GearBestが11月11日の「双11」に合わせてビッグセールを開催
- 2016-11-04
- 2017-11-04
日本ではあまり馴染みの無い話かもしれません。中国では毎年、11月11日=1が4つ並ぶ様子が”独身”に見えることから「光棍節」という独身者のためのお祭りで盛り上がり、合わせて「双11」という大規模な販売促進イベントが開かれます。
オンラインショッピングサイトで有名な「阿里巴巴」(アリババ)が2009年に提唱したのをキッカケに、毎年11月11日に開催されている双11。規模は年々凄まじい勢いで拡大し、去年2015年の双11ではたった一日で912億人民元、日本円にすると1兆円を優に超える取引額を記録しました。今年は去年よりもさらに規模拡大が期待されています。
光棍節(こうこんせつ、中国語: 光棍节=グヮングンジェ )は中華人民共和国で最近若者の間で話題になる、11月11日に祝われる「独身者の日」のことである。光棍は「つるつるに光る棒」の意味で、1993年に南京大学の学生たちが始めたといわれていて、「1」が連続しているのでこの日が選ばれている。
独身者同志が集まってパーティーを開いたり、独身者が結婚相手を探したり、さまざまの活動がある。贈り物をすることも流行っていて、特に「双十一」(「双十節」の連想)は電子商取引会社(淘宝網)を持つアリババグループのコピーライトであり、この日は最大の売り上げになったりして、話題になる。
もちろん、スマホやパソコンを取り扱う通販サイトもココぞとばかりに盛り上がり、大幅なセールが実施されます。双11を目前にしたタイミングで、香港に拠点を構える通販サイト「GearBest」(ギアベスト)より特別セール「11.11 Sales Storm」の案内が届きました。中華スマホやパソコン、ドローンやカメラまで、幅広いジャンルの電化製品が一斉に値引きされます。
独身の皆さん!いやいや、そうでない方もぜひチェックしてみて下さい。
GearBest 双11セール開催ページへ11.11 Sales Storm is Coming Just from $0.99 – GearBest.com
2016 China 11.11 Sales Storm of Cool Electronics – GearBest.com
Top Computer and Networking Promotion for 11.11 Sale Storm – GearBest.com
11.11 Sales Storm of Electrical Tools and 3D Printers – GearBest.com
目次
新規購入者限定・リピーター限定のセールは要チェック!
セール案内ページのトップには「NEW Buyers Only」と「OLD Buyers Only」のコーナーが用意されており、これはつまり新規購入者限定とリピーター限定のセール商品と思われます。
新規購入者向けには10〜20ドル台の安価な製品が用意されており、筆者的に狙い目はXiaomi Mi Band 2やJJRC H31ドローン辺りかなと。
リピーター限定のコーナーには数万円の大物が並んでおり、Xiaomi Mi Notebook Air 12が5万円ちょいで買えます。以前にGearBestのスタッフの方から割り引きクーポンを頂きましたが、クーポンを適用したとしても579.99ドル=約6万円が最安価格でしたので、509.99ドルはかなりお買い得な値段ですね。
その他にはSIMフリースマホ「OnePlus 3」や世界初となる4K解像度のVRヘッドセット「PIMAX 4K VR」、ロボット掃除機「Xiaomi Mi Robot Vacuum」がセール対象となっており、どれも魅力あふれるアイテムです。
筆者が注目しているガジェット
2016年 双11セールで狙うべき商品を紹介!と意気込んだものの…製品ジャンルの幅がとても広いので、スマホやタブレット、パソコンとその関連グッズに限りたいと思います。
中華スマホで有名なGearBestですが、実はドローンやカメラ、リュックサックや洋服まで、ありとあらゆる商品を扱っています。日本ではあまり見かけないレアアイテムも眠っていたりするので、眺めると実に面白いですよ(笑)
Vernee Apollo Lite
デカコア(10コア)プロセッサHelio X20や4GBのメモリを搭載、Antutuベンチマークの測定結果は9万点台の高いスペックを備えつつ、そのお値段は約2万円とリーズナブル!
異常なまでのコストパフォーマンス良さと完成度の高さから、日本のアマゾンでも5つ星レビューがいくつも投稿されています。
Xiaomi Mi5s
Xiaomiが9月末に発表したフラッグシップモデルMi5s、Androidでは最高峰の性能を誇るQualcommのSoC「Snapdragon 821」を搭載するハイスペックなスマホです。
バックカメラのセンサーにはソニー製のIMX378を採用、カメラ性能にも力を入れています。
Elephone S7
この間発表されたばかりのElephone S7、先ほどご紹介したVernee Apollo Liteと同じデカコアプロセッサHelio X20を搭載しています。
その名前からも連想出来ますが、デザインやフォルムはGalaxy S7 edge風、カーブしたエッジやガラスコートされた背面が特徴的です。また、他のモデルよりも少々割高になりますが、スマホでは珍しいグリーンカラーもラインナップしています。
UHANS A101
何よりも魅力はその価格。余裕で1万円を切るという激安スマホです。
CPUはクアッドコアのMediaTek MT6737、1GBのメモリに8GBのストレージと、処理性能は低めなのでライトユースに限ります。全体的に丸みを帯びたフォルムで、少し古臭さを感じさせるデザインはあまり好きにはなれません。
CHUWI Hi10 Pro
Intel Atom Z8300プロセッサと4GBのメモリを積み、OSはWindows 10とRemix OSの2つを搭載した10.1インチタブレットです。実用的なスペックを備えつつ1万円台で購入可能、コストパフォーマンスに長けています。
つい昨日、実機の開封と軽い使用感を記事にまとめた「CHUWI Hi10 Plus」と基本的なスペックは変わらないようですが、ProはPlusより0.7インチ小型で若干軽くなっています。
Teclast X22 Air
約3万円という価格から、これはちょっとお高めの液晶ディスプレイかな?と思いきや、よく見てみると一体型のデスクトップパソコンでした。
CPUはCeleron N3150と抑えめですが、4GBのメモリと128GBのSSDを内蔵。もちろん高負荷な編集ソフトやゲームは絶望的ですが、ネットブラウジングや文書作成程度であれば実用的に使えそうです。
但しOSはプリインストールされていないため、購入後に自分でインストールする必要があります。難しくはないものの、OSの新規インストールはやはり面倒くさいため、パソコン初心者の方は手を出さないほうが良いかもしれませんね。