Mac用FTPクライアントTransmit、使い心地抜群なのでオススメ!

  • 2016-08-12
  • 2017-10-26

現在のブログ運営の主流といえば、やはり「Wordpress」ですよね。

WordPressを使えば、記事の投稿や写真のアップロード、細かい設定まで、ブログ運営・更新に関わる作業の大半をWeb上のみで完結させることが可能です。当ブログ「pasoju」も、100%Wordpressで構築していまして、その便利さは日々身にしみて実感しております。

非常に便利なWordpressですが、唯一イマイチなポイントがあるとすれば「ファイル管理機能」。記事内に使う画像データは簡単に管理できるものの、ページを構築するために必要なPHP、CSSファイルを弄るときは結構面倒くさいです。

そんな時に非常に役立つのが「FTPクライアント」、レンタルサーバー上に格納されているファイルを、パソコンのファイルブラウザーの様に分かりやすく管理することができます。Wordpressのテーマを頻繁に弄る筆者にとって、もはやFTPソフトTransmitは強力な相棒となりました。

今回は、実際にMac用FTPクライアント「Transmit」をしばらく使ってみて、簡単ではありますがレビューをしてみたいと思います。

The app was not found in the store. 🙁

パニック – Transmit – Mac OS X FTP + SFTP + S3 アプリケーションの完成形

Transmitの機能や使い勝手

Transmitの主な機能や使い勝手を紹介したいと思います。非常に高機能で、細かい事に触れだすとキリがないため、ここでは基本的なFTPの機能のみに限りたいと思います。

非常に分かりやすいユーザーインターフェース

毎日のように使い込むほどブログライフに定着してしまったTransmit、筆者の1番の満足ポイントは、分かりやすいユーザーインターフェースです。下の画像はTransmitの初期設定画面ですが、デザイン性が良く、Web初心者でも難なく馴染めそうな作りになっています。

頻繁に使うツールであればあるほど、機能と並んで見た目も重要だと思います。いくつか存在するMac用のFTPソフトと比較しても、TransmitのUIデザインは非常に良いと思います。

Transmit 初期設定画面

Transmitの開発元であるPanicは、コーディングエディタ「Coda」の配信もしているようで、こちらも非常に評判の高いソフトウェアです。筆者もDreamweaverからの乗り換えを検討しています。

Panic – Coda

ファイル管理画面には基本的な機能が集約、2カラム表示にも対応

Transmitのファイル管理画面は、他のFTPクライアントと大きな違いはありません。必要な機能がシンプルにまとめられているので、使いやすいです。

特に気に入っているのが、ローカルのデータとサーバーのデータを左右2カラムに分けて表示できる機能です。オフラインのファイル参照のためにFinderウィンドウを表示しなくても、Transmit単体でファイルの管理をこなせるのは有り難いです。

Transmit 操作画面

よく使う項目には「お気に入り」に登録しておくと便利

WordPressのテーマに手を加えたり、複数サーバーで運営をしている方は、よく使うディレクトリを「お気に入り」に登録しておきましょう。Transmitを起動すると、最初にお気に入りの画面が表示され、使いたい項目をダブルクリックすれば即接続されます。何気ない機能ですが非常に便利です。

筆者の場合、さくらサーバーとXserverのサーバー上のファイル管理をTransmitに一本化しています。全ての接続先はお気に入りに登録済みですので、毎度スムーズな作業が出来ています。

Transmit お気に入り機能

「ディスク機能」を使って、Finder上でファイルの管理が可能!

こうしてレビュー記事を書いている割にはTransmitを使いこなせていない筆者、最近見つけた機能なのですが、リモート上のファイルをFinder上でも管理することが出来るんですね!これは本当にすごいと思いました。

Transmitを起動すると、Macのメニューバーにトラックのアイコンが表示されます。メニューを開くと、お気に入りに登録したディレクトリが並んでおり、接続先をクリックすることでリモートサーバーをマウント、Finder上でのファイル管理が出来るようになります。

下の画像はディスク機能を使ってみた時のキャプチャー、実際にリモートサーバー上のファイルを参照している様子です。普段よく使うFinderそのままの操作感で、リモートのファイルを管理できてしまうこの機能はTransmitならではですね。

Transmit ディスク機能

Transmit導入のネックとなりえる販売価格、でも相応の価値は有り

無料のツールはMac、Windows問わずたくさんありますが、このTransmitは有料のFTPクライアントです。価格は4,100円(2016年8月12日現在 AppStoreにて)と、有料アプリケーションの中でもお高めの部類に入ります。

しかし、導入の価値は十分あると感じました。数多くのFTPクライアントを試してきましたが、今のところTransmitの使い心地は1番だと確信しています。

Macで使える優秀なFTPソフトをお探しの方、ぜひTransmitを試してみては如何でしょう。ブログ、Webメディアを構築する上で、かなり頼もしい存在になること間違いなしです。

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