レビュー

入門機に最適な1万円台の中華スマホ「UMi Diamond X」をレビュー

  • 2017-02-12
  • 2017-10-25

XiaomiやHuaweiなど、最近の大手中国スマホメーカーはやや高級・高額志向に傾きつつあるイメージですが、まだまだ激安路線も健在です。

ガジェット系ECサイトの「GearBest」(ギアベスト)様より、低価格スマートフォン「UMi Diamond X」をレビュー用に提供して頂きました。

これまで2万円〜3万円台のスマホは当ブログにていくつかご紹介してきましたが、今回のUMi Diamond Xはなんと1万円台!1万円ともなると”格安”というより”激安”で、その実力は如何なるものなのか、2回の記事に分けてレビューをしようと思います。

今回は開封と初期セットアップ、軽い使用感をお届けします。

UMi Diamond X

UMi Diamond Xをさっそく開封

いろいろ説明する前に、まずはUMi Diamond Xの開封の儀を執り行います。付属品もあわせてご紹介します。

パッケージは真っ黒です。UMiロゴに光沢感があり、ヘアライン(?)っぽい加工が施されていたりと、なかなか凝った作りです。

パッケージの中身は説明書、充電器、USBケーブルのよく見慣れた三点セット。

説明書は5ヶ国語で、中華スマホながらなんと中国語の記載は一切無し。

ケーブルは片方がMicro USBでもう片方が通常のUSB。長さは1mほどあり、頑丈そうな作りです。

充電器はヨーロッパで広く出回るCタイプのプラグで、日本では使えません。筆者はいくつかUSB充電器を持ち合わせているので、それらを使えば万事解決です。

お値段以上の完成度!?UMi Diamond Xの外観チェック

1万円台の激安スマホと聞けば、多くの方が「安かろう悪かろう」というマイナス思考が働くと思います。では実際のところどうなのか、筆者も前々から結構気になっていた一台「UMi Diamond X」の外観と作り込みを細かくチェックしていきます。

5インチディスプレイを備えた前面

5インチの液晶ディスプレイが備えられた本体前面です。ベゼルは細くもなく太くもなくといった感じですが、デザインがミニマム・シンプルなので、やぼったい印象は受けません。

前面上部には200万画素の前面カメラが備えられており、その右横には近接センサーと受話口が配置されています。

タッチボタンはバックライト無し

ディスプレイ下にはAndroidではお馴染みのタッチボタンが備えられています。左からメニュー、ホーム、戻るの並びです。

ここで一つ残念ポイント発見。UMi Diamond Xのタッチボタンには、バックライトLEDが備えられていません。ボタンの位置と配置に慣れるまで、暗所での操作には少々戸惑いを感じそうです。

背面はプラスチック製

レビュー前に確認した公式ページの画像では、背面はガラスコーティングされていると思っていましたが、実際はプラスチック製でした。残念ながら、思っていたよりも質感は安っぽくて、高級感は感じられません。カバーを付けずに使い込んでいくと擦り傷が付きやすそうです。やはりここらへんはお値段相応といった感じでしょうか。

この後ご紹介しますが、実はDiamond Xの背面はカバー式になっており、SIMカードやMicroSDカードを装着する際に脱着します。

背面右上には800万画素のカメラとフラッシュライトが備えられています。質感は安っぽいですが、位置ズレなどはありません。

右側面に物理ボタン

前面から見て右側面には、電源ボタンと音量調節ボタンがあります。ボタンは金属製で、カチカチっと確実な押し心地です。

USBポートとイヤホンジャックは本体上面

上面にはイヤホンジャックとMicro USBがあります。上面にUSBポートが配置されているスマホはあまり見かけないので、充電しながら使うと多少違和感を感じるかもしれません。

USBケーブルを挿すとこんな感じ。

スピーカーは底面に1基

最後に本体底面です。底面にはスピーカーのグリル穴とマイクの穴が見受けられます。スピーカーは底面にある1基のみですので、本体を横向きで動画を観るとき、手の平で音を塞がぬよう注意しましょう。

電源投入!…その前に

何度電源ボタンを押しても起動しない!?

早速、電源を投入して動作チェックに進みたいところですが、困ったことにいくら電源ボタンをポチポチしても無反応なのです。もしや初期不良か!?と、本気で慌てました。

電池切れを疑って充電器を繋いでみたり、ボタンの押し込み時間が足りないのかと疑って長押しし続けたり、いろいろ試しましたが起動する気配一切無し。

そこで、付属の説明書を読んでみたところ、何やら「バッテリーの絶縁テープを剥がせ」との指示が…。そういうことだったのか!

背面カバーを取り外して絶縁テープを剥がす

まず、本体背面のプラスチック製のカバーを取り外します。

下の写真だといまいち分かりづらいのですが、背面左下に指の爪が入るくらいの溝があります。その溝に親指の爪を引っ掛け、少し力を入れてゆっくりと上へ持ち上げていくと、カバーと筐体が徐々に切り離されていきます。

カバーを開けるとこんな感じ。

長方形の黒いやつがバッテリーです。右下あたりにバッテリーを取り外すための溝がありますので、爪やコイン等を隙間に差し込みながら外していきます。

ふと、ガラケーの電池交換を思い出しました(笑)

バッテリーを取り外せたら、電極を覆っている黄色い絶縁テープを剥がします。

最後に、電池を装着して背面カバーを元に戻します。

その後電源ボタンを長押しすると、無事に起動画面が現れました。良かった良かった!

コンパクトなサイズ感で持ちやすい

UMi Diamond Xのディスプレイはちょうど5インチなので、手にちょうど良くフィットするコンパクトなサイズ感です。中華スマホでは5.5インチあたりが主流となっていますが、やはり一回り小さい5インチは持ち心地に安定感があって良いですね。

手の小さい方でなければ、片手操作もいけちゃいます。

5.5インチのファブレット「Xiaomi Redmi Note 3 Pro」とのサイズ比較です。写真だと大差ないように見えますが、実際に持ってみるとUMi Diamond Xの方が確実なグリップ感が得られます。

コンパクトボディには大満足ですが、厚みと重量はちょっと残念な感じです。

GearBestの販売ページによれば、UMi Diamond Xの厚みは9.6mm、重量は190g。今どきな薄型・軽量スマホに比べると、明らかに見劣りする数値です。

厚みに関してはそれほど苦を感じません。しかし、持った時に見た目以上の重さを感じるので、この重さは難点かなと思いました。今後モデルチェンジがあれば、150gあたりまで軽量化してくれたら嬉しい…というのが筆者の感想です。

(下の画像は左がUMi Diamond X、右がiPhone 5(5s・SEと同サイズ))

ほぼ素のAndroid 6.0。日本語表示に対応

UMi Diamond Xには、ほぼ素の状態といって良いほど無着色に近いAndroid 6.0が搭載されています。余計なアプリも一切入っていませんし、ユーザーインターフェースも素のAndroidそのままです。Google Playストアも標準装備です。

おまけに、日本語表示もバッチリ対応しているので、英語に疎い方でも全く戸惑いなく操作できるでしょう。初回起動時に言語の設定画面が現れるので、そこで日本語を選べば以降の表示は完全に日本語化されます。

ソフトウェアに関しては文句ありません。

通信面はどんな感じ?

やはり携帯電話である以上、最も重要なのは通信面。UMi Diamond Xの対応周波数帯と通信チェックの結果をまとめました。

対応周波数帯

  • GSM:850/900/1800/1900MHz
  • WCDMA:B1/B8
  • FDD-LTE: B1/B3/B7/B20

ドコモ回線はおおむね利用できる

LTEのB1とB3に対応していますので、主要都市とその周辺では問題なく利用できます。ただ、B19(800MHz)には非対応ですので、大きな建物の中では繋がりにくかったり、山間部や田舎では使えない地域もあります。

3G(通話)に関しても同様の事が言えます。主要バンドであるWCDMAのB1をサポートしているので、日本全国の広い地域では通話できますが、FOMAプラスエリア(B6)には対応していないため、その地域では使えません。

ドコモの通信エリアは、NTTドコモのエリアマップにて確認できます。

サービスエリア | エリア | NTTドコモ

mineo(Dプラン)で動作チェック・速度測定

UMi Diamond Xにmineo(Dプラン)のSIMを入れて、動作チェックと速度測定を行いました。

本体背面のカバーを外すとSIMスロットが2つ現れますので、対応するスロットへSIMカードを差し込みます。SIM 1はMicroSIM、SIM 2はNanoSIMとなっています。今回はNanoSIMを装着。

SIMカードを入れただけでは通信できませんので、APN(アクセスポイント)の設定をします。設定アプリ → 無線とネットワークの欄の「もっと見る」 → モバイルネットワークから設定できます。

最後に速度測定です。下りが約18Mbps、上りが約7Mbpsを記録し、筆者の環境では快適に通信出来ています。4Gの文字とアンテナピクトも正常に表示されているので、特に問題は無さそうです。

UMi Diamond Xの仕様

一通り、外観や基本的な機能のチェックは終えたので、最後にUMi Diamond Xの仕様を下の表にまとめておきます。

OSAndroid 6.0 Marshmallow
プロセッサーMediaTek MTK6737 4コア 1.3GHz(A53)x4
ストレージ16GB
メモリ2GB
ディスプレイ5インチ 1,280 x 720ピクセル IPS液晶ディスプレイ
内側カメラ200万画素 SP2509
外側カメラ800万画素 Hi843b
バッテリー容量2,650 mAh 取り外し可能なリチウムイオンバッテリー
拡張MicroUSBx1、オーディオ端子x1
SDカードMicroSDカード対応 最大128GB
センサーGPS、重力、環境光、近接、ホール
SIMカードMicroSIMx1 + NanoSIMx1
幅 x 厚さ x 高さ143 x 9.6 x 70mm
本体重量190g
カラーブラック、ゴールド

中華スマホ入門にぴったりなUMi Diamond X。購入はGearBestがオススメ

UMi Diamond Xを最も手軽に購入するなら、今回レビュー用に実機を提供して頂いたGearBest(ギアベスト)がオススメです。価格は妥当ですし、日本国内への販売実績もあります。

2017年2月12日現在、UMi Diamond XはGearBestにて89.99ドル = 10,277円で販売されてます。約1万円という安さで実用的なスマホを手にできるので、コストパフォーマンスは抜群ですね。高級感やハイスペックを求める方でなければ満足できる一台だと思いますので、中華スマホの入門機としても良い選択肢だと言えます。

気になる方は、下のリンクから販売ページをチェックしてみて下さい。

UMi Diamond X

おまけ:GearBestでお買い物する方法

「海外ガジェットは面白そうだけど、個人輸入には不安を感じる...」と、いまいち踏み出せない方へ。GearBestの使い方や決済方法について下の記事にまとめていますので、参考にして頂ければ幸いです↓

コメントお待ちしています

記事に関係あることでしたら、なんでもお書き下さい!頂いたコメントは公開前に管理人が一読し、問題がなければ承認します。

誠にお恥ずかしながら、たまに記事の誤記などを指摘して頂くことがあり、とても助かっております。どんなに小さなミスでも構いませんので、もし誤記や誤報を見つけましたらぜひお知らせ下さい。

批判には誠意をもって対応致しますが、アンチはスルーします。スパムはシステムのフィルターに引っ掛かるため、確認すらしていません。スパムは嫌いです。