
iPhone 7(仮称)最新の噂まとめ!スペック、デザイン、発売日
- 2016-08-11
- 2017-10-26
夏の暑さはまだ続きそうですが、そろそろ秋の新製品シーズンがやってきますね。スマホ好き、ガジェット好きには堪らない季節、毎年恒例の新型iPhone登場にも注目が集まり始めました。
去年の9月にiPhone 6s/6s Plusが発売され、今年の新iPhoneの名称は「iPhone 7」になるのでしょうか…?いつもの事ながら、海外ではiPhone 7に関する様々なリーク情報が話題となり、有力な情報も幾つか出揃ってきたところであります。
この記事では、iPhone 7のスペックやデザイン、発売日に関する有力な最新情報をまとめてみました。
掲載する情報はあくまでも「噂」、必ず記事通りの製品になるか定かではありませんので悪しからず。
目次
iPhone 7、7 Plusに加え「iPhone Pro」登場の可能性!?
前モデルのiPhoneは4.7インチモデルと5.5インチモデルの2ラインナップでした。次期モデルの名称は、iPhone 5s → iPhone 6 → iPhone 6sの流れから、4.7インチモデルは「iPhone 7」が1番有力でしょう。
5.5インチモデルに関しては、「iPhone 7 Plus」の可能性が高いのですが、iPhone 7、7 Plusとは別枠で「iPhone Pro」が登場する、との情報も出回っています。
ラインナップに関しては、今のところ3つの予想が成り立ちます。
- iPhone 7、iPhone 7 Plus
- iPhone 7、iPhone Pro
- iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone Pro
歴代のiPhoneたちは機種名に数字が含まれていました。しかし、今年の3月に発表された「iPhone SE」の登場で、数字無しiPhoneが再び登場する可能性は十分あります。
どちらにせよ、4.7インチよりも5.5インチiPhoneの方がスペック的には上位版の位置付けとなり、Proが登場した場合はハイエンド機としての投入になりそうです。
iPhone 7、7 Plusのスペック予想
さて、気になるスペックを予想してみます。基本的には前モデル6s、6s Plusを強化したマイナーアップデートと言われていますが、「7 Plusはデュアルカメラになる」や「イヤホンジャックが廃止されてLightningに統合される」など、実用面での大きな変化も噂されています。
現時点での有力なスペック情報
現時点で出回っているスペック情報の中でも、比較的有力と思われるものをピックアップしてみました。4.7インチモデルを「iPhone 7」、5.5インチモデルを「iPhone 7 Plus」と仮称することとします。
OS | iOS 10 |
---|---|
プロセッサー | Apple A10チップ |
ストレージ | 32GB、64GB、128GB、(256GBも有り!?) |
メモリ | 7は2GB、7 Plusは3GB!? |
ディスプレイ | 7は1,334 x 750、7 Plusは1,920 x 1,080。画面サイズは従来通り |
内側カメラ | 500万画素 |
外側カメラ | 1200万画素、7 Plusはデュアルカメラ搭載!? |
バッテリー容量 | 従来とあまり変わらず? |
拡張 | Lightningポートのみ、イヤホンジャック廃止!? |
SDカード | なし |
センサー | Touch ID(指紋認証)、気圧、ジャイロ、加速度、近接、環境光 |
SIMカード | nano-SIM |
幅 x 厚さ x 高さ | 従来と大きくは変わらず |
本体重量 | 従来と大きくは変わらず |
カラー | シルバー、スペースグレイ、ゴールド、ローズゴールドに加え、ディープブルー、チェスナットも追加!? |
プロセッサーはA10チップを採用、A9より僅かに向上しA9Xと同等
A9チップは1.85GHzのデュアルコアでしたが、A10チップも同じくデュアルコアになるとの噂です。
iPhone 7に採用予定のApple A10チップの性能はA9Xチップと殆ど変わらず、A9チップとの差は小さいとの情報がリークされています。つまりiPhone 7のプロセッサー性能は、iPad Proと同等になる可能性があります。
これらの情報が正しければ、「A10」チップのシングルコアスコアは「3010」。「A9」チップは「2519」。20%ほどの性能向上となるため数値としては悪く無さそうではあるが、「A8」から56%も伸び伸びた「A9」と比較すると確かに物足りなさは感じるかもしれない。
「Xperia X Performance」「Samsung Galaxy S7」などのハイエンドスマホに搭載されているプロセッサー「Snapdragon 820」、6s、6s PlusのApple A9チップとCPU性能を比較すると、ほぼ同等との計測結果が出ています。グラフィック性能ではSnapdragon 820の圧勝で、CPU性能に関してはAndroidに先を行かれている感じは否めません。
ですが、数字上のスペックが必ずしも使用感とリンクするとは言えず、正直現行モデルの処理能力で十分とも思えます。高性能化よりも、省電力化に期待したいところです。
ストレージは32GB、64GB、128GBに。16GBは廃止され、もしかすると256GBが追加される?
今のところ最新のiPhoneは「iPhone SE」になるわけですが、iPhone SEは32GBと64GBのラインナップで、16GBモデルは存在しません。おそらく、メディアデータの肥大化によるもので、特に4K動画などの大きなデータを扱う場合にはストレージに余裕が必要です。
SEが16GBモデルを廃止したことから、iPhone 7の最小容量は32GBに、容量ラインナップは32GB、64GB、128GBの3種類となりそうです。
そして新たにiPhone初となる「256GBモデル」が登場するとの噂もあります。既にiPad Pro 12.9インチ、9.7インチモデルには256GBの最上位モデルが存在するので、256GBのiPhone 7も十分現実路線と言えます。
ハイレゾ音源や高画質の動画を扱う方にとって、大容量のストレージを搭載したiPhoneは嬉しいですね。
【2016年9月5日追記】9月7日のイベントを間近に控える中iPhone 7、7 Plusの情報が出揃ってきて、ストレージラインナップは、32GB、128GB、256GBが最も有力視されています。
iPhone 7 Plusには1,200万画素 x2の「デュアルカメラ」が搭載されるか
iPhone 7は6sと同じ1,200万画素のカメラを搭載するそうです。しかしiPhone 7 Plusは一味違い、2つのカメラで撮影できる「デュアルカメラ」を装備するようです。
デュアルカメラと画像の合成エンジンにより、より解像度が高い鮮明な撮影が可能になります。Android端末でデュアルカメラを搭載した機種といえば「Huawei P9」や「LG G5」、最近では「Xiaomi Redmi Pro」などが存在しています。iPhone 7 PlusはiOSデバイス初のデュアルカメラ搭載機になるのでは?との期待が高まっています。
Huawei P9 SIMフリースマートフォン グレー
iPhone 7 Plusにデュアルカメラ搭載なら、RAMは3GBになるか
5.5インチのiPhone 7 Plusのみ、「デュアルカメラ」が搭載されるとの噂もありますが、もし本当だった場合7 PlusのRAM(ランダムアクセスメモリ)容量は3GBになる可能性があります。
メモリ容量が多ければ、より快適な動作を実現できます。iPhone 7は従来通り2GB、7 Plusに関しては最低でも2GB、もしかすると3GB搭載するかもしれません。
3GBのメモリを積んだiPhone 7 Plusが登場すれば、ハイエンドiOSデバイスという位置付けとなることでしょう。
iPhone7 Plusはやはり3GBのRAMを搭載か – iPhone Mania
イヤホンジャックが消滅、接続端子はLightningのみになる!?
これは賛否両論ですが、iPhone 7、7 Plusではイヤホンジャックを廃止、接続端子はLightningのみになるとの噂もあります。結構前から出回っていた情報で、より本体を薄型化できる一方、専用のイヤホンを用意しなくてはならない不便さがあります。
もし本当ならば、従来のイヤホンを直接iPhoneに接続することは不可能になります。現行モデルに付属しているイヤホン「EarPods」の代わりに、Lightningで接続するタイプのイヤホンが新登場することとなるでしょう。
Lightningをイヤホンジャックに変換するケーブルを使えば、従来のイヤホンを使うことは出来るのでしょう。しかし、余分なケーブルを持ち歩く事に、若干の後ろめたさを感じる方もいるでしょう。
個人的に、イヤホンジャックの消滅にはあまり賛成出来ませんね。
iPhoneユーザー待望の防水に対応する!?
長年iPhone含むiOSデバイスは防水に非対応のままでした。しかし、iPhone 7と7 PlusはIPX7の本格的な防水に対応するかもしれません。もしiPhoneに防水能力が備わるならば、Apple Wacth並の生活防水(正確には耐水ですが)仕様となる可能性が高いです。
iPhone 7、7 Plusのデザイン予想
背面のアンテナバンドが控えめに
iPhone 6以降のモデルの特徴ともいえる「アンテナバンド」、背面を横切るように配置されていて、電波を掴みやすくするためか樹脂製です。背面はアルミボディなのにアンテナ部分だけ”チャチい”のです。むしろ、背面アルミ+ガラスのiPhone 5や5s、SEの方が高級感を感じられます。
不評だった背面を横切る帯状のアンテナバンド、iPhone 7では無くなるとの情報があります。予想CGの画像を見ると、6sや6s Plusよりもフラットな背面に仕上がっていて、iPod touchのようなデザインになっています。
引用:Black is the new silver? – Martin Hajek
iPhone 7のカメラレンズは大きくなり、7 Plusデュアルカメラは双眼鏡のような形に
iPhone 7のカメラ画素数は6sと同じ1,200万画素と言われていますが、センサーのサイズが大きくなるようです。従来通り背面から突出している形状のようなので、ケースを付けて保護することになるでしょう。
デュアルカメラが噂されるiPhone 7 Plusのカメラ形状は、レンズが2つ付いているため「双眼鏡」のような形になることが予想されます。
カラーバリエーションに新色が加わる可能性
iPhone 6s、6s Plusではシルバー、スペースグレイ、ゴールド、ローズゴールドの4色展開となります。iPhone 7、7 Plusでは前モデルの4色に加え、「ディープブルー」と「チェスナット」が登場するとの噂があります。
ディープブルーは黒味がかった濃い青色、チェスナットは温かみのある栗のような色で、どちらもアルミボディのiPhoneとの相性は良さそうです。
iPhone 7が6色展開となった場合、今まで以上に選択肢が増えるので嬉しいですね。筆者はディープブルー推しです!
iPhone 7、7 Plusの販売日・発売価格予想
発表と発売開始は去年と同じく9月?
経済・金融情報を配信するBloombergによると、iPhone 7の発表は9月7日頃になると報じています。iPhone 6s、6s Plusの発表は9月9日でしたので、去年と同時期の発表となりそうです。
iPhone 7発表は9月7日(日本時間8日)とBloombergが報じる。iPhone 7 Plusはデュアルカメラに? – Engadget Japanese
発表から発売開始まで、去年の流れを当てはめると…
- 発表:9月7日頃
- 予約開始:9月9日〜12日頃
- 発売日:9月23日〜25日頃
となります。
【2016年8月30日追記】Appleの2016年秋新製品発表イベントは9月7日に決定しました!この場にてiPhone 7の発表がなされるものと思われます。イベントの詳細情報は「Appleイベント開催は9月7日に決定。iPhone 7発表はほぼ確定か」をご覧下さい。
割高っぷりは変わらず。MacBookに迫るほど高価
ハイエンドAndroidスマートフォンと比べても、割高感はどうしても否めず、もはや「高級スマホ」になりかけてるiPhoneシリーズ。残念ながら次期iPhoneでも割高っぷりは引き継がれるようです。
リークされている情報によると、iPhone 7 / 7 Plusの販売価格は、現行の6s / 6s Plusと同価格帯で市場投入されるとのこと。
予想されるiPhone 7の販売価格
- 32GBモデル:78,800円
- 64GBモデル:89,800円
- 128GBモデル:101,800円
- 256GBモデル:110,000円前後
予想されるiPhone 7 Plusの販売価格
- 32GBモデル:89,800円
- 64GBモデル:101,800円
- 128GBモデル:113,800円
- 256GBモデル:120,000円前後
現行モデル最大容量の2倍の256GBモデル、もし登場すればパソコン並の容量を確保出来ることは魅力的。しかし、MacBookシリーズに届きそうな価格。大容量iPhoneのニーズはあるものの、あまりにも高価なため手が出ない方も多いでしょう。
加え、iPhone Proと仮称されているハイエンドiPhoneが登場すれば、その価格はスマホの領域を超えるほど高価になると予想されます。
Apple iPhone SE SIMフリー 64GB ローズゴールド