Huawei nova lite 2レビュー:デュアルカメラは安定のHuaweiクオリティ(Part3)
- 2018-03-13
- 2018-04-13
- 総評/外観と付属品/ディスプレイ
- 性能/電池持ち/指紋・顔認証/機能
- デュアルカメラは安定のHuaweiクオリティ
- 価格、セット購入できるMVNO(格安SIM)
※この記事は3ページ目です。初めてご訪問された方は、1ページ目からお読み頂いたほうが分かりやすいかと思います。
HUAWEI nova lite 2 SIMフリー OCNモバイルONE SIMカード付
メイン1,300万画素 + サブ200万画素のデュアルレンズカメラを搭載
Huawei nova lite 2の強みであるカメラ機能についてもじっくり見ていきましょう。
本体背面には、2つのレンズが横に並ぶデュアルレンズカメラが備えられており、novaシリーズとしてはnova 2に引き続いて2機種目のデュアルカメラスマホになります。
通常撮影時は、右側にある1,300万画素のメインカメラが働きます。一方、左側の200万画素のサブカメラは被写界深度を捉え、背景をぼかして被写体を浮き立たせる「ワイドアパーチャモード」において使用されます。
Mate 10 Proやnova 2は、サブカメラを用いた光学2倍ズームにも対応していますが、残念ながらnova lite 2は電子ズームのみ。あくまでも、ボケ効果の演出に徹しています。
高機能だが使いやすいカメラアプリ
Huaweiのスマホ全般にいえることですが、プリインされているカメラアプリは実に見事に作り込まれていて、高機能ながらも直感的で使いやすいです。この優れた操作感は、MateシリーズやPシリーズなどの上位機種譲りとでもいうべきでしょうか。
ぶっちゃけカメラ性能そのものはさほど高くありませんが、計12種類にも及ぶ豊富な撮影モードによって上手くカバーしている印象で、楽しみながら撮影できます。
選べる最大解像度は、静止画が横4,160 x 縦3,120ピクセルの約1,300万画素、動画は4K非対応でフルHD止まりとなります。
ひとまずオートモードで撮影してみた
オートモードで試し撮りしてみたので、いくつか載せておきます↓ それぞれの画像をクリックすると原寸大表示できますが、データ量が大きいため、スマホで閲覧中の方は通信量にお気をつけ下さい。
全般的にちょっと暗めで、ノイズ混入を招きやすい傾向がありますが、SNSにちょこっと載せる程度であれば満足できるクオリティ。
目玉は、デュアルカメラならでは「ワイドアパーチャ」
デュアルカメラを駆使して一眼レフカメラの絞り効果ような背景ボケを擬似的に作り出す「ワイドアパーチャ」は、nova lite 2の目玉機能です。実際に撮影したものがこちら↓
筆者が現在使っているMate 9よりもボケ具合がナチュラルなので、もしかすると処理エンジンが改善されたのかもしれません。
撮影後、フォーカス位置を微調整したり、ぼかしの強さを変えることができるので、調節次第では“合成っぽさ”をかなり薄めることができます。
マニュアルモード「プロ写真」を駆使すれば、夜景だって撮れる
各種設定を手動でいじれるマニュアルモードは、「プロ写真」として実装されています。ISO感度、シャッタースピード、露出、フォーカス(AFとMF切り替え)、そしてホワイトバランスを自在に設定できるので、これを駆使すれば物撮りや夜景撮影にも対応できます。
シャッタースピード長め・ISO感度低めに設定し、夜の横浜を撮ってきました。
三脚を使えば、ISO感度最低 + シャッタースピード超長めで更に綺麗な写真が撮れますが、今回はあえて手持ちオンリーで挑戦。

HUAWEI nova lite 2 SIMフリー OCNモバイルONE SIMカード付
次のページでは、nova lite 2の本体のみを購入する方法、また、格安SIMとセットで契約するならこの会社が良いのか、ご紹介します!