
iPhone 7は遂に防水対応となるか!?リーク情報から判明
- 2016-09-05
- 2017-10-26
Androidスマホではお馴染みの防水機能ですが、これまでiPhoneやiPadなどのiOSデバイスに取り入れられた事例は無く、唯一生活防水に対応したApple製品といえばApple Watchのみ。非防水仕様はiPhoneの大きな弱点であるのですが、朗報が飛び込んできました。
今月7日(日本では8日の深夜2時)から開かれるAppleのスペシャルイベントにて発表されると思われる「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」(いずれも仮称)は、Apple史上初となる防水対応のiOSデバイスになる可能性が高いとの事です。
防水規格は、Apple Watchと同じ「IPX7」を採用するか
新iPhone登場前は毎年の事ながらリーク情報が耐えないわけです。リークされたスペック情報によると、iPhone 7と7 Plusは「IPX7」という防水規格を取り入れる可能性があるとの事。IPX7はApple Watchに採用されている防水規格と同一のもので、いわゆる防浸形と呼ばれるものになります。
IPX7防水は、水深1mで30分間水没させても浸水しない能力を持ちます。日常生活における防水性は十分に保証されており、誤ってこぼしてしまった飲み物が掛かったり、雨に濡れたりした場合も本体に影響はありません。
IPXは1〜8の8つの等級に分かれており、IPX7は結構高い能力を持つ防水規格であることが分かります。
IPX7等級の耐水性能を持つApple Watchは、どこまで水に耐えられるか
先ほど「Apple Watchにも採用している」と記しましたので、Apple Watchの防水性能はどれほどのものなのでしょう。Apple Watchの技術仕様ページを見てみることにしました。
Apple Watchは防沫性能と耐水性能を備えていますが、防水性能はありません。例えば、エクササイズ中、雨の中、手を洗う時にApple Watchを着用および使用できますが、Apple Watchを水に浸すことは推奨しません。Apple WatchにはIEC規格60529にもとづくIPX7等級の耐水性能があります。レザーバンドは耐水性ではありません。
公式アナウンスを読む限り、日常生活における水濡れは想定しているものの、本体を浸水させた時の防水性能は無いので、Apple Watchは「防水」ではなく「耐水」であると理解できます。ですが「IPX7等級の耐水性能があります。」とも書かれており、IPX7は防水性能の規格の一つであることも事実です。
Apple Watchを手にした方が、実際に防水性能について検証した結果があり、その多くは「Apple WatchはIPX7の防水のレベルを十分満たしている」というものでした。
(実際にApple Watchの防水性能を検証している、海外の方の動画)
それでもAppleが「防水対応」ではなく「耐水対応」の表記を貫く理由はおそらく、「事実上の防水性能はあるけども、生活防水の域を外れた使い方で壊れたら保証はしないよ!」みないな感じでしょう。少なくとも、本体を付けたままプールで泳いだりお風呂に入ったりすることは推奨していません。
今週に迫ったAppleのスペシャルイベント、次期iPhoneとのご対面が非常に楽しみです。果たして新しいiPhoneはどんな進化を見せてくれるのか、「iPhone 7(仮称)最新の噂まとめ!スペック、デザイン、発売日」の記事で気になる噂などまとめています。