レビュー

Huawei Mate 20 Proレビュー:ワクワクが止まらないカメラフォン

  • 2018-11-29
  • 2018-11-30

遂に日本史上への投入が決まった中国Huawei(ファーウェイ)のフラッグシップスマートフォン「Mate 20 Pro」。筆者は既に海外向けのSIMフリーモデル(LYA-L29)を購入しており、11月始め頃からしばらく使ってみたので、明日の発売前に一歩先んじてレビューします。

今回レビューするLYA-L29は、6GBのRAMと128GBのストレージを搭載するほかデュアルSIMに対応、カラーは「Twilight」になります。海外版のため技適マークは付いていません。

Huawei Mate 20 Pro 6GB RAM + 128GB ROM Twilight

パッケージと付属品について

P20 Proの時もそうでしたが、今回もまたシンガポールの通販サイトEtoren.comにて購入。10月31日に注文後11月1日に発送され、11月6日に到着しました。送料として2,000円ほど上乗せされますが、仕事の速さは一流です。

Huawei Mate 20 Pro Etoren

白箱のPシリーズに黒箱のMateシリーズということで、今回のMate 20 Proも慣例に従ってチョコレートっぽい上品なパッケージング。 Huaweiロゴやモデル名、それにLeicaのロゴも描かれていますね。

Huawei Mate 20 Pro パッケージ

いざ開封!

Huawei Mate 20 Pro 開封

同梱物はかなり豊富で、とりあえず必要なものは一通り揃っています。Huaweiスーパーチャージ対応の充電器とケーブル、USB-C接続のイヤホン、USB-Cを3.5mmオーディオジャックへ変換するアダプタ、背面を守るソフトクリアケース、外国語びっしりの取説、保証書、IMEIシールが入っていました。

Huawei Mate 20 Pro 付属品

USB充電器はHuawei独自の急速充電テクノロジー「Huawei SuperCharge」に対応していて、同梱のUSBケーブルと組み合わせることで最大40Wという高出力で充電できます。もはやパソコン並のハイパワーです。

Huawei Mate 20 Pro USB充電器

付属のソフトクリアケースをはめてみました↓ 本来のデザインを損ないませんし、変な滲みや歪みもないので良い感じ。

Huawei Mate 20 Pro ソフトクリアケース

トリプルカメラの段差を埋めてくれます。

Huawei Mate 20 Pro ソフトクリアケース

ボディのつくりをチェック

6.39インチの大画面だが、スリムで持ちやすい

つい数年前は5インチ超えというだけで大画面扱いでしたが、今となっては6インチ超えも別段珍しくありません。

Mate 20 Proは対角6.39インチの大きなディスプレイを備えており、やはりボディサイズもそれなりに大きいのですが、ディスプレイ左右に設けられたカーブとギリギリまで削られたベゼルのおかげで上手い具合に手にフィットします。

Huawei Mate 20 Pro 前面

左から順にSamsung Galaxy Note9、Huawei Mate 20 Pro、Apple iPhone XS Maxを並べてみました↓ 縦はXS Maxと同じくらいですね。

Huawei Mate 20 Pro 大きさ比較

握りやすさの秘訣は本体横幅で、両機種よりも3mmほどスリムです。

Huawei Mate 20 ProとiPhone XS Maxの横幅比較

全面ツルテカボディ

前面と背面はガラス覆われ、側面は金属フレームとなっていますが、全てに鏡面仕上げが施されているため外身はツルツルテカテカ。非常に所有感満たされるハイクオリティなボディ、ケースもフィルムも付けずに使いたくなりますが、指紋で汚れやすいのは何とも悩ましいところ。

Huawei Mate 20 Pro カーブディスプレイ

今回入手したTwilightカラーは日没後のたそがれ時をイメージしたもので、ブルーとブラックのグラデーションが印象的。

Huawei Mate 20 Pro 背面

画面側からみて右側面には音量調節ボタンと電源ボタンがあり、赤い電源ボタンが程よいアクセントとして効いています。

Huawei Mate 20 Pro 背面

背面上部にはお得意のトリプルカメラが。白い丸はフラッシュライトです。

Huawei Mate 20 Pro 背面カメラ

賛否両論あるノッチ(切り欠け)

Mate 20 Proの兄弟機として無印「Mate 20」もラインナップされており、両者を見分けるコツはずばり画面上部のノッチ。Mate 20は小粒なフロントカメラをしずく型のノッチが採用されている一方で、Mate 20 Proは3Dスキャナーや受話口を収めるための横長ノッチでiPhone XS Maxっぽい容姿です。

3D顔認証の代償ともいうべきでしょうか。大きなノッチが画面上部を圧迫しているせいで、通知アイコンが殆ど表示されず、収まりきらない通知を確認するたびに画面上部を下へスワイプしなくてはなりません。オールスクリーンのOPPO FIND XやXiaomi Mi MIX 2Sに慣れてしまうと、ちょっとストレス…。

Huawei Mate 20 Pro ノッチ

これまで通りイヤホンジャックは無し

P20 ProもMate 10 Proもそうでしたが、このMate 20 Proにもイヤホンジャックは搭載されておらず、従来のイヤホンを使うためには同梱のアダプタ(USB-C → 3.5mmジャック)が必要になります。幸いUSB-C直挿しのイヤホンがおまけとして付いてくるので、音質云々にこだわらなければ支障ありませんが。

IP68の防塵・防水に対応

地味に嬉しいのがIP68の防塵・防水に対応したこと。Galaxy Note9やiPhone XS / XS Max等と同レベルの耐性で、水深1.5mに30分間沈めても浸水しません。

ただし生活防水の域に過ぎないので、過信は禁物です。高温多湿なお風呂やサウナへ持ち込むと結露する恐れがありますし、海水はサビやショートを招きます。

超広角からズームまでこなすトリプルカメラ

Huawei Mate 20 Pro トリプルカメラ

Huaweiといえばカメラ。今年3月リリースされたP20 Proのトリプルカメラの威力たるや絶大で、カメラの格付けサイトDxOMarkでは登場から半年以上経った今でもXS Max(105点)やHTC U12+(103点)よりも高いトップスコア109点をキープし続けていますが、その血を受け継いでグレードアップしたのがMate 20 Pro。従来のモノクロカメラを廃したかわりに超広角カメラで殴り込みをかけ、0.6倍超広角・1倍広角・3倍光学ズーム・5倍ハイブリッドズームというコンデジも青ざめるほど幅広いアングルで撮影できるようになりました。

言わずと知れたドイツのカメラメーカーLeica(ライカ)との共同開発で、レンズは「SUMMILUX-H 1:1.8-2.4/16-80 ASPH」が採用されているほか、UIやカラーチューニングといったソフト面でもLeicaテイストが混じっているのがポイント。

もちろんAIも入ってます。賢いAIが被写体を認識した途端、それぞれのシーンに適した補正(色味やコントラスト等)が瞬時に施され、晴天はより青が際立ち、秋の紅葉は暖色が持ち上がり、夜景を撮ろうとすればナイトモードへ切り替わります。

作例

では、いくつか作例をどうぞ↓ クリックすると別ウィンドウにて原寸大表示できますが、データ量が大きいためスマホで閲覧中の方は通信量にご注意を!

1/4000, ISO50, f/1.8, 1倍, AIオン
1/4000, ISO50, f/1.8, 1倍, AIオン
1/2000, ISO50, f/1.8, 1倍, AIオン
1/2000, ISO50, f/1.8, 1倍, AIオン
1/400, ISO50, f/1.8, 1倍, AIオン
1/400, ISO50, f/1.8, 1倍, AIオン
1/250, ISO50, f/2.4, 3倍, AIオン
1/250, ISO50, f/2.4, 3倍, AIオン
1/800, ISO50, f/2.4, 3倍, AIオン
1/800, ISO50, f/2.4, 3倍, AIオン
1/500, ISO50, f/2.4, 3倍, AIオン
1/500, ISO50, f/2.4, 3倍, AIオン
1/1000, ISO25, f/1.8, 1倍, AIオン
1/1000, ISO25, f/1.8, 1倍, AIオン

 

1/5, ISO100, f/1.8, 1倍, プロモード
1/5, ISO100, f/1.8, 1倍, プロモード
1/50, ISO320, f/2.2, 0.6倍, AIオン(マクロ)
1/50, ISO320, f/2.2, 0.6倍, AIオン(マクロ)

超広角、広角、3倍・5倍望遠撮り比べ

超広角(左上)、広角(右上)、3倍望遠(左下)、5倍望遠(右下)↓

超広角(左上)、広角(右上)、3倍望遠(左下)、5倍望遠(右下)↓

背景ぼけ(アパーチャモード)

1/50, ISO250, f/4, 1倍, アパーチャモード
1/50, ISO250, f/4, 1倍, アパーチャモード
1/125, ISO100, f/1.4, 1倍, アパーチャモード
1/125, ISO100, f/1.4, 1倍, アパーチャモード
1/64, ISO100, f/4, 1倍, アパーチャモード
1/64, ISO100, f/4, 1倍, アパーチャモード

モノクロ撮影

1/400, ISO50, f/1.8, 1倍, モノクロ
1/400, ISO50, f/1.8, 1倍, モノクロ
1/160, ISO50, f/2.4, 3倍, モノクロ
1/160, ISO50, f/2.4, 3倍, モノクロ
1/50, ISO100, f/2.4, 3倍, モノクロ
1/50, ISO100, f/2.4, 3倍, モノクロ

Huawei Mate 20 Pro 6GB RAM + 128GB ROM Twilight

パフォーマンス

7nmプロセスのKirin 980チップ

処理性能を握るSoC(システム・オン・チップ)は例に漏れず自社開発(HiSilicon製)のKirinプロセッサで、Mate 20 Pro・Mate 20・Mate 20 Xすべて「Kirin 980」が搭載されています。今年9月のIFA2018にて詳細が明かされたばかりの最新チップで、旧型Kirin 970の10nmプロセスよりも微細な7nmプロセスにより性能と電力効率を飛躍的に向上させています。

CPUは、高性能コアと省エネコアを組み合わせるbig.LITTLEに替わって、中間クラスのコアを交えた「Big + Middle + Little」方式が採用されたことで、パフォーマンスをより緻密にコントロールできるようになりました。コア数は従来同様8コアで、Cortex A76 @2.6GHzが2コア + A76 @1.92GHzが2コア + A55 @1.8GHzが4コアという構成。性能は最大75%引き上げていながら、電力効率を最大58%向上。

グラフィックを司るGPUはARMの最新型「Mali-G76」で、最大46%の性能向上、そして最大178%もの電力効率向上を実現。また、独自の高速化技術「GPU Turbo」によってゲームパフォーマンスを上げなからも電池消耗を抑えます。

Antutu Benchmark v7スコア

お馴染みの総合ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark v7」の結果は30万点ちょい。発熱の影響を調べるため3回連続で走らせましたが、殆どバラついていませんね。

  • CPUスコア
  • GPUスコア
  • UXスコア
  • MEMスコア
  • Apple iPhone XS MaxApple A12 Bionic
    356332
  • Huawei Mate 20 ProHiSilicon Kirin 980
    305329
  • Xiaomi Black SharkSnapdragon 845
    290000
  • Samsung Galaxy Note9Snapdragon 845
    284811
  • Samsung Galaxy Note9Samsung Exynos 9810
    240622
  • Huawei Honor Note 10HiSilicon Kirin 970
    210727
  • Xiaomi Mi MIX 2 (6GB RAM)Snapdragon 835
    207256
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    206033
  • Xiaomi MiA2 (Mi6X)Snapdragon 660
    130558
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659
    88782

Geekbench 4スコア

CPUの能力を調べる「Geekbench 4」の結果は、シングルコアスコアが約3,300点、マルチコアスコアは1万点ちょい。

  • マルチコアスコア
  • シングルコアスコア
  • Apple iPhone XS MaxApple A12 Bionic
    11316 4815
  • Apple iPhone XApple A11 Bionic
    10167 4193
  • Huawei Mate 20 ProHiSilicon Kirin 980
    10149 3377
  • Xiaomi Mi8Snapdragon 845
    9009 2401
  • Samsung Galaxy Note9Samsung Exynos 9810
    8814 3657
  • Samsung Galaxy Note9Snapdragon 845
    8714 2428
  • Huawei Honor Note 10HiSilicon Kirin 970
    6876 1925
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    6781 1891
  • Huawei Mate 9HiSilicon Kirin 960
    6258 1928
  • Apple iPhone 7Apple A10 Fusion
    5960 3522
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    5831 1630
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659
    3747 940

GPSやQZSS(みちびき)の2波受信にも対応

位置情報サービスも優れています。GPSの一般的なバンド「L1」に加え誤差の少ない「L5」を受信可能で、L1とL5の同時受信により精度を高めています。

しかも、日本の準天頂衛星システム「みちびき」(QZSS)にも対応しており、こちらも同様L1とL5の同時受信に対応。

バッテリー周りが凄すぎる

十分なバッテリーライフ

4,200mAhの大容量バッテリーとKirin 980の省電力設計が相まって、Mate 20 Proはこれまで手にしてきたどのHuaweiスマホよりも電池持ちが優れていました。

「PCMark」というアプリのバッテリーテスト「Work 2.0 battery life」は、Webページの閲覧や画像編集といった日常的な作業を繰り返し、バッテリー残量が100%から20%に達するまでの時間を測るというもの。スペックシート見ただけでは分からないリアルな駆動時間を調べられます。

画面輝度50%・輝度自動調節オフ・Bluetoothオフにしてテストした結果は11時間41分で、Kirin 970と5000mAhバッテリー搭載のHonor Note 10やKirin 970と4000mAhバッテリー搭載のP20 Proよりも長持ち。

  • Ulefone Power 3MediaTek Helio P23 / 6080mAh
    15:48
  • Xiaomi Mi Max 3Snapdragon 636 / 5500mAh
    15:08
  • Huawei Mate 20 ProHiSilicon Kirin 980 / 4200mAh
    11:41
  • Huawei Honor Note 10HiSilicon Kirin 970 / 5000mAh
    10:59
  • Xiaomi Pocophone F1Snapdragon 845 / 4000mAh
    10:42
  • Xiaomi Mi8Snapdragon 845 / 3400mAh
    10:12
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970 / 4000mAh
    10:00
  • Xiaomi Mi MIX 2SSnapdragon 845 / 3400mAh
    9:48
  • Huawei Honor 10HiSilicon Kirin 970 / 3400mAh
    8:50
  • Huawei nova lite 2HiSilicon Kirin 659 / 3000mAh
    6:50

1時間ちょうどでフル充電できる「Huawei SuperCharge」

充電も素晴らしいです。スマホの急速充電といえば20Wくらいが主流ですが、独自規格の「Huawei SuperCharge」はなんと40Wもの高出力に対応しており、同梱の充電器とケーブルを組み合わせれば1時間ちょうどでフル充電が完了します。

Qiワイヤレス充電はなんと「逆充電」もできる

Huawei Mate 20 Pro Qi逆充電

ハイエンド機種では主流となりつつあるQiワイヤレス充電(おくだけ充電)ですが、Mate 20 Proは世界初となる「ワイヤレス逆充電」にも対応!ワイヤレス充電できる端末をワイヤレス充電するという画期的な機能で、例えばMate 20 Proの背面へiPhone XS Maxを重ねればXS Max側へ電力を分け与えられます。

Huawei Mate 20 Pro 6GB RAM + 128GB ROM Twilight

画面内指紋認証と3D顔認証がとにかく快適

生体認証は指紋認証と顔認証の2つに対応。

指紋認証は画面内蔵式センサーが組み込まれ、ディスプレイへ指を触れるだけで解除されます。従来の背面センサーやホームボタン埋込式センサーに比べるとワンテンポ遅れる印象ですが、以前レビューしたvivo NEX Sよりも快適で、十分実用域に達しているなと感じました。

これまで簡素な2Dスキャンだった顔認証は念願の3Dスキャニングに。前面ノッチに隠されたフロントカメラと赤外線センサーがユーザーの顔を立体的に読み取り、真っ暗闇でも素早く解除されます。

Mate 20 Proの弱点・今後の懸念点など

海外版・国内版共にFeliCa非対応

国内版Mate 20 Pro上陸にあたって、主に「SIMフリーか否か」「FeliCaに対応するかどうか」が注目されました。前者は見事叶ったわけですが、残念ながらFeliCaは見送られ、現状でFeliCaが利用できるHuaweiスマホはドコモから販売されているP20 Proのみ。

一応デュアルスピーカーだが…

前面ノッチ部分に一つと本体底面に一つ、両方合わせてデュアルスピーカー!ということになっていますが、底面のスピーカーはなんとUSB-C端子の中に隠されているという斬新な方式で、一般的なグリル穴のスピーカーよりも明らかに音量不足。

iPhone XやXS Maxのようなステレオ感はまるでありませんし、音質のチューニングもいまいちです。

動画撮影には期待しないほうが良い

静止画はさすがHuaweiスマホですが、動画撮影に関しては至って平凡です。4K動画は60fpsではなく30fps止まりですし、手ぶれ補正の効きも甘いので、ビデオカメラ代わりにはなり得ないでしょう。

独自規格ストレージ「NM Card」は普及するのか?

Micro SDカードには非対応のMate 20 Pro、そのかわりに「NM Card」(ナノメモリーカード)なるストレージカードに対応しています。

ん?なんじゃそりゃ?と聞き馴染みないのも当然。実はこれ、HuaweiがMate 20 Proと同時に発表したばかりの独自規格で、Micro SDよりもコンパクトなNano-SIMカードと同じサイズです。

アイディアそのものは素晴らしいと思いますが、普及や互換性、それから生産数や価格などなど、まだ分からないことだらけです。単なる思いつきか、それとも将来を見据えて本気で普及させようとしているのか、今後の動向が気になりますね。

Huawei Mate 20 Pro 6GB RAM + 128GB ROM Twilight

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