防水で軽量なBluetoothイヤホン「JBL UA Sport Wireless」レビュー
- 2017-04-15
- 2017-10-25
先日、JBLのBluetooth接続ワイヤレスイヤホン「JBL UA Sport Wireless」を購入しましたので、レビューしたいと思います。
このイヤホンは、オーディオメーカーのJBLとスポーツメーカーのアンダーアーマーがコラボレーションしたモデルで、「Sport」の名の通り、スポーツやランニングに適した製品となっています。IPX5の防水に対応しているので、汗をかいても安心して使えるのがポイント。
本体は約18gと軽量でありながら、2時間の充電で最長8時間の音楽視聴が出来るので、スポーツマンのみならず、単純に「日常的に”使える”イヤホンが欲しい」という方にもおすすめです。
筆者はオーディオマニアではないため、聴き心地よりかは使い心地に重きをおいてレビューしたいと思います。
JBL UA Sport Wireless アンダーアーマー JBLコラボレーションモデル
パッケージと同梱品
今回はレッドモデルを買いまして、パッケージも赤、まさに赤一色と言った感じです。製品の写真、アンダーアーマーとJBLのロゴなどがプリントされています。
パッケージ裏には保証書が付いています。今回はアマゾンよりJBL正規品を購入しまして、販売ページによれば「お買い上げから1年間、安心のメーカー保証付き」とのことです。
開封すると、いよいよイヤホン本体のお目見えです。
付属品を取り出しましたが、盛り沢山なので一つずつご紹介します。
茶色くて丸い入れ物は、イヤホンを収納できる専用のポーチです。外装はシリコン製で、内部は柔らかな布で保護されています。おまけの割にはしっかりとしたつくりです。
その中には、イヤホンを充電するためのUSB to Micro USBケーブルが入っていました。
イヤーピース(チップ)はSとLの2種類、エンハンサーは4種類が付属しており、これらを付け替えてジャストフィットな組み合わせを探ります。筆者も最初いろいろ試しましたが、サイズSのイヤーピース+サイズ4のエンハンサーに至りました。
デザインとつくりをチェック
イヤホン本体のデザインやつくりを細かく見ていきます。
一般的なナイロン製ケーブルの有線イヤホンとは違い、ほぼ全てのパーツは耐水性のあるシリコン製素材で作られており、よりスポーツグッズらしい仕上がりとなっています。
ハウジング含めたイヤホンの全長は約50cm(実測)で、首の後ろに通すとちょうど良い長さです。ケーブルの太さはちょうど2.1mm(実測)あり、日常使いにおける耐久性には問題無さそうです。
今回はレッドモデルを購入しましたが、他にもホワイト、ブラック、ブルーのカラーバリエーションがあります。
イヤーピース部分を拡大してみます。こちらもシリコン製素材で、細部に至るまで赤に染まっています。
LとRの表記はハウジングの下にありますが、エンハンサーの特徴的な形とリモコンの位置から、LRを見なくとも分かるはずです。
本体右側には、ケーブルの途中にリモコンが設けられています。ボタンは3つあり、中央が曲の再生と一時停止、それを挟んで左右が音量の調節です。また、音量調節ボタンは、それぞれ1.5秒長押しで前の曲・次の曲の再生ボタンとしても機能します。
見た目に反して殆どへこまないボタンですが、クリック感のある確かな押し心地で、とても操作しやすいです。
ペアリング方法
このイヤホンは、無線規格の一つ「Bluetooth」で接続するタイプのワイヤレスイヤホンです。そのため、スマホやパソコンがBluetoothに対応していることが必須条件となりますが、最近の機器であればほぼ間違えなく使えますね。
さて、有線のイヤホンであれば、イヤホンジャックにプラグを挿し込めばOKです。しかしBluetoothイヤホンの場合、使い始めるにあたって「ペアリング」という作業が必要です。ただし、一度ペアリングしてしまえば双方の電源が入ると自動的に接続される仕組みなので、面倒なのは最初だけ。
まずは、接続するデバイスのBluetoothをオンにします。iPhoneであれば、画面下からニョキっと出てくるコントロールパネルを開き、Bluetoothのアイコンをタップします。Androidの場合は通知パネルもしくは設定アプリから。
オンにした後にBluetoothの設定画面を開くと、自動的に周囲の対応機器を探し始めるはずです。リストに「UA|JBL Wireless」が現れたらそれをタップ、無事ペアリングされるとイヤホンから「Connected(コネクテッド)」とアナウンスが流れます。
iPhoneの場合、バッテリーアイコンの左にイヤホンの電池残量が表示されます。Androidでも、バージョン6.0や7.0あたりであれば同じように残量を確認できるはずです。
聴き心地と使い心地。やや癖がある?
さて、何よりも気になるのは聴き心地と使い心地。JBL UA Sport Wirelessを使い始めてからまだ間もないですが、筆者なりの感想を書き連ねていこうと思います。
まず聴き心地について。全体的にしゃきっとメリハリあるチューニングですが、やや軽くて薄い印象を受け、低〜中音の深みと広がりは失われがちかなと思いました。スポーツ向きというだけあり、ポップスやEDMなどアタック感のある曲ならノリノリで聴けますが、しっとりしたバラードやピアノ曲などには向かないかなと。とは言え、屋外で聴く分には十分満足できる音質です。
次に使い心地に関してですが、今のところほぼ満点と言って良いでしょう。エンハンサーが特殊な形をしているので、装着感は好みが分かれそうですが、4種類から選べるのは嬉しいです。ただし、ジャストフィットなエンハンサーを付けると相当な遮音効果があり、車の音でさえもかなり遮るので注意したほうが良いかもしれません。
バッテリー持ちも良くて、音量控えめなら公称どおり8時間駆動出来ます。現在2日に1回ペースで充電しており、この先2〜3年は特に不便なく使えそうです。
iPhone 7 (PRODUCT)REDとの映えも良い
実はこのレビュー、「iPhone 7 (PRODUCT)REDに合う赤色のガジェット」シリーズの一貫でして、これはその第一弾となります。
iPhone 7にはイヤホンジャックが備えられておらず、このようなワイヤレスイヤホンは大変重宝します。
ちょうどアンテナバンド部分と同じような朱色で映えが良く、iPhone 7 REDと相性の良いワイヤレスイヤホンをお探しの方は、UA Sport Wirelessのレッドモデルをポチってみてはいかがでしょう。
JBL UA Sport Wirelessは、下のリンクから購入できます↓

JBL UA Sport Wireless アンダーアーマー JBLコラボレーションモデル