レビュー

vivo NEX Sレビュー:外観も技術も素敵だけど、惜しい部分たくさん

  • 2018-09-02
  • 2018-09-02
7/10
  • ノッチの無いベゼルレスデザイン
  • スペクトルを浮かべる奇抜な背面仕上げ
  • イヤホンジャックとHi-Fiチップ搭載
  • 国内未発売ながら日本語対応
  • 4000mAhバッテリーを内蔵しているため電池持ちが良い
  • 画面埋め込み式の指紋センサー、タップ位置が結構シビア
  • 画面分割モードが無い
  • OPPO Find Xよりもデカくて重たい
  • 国内VoLTEに対応していない

vivoの最新フラッグシップスマホ「NEX S」(中国名:NEX旗舰版)を購入したので、実機レビューをお届けします。

果敢にも収納式カメラを採用することでベゼルレスデザインを極めている点は、先日レビューした「OPPO Find X」と共通していますが、それに加えてディスプレイ内臓式の指紋認証センサーを搭載しており、捉え方によってはFind Xよりも先進的な端末といえるでしょう。

スペックはFind Xに並ぶハイエンドクラスで、Qualcomm社の最上位Snapdragon 845チップに128GBのストレージ、さらには8GBの実行用メモリを搭載。発色に優れた有機ELディスプレイも魅力の一つです。

ただし決してオールパーフェクトではなく、目新しさ先行した故に生じた粗も垣間見えました。今回の記事では良いところも悪いところも包み隠さず全てレポートします。

vivo NEX S(旗舰版) SIMフリースマートフォン

vivo NEX Sのスペック表・対応周波数帯

今回レビューするのは8GB RAM + 128GB ROMのグローバルモデルで、主なスペックは以下のとおり↓

OSAndroid 8.1 Oreo / Funtouch OS 4.0
プロセッサーQualcomm Snapdrgaon 845
CPU:8コア 4x Cortex A75@2.8GHz + 4x Cortex A55@1.8GHz
GPU:Adreno 630
ストレージ128GB
メモリ8GB
ディスプレイ対角6.59インチ 2,316 x 1,080ピクセル(388ppi) Super AMOLEDディスプレイ(有機EL)
内側カメラ800万画素 f/2.0 ポップアップ式カメラ
外側カメラメイン:1,200万画素 f/1.8 1.4μm ソニーIMX363センサー 光学手ブレ補正対応
サブ:500万画素 f/2.4
バッテリー容量4,000mAh
拡張USB Type-C、3.5mmオーディオジャック
SDカード非対応
センサーGPS、A-GPS、GLONASS、BeiDou、電子コンパス、近接、環境光、加速度、ジャイロ、指紋認証センサー(画面埋め込み式)
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ77 x 7.98 x 162mm
本体重量199g(公称値)
防水・防塵性不明
カラーブラック

対応周波数帯は以下のとおり↓

  • GSM:850, 900, 1800, 1900MHa
  • WCDMA:B1, B2, B4, B5, B8
  • CDMA2000:BC0, BC1, BC10
  • TD-SCDMA:B34, B39
  • FDD-LTE:B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B17, B18, B19, B20, B25, B26, B28
  • TD-LTE:B34, B38, B39, B40, B41

グローバルモデルということで幅広いバンドをカバーしており、ドコモのプラチナバンドLTE B19やソフトバンク(Y!mobile)のB8、auのB18/B26などに対応しています。

ドコモ回線のmineoと楽天モバイル、それからソフトバンク回線のY!mobile試したところ、LTE通信と3G通話は確認できましたが、VoLTEは利用できませんでした。一方、UQmobile(au回線)のVoLTE SIMは案の定受け付けてくれず、通信も通話もできません。

技適マークが付いていないため、国内での使用は電波法に背くことになりますが、技術的にはドコモ回線またはソフトバンク回線で実用的に運用できるということです。(技適の無い海外スマホを購入および使用される際は、くれぐれも自己責任でお願いしますね!)

パッケージと付属品

先日レビューしたOPPO Find Xもそうでしたが、目を引くスマホにはそれ相応の箱を!というわけで、なかなか凝ったパッケージングとなっています。

vivo NEX S パッケージ

vivo NEX S パッケージ 裏面

vivo社は今夏開催された2018 FIFA World Cup Russiaの「オフィシャル・スマートフォン・スポンサー」を務め、その証としてパッケージにはロシアW杯のロゴマークが描かれています。

vivo NEX S パッケージ サイド

いざ開封!フィルムで包まれた本体のお出ましです。

vivo NEX S 開封

本体チェックする前に、付属品を見ていきましょう。

vivo NEX S 同梱物

付属のUSB充電器は、「Dual Engine Quick Charging」という独自の急速充電に対応し、最大22.5Wという高出力を謳う優れもの。あいにく、香港や中東やイギリスで使われているBFプラグで、日本のコンセントには挿さりませんが、変換プラグさえ手に入れれば何の問題もなく使えます。

vivo NEX S 充電器

けっこうしっかりした作りの有線イヤホンも付いてきました。vivoロゴ入り。

vivo NEX S イヤホン

付属のケースはソフトタイプとハードタイプを足して2で割ったような質感で、指紋付着はあまり目立たず、適度なツッパリ感があります。

vivo NEX S ハードケースを装着した様子

そこそこ厚みがあるので、カメラ周りもしっかりガード。

vivo NEX S ハードケースの細部

本体のつくり・デザイン

では肝心のvivo NEX S本体を見ていきましょう。

まずは前面。縦2,316 x 横1080ピクセル・対角6.59インチの超縦長かつ大きな有機ELディスプレイが搭載されており、筐体面積の91.24%を画面が覆っています。ベゼルレスを追求する上で邪魔となる前面カメラを収納可能にすることで、iPhone Xのような切り欠け(ノッチ)を設けること無く9割超えの占有率を果たし、シンプルで洗練されたデザインを作り出したのです。

vivo NEX S ディスプレイ

vivo NEX S 上部ベゼル

ディスプレイ下部のエッジ、俗にいう“アゴ”はiPhone Xほど狭まっていませんが、何もパーツが配置されていない分Xiaomi Mi MIX 2Sよりも引き締まっています。

vivo NEX S 画面内蔵式の指紋認証センサー

中華ベゼルレスの代表格Mi MIX 2S、本機NEX S、ライバル機OPPO Find X、そしてノッチフォンの代名詞iPhone Xを並べてみました↓ 4機種中もっとも大柄です。

使うときだけ顔を見えるポップアップカメラ↓

vivo NEX S ポップアップ式自撮りカメラ

ひっくり返して背面をチェック。SDM710搭載の下位版「NEX A」は、NEXロゴの上あたりに指紋認証センサーが取り付けられていますが、本機NEX Sは背面センサーを廃した代わりにディスプレイ内蔵というかたちをとっています。(指紋センサーの動作に関しては後ほど)

指紋センサーが省かれたぶん背面は実にすっきりしたフォルムで、デザイン的にはプラスだといえるでしょう。

vivo NEX S 背面

見る角度によってスペクトルを浮かべる奇抜なデサイン。

画面側から見て右側面には、音量調節ボタンと電源ボタンが並んで配置されています。

vivo NEX S 音量調節ボタンと電源ボタン

底面にはUSB Type-C端子、スピーカーのグリル穴、マイクの穴、そしてNano-SIMカードスロットが。ちなみに、OPPO Find Xも同様に底面にカードスロットが設けられています。

vivo NEX S 底面

カードスロットはNano-SIM x2枚構成で、Micro SDカードは装着できないので注意。

vivo NEX S Nano-SIMカードスロット

2年前のiPhone 7を皮切りに(?)、数多くのスマホから3.5mmイヤホンジャックが失われ、フラッグシップモデルでは特にその傾向が顕著に見れられるこの頃。しかしそんな中でもユーザーの想いを汲み取り、温存しているメーカー(OnePlusやGalaxyなど)が居ることも確かです。

vivoもそのうちの一社で、NEX AもNEX Sも共にイヤホンジャックを搭載しています。ベゼルレスかつイヤホンジャック有りというのは、さりげない強みかもしれませんね。

vivo NEX S 3.5mmイヤホンジャック

vivo NEX S(旗舰版) SIMフリースマートフォン

パフォーマンス・各種ベンチマーク

Antutu Benchmark v7

まずは毎回おなじみのベンチマーク「Antutu Benchmark v7」。発熱によるバラツキ具合をみるため3回連続で走らせたところ、1回目は28万点後半、2回目は27万点半ば、3回目は26万点後半マーク。

OnePlus 6やOPPO Find Xよりも落ち込みが目立つものの、Mi MIX 2Sよりかは安定して推移しました。

  • CPUスコア
  • GPUスコア
  • UXスコア
  • MEMスコア
  • OnePlus 6 (8GB RAM)Snapdragon 845
    289018
  • vivo NEX SSnapdragon 845
    287713
  • OPPO Find XSnapdragon 845
    282755
  • Xiaomi Mi8Snapdragon 845
    270179
  • Xiaomi Mi MIX 2S (6GB RAM)Snapdragon 845
    270138
  • OnePlus 5T (8GB RAM)Snapdragon 835
    214590
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    206033
  • Apple iPhone XApple A11 Bionic
    202949
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    141339
  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625
    76427

Geekbench 4

続いてCPUの処理能力を調べる「Geekbench 4」を実行。シングルコアスコアは約2,400点、マルチコアスコアは9,000点前後で、Androidスマホとしてはかなりのハイスコア。

  • マルチコアスコア
  • シングルコアスコア
  • Apple iPhone XApple A11 Bionic
    10167 4193
  • vivo NEX SSnapdragon 845
    9138 2457
  • OnePlus 6 (8GB RAM)Snapdragon 845
    9090 2476
  • Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845
    8894 2425
  • OPPO Find XSnapdragon 845
    7968 2292
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    6781 1891
  • OnePlus 5T (8GB RAM)Snapdragon 835
    6330 1995
  • Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960
    6258 1928
  • Apple iPhone 7Apple A10 Fusion
    5960 3522
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    5831 1630
  • OnePlus 3TSnapdragon 821
    4464 1883
  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625
    4282 867

AndroBenchによるストレージ速度測定

「AndroBench」でストレージの転送速度もチェックしてみました。シーケンシャル読み込み約180MB/s、書き込み約730MB/sという数値から、UFS 2.1ストレージであることが伺えます。

PUBG Mobileを最高設定でプレイ

スマホゲームとしてはかなりヘビーなバトロワゲー「PUBG Mobile」は、画質やフレームレートを妥協すればミドルレンジクラスのスマホでもそこそこ動いてくれますが、やはり“快適”といえるレベルで遊ぶならSnapdragon 835以上のパワーは欲しいところ。

SDM845搭載のNEX Sで選べる最高設定は「HDR画質 + ウルトラfps + アンチエイリアス有効」の組み合わせ。さすがはAndroidの頂点に君臨するスペックだけあり、目立ったコマ落ち等なく極めて快適にプレイできます。

ただ、試合終盤に差し掛かると発熱が目立ってくるので、数回続けて遊ぶなら標準またはHD画質辺りまで落とすのが好ましいでしょう。

電池持ちも急速充電もグッド

4,000mAhの大容量バッテリーを積んでいるだけあり、他のSDM845搭載機よりも電池持ちは優れていて、頻繁に写真撮ったりSNSチェックしたり調べ物したりしても丸一日はしっかり動いてくれました。

バッテリーテストもそれを証明しています。「PCMark」のバッテリーテスト「Work 2.0 battery life」は、Webページ閲覧や写真編集といった日常的な作業を繰り返し、バッテリー残量が100%から20%に至るまでの所要時間を測るというもの。結果は10時間48分で、Xiaomi Mi8やMi MIX 2S、Huawei P20 Pro、OnePlus 6、そしてOPPO Find Xよりも長持ちしました。(あいにくスクリーンショットを取り忘れてしまいました…)

  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625 / 4000mAh
    12:16
  • vivo NEX SSnapdragon 845 / 4000mAh
    10:48
  • Xiaomi Mi6Snapdragon 835 / 3350mAh
    10:22
  • Xiaomi Mi8Snapdragon 845 / 3400mAh
    10:12
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970 / 4000mAh
    10:00
  • Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845 / 3400mAh
    9:48
  • OnePlus 5TSnapdragon 835 / 3300mAh
    8:58
  • Huawei Honor 10HiSilicon Kirin 970 / 3400mAh
    8:50
  • OnePlus 6Snapdragon 845 / 3300mAh
    8:45
  • Huawei P10 liteHiSilicon Kirin 658 / 3000mAh
    7:41
  • OPPO Find XSnapdragon 845 / 3730mAh
    7:39
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659 / 3000mAh
    6:50

そして、その大容量バッテリーを素早く充電する「Dual Engine Quick Charging」も優秀。同梱の専用チャージャーを使うことで、最大22.5Wの急速充電が働き、わずか1時間半ほどでフル充電できます。

残念ながら、SDM845チップが本来サポートしているQualcomm Quick ChagreやUSB-PDには非対応で、純正チャージャー以外では急速充電できないという弱点も。

ポップアップカメラは思った以上に頑丈そう

さて、本機の目玉であるポップアップカメラについて。

筐体内部に組み込まれたモーターが、小指の爪ほど小さなカメラユニットを押し上げる仕組みで、見た目はちょっと頼りない印象。ところが実物は思っていたよりもしっかりしていて、恐る恐る指パッチンしてみてもビクともせず、真上からの衝撃に対しては内部のバネがクッション代わりとして効いてくれます。

自分撮りやビデオ通話など、前面カメラを使うとき自動的にせり出します。開閉共に1秒ちょいです。

画面内指紋センサー

ポップアップカメラと並んで画期的なのが、ディスプレイ内蔵式の指紋認証センサー。

画面内指紋センサーの先駆けともいえる「X20 Plus UD」と「X21 UD」で培った技術をもとに、認証制度と50%向上させて読み取り速度を10%速くした「第3世代目の認証システム」を採用しています。

本体を持ち上げるとディスプレイ下部に指紋アイコンが表示され、そこへ予め登録した指をあてるとロック解除されます。

誤認証の心配は要りませんが、タップ位置が少しズレていたり、指や画面が少しでも汚れていると弾かれてしまううえ、従来のセンサーよりも読み取りに時間が掛かります。今はまだ目新しさの域に過ぎませんが、技術そのものはとても合理的なので、今後ますますの改善を望みたいところ。

ちなみに、指をあてた際に発生するエフェクトは3種類用意されており、どれもサイバーちっくで最高に格好良い!

AIシーン分析が嬉しいデュアルカメラ

もはや当たり前のようになったデュアルレンズカメラ、NEX Sももちろん搭載しており、メイン1,200万画素・F1.8 + サブ500万画素・F2.4という組み合わせ。メインカメラのイメージセンサーとしては、ZenFone 5ZやMi MIX 2S、Mi8と同じくソニーのIMX363を採用し、1.4μmというラージピクセルとデュアルピクセルAFが強みです。

トレンド要素「AIカメラ」もしっかりおさえていています。これをオンにしておけば、各シーンに適した程よいチューニングが施され、鮮やかで明るいSNS映えしそうな写真が撮れます。

背景をぼかす「ポートレートモード」で撮影↓

こちらも同じくポートレートモード↓

左がNEX Sで右がFind X↓ NEXのほうがビビッドな仕上がり。

「Funtouch OS」は日本語対応だが、かなり癖が強い

vivoスマホには、AndroidをベースとしたカスタムROM「Funtouch OS」が導入されています。基本操作やシステムの根本的なところはAndroidそのままで、日本語ロケールもしっかりプリインされていますが、UIや設定画面のつくりは結構癖が強いので、ドロイドユーザーでも少し戸惑ってしまうかもしれません。

目に見えるところとしては、素のAndroidはメニューバーを上から下へスワイプすることでコントロールパネルを引き出しますが、Funtouch OSの場合はiOSみたく下から引き上げるタイプ。

機能に関しては素のそれよりも劣っていると断言できます。アプリアイコンのドロワー表示ができない、ホームランチャーを変更できない、画面分割が出来ないなど、Androidならではの機能がいくつも制限されているのが残念で仕方ありません。(詳しくは後述します)

vivo NEX S(旗舰版) SIMフリースマートフォン

一ヶ月弱使ってみて感じたNEX Sの残念なところ

目新しさや性能は大変魅力的な一台ではあるものの、使いやすいか?と聞かれればYESとは答えられないのが現状。手にしてみて分かった残念なポイントをまとめました。

指紋センサーはタップ位置や汚れに厳しい

本機の大目玉であるディスプレイ内蔵式の指紋センサーですが、先述したとおり、タップ位置が少しズレていたり指先または画面が汚れていると高確率で弾かれてしまいます。

読み取りで待たされることもしばしばで、一ヶ月経った今でも使い慣れません。

OPPO Find Xよりも重たくて大きいので、手が小さめな人には不向き

フィルムを装着した本体をはかりに乗せてみたところ、重量は実に200gを超えていて、ライバル機OPPO Find X(186g)よりも10gほどヘビー。そのうえ、ボディサイズはiPhone 8 PlusやGalaxy Note 9と同じくらいデカイので、手が小さめな方には不向きといえます。

持ちやすさでいえばFind Xに軍配上がるでしょう。NEXよりも2mmほど厚いはずなのに、カーブスクリーンと湾曲した背面のおかげか、全くもって分厚さを感じさせないのだから驚き。

なんと画面分割モードが無い!せっかくの大画面が台無し

機能面での最大の難点は、画面分割できないこと。Nougat以降のAndroid OSには、画面を2つに分割して異なるアプリを同時に表示できる「マルチウィンドウ」という機能が実装されているのですが、OreoベースのFuntouch OSはなぜかこの機能が省かれています。

これではせっかく大画面が台無し。

デレステのノーツずれが深刻

これはNEX S固有の問題というよりかはアプリ側のチューニング不足の可能性が高いのですが、デレステでのノーツずれが深刻です。

タップ音をオンにしてプレイすると徐々にノーツが遅れていき、曲の後半はもはや音消したほうがマシなレベルで、これではまるで反射神経の訓練…。

ミリシタやバンドリは不具合なく動きました。

MIX 2SやFind Xに比べ電話の声がこもり気味

ベゼルを極限まで削ったため、前面上部に設けられるはずの受話口は省かれ、その代わりにディスプレイを振動させる新機構のスピーカーを採用しています。その構造上、一般的な受話口よりも指向性やボリュームは弱くなり、MIX 2SやFind Xよりもモゴモゴこもったような声質が気になりました。

購入方法と価格について

vivo NEX Sは日本では未発売のため、海外ショップから個人輸入するか、イオシスなどの携帯専門ショップで購入するかたちになります。最安はGearBest.comで、記事を書いている2018年9月1日現在は739.99ドル = 約8.2万円。筆者もここでポチりました。

amazon.co.jpやイオシスでは9万円超えで、さすがにこれは割高感否めませんね。

各業者の販売ページへのリンクを一通りまとめておきますので、最新の価格をご確認願います。

vivo NEX S(旗舰版) SIMフリースマートフォン

コメントお待ちしています

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誠にお恥ずかしながら、たまに記事の誤記などを指摘して頂くことがあり、とても助かっております。どんなに小さなミスでも構いませんので、もし誤記や誤報を見つけましたらぜひお知らせ下さい。

批判には誠意をもって対応致しますが、アンチはスルーします。スパムはシステムのフィルターに引っ掛かるため、確認すらしていません。スパムは嫌いです。

  • おぜんざい より:

    VIVO NEX Sの設定項目には、ディスプレイの色味を調整できるものはありますでしょうか?教えていただけると幸いです。

    • pasoju より:

      設定アプリ内の「ディスプレイと明るさ」→「目の保護」の項目より、画面の色温度(寒色↔暖色)を調節できます。

      • おぜんざい より:

        ありがとうございます。貴重な情報をいただけて感謝感謝です。
        たびたびの質問申し訳ないのですが、暖色と寒色は無段階に(例えば、スライダーのような物で)調節できますか?

        • pasoju より:

          そうです。スライダーで細かく調節できます。
          ただしあくまでもブルーライトカット的な機能なので、極端な寒色には出来ません。