GearBestにMSIゲーミングノート入荷!i7にGTX1050Tiで10万円の大特価
- 2017-08-13
- 2017-10-25
当ブログでご紹介している中華スマホ・タブレットなどは、ほぼ全てGearBest.comという中国の通販サイトより仕入れて(時々ご提供頂いて)いますが、日を重ねるごとに取り扱う商品のジャンルが増えていて、見ているだけでもワクワクしてしまいます。
つい先日、GearBestのスタッフさんより新製品の案内が届きまして、なんと世界的に有名なパソコンメーカー「MSI」とのコラボが実現したそうです。記念すべき初商品は、「MSI GL62M 7REX 1252CN」というゲーミングノートパソコンで、これを明日8月14日から先着100台限定で899ドル(約9.8万円)→引き続き150台限定で959ドル→150台限定で999ドルで売り出すとのこと。
これとほぼ同じものが日本のアマゾンでも販売されていますが、そちらはビデオメモリが半減しつつも3万円ほど割高。先着100台という制限付きではあるものの、Core i7 7700HQにGTX1050Ti、4GBのビデオメモリなどを搭載するゲーミングPCが10万円以下で手に入るとは、なかなか美味しい話だと思います。
イベントの特設ページもオープンしているので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!

MSI GL62M 7REX - 1252CN Gaming Laptop
MSI GL62M 7REX 1252CNのスペック
スペック表
OS | Windows 10 Home Chinese Edition(家庭中文版) |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i7-7700HQ 4コア/8スレッド 2.8GHz〜3.8GHz |
ストレージ | HDD 1TB (7,200rpm、SATA 3.0接続) |
メモリ | SO-DIMM DDR4-2400 8GB 2スロットを装備し、1スロットは空き状態 16GB x2で、最大32GBまで増設可能 |
ディスプレイ | 15.6インチ 1,920 x 1,080 フルHD ノングレア仕上げ |
グラフィックチップ | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti 4GB GDDR5ビデオメモリ |
光学ドライブ | 無し |
バッテリー駆動時間 | リチウムイオン 6セル 10.8V/3834mAh |
接続端子 | USB 3.0 Type-A x2、USB 3.0 Type-C x1、HDMI x1、MiniDisplayPort x1、有線LANポート x1、SDHC/XC/UHS-I対応SDカードスロット x1、ヘッドホン出力 x1、マイク入力 x1、充電ポート x1 |
サイズ | 幅383 x 奥行260 x 厚さ29mm |
本体重量 | 2.2kg |
デスクトップPC並の性能を誇るCPU「Core i7 7700HQ」
まず注目したいのがCPU。MSI GL62MにはIntel第7世代(KabyLake)のCore i5もしくはi7が採用されており、今回GearBestで販売されるモデルには「Core i7-7700HQ」が載っています。
一口に「Core i7」と言っても、ノートパソコン向けのUシリーズやデスクトップ向けのS・Kシリーズなどなど、その種類は様々で、性能もまるで別物。「HQ」の立ち位置はノートパソコンの中では上の中辺りで、Apple MacBook Proの15インチモデルにも採用されています。
具体的な数字で示さないとイマイチ分からないので、ベンチマーク「Geekbench 4」のスコアで比較してみますね。
実は、MacBook Pro 15インチ最新モデルの標準構成にもCore i7-7700HQが載っているため、スコアはそれを用いました。
流石は4コア8スレッドのHQシリーズ。2コア4スレのUシリーズよりもマルチコアスコアは2倍ほど高く、デスクトップ同等とまではいかないものの、それに準じるほどの性能を持っています。
グラフィックはGTX1050Ti。4GBのGDDR5ビデオメモリを搭載
ゲームにおいてはCPUと同じくらい重要なグラフィック性能ですが、エントリー向けゲーミングノートとして分類されるMSI GL62Mには、NVIDIA GeForce GTX1050Tiというやや控えめのGPUが載っています。全てのゲームを高画質でサックサク動かせる!とは言えませんが、設定をいじって負荷を減らせば、おおよそのゲームはそこそこのfpsを保ったまま快適に遊べるはずです。
上を見ればGTX1080搭載のゲーミングノートなんてものありますが、価格もヘビー級で、少なく見積もっても20万円以上、更に高性能なCPUを搭載すれば30〜40万も珍しくありません。10万円を切るMSI GL62Mはお財布に優しく、ゲーミング入門としてはかなり良い選択だと思いますよ。
拡張性も申し分なし
最近の薄型ノートでは失われがちな拡張ポートが充実しているので、ハブを用意せずとも不便なく使えるはずです。SDカードスロットはMicroではなくしっかりフルサイズを装備する上、音声は出力と入力の両方を備えます。
- USB 3.0 Type-A x2
- USB 3.0 Type-C x1
- HDMI(4K30Hz対応) x1
- MiniDisplayPort x1
- 有線LANポート x1
- SDHC/XC/UHS-I対応SDカードスロット x1
- ヘッドホン出力 x1
- マイク入力 x1
- 充電ポート x1
購入後、ユーザーによるカスタムが出来る
高性能なゲーミングノートは熱も出やすいので、排熱性を確保するため内部スペースには十分な余裕が設けられています。MSI GL62Mは、本体裏蓋を外すことで内部へアクセス出来て、比較的容易にメモリやストレージの増設・交換が出来ます。
海外のサイト「notebookcheck.net」にてGL62Mの内部構造が公開されているので、記事の一部を引用します。元記事は「MSI GL62M 7RD-077 Notebook Review – NotebookCheck.net Reviews」です。
The MSI computer lacks a maintenance hatch. You will have to remove the underside in order to get to the inner components. This requires removing all screws on the underside of the device and loosening the underside with a sharp edged object. Once done, you can reach all hardware components.
MSI GL62M 7RD-077 Notebook Review – NotebookCheck.net Reviews
RAMは8GBだが、最大32GBまで増設可能
2つのメモリスロットがありますが、標準の状態では片方にSO-DIMM DDR4-2400 8GBが装着されています。これを取り除き、下のような16GBメモリを2枚挿すことで、最大32GBまで増設が可能です。

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ストレージは1TB HDDを標準搭載。M.2ストレージを増設可能
ストレージは、標準でSATA 3.0接続の2,5インチハードディスク 1TBを内蔵しますが、その隣にはM.2端子があり、HDDに加えてM.2接続のSSDを組み込むことが出来ます。SSDの速度に慣れてしまうと、どうしてもHDDにはモタツキを感じてしまうため、予算に余裕があれば導入を検討したいですね。
M.2といえばNVMeということで、GL62MのM.2端子はNVMe (PCI Express 3.0 x4)のSSDに対応しており、SATA 3.0の最大5倍ものパフォーマンスを発揮します。ただ、NVMeタイプは発熱が大きいため、気になる方はSATA3.0接続のものを組み込んでも問題ありません。

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国内版(1048JP)とは若干異なる中国版(1252CN)
実は、日本でもMSI GL62Mは売られており、型番1048JPの「JP」は日本版を表しています。対し、GearBestが扱うモデルは1252CNという型番で、基本的なスペックは変わらぬものの細かな違いがあります。
ビデオメモリが国内版2GBに対し中国版は4GB
大きな違いはビデオメモリで、国内版は2GB GDDR5に対し、中国版ではその2倍の4GBを内蔵します。ビデオメモリに関しては購入後の増設が出来ないため、多いに越したことはありませんね。
OSはWindows 10 Homeだが中国版。購入後に日本語化を要する
国内のパソコンであれば、Windows 10のHomeもしくはProがプリインストールされており、当然のことながら日本語化された状態で使い始められますよね。このMSI GL62MにもWindows 10 Homeが導入されていますが、1252CNの場合は「家庭中文版」というやや特殊なエディションで、表示はほぼ全て中国語となります。
中国語読めるよ!って方はそのままお使い頂いて結構ですが、大抵の方は購入後に日本語化の作業が必要になるわけです。
以前に当ブログでもレビューした「Xiaomi Mi Notebook Air」にも、同じく中国版がインストールされていたので、開封後直ちに日本語化。結果から言えば問題なく再インストール&認証できましたが、なんだかんだで1時間ほどは潰れてしまうので、一手間掛かるのは難点ですね。
「windows 10 中国版 日本語化」などで検索すれば、具体的な手順が解説された記事が見つかるはずです。
価格は日本のアマゾンよりも3万円ほど安い
最後に価格についてですが、GearBestが明日8月14日より実施するイベントでは、先着100台に限り899ドルで販売され、その後は150台限定で959ドル→150台限定で999ドルとなります。
もし最安の899ドル(約9.8万円)で手に入れられれば、日本のアマゾン(131,500円)よりも3万円ほど安い計算となり、尚且つビデオメモリは2倍です。GearBestは中国の業者なので、基本的にDHLやEMSなどの配送方法を選びますが、「PriorityLine」では少しばかり時間を要するものの送料は無料となります。

MSI GL62M 7REX - 1252CN Gaming Laptop
更に詳しい情報に関しては、MSI GL62Mのプリセールページをご覧ください↓
おまけ:GearBestでお買い物する方法
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