OPPO Find X 実機レビュー:飛び出しカメラ搭載した究極の魅せスマホ
- 2018-08-26
- 2018-10-19
カメラがニョキっとせり出す究極のベゼルレススマホ「OPPO Find X」、遂に入手してざっと触ってみたので、実機レビューをお届けします。
とことん突き詰められたデザイン、左右両側がカーブした有機ELディスプレイ、正確かつスピーディーな顔認証、そしてSnapdragon 845による圧倒的なパフォーマンス。筆者が思うに今もっともクールでロマンのある一台です。日本への投入も囁かれていますが、もしそれが実現すれば大変な騒ぎになりそう…。【2018年10月19日追記】本日、日本国内への投入が正式に決まりました!
目次
OPPO Find X SIMフリースマートフォン
OPPO Find Xのスペック表
OS | Android 8.1 Oreo / ColorOS 5.1 |
---|---|
プロセッサー | Qualcomm Snapdrgaon 845 CPU:8コア 4x Cortex A75@2.8GHz + 4x Cortex A55@1.8GHz GPU:Adreno 630 |
ストレージ | 128GB、256GB、512GB |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | 対角6.42インチ 2,340 x 1,080ピクセル AMOLEDディスプレイ(有機EL) |
内側カメラ | 2,500万画素 f/2.0 ポップアップ式カメラ |
外側カメラ | ポップアップ式デュアルカメラ メインカメラ:1,600万画素 f/2.0 光学手ブレ補正対応 サブカメラ:2,000万画素 f/2.0 |
バッテリー容量 | 128GB:3,730mAh VOOC Flash Chargeに対応 256GB・512GB:3,400mAh(1,700mAh x2機) SuperVOOC Flash Chargeに対応 |
拡張 | USB Type-C |
SDカード | 非対応 |
センサー | GPS、電子コンパス、近接、環境光、加速度、ジャイロ |
SIMカード | Nano-SIM x2 |
幅 x 厚さ x 高さ | 74.2 x 9.6 x 156.7mm |
本体重量 | 186g |
防水・防塵性 | 不明 |
カラー | レッド(波尔多)、ブルー(冰珀蓝)、ブラック(兰博基尼版 / ランボルギーニとのコラボモデル) |
パッケージと付属品
パッケージはネイビーブルーとオレンジの組み合わせで、上へ持ち上げて開けるのではなく横へスライドするタイプ。トップには「FIND X」、サイドには「OPPO」の文字が金色で描かれています。箱からして最高に格好良い!
ぱっと見た感じ、スマホの箱とは思えません。
はじめに現れるのは、説明書やクリアケース、SIMスロット排出ピン等がまとめられた紙箱。
フィルムに包まれたFind X本体のお出ましです!
同梱物はかなりの充実っぷり。独自の急速充電「VOOC Flash Charge」に対応した充電器とUSB-Cケーブル、背面を保護するクリアケースのほかにも、USB-C接続のイヤホンやUSB-Cを3.5mmジャックへ変換するアダプタ、本体をお掃除するための布が入ってました。
今回は中国版(大陸版)を入手したので、説明書はすべて中国語で書かれていました。
開いた口が塞がらなくなる究極のボディ
有機ELディスプレイ纏った真のベゼルレスデザイン
四方八方すばらしいFind Xのボディですが、まず特筆すべきはディスプレイの占有率が異常に高いということ。前面のほぼ全てを覆うディスプレイの占有率(筐体面積に対する画面の割合)は実に93.8%で、現状では世界一のベゼルレスなスマートフォンです。
画面下部のベゼル、俗にいう“アゴ”はiPhone Xよりも厚めではあるものの、上部にノッチ(切り欠け)が設けられていない分スタイリッシュに仕上がっており、個人的に最も完成されたベゼルレスデザインだと思っています。
ハイエンド機ではもはや当たり前となったAMOLED(有機EL)ディスプレイを採用しているため、鮮やかさといい黒の沈み込みといい、それはそれは美しいです。液晶のMi MIX 2Sも悪くはありませんが、ひとたび有機ELの色を覚えてしまうと、どうしても戻りたくなくなります。
起動画面のロゴは一体何でしょう。望遠鏡と流れ星かな?
Samsung Galaxyシリーズみたく画面左右にはカーブが設けられているので、ベゼルレスがより一層際立ちます。
そうそう、下の拡大写真からお分かり頂けると思いますが、有り難いことに予め液晶保護フィルムが貼られていました。位置ズレ無く、気泡も全く入っていなかったので、このまま使い続けようと思います。
ツルツルテカテカのガラス背面
背面の仕上がりも文句なし。一面ガラスで覆われており、今回入手したレッドモデルは赤ワインのような深みのある赤色が特徴的で、もう一方のブルーモデルは深海のような青色。上部にはOPPOのロゴ、下部には「FIND X」と「DESIGNED BY OPPO」の刻印が打たれています。
Mi MIX 2SやHuawei P20 Proも実に素晴らしいデザインですが、Find Xはもはや別次元で、世界で最も完成されたデザインだと筆者は思います。これほどまでに美しい背面は初めて見ました。
側面のつくり
充電とデータ転送を担うUSB Type-C端子、スピーカー、マイク、SIMカードスロットは全て底面に集約されています。底面にスロットが設けられている機種ってレアな気がします。
スペックシートにある本体厚9.6mmという数字だけ見れば、今どきのスマホにしては分厚いな~なんて思ってしまいますが、前面も背面も左右側面にかけて緩やかにカーブしているため、ごく一般的なスマホと何ら変わらぬ持ち心地です。むしろ、適度な厚みがあるおかげで程よく手にフィットしてくれます。
画面側から見て左側面には音量調節ボタンが。
反対の右側面にあるのは電源ボタンのみ。OPPO傘下のOnePlus 6と同じ配置になりますが、OnePlusでお馴染みの3段トグルスイッチはありません。
ベゼルレス仲間と比較
ベゼルレス仲間大集結!左からMi MIX 2S、vivo NEX S、本機OPPO Find X、iPhone Xです↓
やはりFind Xの「占有率93.8%」は伊達ではなく、あのMi MIX 2Sでさえ古臭く思えてしまうほどスタイリッシュ。ポップアップカメラ兄弟のvivo NEX Sも負けじと頑張っていますが、Find Xは画面左右がカーブしている分、数字以上にベゼルレスを体感させてくれます。

OPPO Find X SIMフリースマートフォン
ロック解除の度にせり出すカメラで顔パス
まず試すのはアレですよアレ!そう、ポップアップカメラと顔認証。
Find Xは究極のベゼルレスデザインを果たすべく、前面カメラと背面カメラを独立した可動ユニットへ収めており、カメラ使うときだけ上部がニョキっとせり出します。
そして、iPhone X同様に指紋認証センサーはどこにも備わっておらず、生体セキュリティは顔認証一択です。15,000個の目に見えないスポットを顔面へ照射し、顔を3Dデータとしてスキャンする本格的な認証システムで、暗闇でも昼間と変わらぬスピードで顔パスできる優れもの。
ロック解除の度にカメラがせり出します。つまり、スマホ持ち上げ→カメラ飛び出て→顔パス!の流れを毎日のように楽しめるわけで、毎度毎度ウィ〜ンと独独のモーター音が。これはもうロマン以外の何物でもありません。
(動画の内の音は、モーター音ではなくソフトウェアの効果音です↓)
可動部は思っていたよりもガッチリしていて、ポッキリ折れてしまうなんてことは考えづらいですし、一定以上の衝撃が加わると自動的に収納される仕組みとなっています。ただ、僅かな隙間から塵ホコリが混入してしまうため、使い込んでいくうちに溜まってしまわないか心配なところ。
OnePlus 6並によく撮れるデュアルカメラ
もはやスマホの標準装備となったデュアルカメラ、Find Xにももちろん搭載されており、1,600万画素メインカメラと2,000万画素サブカメラという組み合わせで、両カメラともf/2.0のレンズ。
iPhone Xのように片方が望遠レンズというわけでもなく、Galaxy S9のように可変絞りが組み込まれているわけでもなく、ハイエンドスマホにしては乏しい感じも否めませんが、実際の写りはなかなか良好。フォーカスの速度や手ぶれ補正の効き具合はOnePlus 6並で、色味に関してはむしろFind Xのほうが自然な仕上がりだと感じます。(OnePlus 6はやや寒色寄り)
そして何より「AIカメラ」が肝。青空や夕日、夜景、食べ物などなど、各シーンにあわせたチューニングが計21種類用意されており、AIモードをオンにするだけでそれっぽい写真が撮れます。OnePlusのOxygenOSには残念ながらこれが備わっていないので、映えを狙うならOPPOですね。
では作例をいくつか↓ AIモードをオンにしてオートモードで撮影しました。
こちらはポートレートモードで撮影↓ 自然なボケ味が得られます。
続いてFind X(左側)とOnePlus 6(右側)で撮り比べ↓
Snapdragon 845 + 8GB RAMによる圧倒的な性能
Find Xには、現存するAndroidスマホにおいて最高峰の性能を誇るQualcomm製チップ「Snapdragon 845」が搭載されており、Galaxy Note 9やOnePlus 6といった名だたるハイエンドスマホに並ぶ性能を有しています。
実行用メモリ(RAM)に関しても、スマホとしては最大容量となる8GBを積載しているので、たくさんのアプリを同時起動しても全く弱音を吐きません。大抵のユーザーにとってはオーバースペックといえる構成でしょう。
Antutu Benchmark v7を3回走らせたところ、1回目は28万点超えという驚異的なスコアを叩き出しましたが、2・3回目は発熱が足を引っ張ったためか1万点ほど落ち込んでいます。
他のスマホと比較↓
- CPUスコア
- GPUスコア
- UXスコア
- MEMスコア
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OnePlus 6 (8GB RAM)Snapdragon 845289018
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OPPO Find XSnapdragon 845282755
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Xiaomi Mi8Snapdragon 845270179
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Xiaomi Mi MIX 2S (6GB RAM)Snapdragon 845270138
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OnePlus 5T (8GB RAM)Snapdragon 835214590
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Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970206033
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Apple iPhone XApple A11 Bionic202949
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Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960156852
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Elephone U ProSnapdragon 660141339
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Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 62576427
続いてCPUの処理能力を調べるGeekbench 4。シングルコアスコアは2,300点前後、マルチコアスコアは7,800~7,900点。
何故か他のSDM845機よりも低水準…↓
- マルチコアスコア
- シングルコアスコア
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Apple iPhone XApple A11 Bionic10167 4193
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OnePlus 6 (8GB RAM)Snapdragon 8459090 2476
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Xiaomi Mi8Snapdragon 8459009 2401
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Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 8458894 2425
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Samsung Galaxy S9Snapdragon 8457990 2237
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OPPO Find XSnapdragon 8457968 2292
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Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 9706781 1891
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OnePlus 5T (8GB RAM)Snapdragon 8356330 1995
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Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 9606258 1928
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Elephone U ProSnapdragon 6605831 1630
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Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 6254282 867
AndroBenchでストレージの速度も測ってみたところ、シーケンシャル読み込み約750MB/s、書き込み約200MB/sで、UFS 2.1を採用しているようです↓
電池持ちはそこそこ。急速充電はナイス
ベンチマークアプリ「PCMark」のバッテリーテスト「Work 2.0 battery life」は、Webブラウジングや写真編集といった日常作業を繰り返し、バッテリー残量が100%から20%まで達するまでの時間を測るというもの。結果は7時間39分。
SDM845仲間であるOnePlus 6よりも多い400mAhほど多い3,730mAhのバッテリーを積んでいるのですが、それよりも1時間ほど劣る結果に。
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Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625 / 4000mAh12:16
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Xiaomi Mi8Snapdragon 845 / 3400mAh10:12
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Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970 / 4000mAh10:00
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Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845 / 3400mAh9:48
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Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960 / 4000mAh9:05
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OnePlus 5TSnapdragon 835 / 3300mAh8:58
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OnePlus 6Snapdragon 845 / 3300mAh8:45
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Elephone U ProSnapdragon 660 / 3550mAh8:28
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OPPO Find XSnapdragon 845 / 3730mAh7:39
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Huawei P10HiSilicon Kirin 960 / 3200mAh7:23
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OnePlus 3TSnapdragon 821 / 3400mAh7:03
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Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659 / 3000mAh6:50
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MAZE AlphaMediaTek Helio P25 / 4000mAh6:09
充電に関しては文句なし。OPPO独自の急速充電テクノロジー「VOOC Flash Charge」に対応していて、同梱の充電器とUSBケーブルを組み合わせると、わずか1時間半ほどでフル充電できてしまいます。
256GBの超级闪充版と512GBの兰博基尼版は、1,700mAhのバッテリーを2基搭載しており、両バッテリーへ同時に充電する「SuperVOOC Flash Charge」をサポート。最大50Wという高出力により、わずか35分でフル充電できるとのこと。

OPPO Find X SIMフリースマートフォン
ソフトウェアについて
OSとしては、AndroidをベースにOPPOがカスタムした「ColorOS」というものが導入されており、UIや設定画面のつくりがオリジナルのAndroidとはやや異なり、ColorOS独自の機能も数多く見られます。
ColorOS v3はどちらかといえばiOS寄りなデザインとなっていましたが、最近のバージョンではあまりそれは感じられず、UIや設定アプリの構造はよくあるカスタムROM。コントロール・通知パネルはメニューバーから下へ降りてくるお馴染みスタイルで、Nougatより実装された画面の2分割機能もしっかり備わっています。












中国版にはGoogleサービス入っていないが、簡単に導入できる
Find Xには中国国内向けのモデルとグローバル向けのモデルが用意されており、今のところ海外通販で出回っているものの殆どが前者になります。両者の違いは主にGoogleサービスの有無で、中国版にはPlayストアはじめとするGoogleサービスが入っていないため、購入後ユーザー自身の手で導入する必要があります。
とはいっても手順は簡単で、標準のアプリストア「OPPO App Store」からPlayストア単体を入手できます。もしくは、ChromeなどのGoogleアプリを入手し、それを起動する際にGoogleサービスフレームワークの導入を求められるので、指示に従えばすんなり。
日本語化はほぼ完璧
日本人であれば、やはり日本語化がどこまで行き渡っているのか気になるところ。結論からいえば全く問題なく、初期セットアップ時に「日本語」を選ぶだけで、設定画面から独自機能までしっかり日本語で表示できるようになります。唯一システムアップデートの案内は中国語でした。
フォントもいわゆる“中華フォント”ではなく、正真正銘の日本語フォントで、全く違和感ありません。
MIUIとは違い、中国版ROMにもグローバルROMにも日本語ロケールは含まれているため、何が何でもグローバルROMに拘る必要は無いでしょう。
OxygenOS同様、アプリの複製機能やゲームモードが備わっている
OPPO傘下OnePlusスマホのOxygenOSには、ゲーム中の通知をシャットアウトしてプレイに集中できる「ゲームモード」が備わっていますが、Find Xにも「ゲームスペース」という名で実装されています。
また、「アプリのクローン化」もOxygen譲りで、これはLINE等のSNSアプリを複製してメインアカウントとサブアカウントを使い分けられるというもの。
対応周波数帯と同時待ち受けについて
OPPO Find Xの対応周波数帯は以下のとおり↓ (中国版)
- 2G GSM:850, 900, 1800, 1900MHz
- 2G CDMA:BC0
- 3G WCDMA:B1, B2, B4, B5, B6, B8, B19
- 3G TD-SCDMA:1900, 2000MHz
- 3G CDMA2000:BC0
- 4G FDD-LTE:B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B20, B26, B28, B29, B32
- 4G TD-LTE:B34, B38, B39, B40, B41
FOMAプラスエリア(WCDMA B6)とプラチナバンドのLTE B19の両方に対応しているので、ドコモ回線との相性は抜群に良いですし、B8をプラチナバンドとしているソフトバンク回線でも何ら不自由なく運用できます。
auに関しては、B18/B26とB28とB41をカバーしているため、バンド的には問題ありません。しかし、国内キャリアのVoLTEをサポートしていないため、UQmobileでの運用はできません。(実機で確認済み)
ひとまず、Y!mobileと楽天モバイルで4Gの同時待ち受けを確認できました。(DSDVではありません。)
なお、技適マークは付いていませんし、ソフトウェア表示も出来ません。本機を日本国内で使った場合、電波法に背くことになりますので、購入および使用は100%自己責任のもとお願いしますね。

OPPO Find X SIMフリースマートフォン
ざっと触って感じた悩ましいポイント
ドロワー表示できず、ランチャー変更もできない
ColorOS標準のホームランチャー、見た目は特に不満ないのですが、最低限のアプリのみを表示させるドロワー表示ができません。
ならば、ドロワー表示に対応しているお気に入りのランチャー「Evie Launcher」を入れてしまえば万事解決!と思いたち試したものの、標準ランチャーを切り替えられないというアクシデント。これは困りものです。
国内からはOPPO IDが作成できず、一部機能が使えない
XiaomiのMIUIみたく、有志が開発した数多くのテーマを導入できるのですが、ダウンロードする際に「OPPO ID」が必要になります。また、写真やメモ等を自動でバックアップしてくれる「OPPO Cloud」もID必須です。
で、このOPPO ID、日本国内から作ることができません。アカウント登録の段階で携帯電話番号の入力を求められるのですが、中国の国番号「+86」しか選べないため、日本の番号(+81)では登録できません。
表示サイズ(dpi)の変更ができない
OnePlusであれば、ディスプレイ設定からフォントサイズや表示サイズを簡単に変えられますが、ColorOSの場合、フォントサイズは5段階で変えられるものの表示サイズは固定となります。それも、すべての文字が拡大縮小されるわけではなく、ホーム画面やメニューバーや通知画面のサイズはそのまま。
開発者モードでdpi変更を試してみたものの、設定画面を閉じてしばらくすると元に戻ってしまいます。adbコマンドもダメでした。
一部アプリの通知が届かない(解決策あり)
どうやらColorOS独自のタスク管理が災いしているためか、TwitterやLINEの通知が届かないというトラブルが発生しました。対処方法は至ってシンプルで、タスク画面を開いたのち、バックグラウンドで常駐させておきたいアプリをロックしておけば大丈夫。
この美しい背面をどう守るか
ひとまず液晶面はフィルム貼られていたので良しとして、問題は後ろ側。
背面のガラスパネルは思いのほかヤワで、使いはじめてまだ間もないのに既に小さな擦り傷が付いてしまいました。硬い硬いセラミックをまとったMi MIX 2Sは、半年裸体で使い込んだ今でも傷一つ付いていませんが、ガラスだとそうはいきません。
もちろん付属のプラスチックケース付けてみましたが、あいにく接面に滲みが出てしまい、せっかくのデザインが台無し。アマゾン探し回っても自分好みのものは見つけられなかったので、AliExpressで注文しました。
ケースやフィルムの選択の幅が狭められてしまう点は、マニアック機種特有のデメリットといえるでしょう。
購入方法・価格
購入当時、納得プライスを提示しているのがGeekbuying.com一社のみだったので、筆者はそこから取り寄せましたが、現在はGearBest.comやAliExpressでも妥当な価格で販売されています。
相場は850ドル前後、日本円にして9万円半ば。「安くてコスパが良い」という中華スマホのイメージとはかけ離れていますが、未だかつて見たことのないデザインとギミックに触れ、未来のスマホをいち早く手にしたような感覚に酔いしれることができたので、個人的にはかなり満足です。
最新の在庫状況や価格は、下のリンクより各販売ページをチェック↓

OPPO Find X SIMフリースマートフォン
vito nex sのように、ホーム画面に戻る際の操作方法にスライドという方法はありますか?vivoはiPhonexのようにバーを設置できるみたいですが。
iPhone Xのようなバーは表示されませんが操作は似ています。
・ホーム:画面下中央を素早く上へスワイプ(iPhone Xと同じ)
・タスク:画面下中央を上へスワイプして指を止める(iPhone Xと同じ)
・戻る:画面下左右どちらかを上へスワイプ