
GPD Pocketを最大限楽しむための周辺アクセサリーまとめました
- 2017-09-26
- 2017-10-25
昨日は、噂の超小型ノートパソコン「GPD Pocket」のレビュー記事を投稿しましたが、今回の記事では、GPD Pocketと一緒に揃えたい周辺アクセサリーをいくつかご紹介します。
パソコンとは思えないほどコンパクトなボディを実現しているGPD Pocketですが、それと引き換えに失っているもの(電池持ちや拡張性など)も多いので、弱点を補う周辺機器によって楽しみが最大限広がる、そんなマシンだと思っています。
GPD Pocket
目次
- スマホでも使える超小型USBメモリ「Kingston DataTraveler microDuo 3C」
- USBメモリ x2とSDカードで動作確認済みの「dodocool USB-C 7in1ハブ」
- 高耐久ケーブルの定番「Anker PowerLine+ USB-C & USB-C」
- GPD Pocketを2回充電できる「RavPower 26800mAh モバイルバッテリー」
- GPD Pocket + スマホ5台を同時充電できる「dodocool 6ポートUSB充電器 DA124」
- PDA工房のアンチグレア保護フィルム
- Bluetooth マウス
- Micro HDMI to HDMI ケーブル
- GPD純正の保護ケース
スマホでも使える超小型USBメモリ「Kingston DataTraveler microDuo 3C」
一品目は、USBメモリ。と言っても、一般的なUSBメモリではなく、超小型な上にUSB Type-AとType-Cの両刀使いが可能な「Kingston DataTraveler microDuo 3C」です。
GPD Pocketと他パソコン間でやり取りするなら、フルサイズのUSB(Type-A)を用いて、そのデータをスマホにも取り込みたい時には、反対側についているType-Cポートで接続すればOK。写真やドキュメントの共有がコレ一つで出来ちゃいます。
大きさを100円玉と比べてみると、いかに小さいかお分かりいただけると思いますが、実はこの中に128GBもの大容量メモリが入ってます。GPD Pocket内蔵の128GBと合わせれば、256GBのストレージを手に入れられます。

Kingston DataTraveler microDuo 3C
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USBメモリ x2とSDカードで動作確認済みの「dodocool USB-C 7in1ハブ」
前回のレビュー記事でもお伝えしたとおり、GPD PocketのType-Cポートは出力が弱く、電力不足に陥ると強制シャットダウンしてしまうことも。
手持ちのUSB-Cハブを幾つか試してみましたが、唯一正常にデータ転送を行えたのは「dodocool 7in1 USB-Cハブ」のみで、2つのUSBメモリとSDカードを同時使用しても問題ありませんでした。(機器によっては使えない場合もあります)
USB 3.0 Type-Aが3基と、USB 3.1 Type-C、HDMI(4Kも可)、SDXCカードスロット、MicroSDカードスロットがそれぞれ1基ずつ備わっています。

dodocool 7in1 USB-Cハブ
高耐久ケーブルの定番「Anker PowerLine+ USB-C & USB-C」
付属の充電ケーブルでも実用上何ら問題ありませんが、末永く使い込むなら耐久性や見た目には拘りたいところ。ここでは、筆者が絶賛愛用中の「Anker PowerLine+ USB-C & USB-C」をご紹介します。
ケーブル両端はUSB-C端子となっており、方向や向きなど気にせず差し込めます。外装は赤いナイロンが二重に編み込まれており、耐久性に優れる上に絡みにくい性質で、赤+黒によるメリハリあるデザインも魅力的。
USB-PD(Power Delivery)対応なので、GPD PocketだけでなくMacBook等のノートパソコンも充電出来るほか、USB-Cポート搭載のスマホ・タブレットとの相性も抜群です。

Anker PowerLine+ USB-C & USB-C
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GPD Pocketを2回充電できる「RavPower 26800mAh モバイルバッテリー」
GPD Pocketは、本体の小ささ故に電池持ちは一般的なノートパソコンよりも短く、屋外でガッツリ使い込むなら外部電源が欲しくなります。
スマホの充電なら、どこにでも出回っているモバイルバッテリーで万事解決ですが、GPD Pocketはコレでも一応「パソコン」ですから、通常のバッテリーでは出力が足りません。そこで登場するのが、USB-PDに対応している「RavPower 26800mAh モバイルバッテリー」で、GPD Pocketを2回フル充電出来るほどの大容量なバッテリーを積んでいます。
残量10%から充電を始めて100%まで至るまでの時間を測ってみると、170分(2時間50分)という結果が得られたので、純正のUSB-C充電器と比べても遜色ない速さです。
並の製品に比べれば嵩張る上に重いですが、持ち運びには支障ないので、GPD Pocketのサブバッテリーとして活用してみては如何でしょう。

RAVPower 26800mAhモバイルバッテリー (PD対応 USB-Cケーブル付)
GPD Pocket + スマホ5台を同時充電できる「dodocool 6ポートUSB充電器 DA124」
自宅で使う場合、他のデバイスをも束ねられる据え置き型のUSB充電器が欲しくなります。
「dodocool 6ポート充電器 DA124」は、GPD Pocketを充電可能なUSB-PD対応のType-Cポートが1つと、5つのUSB Type-Aポート、合わせて6ポートを備えた頼もしい充電器です。
残念ながらQuickCharge 3.0には非対応なため、スマホの急速充電には不向きですが、全ポートを一度に使用しなければ速度に不満を感じる場面は少ないでしょう。

dodocool 60W 6ポートUSB-PD対応充電器 DA124
PDA工房のアンチグレア保護フィルム
GPD Pocketの液晶ディスプレイは高解像度で発色も良好、おまけにタッチ操作も出来ちゃう優れものですが、いかんせん表面の光沢感によって映り込みが激しく、明るい屋外での視認性はよろしくありません。
この問題は、映り込みを抑える「アンチグレア」を実現すれば解決するので、PDA工房さんが販売している防気泡・防指紋・反射低減の三拍子揃ったフィルム「Perfect Shield GPD Pocket」を入手しましょう。

PDA工房 Perfect Shield GPD Pocket
Bluetooth マウス
「ポインティング・スティックには馴染めないけど、タッチ操作で画面を汚したくない!」という方は、マウス操作が無難でしょう。
選ぶとすれば、煩わしいケーブル無くとも使える無線マウスになりますが、ズバリ相性が良いのはBluetooth接続のもの。GPD Pocketの側面にはフルサイズのUSBポートが1つしか付いておらず、レシーバー方式のものだと貴重なUSBポートを専有してしまうので、Bluetoothマウスをお薦めします。
もし、自宅でのサブパソコンとして活用するなら、複数のデバイスをボタン一つで切り替えられるものだと尚良し。筆者はLogicoolの「MX Anywhere 2」を愛用していますが、マウスにしてはやや値が張るので、「M720」なんてどうでしょう。

Logicool M720 マルチデバイス対応 Bluetoothマウス
Micro HDMI to HDMI ケーブル
GPD Pocketの側面にはMicroHDMIポートが備わっていますが、一般的な液晶ディスプレイに映像を出力するためには、フルサイズのHDMIへ変換するケーブルが必要です。
自宅の環境で試したところ、フルHD(1,920 x 1,080)だけでなく4K(3,840 x 2,160)出力も実現しましたが、流石にコマ落ちが目立ったので、実用的と呼べるのはフルHD止まり。

TechRise MicroHDMI to HDMI ケーブル
GPD純正の保護ケース
最後は、持ち運び用の保護ケースをご紹介。
アマゾンで7インチタブレット用のソフトケースを探せば、それで事足りるかもしれませんが、実はGPD Pocket用に作られたメーカー純正のケースが存在するので、本体とあわせて購入したいところ。
外装はレザーで、マグネットによって確実に蓋が閉まる仕組み。GPDのロゴも入ってますよ。
ちなみに、Geekbuying.comという通販サイトでは、純正ケースをはじめとする周辺機器4点が無料で付いてくるキャンペーンを実施中で、本体と合わせて485.19ドル=約5.6万円で販売中です。おまけだけで4〜5千円相当ですから、お買い得と言える価格設定ですね。
ただし、今後予告なく価格改定されたり、キャンペーンが終わってしまう可能性もあるので、最新の情報については公式ページをチェックして下さい。

GPD Pocket