
iPhone7登場により旧iPhoneとiPadを大幅値下げ!狙い目はどれだ
- 2016-09-11
- 2017-10-26
先日9月7日(日本では8日の深夜)AppleのスペシャルイベントでiPhone 7、iPhone 7 Plusが発表され、一昨日からいよいよ予約が開始されました。販売が開始されるのは9月16日ということで、購入・機種変更を検討されている方も多いと思います。iPhone 7についての詳細は「遂に発表されたiPhone 7、7 Plusの性能や価格など総まとめ」をご覧ください。
今回の記事はiPhone 7の話題から少し逸れまして、型落ちiPhoneと既存のiPadについてのお話、Appleが型落ちのSIMフリー版iPhoneと既存のiPadの一斉値下げを行いました。
目次
iPhone 7発表後の一斉値下げと容量底上げ
Appleの公式ストアでは、新モデルの登場後に旧モデルが値下げされ販売される現象がよく起こります。今回のiPhone 7発表後も多数の型落ち製品の一斉値下げが行われ、iPhoneに加えiPadも値下げの対象となりました。
今回は値下げだけでなく、多くのiOSデバイスで16GBモデルの廃止と新たなストレージラインナップの追加が実施されました。iPhone 7で16GBを廃して256GBを追加したように、Appleは今回の値下げと同時にiPhone・iPadのストレージ容量を底上げしています。今や16GBが存在するiOSデバイスといえばiPhone SEとiPod touchのみに、これからしばらく最小容量は32GBとなりそうです。
値下げされた製品と価格変動、廃止・追加されたモデルは下のようになります。
型落ちiPhoneの値下げとモデルチェンジの状況
iPhone 6s |
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iPhone 6s Plus |
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iPhone SE |
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iPadの値下げとモデルチェンジの状況
12.9インチiPad Pro |
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9.7インチiPad Pro |
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iPad Air 2 |
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iPad mini 4 |
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iPad mini 2 |
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値下げ後の型落ちiPhoneとiPad、狙い目はズバリどれだ!?
iPhone 6sと6s Plusの128GBは大幅値下げされたのでオススメ
今回の値下げで一番アツいのは、iPhone 6sと6s Plusの大幅な値下げです。その中でも特に注目すべきは、以前10万円を優に超えていた最上位128GBモデルが9万円以下に値下げされた事です。
6s 128GBは101,800円から72,800円で29,000円の値下げ、6s Plus 128GBは113,800円から83,800円で30,000円の大きく値を下げました。一段階低い64GBは廃止となりましたが、新6s 128GBの方が17,000円安く、新6s Plus 128GBの方が18,000円安くなっており、容量が2倍に増えていながら大幅に安くなっているのにも注目です。
iPhone 6sまたはiPhone 6s Plusを購入 – Apple(日本)
iPhone SEの値下げ幅はそこまで大きくないが、64GBでも5万円以下
iPhone 6sと6s Plusの値下げに比べてお得感は薄いiPhone SEですが、もともと廉価版的な位置付けと見られていた機種なので仕方ないかもしれません。とはいえ、64GBモデルは以前より1万円安くなっており、32GB・64GB共に4万円台(税抜き)で購入可能となりました。
高性能なApple A9チップや4K動画撮影可能な1,200万画素のカメラなど、iPhone 7登場前まで最新機種だった6s同等の内部スペックを持つiPhone SEを4万円台で入手可能になったのは嬉しいですね。
12.9インチiPad Proは大容量モデルがお買い得
iPad Proの9.7インチと12.9インチモデルも値下げの対象となり、特に値下げ幅が大きい128GBや256GBの大容量モデルはお買い得と言えるでしょう。
最上位の12.9インチ256GBのCellularモデルは146,800円から3万円値下げされ116,800円に、それに次ぎ高価な256GBのWi-Fiモデルは130,800円から28,000円値下げされ102,800円まで落ち着きました。まだ10万円を切らず高価であることには変わりありませんが、MacBook並に高スペックなデバイスであることを考えれば妥当な価格と言えるでしょう。
9.7インチiPad Proは最上位モデルでも10万円を切り、これまた見逃せない
9.7インチのiPad Proは最大で22,000円値下げされ、全モデルで10万円を切りました。
小型でモバイル性に優れていていながら12.9インチと同一の内部スペックを備えている点に加え、12.9インチには無い4K動画を撮影可能な進化したバックカメラを搭載している事から、むしろ本命は9.7インチiPad Proにあると言っても良いかもしれません。
9.7インチも12.9インチ同様、容量が大きいほど値下げ額・率が大きくなっているのでお得です。
iPad Air 2は全モデルで容量2倍かつ値下げ
iPad Air 2の従来の容量ラインナップは16GBと64GBでしたが、どちらも容量が2倍に増量(16GB→32GB、64GB→128GB)されました。そして、容量が2倍になったのにも関わらず値下げが実施され、Wi-FiモデルCellularモデル共に32GBは16GBより2,000円安く、64GBは128GBより3,000円安くなりました。
容量同士で比較した場合、ちょうど 9.7インチiPad Proよりも2万円安く、12.9インチよりも4万円安いiPad Air 2。まだまだ現役活躍出来るタブレットですが、容量あたりの価格が半分になりリーズナブルな価格で購入可能です。
【2016年9月13日 追記】iPod touch、iPod nano、iPod shuffleは円高ドル安の影響を受けて日本向けの販売価格が値下げされました。詳しくは「買うなら今!iPodシリーズがドル円レート見直しで最大1万円値下げ」をご覧下さい。