レビュー

「iPhone 8 ゴールド」発売当日に届いたので開封&外観レビュー

  • 2017-09-22
  • 2017-10-25

今日9月22日は「iPhone 8」の発売日。筆者は15日に予約を済ませており、本日無事に手元に届きました。このたび購入したのは、Plusではない方のiPhone 8で、容量は64GB、カラーは「ゴールド」です。開封の様子と本体外観を沢山の写真に収めたので、早速、ファーストインプレッションというかたちで皆様へご紹介します。

5年前のiPhone 5を境に、以降の全てのモデルでは背面にアルミ合金が用いられてきましたが、iPhone 8とXは表裏共にガラスでコーティングされているので、どこか昔懐かしい光沢感が特徴的です。

質感や持ち心地に関しては、実物に触れてみないと掴みづらいものですが、この記事では沢山の写真と共にiPhone 8の全体像に迫りますので、購入を検討されている方にとって少しでも参考になればと思います。

Apple iPhone 8 64GB

開封の儀!同梱物はiPhone 7と同じだよ

パッケージは、いつものシンプルなAppleデザイン。天面にはiPhone 8本体の写真が描かれ、側面には金色に輝く「iPhone」の文字、そして裏面には容量の表記があります。

iPhone 8 パッケージ

フィルムに包まれたiPhone 8本体を取り出します!

背面のガラス化によって、筐体は7よりも僅かに重くなっている(138g→148g)とのことですが、初めて手にした印象は…iPhone 7と変わらぬ持ち応えです。別段「重い!」とは感じませんでしたよ。

iPhone 8 開封

充電に必要な「Lightningケーブル」と「USB充電器」、そして接続端子がLightningの専用イヤホン「EarPods with Lightning Connector」が同梱されています。どれも白に統一されており、こちらもいつものAppleデザイン。

iPhone 8 充電器、Lightningケーブル、EarPods

クイックスタートガイドや林檎のステッカー、SIMトレイの取り出しピンもお馴染みのやつ。

iPhone 8 説明書、ステッカー、SIMトレイ取り出しピン

おっと、忘れがちなのが「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」で、3.5mmオーディオジャックが廃止されたiPhone 7 / 8 / Xではこれを介すことで通常の有線イヤホン・ヘッドホンが使えます。

iPhone 8 Lighning to 3.5mmオーディオジャック アダプタ

両面ガラスで生まれ変わったiPhone 8。外観をじっくり眺める

前面は従来と何ら変わらず

本体前面は従来のiPhoneと変わらぬ見た目で、画面の周囲はゴールドとシルバーは白一色、スペースグレイは黒一色に塗装されています。

筐体素材の変更に伴って、iPhone 7に比べて面積や厚みが増しているようですが、コンマミリ単位のごく僅かな違いですから、持ち心地に影響するほどではありません。筆者はいつも5.9インチの大画面スマホ(Huawei Mate 9)を使い込んでいる身なので、iPhone 8のまとまったサイズ感はとても心地よく感じます。

iPhone 8 前面

指紋認証センサー内蔵のホームボタン

液晶ディスプレイの下には、iPhoneでは見慣れた丸いホームボタンが配置されていて、指紋認証センサーも組み込まれています。その周囲には、本体側面フレームと同じ色合いのリングが設けられており、さり気なく輝くことで高級感を演出しています。

iPhone 8 ホームボタン

フロントカメラと受話口

上部にはフロントカメラと受話口が取り付けられています。

作りはiPhone 7と同じで、この受話口はスピーカーとしても働き、本体を横に倒して使うと底面のものと合わせてステレオスピーカーとして機能する仕組みです。これにより、動画やゲームでの臨場感が格段に増すため、次期モデルにも引き継がれて欲しいものです。

iPhone 8 フロントカメラ

フルガラスコーティングで、光沢感に満ちた背面

続いて背面。カメラの位置やリンゴマークはそのままですが、表面を覆う素材がアルミ合金からガラスへ変わったことにより、従来のイメージを大きく覆す光沢感に満ちた筐体に仕上がっています。

また、「ゴールド」のニュアンスがこれまでとは一味違います。従来の「ローズゴールド」のDNAも引き継いでいる印象で、ホワイト+ピンク+ゴールドを混ぜたような色合いなので、男女問わず馴染めそうなデザインだと思います。

iPhone 8 背面

それから、アンテナバンドの処理にも注目です。

iPhone 6や6sでは、樹脂製のアンテナバンド通称「Dライン」が印象的でしたね。iPhone 7ではやや控えめになりましたが、iPhone 8は遂に背面からアンテナバンドが完全に消え失せ、文字通り「フルガラスコーティング」となっています。光沢を邪魔するものは何一つ無く、歴代のどのiPhoneよりも洗練されている気がしますね。

「iPhone」周囲の小さな文字が綺麗サッパリ無くなった

背面下部を見ると、「iPhone」の以外の刻印は全て取っ払われている事に気付きます。

下の写真で見比べてみると、右側のiPhone 7には「Designed by Apple in California」や「総務省指定」の記載があるのに対し、左側のiPhone 8ではそれが綺麗サッパリ無くなり、よりシンプルな見栄えになりました。

iPhone 8とiPhone 7 背面下部の違い

ガラス背面とメタルフレームの組み合わせ

本体側面は、つや消しの掛かったメタルフレームで囲まれており、両面を覆うガラスにサンドイッチされています。ガラス+マットなメタルという、対象的な質感が絶妙なアクセントとなり、全体的な高級感をグッと高めているのです。

iPhone 8 メタルフレームとガラス背面

Lightning端子とスピーカー

底面の作りはiPhone 7と瓜二つで、真ん中には充電とデータ転送を担うLightning端子があり、右側のグリル穴がスピーカー。

iPhone 8 底面

音量調節ボタンとマナーモードスイッチ

音量調節ボタンやマナーモードスイッチもこれまで同様、ディスプレイ側から見て左側面にあります。ボタンの素材はフレームと統一されていて、押すと硬いクリック音が返ってきます。

iPhone 8 音量調節ボタンとマナーモードスイッチ

電源ボタンとNanoSIMカードスロット

電源ボタンは音量ボタンとは反対側の右側面で、その近くにはNano-SIMカードを入れるスロットもあります。

iPhone 8 電源ボタンとSIMカードスロット

丸一日、ケースを付けずに使ってみた

今作のiPhone 8、8Plus、Xはともにガラス背面なので、従来に増して「割れ」の心配が増えてしまいましたが、Appleいわく「これまでスマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるガラス」と謳っています。

前面と背面に採用したのは、これまでより50パーセント深い強化層を持つカスタムガラスです。
新しいスチール製の基礎構造と、航空宇宙産業で使われているものと同じグレードの、より強い7000シリーズアルミニウム製フレームがそれをさらに補強します。撥油コーティングを施してあるので、汚れや指紋は簡単に拭き取れます。

iPhone 8 – Apple(日本)

もちろんこの言葉を過信するわけではありませんが、今日いざ実機に触れてみて感じたのは「背面の硬質感が凄い」ということ。

スマホの画面割れ防止のために装着する「保護ガラス」によく似た感触で、高いところから勢い良く落としたらアウトにせよ、爪で引っ掻いたりカバンの中で擦れたりする程度であれば耐えてくれそう、そんな「強固」なイメージを持ちました。

また、今回選んだゴールドモデルは従来よりも明るいというか白っぽいので、指紋が目立ちにくいのもメリットです。筆者は、汚れるのを避けるためにメタルボディのスマホを好んで使ってきましたが、ゴールドのiPhone 8は思っていたよりも指紋が目立たないので、今後しばらくはケースを付けずに使ってみようと思います。

後日、ベンチマークやカメラに関する詳しいレビューを予定しています!

今回はファーストインプレッションということで、iPhone 8の外観や作りについてまとめてみましたが、如何でしたでしょうか。

ベンチマークテストの結果やカメラの性能、それにワイヤレス充電と急速充電などなど、検証してみたいことは山ほどあるので、後日いくつかの記事に分けながらご紹介できればと思います。

それではこの辺でおいとましますね!

【2017年9月23日】iPhone 8に搭載された新SoC「A11 Bionic」のパフォーマンスを知るべく、ベンチマークテストを実施しました。詳しくは『「A11 Bionic」搭載iPhone 8の性能は!? ベンチマーク&Androidと比較』の記事をお読み下さい。

【2017年9月27日】iPhone 8を更に使いやすくする周辺アクセサリーをまとめた記事『iPhone 8 / 8 Plusと一緒に揃えたい周辺アクセサリー厳選12選』を書きました。

Apple iPhone 8 64GB

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