Mac スクリーンショットの基本的な使い方、意外と知らない小技

  • 2016-09-04
  • 2017-10-26

パソコンの画面を画像として保存出来る「スクリーンショット」はとても便利な機能、愛用している方も多いことでしょう。Mac OSに標準で搭載されているスクリーンショット機能は、非常に使い勝手が良くて何気に高機能、ITネタに特化している当ブログの記事を作るときにも、非常に重宝しています。

画面全体をキャプチャー(Command + Shift + 3)や、範囲選択してキャプチャー(Command + Shift + 4)などの基本的な操作は周知されています。ですがそれ以外にも、ウィンドウやメニューバーを単体で撮影したり、キャプチャーをキャンセルする方法などなど、Macのスクリーンショット機能には秘められた発展技が数多く存在します。

流石に全部を網羅してご紹介することは出来そうにないので、今回は基本技+覚えておくと便利な発展技をいくつかまとめてみました。

スクリーンショット機能の基本的な使い方

全画面のスクリーンショットを撮影

スクリーンショットの1番基本的な操作は、画面全体のキャプチャーです。ショートカットは、「Command + Shift + 3」です。キャプチャーが完了すると、実寸のサイズで画面全体のpng画像が生成されます。

外部に液晶モニターを接続している場合は、外部モニターを含めた全ての画面がキャプチャーされます。

Mac スクリーンショット 全画面キャプチャー

選択範囲のスクリーンショットを撮影

予めスクリーンショットを撮りたい範囲が決まっている場合は、範囲選択で撮影しましょう。「Command + Shift + 4」ショートカットキーを押した後、マウスカーソルが十字に変化しますので、ドラッグでキャプチャー範囲を選択して撮影できます。

Mac スクリーンショット 範囲選択キャプチャー

スクリーンショットの便利な発展技

Macのスクリーンショット、実はあまり知られていない便利な発展技がいくつかあります。スクリーンショット機能を頻繁に使う方は、ぜひとも習得して下さい。

選択したウィンドウのスクリーンショットを撮影

範囲を選択してキャプチャーする方法は既にご紹介しましたが、選択したウィンドウをまるごとキャプチャーする方法もあります。アプリケーションのウィンドウをそのまま画像化したい時は、範囲選択ではなくウィンドウ選択の方が綺麗に速く撮影できます。

「Command + Shift + 4」で十字キーの範囲選択モードにした後、「スペースキー」を押すことで画面上に表示されているウィンドウを選択できるようになります。撮影したいウィンドウにマウスオーバーすると半透明な青色で覆われ、クリックすることでスクリーンショットとして保存されます。

Mac スクリーンショット 範囲ウィンドウ

ウィンドウ選択(Command + Shift + 4 + Space)で撮影すると、対象のウィンドウに影の付いた画像が生成されます。(下画像)

Mac スクリーンショット 選択ウィンドウ 影あり

影の無いキャプチャー画像を作りたい場合は、次に説明する方法を使って下さい。

選択範囲のスクリーンショットを撮影(ウィンドウ影無し)

Command + Shift + 4 + Spaceに加えて、「Option(alt)」を押しながらキャプチャーするウィンドウをクリックすると、ウィンドウの影を付けずに画像化出来ます。

Mac スクリーンショット 選択ウィンドウ 影無し

影なしのウィンドウ選択モード(Command + Shift + 4 + Space + Option)で撮影すると、影や余白無く対象のウィンドウのみの画像が生成されます。(下画像)

Mac スクリーンショット 選択ウィンドウ 影無し

Command + Shift + 4で選択した範囲を移動する方法

Command + Shift + 4のショートカットを押した後、ドラッグで範囲選択を間にスペースキーを押すと、押している間は選択のサイズを変えずに撮影範囲を移動させることが出来ます。

筆者はあまり使ったことの無い機能ですが、範囲の大きさは合っているものの位置がズレてしまった時などに役立ちそうです。

スクリーンショットを中止する方法

スクリーンショットを間違って起動してしまった時、範囲選択を失敗してしまった時など、終了・やり直ししたい時は、「esc(エスケープ)」を押しましょう。範囲選択中であってもescを押すことでスクリーンショットを即終了させる事が出来ます。

Mac スクリーンショット esc 終了 やり直し

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