早くも新型!Core m3-8100Y載せた「One Netbook One Mix 2S」登場
- 2018-10-28
- 2018-10-28
当ブログでも先日取り上げたばかりの超小型7インチパソコン「One Netbook One Mix 2」ですが、早くもその新型「One Mix 2S」がリリースされました。
今年の春ごろ爆誕した初号機「One Mix」は、GPD Pocketとほぼ同じ見た目と性能を持ち合わせていながら360ヒンジとペン対応を売りにした機種で、GPDに真っ向から対決を挑むかたちに。新型「One Mix 2」では、より強力なCore m3-7Y30と高速な256GB PCIe SSDを積むことで、GPD Pocket 2と同等かそれ以上の性能をアピール。
そして今回の「One Mix 2S」では新世代Amber Lake-YのCore m3-8100Yを搭載し、機能面でもスペック面でも遂にGPDを超えてしまいました。
One Netbook One Mix 2S Core m3-8100Y + 8GB RAM + 256GB SSD
CPUはCore m3-7Y30からCore m3-8100Yに
最大の変更点はCPU。(誕生したばかりの)旧型Mix 2は、GPD Pocket 2・WINやXiaomi Mi Notebook Air 12.5にも採用されている「Core m3-7Y30」(Kaby Lake世代)が搭載されていましたが、今回のMix 2Sでは新世代Amber Lake-Yの「Core m3-8100Y」へ置き換わりました。
何せ2018年8月下旬に発表されたばかりのCPUで、GeekbenchやPassmarkを調べてもベンチマークスコアが一切載っていないため、性能差は定かではありません。唯一頼れる情報といえばクロック周波数くらいで、前世代のm3-7Y30が1.0~2.6GHzだったのに対し、今回のm3-8100Yは1.1~3.4GHzへ引き上げられています。それに伴いTDPも4.5Wから5Wへ増しています。
Skylake→Kaby Lakeがそうだったように今回も1~2割程度の性能向上が見込まれますが、それと同時に発熱も増している可能性がありますし、Mix 2Sの冷却性能が問われます。いくら省電力なプロセッサとはいえ、7インチという小型ボディに詰め込むとなると話は変わってきますからね。
One Mix 2SとGPD Pocket 2のスペックを比較
One Mix 2SとGPD Pocket 2の主なスペックを比較してみました↓
One Mix 2 | GPD Pocket 2 | |
---|---|---|
OS | Windows 10 | |
CPU | Intel Core m3-8100Y 2コア4スレッド 1.1~3.4GHz |
Intel Core m3-7Y30 2コア4スレッド 1.0~2.6GHz |
GPU | HD Graphics 615 | |
メモリ | 8GB DDR3 | 4GB、8GB DDR3 |
ストレージ | 256GB PCIe SSD | 128GB eMMC |
画面 | 7インチ 1,920 x 1,200 IPSディスプレイ | |
ペン | 2,048段階筆圧検知のスタイラスペンに対応 | 非対応 |
ポインティング デバイス |
光学式 | 無し |
バッテリー容量 | 6,500mAh | 7,000mAh |
公称駆動時間 | 12時間 | |
USB-PD | 対応 | |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n/ac | |
Bluetooth | v4.0 | v4.1 |
Micro SD | 対応 | |
指紋認証センサー | 搭載 | 非搭載 |
本体寸法 | 182 x 110 x 17mm | 181 x 113 x 14mm |
本体重量 | 518g | 465g |
さっそく中華通販サイトにて発売
あまりにも進展が速いOne Netbookさんですが、通販業者側も負けじと早くも前売り販売(Presale)を開始しました。GearBest.comではクーポン「GBNBonemix8100」の適用で699.99ドル、Geekbuying.comでもクーポン「WYYXOMJR」適用で同じく699.99ドルで購入できます。

One Netbook One Mix 2S Core m3-8100Y + 8GB RAM + 256GB SSD