Huawei P10/P10 Plus/P10 liteが遂に国内投入!取り扱いMVNOまとめ

  • 2017-06-06
  • 2017-10-25

格安スマホで快進撃を続ける中国メーカー「Huawei」、その最新フラッグシップスマートフォン「P10」「P10 Plus」と廉価モデル「P10 lite」の3機種が遂に日本へ上陸します。既にHuaweiのオンラインストア(楽天市場)にて購入の受付が始まっており、6月9日より発送が開始される予定です。

いずれも国内で人気が沸騰したP9シリーズの後継機ともあり、注目の的となりそうですね。筆者もなるべく早く実機を手にして、詳しいレビューを皆様へお届けできるよう尽力します。

この記事では、各機種の概要と取り扱うMVNOについてまとめているので、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

Mate 9同等性能を持ちやすいサイズへ収めた「P10」

Huawei Mate 9と同じKirin 960プロセッサを搭載

旧世代のP9もそうだったように、P10ではHuawei社オリジナル「Kirinプロセッサ」の最新型が載っており、型番は「Kirin 960」となります。

同社フラッグシップモデルのMate 9にも同じものが採用されており、以前当ブログにて実施したAntutuベンチマークテストでは13万点以上を記録。P9のKirin 955よりも40%ほど高性能化していること、iPhoneではSEや6s辺りに匹敵することを確かめました。

液晶ディスプレイは5.1インチで、片手でも持ちやすいボディ

ディスプレイのサイズは5.1インチで、5.2インチのP9とほぼ同じです。また、P9同様に片手でも持ちやすい小柄なボディに仕上がっており、手頃なサイズ感というP9の長所をそのまま継承しています。

Mate 9と同等のハイスペックをそのままサイズダウンして盛り込んだ、言うなればMate 9の弟的な機種になりますね。「Mate 9のスペックには惹かれるけど、5.9インチの画面はあまりにも大き過ぎる!」と敬遠していた方にとって、P10はジャストフィットな機種だと思います。

スペック表

OSAndroid 7.0 / EMUI 5.1
プロセッサーHiSilicon Kirin 960 8コア 2.4GHzx4 + 1.8GHzx4
ストレージ64GB
メモリ4GB
ディスプレイ5.1インチ 1,080 x 1,920ピクセル(432ppi)
内側カメラLeicaブランドの800万画素カメラ F1.9
外側カメラ2,000万画素(モノクロ) + 1,200万画素(カラー) LeicaデュアルカメラF2.2
バッテリー容量3,200mAh
拡張USB 2.0 Type-Cx1、3.5mmオーディオジャックx1
SDカードMicro SDカード 最大256GB
センサーGPS、指紋、重力、ジャイロ、コンパス、環境光、近接、ホール
SIMカードNano-SIMx2 (片方はMicro SD兼用)
幅 x 厚さ x 高さ145.3 x 6.98 x 69.3mm
本体重量145g
カラーダズリングブルー、プレステージゴールド、ミスティックシルバー、グラファイトブラック

取り扱いMVNO(格安SIM)・通販サイト

Huawei P10を取り扱うMVNO(格安SIM業者)とそれぞれの販売価格です。各業者名をクリックすると、それぞれの公式サイトへリンクします。

以下の通販サイトでは本体のみの購入が可能です。

Huawei P10 SIMフリースマートフォン

より明るいカメラと大型ディスプレイ搭載の「P10 Plus」

基本的にP10と同じだが、より大きな画面とバッテリーを備える

基本的な仕様は無印版P10と変わりませんが、P10 Plusではより大きくて高精細なディスプレイと、より大容量なバッテリーを備える点がポイントです。

液晶ディスプレイは、P10が5.1インチのフルHD(1,920 x 1,080)に対し、P10 Plusは5.5インチWQHD(2,560 x 1,440)。映画をより高精細な映像で楽しんだり、Webページ上からより多くの情報を得ることが出来ます。

バッテリーはP10よりも2割ほど多い3,750mAhを内蔵しています。ただし、画面がP10よりも高解像度であることを考えると、実際の電池持ちがどう変わるかは未知数ですね。

第2世代Leicaダブルレンズカメラを搭載

背面のLeicaダブルレンズカメラは更に進化し、現状ではHuaweiスマホの中でも最高峰のレンズが用いられています。レンズの明るさをF値(小さいほど明るい)で比べると、P10ではF2.2に対しP10 PlusではF1.8で、暗所での撮影能力が更に強化されています。

第2世代LeicaダブルレンズカメラPro版は開口部がより大きいF1.8の SUMMILUX-Hレンズを採用。この結果、4K撮影、2000万画素と1200万画素のセンサーの使用、光学式手振れ補正、ローライト環境での写真撮影が可能に。世界がよりはっきりと見えたとき、世界の美しさがわかる。

HUAWEI P10 plus スマートフォン | 携帯電話 | HUAWEI Japan

スペック表

OSAndroid 7.0 / EMUI 5.1
プロセッサーHiSilicon Kirin 960 8コア 2.4GHzx4 + 1.8GHzx4
ストレージ64GB
メモリ4GB
ディスプレイ5.5インチ 2,560 x 1,440ピクセル(540ppi)
内側カメラLeicaブランドの800万画素カメラ F1.9
外側カメラ2,000万画素(モノクロ) + 1,200万画素(カラー) LeicaデュアルカメラF1.8
バッテリー容量3,750mAh
拡張USB 2.0 Type-Cx1、3.5mmオーディオジャックx1
SDカードMicro SDカード 最大256GB
センサーGPS、指紋、重力、ジャイロ、コンパス、環境光、近接、ホール、赤外線
SIMカードNano-SIMx2 (片方はMicro SD兼用)
幅 x 厚さ x 高さ153.5 x 6.98 x 74.2mm
本体重量165g
カラーグリーナリー、ダズリングゴールド

取り扱いMVNO(格安SIM)・通販サイト

Huawei P10 Plusを取り扱うMVNO(格安SIM業者)とそれぞれの販売価格です。各業者名をクリックすると、それぞれの公式サイトへリンクします。

以下の通販サイトでは本体のみの購入が可能です。

Huawei P10 Plus SIMフリースマートフォン

性能を抑えてコスパ重視の廉価版「P10 lite」

P10シリーズの廉価版、P9 liteの後継機。コスパの良さが売り

「lite」とあるように、P10 liteはP10シリーズの最安モデルつまり廉価版です。廉価と聞くと手抜きなイメージがありますが、あくまでも品質はP10譲り。プロセッサやメモリ周りのスペック、そして背面カメラを一般的なシングルタイプにして価格を抑えたモデルになります。

コストパフォマンスの良さが最大の売りであるP9 liteは、瞬く間に格安スマホ界のメジャー機種となったわけですが、今作のP10 liteも主にライトユーザー層から支持を得そうです。

Kirin搭載機としては初のau VoLTE対応

Huaweiによるau VoLTE対応スマホといえば「P9 lite PREMIUM」や「nova」などがありますが、こちらはいずれもSoCにSnapdragonを採用しています。しかし、P10 liteではなんとKirinプロセッサ搭載ながらしっかりau VoLTEに対応(後日ソフトウェアアップデートにて対応)しているため、地味に画期的な機種なのです。

ちなみに、上位機種P10とP10 Plusはどうなのかといえば、公式サイトのスペック欄に「KDDIの移動体通信網を利用した通信サービスには対応しておりません。」と明記されていました。残念…。

回線速度に定評のあるau系MVNO「UQ mobile」でも、6月下旬よりP10 liteがセット端末として取り扱われるようです。

スペック表

OSAndroid 7.0 / EMUI 5.1
プロセッサーHiSilicon Kirin 658 8コア 2.1GHzx4 + 1.7GHzx4
ストレージ32GB
メモリ3GB
ディスプレイ5.2インチ 1,920 x 1,080ピクセル(424ppi)
内側カメラ800万画素カメラF2.0
外側カメラ1,200万画素 F2.2
バッテリー容量3,000mAh
拡張Micro USB(2.0)x1、3.5mmオーディオジャックx1
SDカードMicro SDカード 最大128GB
センサーGPS、指紋、ジャイロ、コンパス、環境光、近接
SIMカードNano-SIMx2 (片方はMicro SD兼用)
幅 x 厚さ x 高さ146.5 x 7.2 x 72mm
本体重量146g
カラーサファイアブルー、パールホワイト、ミッドナイトブラック、プラチナゴールド(SIMフリー専用)、サクラピンク(UQモバイル専用)

取り扱いMVNO(格安SIM)・通販サイト

Huawei P10 liteを取り扱うMVNO(格安SIM業者)とそれぞれの販売価格です。各業者名をクリックすると、それぞれの公式サイトへリンクします。

以下の通販サイトでは本体のみの購入が可能です。

Huawei P10 lite SIMフリースマートフォン

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