者はwpXレンタルサーバーを知ったその日に引っ越しを決心しました。但し初期費用はXserverが3,000円に対しwpXは5,000円とやや割高です。
wpXクラウドのプラン概要と利用料金
wpXクラウドはWordpressの規模に応じてプランを変更可能、グレードA〜グレードXの7段階から選べます。wpXレンタルサーバーと違って長期契約による割り引きは無いものの、初期費用が不要なのはかなり嬉しいポイントです。
グレードA |
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グレードB |
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グレードC |
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グレードD |
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グレードE |
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グレードF |
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グレードX |
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WordPress専用の高速クラウドサービス wpX(ダブリューピーエックス)クラウド
「wpX」で快適なWordpressライフの実現を!
WordPressは静的HTMLサイトと比べるとより高度な処理能力が必要とされ、快適なWordpressライフの強い相棒となるのがwpXレンタルサーバー、wpXクラウドです。あなたのブログ・ウェブサイトがサクサク表示されれば、訪問者にストレスを感じさせること無くコンテンツを提供できますし、運営者自身の作業効率アップ&ストレス軽減にも繋がります。
14日の無料お試し期間でwpXの全機能を堪能できますので、まずはSSDの爆速っぷり、WordPressに特化したシステム設計を試してみて下さい。