レビュー

Huawei P20 Pro入手(輸入)したので、外観やカメラなど軽くレビュー

  • 2018-05-10
  • 2018-05-22

国内投入に先んじて、Huaweiの最新フラッグシップスマホ「P20 Pro」を個人輸入というかたちで手にすることが出来たので、おおまかな使用感レビューをお届けします。今後しばらくは、P20 Pro関連の記事を立て続けに公開していこうと思います!

Huawei P20 Pro 6GB RAM + 128GB ROM 海外版

Etoren.comより取り寄せました。価格は950ドル

Huawei P20もP20 Proも、まだ日本では発売されていないので、海外のショップから個人輸入するかたちとなります。

日本へ発送してくれる業者はいくつかありますが、価格と評判の両面から探した結果、Etoren.comがベストかな?と判断し購入。6GB RAM + 128GB ROMのミッドナイトブルーを購入し、気になるお値段は930ドルで、送料含めると950ドル = 約10.4万円くらい。

中華スマホでその値段!?と度肝抜かれた方もいらっしゃることと思いますが、「フラッグシップモデル」名乗るに相応しい性能そしてカメラを積んでいるので、妥当なところでしょう。かつてのメインスマホMate 9からの乗り換えと共に、カメラ新調の意味合いもあるので、スマホとカメラ同時にポチったと考えればお買い得…?

興味のある方は、購入時のレポート兼Etorenのお買い物ガイド『EtorenでP20 Pro購入したので、買い方や送料や関税等について紹介』もどうぞ。

開封の儀・付属品チェック

パッケージデザインは前作のP10シリーズに似ていますが、史上初「Leica TRIPLE CAMERA」の記載があります。写真撮り忘れていましたが、フィルム被った正真正銘新品の状態で届きました。

Huawei P20 Pro パッケージ

いざ開封!

Huawei P20 Pro 開封

付属品はかなり充実していて、Huaweiスーパーチャージ対応の充電器&USB-Cケーブルはもちろんのこと、USB-C接続のイヤホンやUSB-Cを3.5mmイヤホンジャックへ変換するアダプタのほか、専用のTPUケース等も同梱されていました。

これは欧州版なので、充電器のプラグや説明書等も全く日本向けではありませんが、近々来たるであろう国内版はその辺ご安心を。

Huawei P20 Pro 付属品

輸送中のキズ防止のため、本体前面には予め保護用のフィルムが貼られていますが、実は二重構造になっていて、もう一枚フィルムで覆われています。筆者はアンチグレアタイプのサラサラフィルムに貼り替えてしまいましたが、貼り付けが面倒くさい方はそのまま使っても支障ありません。

Huawei P20 Pro 予め装着済みの保護フィルム

P20シリーズおよびMate 10 Proは3.5mmイヤホンジャックが省かれてしまったので、従来のイヤホンを使うためにはUSB-Cを3.5mmジャックへ変換するアダプタが必要になります。

がしかし、Huaweiの場合はその辺しっかり対応していて、USB-C端子で直接繋げられるイヤホンが付いてきます。作りも音質もチープな印象は否めませんが、こういった心配りは嬉しいものです。

Huawei P20 Pro 同梱のUSB-Cイヤホン

急速充電「Huaweiスーパーチャージ」を発動させるためには、同梱の充電器とケーブルを組み合わせねばならないため、やむなく変換器を噛ませました。先発組の宿命…。

Huawei P20 Pro 海外版のUSB充電器

本体外観の様子

Mateシリーズは「大画面・高性能」に徹している一方で、Pシリーズは「コンパクト・高性能」をコンセプトとしていますが、その線引きは徐々にぼんやりしてきました。無印版のP20は画面も筐体もMate 10 Proより一回り小さいのですが、P20 Proに関しては全体的なサイズ感も持ち心地もMate 10 Pro同等なので、決してコンパクトではないということは念頭においておかねばなりません。

とはいえ、筆者がこれまで愛用してきたMate 9に比べると、横幅が5mmも狭まっているので、断然こちらのほうが持ちやすく感じます。たかが5mm、されど5mmです。

Mate 9やP10は、ディスプレイとしては最も一般的な縦横比率16:9を採用していましたが、P20 Proでは約19:9(正確には18.7:9)に変更つまり縦長化したことで、情報量は増えつつも画面の幅は狭まりました。それに加え、ベゼル(特に上部)を極限まで狭めることにより、大画面でありながら片手でもしっかりグリップできるサイズ感を実現しています。

Huawei P20 Pro 本体前面

賛否両論、いや、どちらかといえば否が大多数を占めるノッチ(切り欠け)。そこには、自撮り用の2,400万画素カメラと受話口。近接センサーが設けられています。

iPhone Xを皮切りに数々のノッチスマホが生み出されたので、良くも悪くもiPhoneの影響力を思い知らされますね。

Huawei P20 Pro 画面上部のノッチ

前面下部には、細長い指紋認証センサー兼ホームボタンが備わっています。予め自身の指紋を登録しておけば、ここへ指をあてるだけで瞬時にロック解除できます。

標準の状態では、Androidにおける基本操作「戻る」「ホーム」「タスク」を画面内のソフトウェアキーで行う設定になっていますが、指紋認証センサーへ全て集約させることも可能です。(ワンタップで戻る・長押しでホーム・スワイプでタスク)

Huawei P20 Pro 指紋認証センサー

続いて背面を見ていきましょう。

背面は一面ガラス張りとなっており、鏡としても使えてしまいそうなくらいツルツルテカテカ。この上なく美しいですが、やはり長時間持っていると指紋が目立ってしまいます。表面の質感はiPhone Xに似ていて、程よいツッパリ感があるため手から滑って落としてしまう心配は少ないかなと。

カラーバリエーションは今回入手した「ミッドナイトブルー」の他にも、トワイライト(青と紫のグラデ)、ブラック、ピンクゴールドがあります。ただ、その全てが国内投入されるかは不明。

Huawei P20 Pro 背面の様子

背面左上には、P20 Proの大目玉「Leica トリプルカメラ」が搭載されています。

上から順に3倍望遠800万画素・f/2.4カメラ、メインの4,000万画素・f/1.8カメラ、そして2,000万画素・f/1.6のモノクロカメラという構成。その下には更に2灯式のフラッシュライトが備わっており、もう、目ん玉だらけです。

核となるメイン+望遠のデュアルカメラユニットは、iPhone X同様に表面から1mmほど盛り上がっているため、裸体で机へ置くとガタついてしまうのは難点。付属のTPUケースを装着すれば安定します。

Huawei P20 Pro トリプルカメラ

カメラユニットの近くには、音量調節ボタンと電源ボタン(赤い印が付いている)が備わっています。

Huawei P20 Pro 音量調節ボタンと電源ボタン

底面には充電とデータ転送を担うUSB Type-C端子があり、これはiPhoneのLightning端子のような表裏関係なしに挿せるリバーシブルタイプ。

その右側にはスピーカー、左側にはマイクがあります。なお、スピーカーはこれ一基だけかと思いきや、実は前面ノッチ部分にある受話口がスピーカーとしての役目も果たしており、その両方を組み合わせてステレオサウンドを奏でる仕組み。

Huawei P20 Pro 底面

SIMカードを入れるトレイは左側面にあり、Nano-SIMカードを2枚入れて同時待ち受けが可能です。現在は楽天モバイルで運用していますが、電波のつかみは至って良好。

Huawei P20 Pro Nano-SIMカードスロット

手持ちのはかりに乗せてみたところ、保護フィルム貼った状態で約183gありました。数値上はiPhone XやMate 10 Proよりも僅かに重いのですが、体感するのは難しいですね。

Huawei P20 Pro 本体重量

ノッチ付きディスプレイの使い心地は?

賛否でいうと否が優勢な「ノッチ」(切り欠け)ですが、幸い非表示域はiPhone Xとは比べ物にならぬほど小さく、その存在を意識する場面はほぼありません。無いほうが喜ばしいけど、そんなに嫌ではない。(あくまでも筆者個人の感想です)

Huawei P20 ProとiPhone Xのノッチ部分の比較

見た目がどうしても気に食わない!という方は、設定→画面→ノッチへ進み「ノッチ部分を隠す」へチェックを入れると良いでしょう。画面上部が暗くなり、ノッチ部分が目立たなくなりますよ。

Huawei P20 Pro ノッチを目立たなくする設定

噂通りカメラが凄すぎる!特にズームと夜景

リリース当初から凄い!凄い!と騒がれていたHuawei P20 Proのトリプルカメラですが、期待通り、いやそれ以上のクオリティでした。長年「カメラスマホ」を探求し続けてきたHuaweiの本気、ひしひしと感じ取ることができます。

レンズやセンサーの質はもちろんですが、被写体を検知・分類してチューニングを施す「マスターAI」や、マルチカメラを活かして一眼レフの背景ぼかし(絞り)効果を擬似的に再現する「ワイドアパーチャモード」、複数の写真を組み合わせてダイナミックな夜景写真へ仕上げる「夜景モード」などなど、楽しみながら撮れる機能が満載です。

前作P10やその兄弟機Mate 9の段階で、既に数多くの撮影機能が盛り込まれていましたが、今作ではAIやらズームやらの登場で更に幅は広がっています。しかしながら、それらの機能をいとも簡単に使いこなす事ができる標準の撮影アプリ。ハードとソフトの両面がお互いを引き立てあっている唯一無二のカメラスマホ、そんな印象を受けました。

簡単に試し撮りしてきたので、公開します。クリックすると別ウィンドウにて原寸大表示できますが、数MBあるので、スマホで閲覧中の方はご注意ください!

10MP, 1/125sec, ISO64, 3倍, AIオン, 三脚
40MP, 1/125sec, ISO64, 1倍, AIオフ, 手持ち
10MP, 1/30sec, ISO250, 1倍, AIオン, 手持ち
40MP, 1/50sec, ISO125, 1倍, AIオン, 手持ち

ズームのサンプル↓ まずは等倍。

10MP, 1/125sec, ISO50, 1倍, AIオン, 手持ち

続いて望遠カメラ用いた3倍ズーム↓

10MP, 1/125sec, ISO100, 3倍, AIオン, 手持ち

最後に5倍ズーム↓

10MP, 1/60sec, ISO64, 5倍, AIオン, 手持ち

夜の渋谷を手持ち撮影↓

40MP, 1/50sec, ISO160, 1倍, AIオン, 手持ち

三脚固定で暗所ズーム撮影↓ まずは等倍。

10MP, 1/30sec, ISO400, 1倍, AIオフ, 三脚

3倍ズーム↓

10MP, 1/30sec, ISO250, 3倍, AIオフ, 三脚

5倍ズーム↓

10MP, 1/50sec, ISO160, 5倍, AIオフ, 三脚

ダイナミックな写真へ仕上げる夜景モード↓

10MP, 20sec, ISO100, 1倍, 夜景モード, 三脚

同じく、夜景モードで撮った赤レンガ倉庫↓

10MP, 4sec, ISO100, 1倍, 夜景モード, 三脚

同じく、夜景モードで撮った観覧車↓

10MP, 10sec, ISO100, 1倍, 夜景モード, 三脚

モノクロのマニュアルモードで撮影↓

20MP, 3sec, ISO50, 1倍, モノクロモード, 三脚

作例は随時追加予定です!また、P20 Proのカメラのみに特化した別記事も投稿予定です。

パフォーマンスとバッテリー

P20 Proには、Huawei独自開発(正確にはHiSilicon製)のハイエンドチップ「Kirin 970」と6GBのRAMが搭載されており、容量ラインナップは64・128・256GBのいずれか。今回購入したんは128GB版で、おそらく国内にもこれが投入されるのでは?と予想しています。バッテリーは4,000mAhを内蔵。

後日、ゲームの動作や他機種とのベンチマーク比較等をまとめた別記事を予定していますが、ひとまずAntutu Benchmark v7・Geekbench 4・3DMarkを走らせてみました。各スコアは以下の通り↓

ざっと見たところ、Snapdragon 835(Xperia XZ1やGalaxy S8など)と同等もしくはそれ以上で、AndroidトップのSnapdragon 845(Galaxy S9やXiaomi Mi MIX 2Sなど)には及ばない感じ。iPhoneでいうと、iPhone 7(A10チップ)以上8・X(A11チップ)未満という位置付けになりますね。

つまり、ベンチマークの数値上はiPhone XやGalaxy S9に劣るわけですが、それが実際の動作に反映されるかは別の話。結論から申してしまうと、実際の体感速度は大差なく、ゲーミングにおいても単にベンチマークのスコアだけで推し量るのは安直だといえます。スコアがSnapdragon 835以上だからといって過度な期待は禁物ですし、845やApple A11チップ以下だからといって落胆することでもありません。ゲームとの相性や快適性に関しても、今後じっくり調べていきたいと思います。

バッテリーの持ちに関しては、まだ厳密なテストを行っていませんが、Kirin 960搭載のMate 9やP10よりも明らかに長持ちします。なおかつ、ゲームプレイ時の発熱も抑えられているので、これもプロセスルール微細化(16nm → 10nm)がもたらした恩恵でしょう。

あくまで体感上の話ですが、バッテリー容量同じMate 9比で1~2割ほど、P10比だと4割ほどは向上してそうな雰囲気で、午後~深夜にかけて写真撮りっぱなしでもモバイルバッテリーは使わずじまいでした。

Huawei P20 Pro 6GB RAM + 128GB ROM 海外版

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