最近の中華スマホは意気込みが凄い!1万円で買えるUMi Diamondとか

  • 2017-01-20
  • 2017-10-25

今回はニュースネタでもレビュー記事でもなく、思っていることを軽く書き連ねる回です。

このブログは「中華風味のIT系ブログ」ということで、常に中華製品ネタが尽きません。筆者一番のお気に入り「Xiaomi」(シャオミ)について書いたり、パソコン・タブレットのJumperやCHUWIについて書いたり、昨日はBlubooというメーカーが発売する激安スマホについて書いたり…。

最近の中国メーカー全般に言えることですが、開発にかける熱意・意気込みがそのまま製品や販売に現れている感じがします。国内では考えられない破格販売を平然とやってのけますし、「安かろう悪かろう」のイメージを払拭するような質の高い製品も多く出回り始めているので、確実にファンを増やし続けています。ほんと、最近の中国発デジタルガジェットは侮れませんよ。

安くて質の高いメーカーといえば、UMiとか?

結構有名なメーカーなのですが、これまで当ブログでは紹介していませんでした。UMiという中華スマホメーカーは、全体的に価格を抑えて展開しつつ製品の質は高いので、日本国内でも愛好家が多いようです。正にコスパ抜群ってやつですね。

Xiaomiすら高級機に思える低価格っぷり

筆者が一番最初に触れた中華スマホは、「Xiaomi Redmi Note 3 Pro」です。それまでiPhoneやGalaxyあたりが当たり前と思っていたので、Xiaomiスマホを初めて触れたときには安さと作りの良さに衝撃を受けました。その後、ハイスペック機「Xiaomi Mi5s」をレビューしましたが、やはりこの時も完成度の高さとコスパの良さに脱帽。

しかしそのXiaomiも中華スマホ市場の一端に過ぎず、把握しきれないほど数多くのデバイスが存在していて乱立状態です。

その中でも、安くて質の高いメーカーの一つとして「UMi」が挙げられますね。あのXiaomiすら高級機とも思えてくる低価格っぷりには、心惹かれるものがあります。

最近登場した「UMi Diamond」辺りは狙い目

UMi Diamond

UMiと一言に言っても、数多くの機種がラインナップされている訳ですが、個人的に狙い目は最近登場した「UMi Diamond」かなと思います。

CPUはSAMURAI REIにも採用されているMediaTek MT6753で、エントリーモデルそのものです。しかし、3GBのメモリを備え、Micro SDカードにも対応しているので、実用性は確保されているかなといった感じです。

特質すべきはデザイン性で、UMi Diamondは1万円台とは思えないほどお洒落なデザインに仕上がっています。背面は光沢感のあるメタルカラーで、よくある樹脂製のアンテナバンドは見当たりません。更に、本体エッジに光沢感のある鏡面加工を施すことにより、”Diamond” = ダイヤモンドのイメージを追求したとのことです。うーむ…物欲をそそられます。

大型画面を備える”ファブレット”が多い中、画面サイズを5インチに抑えて持ちやすい本体サイズに収めているのも評価できます。また、背面には左右側面にかけてカーブが設けられているので、片手でもしっかりグリップできそうです。デザイン性だけでなく、持ちやすさも追求したのは良い判断だと思います。

UMi Diamond

廉価版「UMi Diamond X」は1万円以下

UMi Diamondでも十分お安いですが、スペックを落としてさらに価格を抑えた廉価版「UMi Diamond X」というモデルも存在します。GearBestの販売ページを見たところ、現在はなんと1万円以下で購入できるようです。安い!

UMi Diamondとの違いは、MT6753がMT6737へダウングレードされ、3GBのメモリが2GBに減らされているという2点のみ。デザインやサイズは変わらないので、見た目を優先するならより安価なUMi Diamond Xもありですね。

UMi Diamond X

Helio X27を搭載したフラッグシップ「UMi Z」ですら2万円台という面白さ

UMi Z

今のUMiのフラッグシップモデルは「UMi Z」になりますが、これまたスペックに価格が追いついていない格安機です。

Antutuベンチマークでは10万点を超える実力を持つハイスペックSoC「Helio X27」を搭載しているほか、4GBのメモリを搭載し、IGZOディスプレイを備えるなど、完成度の高いモデルになっています。Android 7.0のOTAアップデートを保証しているのもポイントです。

また、他のモデルよりもカメラ性能を強化していて、背面と前面に1,300万画素のサムスン製カメラを備えています。自撮りも綺麗に撮れますよ!というのが売りのようですね。

気になる価格は2万円台。やはり安い…。

UMi Z

価格重視ならBlubooもなかなか

Bluboo

価格という面では、昨日ご紹介したBlubooも凄いですよ。そもそもこのメーカーはスペック抑えめな機種しか取り扱っていないため、価格設定そのものは決して驚異的なものではありませんが、他社と比べると安さが目立ちます。

最新機種は「Bluboo Dual」で、ラインナップ上は最上位に位置しているものの、価格はたったの1万円ちょい。

特徴は背面にデュアルレンズカメラを備えている点で、フォーカスを自在に合わせたり、対象物の背景をボカシて撮影できます。画質はさておき、1万円ちょいなのにデュアルカメラ搭載とは…これまた中華スマホならではの面白さです。

Blubooはこの他にも多彩な製品をラインナップしており、ちょうど良いことに現在GearBestではBluboo製品全般を対象にしたセールを実施しています。興味のある方は、昨日の記事「激戦覚悟!Bluboo Dualがたったの9.99ドルで買えるセールが熱い」も読んでみて下さい。

デザイン製や性能を重視するならXiaomiやOnePlusなど

ここまでは中華スマホの安さにフォーカスしてあれやこれや書いてきましたが、ハイスペック・高級路線でも暴れまわっています。

ベゼルレスが特徴的な高級機「Xiaomi Mi Mix」

Xiaomi Mi Mix

中華スマホの高級機と聞いて、筆者が真っ先に思い浮かべるのがXiaomiの「Mi Mix」ですね。発売から間もないころ、当ブログではいち早くニュース記事として取り上げているので、詳細はそちらを読んで下さい。

誰が見てもひと目で分かりますが、Mi Mixには左右側面と画面上部のベゼルがほぼありません。画面占有率はなんと91.3%で、これぞまさにベゼルレスデザインです。

性能も凄まじく、高性能なSnapdragon 821に4GBまたは6GBのメモリ、128GBまたは256GBの大容量ストレージを備えています。更に高性能なSnapdragon 835搭載スマホがそろそろ登場しそうな雰囲気で、このMi Mixもフラッグシップの座から降ろされそうではありますが、「Xiaomi MIX EVO」なるモデルがGeekBench上で発見されたとの情報が!ん、これは後継機か…!?

A new Xiaomi smartphone has been spotted on the Geekbench benchmarking website. Dubbed Xiaomi Mix Evo, the device is powered by Qualcomm’s MSM8998 (Snapdragon 835) chipset and has 4GB RAM.

Xiaomi Mix Evo with Snapdragon 835 SoC and 4GB RAM spotted on Geekbench – GSMArena.com news

Xiaomi Mi MIX 6GB RAM + 256GB ROM

フラッグシップキラーに相応しい「OnePlus 3T」

OnePlus 3T

他のフラッグシップと対等に戦えるスペックを備えながら、リーズナブルな価格で市場投入することから、「フラッグシップキラー」との愛称で親しまれているメーカー「OnePlus」からも目を離せません。

OnePlusが去年の11月に発売したOnePlus 3Tは、Snapdragon 820を821へアップデートし、前面カメラを800万画素から1,600万画素へ変更するなど、OnePlus 3をベースにして更なる強化を図ったモデルになります。見た目やスペックからして「正統派ハイスペック中華スマホ」みたいな印象を持っています。

OnePlus 3T

国内進出しているHuawei社のスマホも素晴らしい

Huawei Mate 9

最後に、ぜひとも皆さんにご紹介したいのが、Huawei(ファーウェイ)のスマホです。スマホ好きの方なら、耳にタコが出来るくらいよく聞くメーカー名で、国内で急成長中の格安SIM(MVNO)でもセット端末として販売されることがあります。

Huaweiの最も代表的な端末といえば、やっぱりHuawei P9でしょうね。これはもはや名機と言って良いでしょう。目玉は「ライカのデュアルカメラ」で、カメラの性能を前面に推しだしたモデルです。

そして、最近発売されたばかりのHuawei Mate 9もなかなかです。デュアルカメラ魂を継承し、スペックは更なる底上げが施され、P9の上位版としても捉えられます。また、5.9インチという大画面を備えつつ、筐体をiPhone 7 Plus(5.5インチ)とほぼ同じサイズ感に収めたというのも良いところです。

ちなみに、筆者は先日Mate 9をアマゾンにてポチりました。近日中にレビュー記事を投稿する予定なのでお楽しみに!

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