
mineoのDプランをSIMフリースマホで使う。APN設定と速度測定
- 2017-02-25
- 2017-10-26
先日、mineoのDプランを契約してみたよという記事を投稿しまして、今回はその続編となります。
mineoを選んだ理由やプランの概要、申込み方法などは前回たっぷりご紹介しましたので、今回は実際にSIMカードをSIMフリースマホに装着して正常に通信できるようにAPN設定をします。その後、時間帯別の回線速度の測定結果も公表しますので、mineoの契約を検討しておられる方は参考にしていただければ幸いです。
使用する端末はHuawei Mate 9(国内で販売されている機種)とXiaomi Mi5s(中国で販売されている機種)で、それぞれの手順を順を追って説明します。
前回の記事は↓
目次
申し込みから数日後、契約書やSIM等が入った封筒が届く

申し込んでから数日後、mineoから封筒が送られてきます。筆者は3日で受け取ることが出来ました。
その中には契約書やSIMカード、ガイドブック等が入っていますので、無くさないように大切に保管しましょう。
契約書の入った袋↓
契約したプランやeoID、パスワード等が書かれた契約書↓
これ超重要なので、大切に保管します。
mineoの使い方が書かれたご利用ガイド(左)と、SIMカードの入ったパッケージ(右)↓
SIMカードを端末へ装着する
作業前の注意点
これから扱うSIMカードは超精密機械なので、作業には細心の注意を払いましょう。SIMカードは何度も抜き差しすることを想定して作られていないため、無理な力を加えたり雑に扱うと破損してしまう恐れがあります。
また静電気や水にも弱いため、ビニール製の手袋を付けるとなお良いです。
SIMカードを台紙から切り離す
台紙に取り付けられているSIMカードを慎重に切り離します。この時、金色の接触部分に指が触れぬよう、裏側から押し出すように切り離します。
今回取り付けるのはSIMカードの中でも最も小型なNano-SIM。小指の爪ほどの大きさしかありません。
SIMカードを端末へ装着
SIMトレイの位置は端末によりけりですが、大概は本体側面に設けられています。トレイの横に小さな穴があるはずなので、そこにSIM取り出しピンを押し込むとトレイを取り出せます。
取り出しピンを失くしてしまった方は、金属製のクリップ等でも代用できます。
トレイを取り出したら、SIMカードをトレイの上にそっと載せます。
下の画像はHuawei Mate 9のSIMトレイですが、端末によっては画像のように2つのスロットを備えるものがあります。基本的にどちらのSIMでも認識しますが、スロット1(Slot1などと書かれています)に装着すると確実です。
SIMをトレイへ載せたら、ゆっくりと慎重に端末側へ戻します。
APN設定
SIMカードの装着が完了したら、通信をするためにAPN(アクセスポイント)の設定をします。不慣れな方にとっては難しそうに感じるかもしれませんが、ものの数分で終わります。
SIMを入れるだけで通信できる端末もある
国内向けに発売されているSIMフリースマホは、予めMVNO各社のAPNが設定されているものもあります。もしSIMカードを入れただけで通信できれば、APNは特に弄らなくても良いです。
Huawei Mate 9の場合、mineoのSIMカードを入れるだけで通信出来て、設定は不要でした。
mineo(Dプラン)のAPN設定方法
APNは設定アプリからいじることが出来ますが、その場所は端末によりけりです。大概、「モバイルネットワーク」や「SIMカード」みたいな項目の中に「アクセスポイント」の項目を見つけられるので、そこから設定します。
APN設定を開いたら、mineo(Dプラン)のAPNを新たに登録します。下のように設定すればOKです。
- 名前:なんでもOK(mineoなど、分かりやすいものに設定する)
- APN:mineo-d.jp
- ユーザー名:mineo@k-opti.com
- パスワード:mineo
- 認証タイプ:CHAP
下はHuawei Mate 9のAPN設定画面。
下は日本向けに最適化されていない中華スマホ(Xiaomi Mi5s)の設定画面。英語表示だが、手順はMate 9とほぼ同じ。
Wi-Fiを切って、正常に通信ができれば作業完了
APNを設定したら、正常にモバイル通信出来るかをテストします。Wi-Fiに接続している場合は、一度オフに切り替えましょう。アンテナピクトが正常に表示され、Webブラウジング等が問題なく出来れば一連の作業は完了です。
mineoのDプランはドコモ回線を用いて運営されているため、画面上部のメニューバーには「NTT DOCOMO」と表示されるはずです。
Huawei Mate 9でのWebブラウジング↓ “4G”と表示され、アンテナピクトも4本立っている。
Xiaomi Mi5sの画面↓ アンテナピクトが立ち、”NTT DOCOMO 4G”と表示されている。
mineo(Dプラン)の回線速度はどんな感じ?
最後に、mineo(Dプラン)の回線速度の測定結果を載せます。
測定場所は神奈川県横須賀市で、2月20日と21日の2日に分けて5回行いました。結果は以下の通り。
お昼の混雑時には下り3Mbpsほどまで落ち込んでいますが、それ以外の時間帯ではかなり快適に通信できます。22時には下り約50Mbps・上り約13MBpsを記録。
同じドコモ回線で運営されている楽天モバイルに比べると体感できるほど速く、YouTubeの高画質動画もストレス無く再生できました。Webページの読み込みも十分速いです。
しかしまだ都心部で使い勝手を試していないので、今後検証する機会がありましたら追記しようと思います。
mineoは下のリンクから契約できます。