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Snapdragon 845搭載スマホ一覧:各スペックや特徴、価格などまとめ

  • 2018-06-01
  • 2018-06-13

Androidスマホとしてはトップクラスの性能を誇る、Qualcomm製ハイエンドSoC「Snapdragon 845」。搭載するスマホが徐々に増えてきたので、現在把握している機種それぞれのスペックや特徴、販売状況など、まとめてみました。

【2018年6月1日追記】Xiaomiが昨日リリースした「Mi8」を加えました。

Samsung Galaxy S9 / S9+

Qualcommのレファレンスモデルを除き、スマホで初めてSnapdragon 845を搭載したのは、Samsungの「Galaxy S9」と「Galaxy S9+」です。2018年2月末にリリースされ、日本では5月18日よりドコモとauから売り出されました。

ドコモでの一括価格は、S9(型番SC-02K)が99,792円、S9+(型番SC-03K)が111,456円。auでの一括価格は、S9(型番SCV38)が95,040円、S9+(型番SCV39)が112,320円。海外ではS9:849ユーロ = 約10.9万円、S9+:949ユーロ = 約12.2万円でSIMフリーモデルが販売されており、いずれにせよAndroidスマホとしてはかなり高価な部類になります。

旧型S8から最も大きく変化したのは背面カメラで、絞りf/1.5とf/2.4を物理的に切り替える画期的な機構を採用しています。通常はf/2.4、暗所では明るいf/1.5へ自動的に切り替わる仕組みで、夜でもノイズとブレの少ない写真が撮れるのが強みです。また、4K動画の60fps撮影や最大960fpsのスーパースローモーション撮影にも対応しており、スマホとしては最高水準の動画を撮影できます。

IP68という、iPhone X(IP67)よりも更に強力な防水性(+防塵性)を有すS9とS9+ですが、3.5mmイヤホンジャックはこれまで通り温存。

Galaxy S9の仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845またはExynos 9810
ストレージ64GB
メモリ4GB
ディスプレイ5.8インチ 2,960 x 1,440ピクセル Super AMOLEDディスプレイ
内側カメラ800万画素 f/1.7
外側カメラ1,200万画素 デュアルピクセルカメラ f/1.5 or f/2.4の可変絞り 光学式手ぶれ補正対応
バッテリー容量3,000 mAh Qiワイヤレス充電に対応
拡張USB Type-Cx1、3.5mmオーディオジャックx1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 最大400GB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、気圧、心拍、虹彩、NFC(FeliCa対応)
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ68.7 x 8.5 x 147.7mm
本体重量163g
防水・防塵性IP68等級の防水・防塵性
カラーライラックパープル、ミッドナイトブラック、チタニウムグレー、コーラルブルー

Galaxy S9+の仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845またはExynos 9810
ストレージ64GB
メモリ6GB
ディスプレイ6.2インチ 2,960 x 1,440ピクセル Super AMOLEDディスプレイ
内側カメラ800万画素 f/1.7
外側カメラメインカメラ:1,200万画素 f/1.5 or f/2.4の可変絞り 光学式手ぶれ補正対応
望遠カメラ:1,200万画素 f/2.4 光学手ブレ補正対応
バッテリー容量3,500 mAh Qiワイヤレス充電に対応
拡張USB Type-Cx1、3.5mmオーディオジャックx1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 最大400GB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、気圧、心拍、虹彩、NFC(FeliCa対応)
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ73.8 x 8.1 x 158.1mm
本体重量189g
防水・防塵性IP68等級の防水・防塵性
カラーライラックパープル、ミッドナイトブラック、チタニウムグレー、コーラルブルー

Sony Xperia XZ2 / XZ2 Compact / XZ2 Premium

Sonyの「Xperia XZ2」「XZ2 Compact」「XZ2 Premium」は、いずれもSnapdragon 845を搭載するハイエンド端末で、日本では今年5月下旬から夏にかけて3キャリアより販売されます。ただし、3モデル全ての取り扱いを表明しているのは今のところドコモのみで、auはXZ2とXZ Premiumのみ、ソフトバンクはXZ2のみ。それぞれの発売時期と一括価格は以下のとおり↓

XZ2 XZ2 Compact XZ2 Premium
ドコモ 発売:5月下旬
価格:94,608円
発売:6月下旬
価格:79,056円
発売:18年夏
価格:112,752円
au 発売:5月下旬
価格:95,040円
発売:未定
価格:不明
発売:8月中旬
価格:不明
ソフトバンク 発売:6月上旬
価格:102,720円
発売:未定
価格:不明
発売:未定
価格:不明

筐体の大きい順に並べると、Premium(5.8型) > XZ2(5.7型) > Compact(5型)。全モデル4K動画のHDR撮影に対応しているだけでなく、それを表示するディスプレイもしっかりHDR対応で、映像の質に力が入ったシリーズです。

XZとXZ Compactは、今流行りの18:9縦長FHD+ディスプレイを採用。XZ Premiumは縦長でこそ無いものの、フルHDの4倍=4Kという驚異的な高精細ディスプレイを採用し、撮った4K動画をそのまま原寸表示できるほか、YouTubeの4K HDR動画にも対応しています。

XZ Premiumは、Xperia初となるデュアルカメラを背面に搭載し、1,920万画素F1.8カラーカメラ + 1,220万画素F1.6モノクロカメラの組み合わせで色情報と輝度情報を合成して処理する仕組み。静止画はISO感度最高51200、動画ではISO最高12800で、人間の肉眼には見えないほどの暗所も捉えられるとのこと。

本体外装に関しては賛否両論あります。本体厚11.1mm・重量198gのXZ2はまだしも、XZ2 Premiumに至っては11.9mm・236gと近年稀に見るヘビー級。小柄を売りにするXZ2 Compactでさえ、12.1mm・168gで、iPhone 8よりも約5mm分厚いうえに20gも重たいのです。

また、背面に移された指紋認証センサーは、本来あるべき位置よりも下に寄っているため、「指が届きにくい!」「カメラに触れてしまう!」とこれまた不評を買っているもよう。ユーザーそれぞれ好みの問題ではあるものの、万人受けする作りとは到底思えません。

Xperia XZ2の仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ64GB
メモリ4GB
ディスプレイ5.7インチ 2,160 x 1,080ピクセル トリルミナスディスプレイ
内側カメラ500万画素 f/2.2
外側カメラ1,920万画素 f/2.0
バッテリー容量3,060 mAh QuickCharge 3.0とQiワイヤレス充電に対応
拡張USB Type-C x1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 最大400GB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、気圧、NFC(FeliCa対応)
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ72 x 11.1 x 153mm
本体重量198g
防水・防塵性IP68等級の防水・防塵性
カラーリキッドブラック、リキッドシルバー、ディープグリーン

Xperia XZ2 Compactの仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ64GB
メモリ4GB
ディスプレイ5.0インチ 2,160 x 1,080ピクセル トリルミナスディスプレイ
内側カメラ500万画素 f/2.2
外側カメラ1,920万画素 f/2.0
バッテリー容量2,760 mAh QuickCharge 3.0対応
拡張USB Type-C x1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 最大400GB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、気圧、NFC(FeliCa対応)
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ65 x 12.1 x 135mm
本体重量168g
防水・防塵性IP68等級の防水・防塵性
カラーブラック、ホワイトシルバー、モスグリーン、コーラルピンク

Xperia XZ2 Premiumの仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ64GB
メモリ6GB
ディスプレイ5.8インチ 3,840 x 2,160ピクセル(4K) トリルミナスディスプレイ
内側カメラ1,320万画素 f/2.0
外側カメラメインカメラ:1,920万画素 f/1.8 カラー
サブカメラ:1,220万画素 f/1.6 モノクロ
バッテリー容量3,400 mAh QuickCharge 3.0とQiワイヤレス充電に対応
拡張USB Type-C x1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 最大400GB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、気圧、NFC(FeliCa対応)
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ80 x 11.9 x 158mm
本体重量234g
防水・防塵性IP68等級の防水・防塵性
カラークロムブラック、クロムシルバー

ASUS ZenFone 5Z ZS620KL

台湾ASUS(エイスース)のフラッグシップスマホ「ZenFone 5Z」は、日本国内で売られているSDM845搭載スマホとしては最安で、税込み75,384円。6月下旬に発売される予定です。

こちらはSIMフリースマホのため、キャリア契約に縛られず本体のみを購入できます。ドコモ・au・ワイモバイル(ソフトバンク回線)で通信可能なうえ、2回線をVoLTEで同時待ち受けする「DSDV」にも対応しているので、基本的に回線の種類や組み合わせを気にすること無く運用できてしまう優れもの。

画面上部には自撮りカメラや受話口を収めるためのノッチ(切り欠け)が、背面には縦並びのデュアルカメラが設けられており、遠目で見たら区別付かないくらいiPhone Xに酷似しています。デザインに関しては好みの分かれそうなところです。

防水性が謳われていない点ではGalaxyに一歩引けを取りますが、イヤホンジャックとMicro SDカードスロット、いずれも備わっており、拡張性においては対等。

ZenFone 5Zの仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ128GB
メモリ6GB
ディスプレイ6.2インチ 2,246 x 1,080ピクセル Super IPS+液晶ディスプレイ
内側カメラ800万画素 f/2.0
外側カメラメインカメラ:1,200万画素 f/1.8 光学式手ぶれ補正
サブカメラ:800万画素 f/2.0 広角
バッテリー容量3,300 mAh
拡張USB Type-C x1、3.5mmオーディオジャック x1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 最大2TB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、気圧、RGB、NFC
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ75.6 x 7.7 x 153mm
本体重量165g
カラースペースシルバー、シャイニーブラック

LG G7 ThinQ / G7+ ThinQ

LGが5月初旬に発表した「G7 ThinQ」と「G7+ ThinQ」もSDM845を搭載するハイエンドスマホで、今のところ韓国・北米・欧州・中南米・アジアでの発売が予告されていますが、日本市場への投入は未定。

両機種とも6.1インチのQHD+(3,120 x 1,440ピクセル)ディスプレイを搭載。新採用の「スーパーブライトディスプレイ」は最大1000ニットの明るさを実現しており、iPhone X(約600ニット)やGalaxy S9(約700ニット)に比べ屋外での視認性に優れています。となると、電力消費も増したのでは?と危惧されますが、逆に消費電力を30%削ったとのこと。一体どんな仕掛けが組み込まれているのでしょうね。

3.5mmイヤホンジャックをしっかり搭載しているほか、32bit Hi-Fi Quad DACを内蔵し、7.1chのバーチャルサラウンドを楽しめるとのこと。また、新開発された「ブームボックススピーカー」は、机や箱の上へ置くと空洞部で音が響く何とも斬新な仕組み。オーディオに対してとことん突き詰めた一台です。

カメラに関しても着実な進化を遂げ、背面にはF/1.6 + F/1.9という明るいレンズを組み合わせたデュアルカメラを搭載し、AIによるシーン認識も従来(V30S ThinQ)の8パターンから19パターンに増えました。

そうそう、IP68の防水・防塵設計で、米国防総省が定める耐衝撃テスト「MIL-STD-810G」にもちゃっかり合格しているなかなかのツワモノ。スタイリッシュな見た目でありながら、下手なタフネススマホよりも頑丈な作りとなっています。

LG G7 ThinQ / G7+ ThinQの仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージG7:64GB、G7+:128GB
メモリG7:4GB、G7+:6GB
ディスプレイ6.1インチ 3,120 x 1,440ピクセル スーパーブライトディスプレイ(液晶)
内側カメラ800万画素 f/1.9
外側カメラメインカメラ:1,600万画素 f/1.6 光学式手ぶれ補正
サブカメラ:1,600万画素 f/1.9 広角
バッテリー容量3,000 mAh QuickCharge 3.0対応
拡張USB Type-C x1、3.5mmオーディオジャック x1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 最大2TB対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、気圧、NFC
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ71.9 x 7.9 x 153.2mm
本体重量162g
防水・防塵性IP68等級の防水・防塵性
カラープラチナグレー、オーロラブラック、モロッコブルー、ラズベリーローズ

HTC U12+

つい先日リリースされた「HTC U12+」は、早くも米国にて予約受付が始まり、気になる価格は799ドル~。国内での販売は未定ですが、日本版公式ページに「日本のみなさま、乞うご期待」と書かれたティーザーが載っていることから、投入は決まったも同然といって良いでしょう。

特筆すべきは、やはりカメラ。カメラ業界標準の格付けサイト「DxOMark」(dxomark.com)によれば、HTC U12+はデュアルカメラスマホとしては最も優れた画力を持つとされ、総合スコアは103点。参考までに、Huawei P20(無印版)が102点、Galaxy S9+が99点、iPhone Xは97点です。

背面のデュアルカメラは、1.4μmの大型センサー・1,200万画素のメインカメラと、1.0μm・1,600万画素の望遠カメラのコンビで、劣化の少ない1.85~2倍ズーム撮影を可能にしています。前面カメラもデュアルカメラ(800万画素 x2)。

本体側面にはU11同様に圧力センサーが組み込まれていて、活用の幅をさらに高めた「Edge Sense 2」へ進化。本体を握るだけで地図の拡大や音楽の再生・一時停止をコントロールできたり、握り続けている間は画面の自動回転がオフになったりなど、従来のスマホには無い操作感が特徴的です。

HTC U12+の仕様表↓

OSAndroid 8.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ64GB、128GB
メモリ6GB
ディスプレイ6.0インチ 2,880 x 1,440ピクセル 液晶ディスプレイ
内側カメラ800万画素 f/2.0 + 800万画素 f/2.0
外側カメラメインカメラ:1,200万画素 f/1.75 光学式手ぶれ補正
サブカメラ:1,600万画素 f/2.6 望遠
バッテリー容量3,500 mAh QuickCharge 3.0対応
拡張USB Type-C x1
SDカードMicroSD/SDHC/SDXC 対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、NFC、エッジセンサー
SIMカードNano-SIM
幅 x 厚さ x 高さ73.9 x 9.7 x 156.6mm
本体重量188g
防水・防塵性IP68等級の防水・防塵性
カラートランスルーセントブルー(半透明カバー)、セラミックブラック、フレイムレッド

OnePlus 6

中国シェア1位・世界シェア4位を誇るOPPO社。その傘下でグローバル展開している「OnePlus」は、高性能をとことん追求したシリーズですが、価格は他社のフラッグシップよりも抑えられており、コストパフォーマンスの高さ故に「フラッグシップキラー」と評される事もしばしば。

SDM845を搭載する最新作「OnePlus 6」は、6GB又は8GBの大容量RAMに、最大256GBのUFS 2.1 2-LANE超高速ストレージ、最大20Wの急速充電Dash Charge対応など、この上なく充実したスペック。お値段は529ドル = 約5.8万円~。

背面にはデュアルカメラを搭載。そのメインカメラはソニー製の最新イメージセンサー「IMX519」を採用したことで、暗所撮影に強くなったほか、永らく望まれていた光学式手ぶれ補正も装備。さらには、4K動画の60fps撮影をもサポートし、旧世代OnePlus 5Tに比べカメラが飛躍的に良くなりました。

ただ、ワイヤレス充電に対応しているわけでも、超高解像度なディスプレイを搭載しているわけでもなく、目新しさに欠けている事は否めません。

日本未発売の中華スマホではありますが、驚いたことにソフトウェア表示は完全に日本語対応しているため、個人輸入してまで手にしたい!と願う国内ユーザーは相当数居るでしょう。技適マークが無いので、国内での使用は100%自己責任になりますが。

OnePlus 6の仕様表↓

OSAndroid Oreo / Oxygen OS
プロセッサーQualcomm Snapdrgaon 845
ストレージ64GB、128GB、256GB UFS 2.1 2-LANE
メモリ6GB、8GB LPDDR4X
ディスプレイ6.28インチ 2,280 x 1,080ピクセル AMOLEDディスプレイ
内側カメラ1,600万画素 1.0µm f/2.0 電子式手ぶれ補正対応 (IMX371センサー)
外側カメラメイン:1,600万画素 1.22µm f/1.7 光学式+電子式手ぶれ補正対応 (IMX519センサー)
サブ:2,000万画素 1.0µm f/1.7 (IMX376Kセンサー)
バッテリー容量3,300mAh DashCharge(5V 4Aの急速充電)対応
拡張USB Type-C(2.0) x1、3.5mmオーディオジャック x1
SDカード非対応
センサーGPS、指紋認証、ホール、加速度、ジャイロ、近接、周囲光、コンパス、センサーハブ、NFC
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ75.4 x 7.75 x 155.7mm
本体重量177g
防水・防塵性生活防水に対応(IP等級は非公開)
カラーミラーブラック、ミッドナイトブラック、シルクホワイト

Xiaomi Mi8

中国Xiaomi(小米 / シャオミ)の「Mi8」は、2018年5月末にリリースされた同社のフラッグシップモデルで、Mi MIX 2Sを追うようにSDM845チップを搭載しました。今年2018年はXiaomi創立8周年を迎えるため、旧型が「Mi6」にも関わらず「8」が割り振られたという裏話も。

「中国のApple」と言われるだけあり、デザインはiPhone Xそっくり。画面上部のノッチ(切りかけ)といい、四隅の丸まり具合といい、縦並びの背面デュアルカメラといい、パット見た感じ区別つかないほど酷似しています。

Mi6に引き続きデュアルカメラを搭載し、メインカメラ + 望遠カメラの組み合わせも変わりありませんが、新たにIMX363センサーを採用することでデュアルピクセルAFに対応。また、センサーサイズ拡大によって受光量が増し、暗所撮影も強化。諸々の改善によって、DxOMark Mobileの総合スコアは99点をマークし、Pixel 2やiPhone X、Mate 10 Proよりも優秀なスコアです。

また、GPSの次世代バンド「L5」に対応することで、位置情報の誤差をわずか30cm(理論値)以内に。一般的なL1波も併せてサポートし、スマホ史上初めてL1とL5の同時受信に対応しています。さらには、なんと日本の準天頂衛星「みちびき」(QZSS)にも対応し、これまたL1とL5の両方を受信可能。

特別モデル「小米8 透明探索版」は、指紋認証センサーをディスプレイの裏側へ組み込み、iPhone XのFace IDに対抗すべく3Dスキャニング式の本格的な顔認証システムを搭載。背面カバーは半透明で、基盤部分がうっすら透ける斬新なデザインに仕上がっています。

気になるお値段は、標準版が2,699元 = 約4.6万円~、透明探索版(8GB RAM + 128GB ROM)が3,699元 = 約6.3万円。後ほどご紹介するMi MIX 2Sよりも安価で、SDM845搭載機としては現状最安となります。

Mi8の仕様表↓

OSAndroid 8.0 / MIUI 10
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ標準版:64GB、128GB、256GB 透明探索版:128GB
メモリ標準版:6GB 透明探索版:8GB
ディスプレイ6.21インチAMOLED(有機EL)ディスプレイ 2,248 x 1,080ピクセル ピクセル密度402ppi
内側カメラ2,000万画素
外側カメラメイン:1,200万画素f/1.8 (IMX363センサー) + 望遠:1,200万画素f/2.4 デュアルレンズカメラ
バッテリー容量標準版:3,400mAh 透明探索版:3,000mAh
QuickCharge 4.0+
拡張USB Type-C x1
SDカード非対応
センサーGPS L1+L5、A-GPS、Galileo E1+E5a、QZSS(みちびき) L1+L5、GLONASS、BeiDou、電子コンパス、加速度、環境光、超音波による近接センサー、ジャイロ、ホール、気圧、指紋認証センサー(透明探索版は画面内埋め込み)
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ74.8 x 7.6 x 154.9mm
本体重量標準版:175g 透明探索版:177g
カラーブルー、ゴールド、ホワイト、ブラック

Xiaomi Mi MIX 2S

同じくXiaomiの「Mi MIX 2S」も、Mi8に並ぶ怪物性能を誇るフラッグシップスマホですが、こちらはより一層デザインに拘ったモデルで、Mi8と比べると割高。本体上部にある受話口兼スピーカーを極限まで小型化することで、ノッチ(切り欠け)を設けずともベゼルレスデザインを実現。背面は一面セラミックで覆われており、気品ある高級感を演出しています。

Mi MIXシリーズとしては初となるデュアルカメラを搭載。Mi8同様IMX363センサーを採用し、画素数もレンズの明るさもMi8と全く同じ。DxOMarkの総合スコアは97点をマークしました。

さらには、Qi規格のワイヤレス充電にも対応し、これはMi8には無い強みです。

お値段は3,299人民元 = 約5.6万円で、OnePlus 6と並ぶほど安価でコスパ優秀ですが、Mi8を引き合いに出すとどうしても割高感を感じてしまいます。

Mi MIX 2Sの仕様表↓

OSAndroid 8.0 / MIUI 9
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ標準版:64GB、128GB、尊享版:256GB
メモリ標準版:6GB、尊享版:8GB
ディスプレイ5.99インチIPSディスプレイ 2,160 x 1,080ピクセル アスペクト比18:9 ピクセル密度403ppi
内側カメラ500万画素
外側カメラメインカメラ:1,200万画素 f/1.8 光学式手ぶれ補正対応
サブカメラ:1,200万画素 f/2.4
バッテリー容量3,400mAh QuickCharge 3.0とQiワイヤレス充電に対応
拡張USB Type-C x1
SDカード非対応
センサーGPS、電子コンパス、加速度、環境光、超音波による近接センサー、ジャイロ、ホール、気圧、指紋、NFC
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ74.9 x 8.1 x 150.86mm
本体重量189g
カラーブラック、ホワイト

Black Shark SHARK

Xiaomiが出資する企業、黑鲨科技(blackshark.com)が今年4月にリリースした初作「SHARK」は、ゲームプレイに特化した「ゲーミングスマホ」で、去年末に登場した「Razer Phone」へ真っ向勝負を挑んでいます。グリーンのアクセントカラーがあしらわれた外観からも、Razerへの対抗心が伝わってきますね。価格は2,999人民元 = 約5.1万円から。

快適なゲームプレイを実現するためには、高い処理能力だけでなく、それを長時間維持するための放熱性が求められます。Black Sharkは筐体内に液体冷却ユニットを内蔵しており、これによってCPUの発熱を8℃も抑えることに成功したというのだから驚き。また、バッテリー容量は4,000mAhと、SDM845搭載機の中では最大級で、電力消耗の激しい3Dゲームも長時間遊べるよう設計されています。

背面には対角線状に横切るX状のアンテナバンドがあり、オンラインゲームでの遅延を限りなく抑えています。筐体は適度な厚み(9.25mm)があり、丸みを帯びた仕上がりなので、グリップ感はなかなか良さそうです。

最大の目玉は、Bluetoothジョイスティックコントローラー。SHARK本体上部に取り付けることができ、見た目も操作性も本物のゲーム機さながら。

Micro SDカードスロットは非搭載ですが、ストレージは64GB・128GB・256GBと大容量なので、ゲーミングに限れば不足しないでしょう。ただ、3.5mmイヤホンジャックを備えていない点は、どうしても引っかかります。

Black Sharkの仕様表↓

OSAndroid 8.0 / JOY UI
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ64GB、128GB
メモリ6GB、8GB
ディスプレイ5.99インチ 2,160 x 1,800ピクセル 液晶ディスプレイ
内側カメラ2,000万画素 f/2.2
外側カメラメインカメラ:1,200万画素 f/1.75
サブカメラ:2,000万画素 f/2.2 望遠
バッテリー容量4,000 mAh QuickCharge 3.0対応
拡張USB Type-C x1
SDカード非対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ75.4 x 9.25 x 161.62mm
本体重量190g
カラーブラック+グリーン、グレー+グリーン

Smartisan Nut R1

かつてiPhoneのデザインに携わっていた人を引き抜いたことで知られる「Smartisan」(锤子科技 / スマーティザン)は、ソフトとハードの両面で独自デザインを追求しており、他のメーカーとは一線を画した異色の存在です。もしSmartisanの名を口にする人が居たならば、その人は間違いなくスマホオタクでしょうね(笑)

今月5月の初めにリリースされた「Smartisan Nut R1」は、SDM845や6GB又は8GBの大容量RAM、QuickCharge 4+による急速充電、Mi MIX 2S同レベルの高品質なデュアルカメラなどなど、とにかく一通り詰め込んだフラッグシップモデルです。そして極めつけは、史上初となる1TB(1024GB)のUFS 2.1ストレージで、そのお値段はエベレスト標高と同じ8,848人民元で、日本円にするとなんと約15.1万円。

“一般ユーザー”に向けた下位モデルも用意されており、6GB RAM + 64GB ROMは3,499人民元 = 約6万円、6GB RAM + 128GB ROMは3,999人民元 = 約6.8万円、8GB RAM + 128GB ROMは4,499人民元 =  7.7万円。スペックを考えると割安感を覚えます。

通信バンドは中華スマホと思えないほど充実しており、驚いたことにドコモのプラスエリア(3G B6)やプラチナバンドと呼ばれるLTE B19もサポート。もちろん技適の問題が絡みますが、(技術的には)日本でも何ら不自由なく通信できるでしょう。

Nut R1の仕様表↓

OSAndroid / Smartisan OS
プロセッサーQualcomm Snapdragon 845
ストレージ64GB、128GB、1TB
メモリ6GB、8GB
ディスプレイ6.17インチ 2,242 x 1,800ピクセル 液晶ディスプレイ
内側カメラ2,400万画素 f/2.0
外側カメラメインカメラ:1,200万画素 f/1.8 光学式手ぶれ補正対応
サブカメラ:2,000万画素 f/2.2
バッテリー容量3,600 mAh QuickCharge 4.0+対応
拡張USB Type-C x1
SDカード非対応
センサーGPS、加速度、ジャイロ、環境光、近接、電子コンパス、NFC
SIMカードNano-SIM x2
幅 x 厚さ x 高さ74.5 x 7.9 x 153.3mm
本体重量170g
カラーブラック、ホワイト

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