スマホスタンドとしても使える、UgreenのUSB&SDカードハブはいかが?
- 2017-09-17
- 2017-10-25
USBハブって数え切れぬほど多くの製品が出回っていますが、「これだ!」と決め手になるような物って限られますよね。使い勝手に品質そして価格など、総合的に見比べてベストな製品を見つけたいところ。たかがハブされどハブ、案外と奥が深い世界なのです。
実は先日、UGREENというメーカーさんよりレビューのご依頼を頂きまして、今回の記事ではそれをご紹介したいと思います。まあ、その品もUSBハブな訳ですが、こいつは他の製品とは一味違いますよ!
まず、ハブの核となるUSB 3.0ポートを3基備え、加えてフルサイズのSDカードスロットとMicroSDカードスロットも使えるため、カメラから写真を取り込む際に重宝します。また、今やすっかり過去の産物となったMS(メモリスティック)や、M2カードのスロットもしっかり装備してるのはビックリ。
そして最大の特徴は、スマホやタブレットのスタンドとしても使える点。上の写真のように、設けられた溝にデバイスを立てかけられるので、動画視聴などにも適したアイテムです。
今回レビュー用として「Ugreen 3-Port USB 3.0 Hub with Card Reader」をUgreen様より提供頂いたため、タイアップ記事となっています。ステルスマーケティングではありませんし、中立で率直なレビューを致します。
UGREEN 3ポートUSB 3.0ハブ / カードリーダー
パッケージとハブ本体の作りをチェック
パッケージや説明書は英語表記ですが、シンプルこの上ない作りなので戸惑うことは無いでしょう。
中身はとても綺麗に梱包されていました。
取り出すとこんな感じ。USB端子は保護カバーが取り付けられており、ケーブルは結束バンドでまとめられています。ここまで丁寧なハブは初めてです。
本体天面を拡大してみます。
中身が青いUSB 3.0端子は3つ備わり、どれも最大5Gbpsでデータ転送が可能です。その下はカードの差込口で、右側には皆さんお馴染みのSDXC/SDHC/SDカードスロットとMicroSD(TF)カードスロットがあります。左側には、もうすっかり見かけなくなったMS(メモリティック)とM2カードのスロットが設けられています。
天面はなだらかに傾斜しており、机へ置いた時に機器を抜き挿しし易い設計となっています。
また、手前の溝によってスマホスタンドとしても機能するので、立てかけて動画視聴なんて使い方もOK。7〜8インチクラスの比較的コンパクトな機種であれば、タブレットも立てられます。
接続はケーブル1つで、外部電源要らず
パソコンとの接続は、ハブ本体から伸びているケーブル1本で行うので、作業スペースを汚さずにすむのは有り難いポイント。
つまり、接続機器を動作させるための電力はパソコンから供給されますが、ハードディスク等のパワーを要する機器をたくさん繋いでしまうとピークに達して追いつかなくなる可能性があります。周辺機器をたくさんお持ちの方は、注意が必要です。
とはいえ、側面には外部電源を繋げられる端子が備わっているので、別売りの5V/2A出力ACアダプター(千円ほど)を用意すればセルフパワーのハブとしても使えます。バスパワーとセルフパワー両対応という訳ですね。
転送能力は至って普通
肝心の転送能力に関しては一般的なハブ同等で、可もなく不可もなくといったところ。ハブの動作はパソコンの環境に左右される場合もあり、全ての環境においてパーフェクトとは言い切れませんが、今回試した限り、いきなり接続が切れたり極度に速度が落ち込んだりなどの不具合は一切ありませんでした。
まずはUSB 3.0のフラッシュメモリで検証。パソコンに直接接続した時よりも、ほんの僅かに速度が損なわれていますが、まあ誤差の範囲と捉えて差し支えないでしょう。
続いてMicroSDXCでの検証結果↓
最後にSDHCでの検証結果↓
リーズナブルな価格設定もGOOD!
気になるお値段ですが、記事を執筆している2017年9月17日現在のアマゾンでの販売価格は1,898円で、多機能ながらとてもリーズナブルな価格設定。USBに加えてSDカードを始めとするカードにも対応した、「オールインワン」なハブをお探しの方には、ぜひともお勧めしたい一品です。
最新の価格や販売状況に関しては、下のリンクからアマゾンのページをご覧ください↓

UGREEN 3ポートUSB 3.0ハブ / カードリーダー