GearBestのトリセツ後篇:注文方法から商品到着までの流れ

  • 2017-02-24
  • 2017-11-09

GearBestの利用方法を解説する「GearBestのトリセツ」シリーズ、今回は後篇となります。初めての方は前回の「基本的な使い方からアカウント登録まで」からお読み頂いたほうが分かりやすいと思います。

前回予告したとおり、GearBestで実際に買い物をしてみてその様子をレポートします。購入方法やPayPalでの決済、商品の追跡から到着までの流れを順を追って解説します。

購入前に確認したい!送料や決済方法について解説

日本向け発送の可否、DHL(高速便)の対応は倉庫によりけり

GearBestで販売されているものの中には、日本への発送に対応していないものもあるので、購入前にはきちんと確認しておきましょう。どうやら、商品が保管されている倉庫=Warehouseによって、対応が変わるようです。また、DHL(有料で高速なExpedited Shipping)での発送の可否も、倉庫によりけりです。

2017年2月現在、GearBestの倉庫は11箇所あります。それぞれの倉庫の日本向け発送の可否と、商品点数は以下のとおりです。

倉庫 日本への発送 有料・高速便 保管点数
China(中国深セン) OK OK 73,301
ES-ED(スペイン) NG NG 70
UK(イギリス) NG NG 264
US-NY(米ニューヨーク) NG NG 381
US-SC(米サウスカロライナ) NG NG 87
ES(スペイン) NG NG 165
HK-2(香港) OK NG 384
US-LA(米ロサンゼルス) NG NG 165
HK(香港) OK OK 133
EU(欧州) OK NG 359

商品の大半がGearBestの本拠地である深センの倉庫に保管されているので、日本へ発送およびDHL(高速便)はおおむね対応していると言って良いです。それにしても、7万点超えとは…凄まじい数の商品を取り扱っているんですね!

4つの配送方法がある

GearBestではいくつかの配送オプションを用意しており、注文時にどれか1つを選びます。それぞれの配送方法の特徴と料金は以下のとおりです。

Unregistered Air Mail

なんと、商品金額に関わらず送料無料ですが、これは絶対に選ぶべきではありません。筆者は使ったこと無いので何とも言えませんが、ネットの情報によれば1ヶ月以上待っても届かないのが当たり前だとか。

  • 追跡番号:無し
  • 料金:無料
  • 到着まで:15〜35営業日

Registered Air Mail

追跡番号付きです。Unregisteredよりかはマシかもしれませんが、同じくおすすめできません。無料で対応するケースが多いですが、1万円以下の安価な商品では数百円かかる場合もあります。

  • 追跡番号:あり
  • 料金:無料〜数百円
  • 到着まで:10〜25営業日

Priority Line

こちらも無料で対応するケースが多いです。先ほどのRegisteredとあまり変わらないように思えますが、到着までの日数が少なく済むので、送料を抑えつつも早く受け取りたいならこれが良いでしょう。

ちなみに、皆さんお馴染み「ゆうパック」で届きます。

  • 追跡番号:あり
  • 料金:無料〜数百円
  • 到着まで:5〜9営業日

Expedited Line

GearBestが用意する最高クラスの配送方法で、全商品において有料です。料金は少々お高いですが、より早く確実に受け取りたい場合はこちらを選ぶと良いでしょう。

黄色い袋のDHLで発送され、出荷時から国内到着までかなり細かく追跡できるので安心です。筆者も過去に何度かDHLを使っていますが、中国からの品物がたったの3日で到着したこともありました。ビックリです。

  • 追跡番号:あり
  • 料金:数百円〜1,000円台
  • 到着まで:3〜7営業日

しかし、一部地域は「遠隔地」とされており、該当する地域では遠隔地配達手数料として34ドル追加されることがあるため注意が必要です。この件に関しては、次のトピックで詳しく解説します。

DHLでは一部地域で追加料金が発生する

GearBestの有料オプションであるExpedited Lineを選ぶ際は、自身の住む地域がDHLの遠隔地に該当するのか、事前にチェックしておきましょう。下リンクからDHLの確認ページへ飛びます。

RARG Search For Remote Area

「Remote Areas.」をクリックし、Countryから「JAPAN」を選び、Postal Codeに郵便番号を入力します。ページ右下の「OK」を押すと判定結果が表示されます。

  • The following are Remote Areas based on your choice of selection. → 遠隔地です。
  • The location you have selected is not a remote area or is not a valid selection. → 遠隔地ではありません。

ちなみに、筆者の地域は遠隔地との判定が下されました(泣)遠隔地に発送する場合、商品代金と配送料とは別に30ドルが請求されるので、ものによっては割高な買い物となってしまいます。時と場合により、一段階下のPriority Lineを選んだほうが良いかもしれません。

スマホ・タブレット・PCは関税率0%。ただし消費税はかかる場合がある

さて、皆さん気になるであろう税金のお話しです。筆者はあまり税に詳しくないので、細かい部分は間違っているかもしれません。ご容赦下さい。

個人輸入する際、決して忘れてはいけない関税ですが、スマホやタブレットやパソコンに関しては関税率0%で輸入出来るのです。

1204 主な商品の関税率の目安(カスタムスアンサー) : 税関 Japan Customs

しかし個人輸入の場合、商品代金の60%の8% = 4.8%の消費税がかかります。ただ、免税措置というものが設けられており、課税対象額が10,000円以下 = 16,666円以下の商品には関税と消費税ともに掛かりません。

ですが、GearBestで1.6万円超える物を買うと確実に消費税が掛かるのかといえば、実はそうでもありません。あまり声を大にして言えないここだけの話ですが、数万円の商品でもGearBest側で数字をちょろまかしてくれるので、本来課税されるはずの商品が無税で買えてしまうことが多々あります。(この辺はさすが中国…笑)

一応、1.6万円超える物を買うときには税を用意しておいて、商品受け取り時に何も言われなければラッキー!と言った感じですかね。

決済はPayPalが超便利

前回の記事でも触れましたが、GearBestなどの海外通販サイトではオンライン決済サービスの「PayPal」(ペイパル)がとても役立ちます。

スピーディーな決済システムはもちろんのこと、トラブルから買い手を守る「買い手保護制度」を見逃してはなりません。万が一、品物が届かなかったり破損していた場合、PayPal経由で異議またはクレームを送ることで返金の対象となります。

PayPalの登録方法は「海外通販に便利なPayPal(ペイパル)の登録方法と使い方」をお読み下さい。

GearBestでスマートフォンを注文してみる

予備知識は一通り触れましたので、次は実践。GearBestでXiaomiのスマートフォン「Redmi 4」を注文してみます。基本的な流れはどの商品でも同じなので、下のとおりに進めれば戸惑うことは無いでしょう。

商品ページで価格を確認し、カートに入れる

まず、商品ページで価格を確認します。米ドルで決済したい方は標準のままで良いですが、日本円で決済したい方はページ右上のポップアップから表記を日本円へ切り替えましょう。

商品によってはカラーバリエーション、仕様、電源プラグ等が複数存在するものもあるので、適切なものを選びましょう。

商品をカートに入れると、ページ右上のカートアイコンに商品点数が表示されます。これをクリック。

注文する商品を確認。クーポンがあればここで入力・適用

注文ページへ移りますので、間違い無いか確認しましょう。また、割引クーポンコードを使いたい場合、ここで入力し適用します。

Promotion Codeの欄にクーポンを入力した後、Applyをクリックすると値引きが適用され、Your subtotalに反映します。問題なければ「Proceed to Checkout」をクリック。

配送方法と保険の有無を選ぶ

先ほども説明しましたが、GearBestでは4つの配送方法を用意しています。おすすめはPriority LineかExpedited Shippingで、今回はExpedited Shippingの中のDHLを選びました。

また、Add Shipping Insurance to your orderにチェックを入れると、保険を付け加えられます。もし到着前に破損したり出荷後に紛失してしまった場合、この保険に入っていればGearBestが同一商品を無料で送ってくれるので、高額商品を注文する際には加入すると良いでしょう。

GearBestポイント

GearBestには、50ポイント(GB)=1ドルで使える「GBポイント」があります。I want to useのフォームに必要分を入力すると、支払い総額から割引かれるシステムです。

支払い方法の選択

最後に、支払い方法を選びます。筆者は一番上にあるPayPalを選択、「Place your Order」をクリックします。

PayPalで決済PayPalでの決済を選ぶと、下のような決済画面が表示されます。こちらは日本語なので分かりやすいですね。支払金額や配送先、カード情報に間違いが無いか注意深く確認し、問題なければ「同意して続行」をクリックします。

注文完了です!

決済が完了すると、PayPalからメールが届きます。

GearBestとのやり取りと到着までの流れ

ここからはGearBestとのメール連絡の様子をまとめていますが、流れは時と場合によりけり。英語でのやり取りが殆どですが、中学で習う程度の英語知識とGoogle翻訳があれば大丈夫です。かくいう筆者も英語力には全く自信ありませんが、問題なくやり取りできました。

英語が全くわからないよ!という方は、Google翻訳でなるべくシンプルな日本文を英語へ翻訳、その英文を再び日本語へ翻訳し、違和感の無い文章に仕上がればおおむね伝わります。

1日目 13時23分:注文

注文したのは1日目の13時23分。

2日目 11時15分:GearBestから住所の再確認を求められた

GearBest側から1本目のメールが届きました。

メールで直接やり取りするのではなく、記載されている長いURLをクリックし、GearBest内のコンタクトページで内容の確認や返信を行います。

内容は、「配送先の住所を教えてください。」とのこと。登録時にGearBestのプロフィール設定で住所を登録したはずなのですが、どうやら上手く処理されていないようです。

これって、あるあるなのでしょうか?適切なフォーマット(緑で囲った部分)を案内してくれていますので、指示通りに住所を書いて返信します。

下のように返信しました。

「お手数おかけして申し訳ありません。以下(住所)の通りで良いですか?」みたいな感じ。

2日目 18時23分:DHLの遠隔地であるため、追加料金が必要と言われた

筆者の住む地域はDHLの遠隔地に該当します。そのため、GearBest側から「追加料金が発生するけど良い?」との案内が。

提示されたのは、このまま追加料金付きでDHLを選ぶか or DHLを取り消して無料配達へ戻すかの2択。筆者は当初の予定通りDHLでの配送を希望したので、後にPayPal経由で30ドルの請求がありました。

追跡番号と現物の写真を確認

GearBestのマイページから、商品のトラッキングナンバーを確認できます。My Order → 注文した商品のView More → Track Your Shipmentと進むと、DHLのトラッキングナンバーと共に、梱包された商品と思わしき写真が表示されます。

あなたのお荷物ここにあるよ!!と、現物の写真を添付してくれる心遣いは有り難いのですが、焦点ブレブレでかなり雑…。

DHLで追跡DHLの荷物を追跡するには、まず「輸送状況のご確認」ページへ飛びます。入力フォームに追跡番号をコピー&ペースト、赤い「追跡」ボタンをクリックすると、輸送状況が細かく記されたページが現れます。(下の画像は配送済みのもの)

6日目 09時41分:商品が到着注文

から5日後、深センを出発してから2日後、DHLの袋に包まれたXiaomi Redmi 4が無事届きました。

都市部の配達はDHLが担っているようですが、筆者の住む地域では佐川急便のお兄さんが届けてくれました。毎度のことながら、配達ありがとうございます!

梱包はこんな感じ。スッカスカではありますが、本体にも外装にも傷は付いていなかったので問題ありません。

約2万円の商品を買ったが、消費税は掛からなかった

先ほども解説したとおり、1.6万円以上の個人輸入には商品代金の60%の8% = 4.8%の消費税が掛かり、今回買ったRedmi 4は約2万円ですので、900円ほどの消費税が掛かる計算になりますが、一切請求されませんでした。

まとめ

これまでの流れを整理すると…

  • 1日目 13時23分:注文 & PayPalで決済
  • 2日目 11時15分:GearBestに配送先住所を再度伝える
  • 2日目 18時23分:GearBestよりDHL追加料金の案内が届く
  • 3日目 午前中:GearBestよりPayPal経由で30ドル(追加料金)の請求が来る → 支払う
  • 3日目 夕方:DHLの追跡番号を確認
  • 4日目 1時53分:荷物が中国 深センを出発
  • 5日目 13時38分:DHLから佐川急便へ引き継ぎ
  • 6日目 9時41分:荷物到着

こんな感じです。

今回は注文から一週間足らずで商品を受け取ることが出来ましたが、これはあくまでも在庫豊富なRedmi 4をDHL配達で注文した結果です。品物や配達方法が異なれば、届くまでに要する日数も大きく左右します。

また、今回は最速のDHLを選びましたが、2万円の商品に対して追加料金3,000円は割に合いません。届くまでに多少時間が掛かったとしても、料金のお安い「Priority Line」を選ぶべきだと思いました。

取引は基本的に英語がメインで、国内通販に比べるとやや敷居は高いGearBestですが、一回利用すればすぐに慣れるでしょう。サイトの構造は分かりやすいですし、スタッフの方も親切に対応してくれます。ただ、製品のクオリティには当たり外れがありますし、国内に比べ配送面での不安要素(紛失や破損など)もあるので、リスクを受け入れた上で利用するべきだと思います。

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  • みっち より:

    初コメになります。いつもブログ楽しませて貰ってます(^_^)
    以前から中国スマホのレビュー記事を書いておられましたが、買い方についての記事は見当たらなかったので、今回とても為になりました!
    少し不安はありますが、シャオミのMi5sを買ってみます!

    • pasoju より:

      コメントと毎度のご訪問、ありがとうございます。
      そうなんです。これまで商品紹介は何度か行っていましたが、買い方に関しては一切触れていませんでした。今回の記事、少しでも参考にして頂けたなら幸いです。

      XiaomiのMi5sですか!良い端末だと思います。ただ、もうそろそろ次世代のMi6が出ると噂されているので、そちらも視野に入れてみては如何でしょう。

  • 通りすがりのネコ より:

    ≡゚ω゚) (約300円ほど高いEMSを選べば追加料金要らなかったんじゃ・・・・・・。)

    • pasoju より:

      そうなんですよね笑
      海外通販=DHLのイメージが強くて、最初のうちはDHL一択でしたが、最近は「Priority Line」で頼んでます。