
中国版XiaomiスマホにGoogle Playストアを入れる超簡単な方法
- 2018-02-08
- 2018-02-09
先日レビューした「Xiaomi Redmi 5 Plus」は、まだ登場から間もない頃に注文したため、実機には中国国内向けの「中国版MIUI」が入っていました。
そのままではGoogle PlayストアやGoogle系サービスが使えない!ので、とある小技で対応。その手順をレポートします。
中国版MIUIの入ったXiaomi機には、Googleサービスが導入されていない!
Xiaomiのスマホには「MIUI」というAndroidベースのカスタムOSがインストールされていますが、「MIUI X.X」と書かれた中国版と、「MIUI Global X.X」と書かれたグローバル版の2種類が存在します。バージョンは、設定アプリ→My device→All specsと進み、「MIUI Version」の欄に記載されています。
いや、正確には通販業者によるカスタマイズが施された「ショップロム」も混在しているので、それを含めると3種類になるのでしょうか。
中華通販サイトではその3種が販売されており、購入する際は必ず見極めねばなりません。
- 中国版:Googleサービス、日本語ロケール無し
- グローバル版:Googleサービス、日本語ロケールあり
- ショップロム:基本的に中国版ベースで、Googleサービス、日本語ロケールあり(?)
中国のネットは検閲が厳しく、規制の一環としてGoogle製サービスは基本的にシャットアウトされています。その代わり、独自の検索エンジン(百度など)やソーシャルサービス(微博やWeChatなど)、動画サイト(bilibiliやYoukuなど)が普及しています。
諸々の中国製サービスを使うなら、中国版MIUIおよびMIUI純正のアプリストアで何ら不自由しません。しかし、GoogleサービスやPlayストアで配信されているアプリを使うとなると、Google製プログラムの導入が必須。
中国版MIUIにはGoogleサービスが一切備わっていませんが、とある裏技というか小技で対処できます。
PlayストアはじめとするGoogleサービスを導入する超簡単な方法
では、中国版MIUIのXiaomi端末へ、PlayストアはじめとするGoogleサービスを導入する方法を解説します。いくつか方法はありますが、これが最も簡単でお手軽です。なお、今回は英語環境で作業を進めます。
まずは、ホーム画面にある「App Store」をタップし、Xiaomi独自のアプリストアへアクセスします。
「Google」と検索すると、「谷歌安装器」というアプリがヒットするので、「Install」をタップ。もし見つからない場合は、「去百度捜索」をタップしましょう。
谷歌安装器を起動し、「一鍵安装」をタップ…すると、開発者不明のアプリを許可するように!との指示が出るので、ポップアップウィンドウの「Setting」をタップし、「Unknown sources」をチェック。
再度「一鍵安装」をタップすると、アプリ群のインストール作業が始まります。アプリは計6つありますが、どれも「Install」をポチポチすればOK。
Playストア含め計6つのアプリをインストールすれば、ホーム画面には「Play Store」が追加されているはずです。あとはいつも通りGoogleアカウントへログインし、使いたいアプリをインストールしましょう。
面倒なく使いたいなら、グローバル版かMiA1を選ぶべし
Google導入に関しては、今回ご紹介した方法で対応できますが、日本語ロケールの導入はもっと厄介で、いわゆる「ロム焼き」という作業が待ち構えています。スマホ単体では完結せず、Windowsパソコンが必要になるため、不慣れな方にとってはハードル高めですね。
Playストアも日本語ロケールも標準装備したXiaomiスマホをお探しの方は、グローバル版MIUI(日本語ロケールはMIUI 9以降)がプリインストールされている端末を選ぶか、Android One(素のAndroid)が入っている「Xiaomi MiA1」を選びましょう。
Xiaomi MiA1