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Helio P60搭載・15Wワイヤレス充電対応の「UMIDIGI Z2 Pro」が発売

  • 2018-08-13
  • 2018-08-14

スペックは明かされていたものの発売されていなったUMIDIGIの最新スマホ「Z2 Pro」ですが、本日遂に通販サイトGearBest.comにてプリセールが始まりました。

機種名のとおり、Z2 ProはZ2の上位版という位置づけで、Helio P23よりも高性能なHelio P60チップを搭載するほか、最大15WのQiワイヤレス充電やNFCが追加されています。

UMIDIGI Z2 ProとZ2のスペック比較表

UMIDIGI Z2 ProとZ2の主要スペックを比較してみましょう↓

UMIDIGI Z2 Pro UMIDIGI Z2
SoC Helio P60 MT6771 (12nm FinFET)
CPU:8コア 4x A73@2.0GHz + 4x A53@2.0GHz
GPU:Mali G72 MP3 800MHz
Helio P23 MT6763V (16nm FinFET)
CPU:8コア 4x A53@2.0GHz + 4x A53@1.5GHz
GPU:Mali G71 MP2 700MHz
ストレージ 128GB 64GB
メモリ 6GB
ディスプレイ 対角6.2インチ 2,246 x 1,080ピクセル
IPS液晶ディスプレイ
アウトカメラ メイン:1,600万画素 f/1.7 S5K2P7センサー
サブ:800万画素
4K動画撮影に対応
メイン:1,600万画素 f/2.0 S5K3P8センサー
サブ:800万画素
1080p動画撮影に対応
インカメラ メイン:1,600万画素 f/2.0 IMX371センサー
サブ:800万画素
バッテリー 3,550mAh 3,850mAh
急速充電 最大18Wの急速充電に対応
ワイヤレス充電 最大15WのQiワイヤレス充電に対応 非対応
拡張端子 USB Type-C x1
SDカード 最大256GBのMicro SDXCに対応
カラー Twilight、Carbon Fiber、Luxury Ceramic Twilight、Phantom、Black、Twilight Black
セキュリティ 指紋認証 + 顔認証
筐体寸法 幅74.4mm
厚み8.3mm
高さ153.4mm
本体重量 165g
SIMカード Nano-SIM x2

iPhone Xを連想させるノッチスクリーン

本体前面には縦2,246 x 横1,080のディスプレイが備わっています。フルHD(1,920 x 1,080)よりも17%ほど縦に長い計算になりますが、画面上部にはカメラや受話口等を収めるための出っ張り(ノッチ)が設けられているため、実際の表示領域は数字よりも狭くなります。

ティザー画像をみる限り、画面周囲のベゼルはiPhone XやHuawei P20 Pro並に狭められていて、引き締まったデザインに仕上がっています。(P20の壁紙丸パクリなのは目をつむる方向で…)

Z2 ProもZ2も共にIPS液晶を採用しているため、有機EL搭載のiPhone XやP20 Proに比べると黒の深みやコントラストに物足りなさを感じるかもしれませんね。

最大15Wのワイヤレス充電 + 最大18Wの急速充電

Z2 Pro最大の特徴といえば、Qiワイヤレス充電。Qiそのものは別段珍しいものではなく、iPhoneやGalaxyシリーズ含め多数の採用例がありますが、Z2 Proは最大18Wの充電に対応していて、現状では世界で最もハイパワー。(参考までに、iPhone Xや8は最大7.5W、Galaxy S9などは10W)

Luxury Ceramicモデルが入った特別パッケージ「UMIDIGI Z2 Pro Luxury Ceramic Edition」には、最大15W出力が可能なワイヤレスチャージャー「UMIDIGI Q1」が同梱され、これを用いることで僅か100分でフル充電が可能とのこと。

UMIDIGI Q1は単体でも購入可能で、現在はBanggood.comにて34.99ドルで販売中。15Wのみならず10W・7.5W・5W充電にも対応していて、Mi MIX 2S、iPhone X/8/8Plus、Galaxy Sシリーズ/Noteシリーズ、Huawei Mate RSなどなど数多くの機種を正式にサポートしています。

SDM660並の性能を誇るHelio P60チップを搭載

SoC(システム・オン・チップ)としては、MediaTekの「Helio P60」(MT6771)を搭載しています。CPUは4基のA73@2.0GHzと4基のA53@2.0GHzからなる8コア構成で、GPUはMali G72 MP3 @800MHz。

OPPOのR15やA73s、Vivo X21i、Nokia X5といった最近のミドルレンジ機種に採用されているチップです。Antutu v7ベンチマークの総合スコアはSnapdragon 660とほぼ同じ13万点後半を叩き出すようで、標準版Z2に載っているHelio P23(スコア7万点台)よりもワンランク上の性能を有します。

また、プロセルルールが12nmへ微細化されたことで、省電力化にも期待できます。Z2よりもバッテリー容量が300mAh削られているZ2 Proですが、実際の駆動時間は逆転するのでは?

充実した通信バンド

通信バンドはZ2もZ2 Proも共通で、以下のとおり↓

  • 2G: GSM 2 /3 /5 /8
  • 2G: CDMA1X BC0,BC1
  • 3G: EVDO BC0,BC1
  • 3G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /8
  • 3G: TD-SCDMA 34 /39
  • 4G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /41
  • 4G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /25 /26 /28A /28B

ドコモのプラチナバンドLTE B19に対応しているほか、ソフトバンクのB8もLTEと3G共にカバー。さすがに技適マークは付いていないと思われますが、技術的にはドコモ回線またはソフトバンク回線で快適に運用できそうです。

前後共にデュアルカメラ

背面だけでなく前面にもデュアルレンズカメラを搭載し、前後合わせて4つのカメラを搭載。画素数は前後共に1,600万画素 + 800万画素という組み合わせで、デュアルカメラならではの“背景ボケ”モードも備わっています。

Z2もZ2 Proもクアッドカメラである点は変わりなく画素数も全く同じですが、メインカメラのレンズはZ2 Proのほうが明るく、イメージセンサーも若干異なります。

  • Z2 Pro:1,600万画素 f/1.7 S5K2P7センサー
  • Z2:1,600万画素 f/2.0 S5K3P8センサー

カラバリと販売価格

カラーバリエーションは「Twilight」「Carbon Fiber」「Luxury Ceramic」の3色展開。

「Twilight」はHuawei P20 Proそっくりな青+紫のグラデーションカラーで、「Carbon Fiber」がカーボン調のブラック。プレミアムモデルの「Luxury Ceramic」はその名のとおり背面がセラミックで覆われており、先述したとおりワイヤレスチャージャー「UMIDIGI Q1」が同梱されます。

本日8月13日より通販サイトGearBest.comにて販売が始まり、価格はTwilightとCarbon Fiberが299.99ドル、ワイヤレスチャージャー付きのLuxury Ceramicは359.99ドルです。

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