
ドコモ版の中古iPhone 5cを楽天モバイルで運用した感想
- 2016-08-04
- 2017-10-26
楽天モバイルの通話SIMの3.1GBプランを新規契約、ドコモ版のiPhone 5cで運用し始めて2ヶ月ほどが経ちました。この記事では、iPhoneと格安SIMの組み合わせは如何なものか、率直な感想をお伝えします。
iPhoneと格安SIMの組み合わせで運用を検討している方、今回の記事をぜひ参考にしていただきたいです。
目次
格安SIMでiPhoneを運用するなら中古5cが良さげ
最新機種を選ぶことが必ずしも良いとは限らない
今回あえて「iPhone 5c」を選んだ事には理由がありまして、一番は初期費用です。
iPhoneといっても様々なラインナップがありますが、基本的に新しい機種ほど高いです。では新しい機種が必ずしも良いかと訊かれた場合、筆者は「はい」と答えません。
もちろん、最新機種と型落ち機種では性能面での差は歴然としています。しかし、皆が皆スマホに高性能を求めているかといえば、それは違いますよね。
状態の良い中古iPhone 5cはコスパ高い
今回はあくまでも「格安SIM」にスポットを当てていますので、当然本体のコストもなるべく抑えたいところです。筆者はdocomo版iPhone 5c 16GBモデルの中古を、Amazonにて16,000円ほどで入手することができました。初期費用をなるべく抑えつつコストパフォマンスを考慮すると、おそらくiPhone 5cが最善の選択と言えるでしょう。
Apple iPhone 5c 16GB ホワイト ME541J/A
iPhone 5cのスペックを確認
OS | iOS 7(初期状態) 2016年秋リリース予定のiOS 10に対応 |
---|---|
プロセッサー | Apple A6チップ |
ストレージ | 16GB、32GB |
メモリ | 1GB LPDDR2 |
ディスプレイ | 4インチ 1,136 x 640ピクセル Retinaディスプレイ |
内側カメラ | 120万画素 |
外側カメラ | 800万画素 |
バッテリー容量 | 1,507mAh 連続待受最大250時間 |
拡張 | Lightningコネクタ x1、オーディオ端子 x1 |
SDカード | なし |
センサー | ジャイロ、加速度、近接、環境光 |
SIMカード | nano-SIM |
幅 x 厚さ x 高さ | 124.4 x 8.97 x 59.2mm |
本体重量 | 132g |
カラー | ホワイト、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン |
iPhone 5cとMVNO(格安SIM)の組み合わせにこだわる理由を、下の記事にさらに詳しくまとめました。
楽天モバイルを選んだ理由と運用費用
なぜ楽天モバイルを選んだか
格安SIMといっても、サービスを提供している会社はたくさんあります。今後さらに増えていくことでしょう。ではその中からなぜ「楽天モバイル」を選んだのか、ポイントは主に3つあります。
- ネットでの評判が良かった
- 使わなかった容量を翌月に繰越ができる
- 契約期間の縛りが緩い
必ずしも楽天モバイルでなければいけない理由はありませんが、上の3つが決め手になりました。楽天モバイルのサービスに関するレビュー記事も用意しましたので、ぜひ読んでみてください。
iPhone 5cを楽天モバイルで運用するにあたって、初期費用と月額料金はどのくらい?
iPhone 5cを楽天モバイルで運用するにあたって、筆者の場合は初期費用・月額料金はどれほど掛かったのか、内訳と総額を紹介します。記載している料金はすべて税込みです。
初期費用:約2万円
まず、楽天モバイルの新規契約時には初期費用として3,240円必要です。それに加えて、今回はiPhone 5cのdocomo版端末を16,000円ほどで用意したので、約20,000円の初期費用となりました。
月額料金:1,728円
選んだプランは、通話と高速データ通信が月3.1GBまで可能な「通話SIM 3.1GBプラン」、月額の基本料金は1,728円です。実は、契約時に1ヶ月目の料金が無料になるキャンペーンを行っていました。ですので、初月の請求は初期費用の3,240円のみでした。これは地味に嬉しい!
楽天モバイルとiPhoneの組み合わせ、問題ない?
2ヶ月間の使用ですが、楽天モバイルとiPhoneの組み合わせに問題は感じていません。通信関係のトラブルもありませんし、テザリング(インターネット共有)も問題なく出来ます。
楽天モバイルの通信スピードに関しても、今のところ問題なく快適に使うことが出来ています。実際に通信速度の測定を行ってみて、結果をまとめた記事を書きました。
これは少し専門的な話になってしまいますが、田舎や山間部、構造物内などの電波の届きにくい箇所の改善を目的とした800MHz帯「FOMAプラスエリア」にiPhone 5cは対応しています。よって電波感度も良好で、ドコモ回線を利用してサービス提供している楽天モバイルとの相性は良いです。
FOMAプラスエリアの専門的な情報はWikipediaを参照してください。
格安SIM+iPhoneは定番になりつつある!?
これから格安SIMのサービス提供はますます増えて行き、業界は更に成長していくことでしょう。加え、日本では相変わらずiPhoneの人気度は高いのですが、携帯キャリアのプラン料金は相変わらず割高感が否めません。格安でiPhoneが利用できれば、iPhoneと格安SIMの組み合わせは定番になるかもしれません。