アマゾン、画面がフルHD超えの新Fire HD 10を発表。価格は2万円以下
- 2017-09-20
- 2017-12-09
アマゾンは9月19日、自社が展開するタブレット「Fire」シリーズのうちの一つ「Fire HD 10」の新型を発表しました。
これまでも、Fire HD 10という同一名称の機種が販売されていましたが、今回の2017年モデルは作りが大きく変貌しています。
まず注目したいのは画面の解像度。画面サイズそのものは従来と変わらず10.1インチですが、旧型は1,280 x 800だったのに対し、今作はフルHDよりも大きな1,920 x 1,200ピクセルとなりました。これにより、Fireシリーズでは最も高精細な224ppiを実現し、綺麗で迫力のある映像を楽しめます。
内部スペックも底上げされ、より高性能なクアッドコアCPUと倍増された2GBメモリ(RAM)により、旧型よりも30%の高速化を実現したとのこと。
以前は、最安の16GBでさえ29,980円で、他のFireシリーズとは比にならないほど割高感が否めなかった当機種。しかし、今作は32GBモデルが18,980円、64GBモデルでも22,980円という低価格で売り出され、「Fire 7やHD 8では物足りない!」と感じているユーザーの乗り換え先としては最適と言えるでしょう。
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Amazon Fire HD 10 タブレット (2017年モデル)
- 32GBモデル
- amazon.co.jpで見る
- 64GBモデル
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Fire HD 10の主なスペック
OS | AndroidベースのFire OS |
---|---|
プロセッサー | MT8173 クアッド(4)コア 1.8GHz x2 + 1.4GHz x2 |
ストレージ | 32GB(18,980円)、64GB(22,980円) |
メモリ | 2GB |
ディスプレイ | 10.1インチ 1,920 x 1,200ピクセル(224ppi) IPSディスプレイ |
グラフィック | PowerVR GX6250 |
内側カメラ | VGA(30万画素) |
外側カメラ | 200万画素 |
通信 | Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac対応、Bluetooth対応 |
バッテリー | 最大10時間駆動(公称値) 容量は不明 |
拡張 | Micro USB(2.0) x1、3.5mmオーディオジャック x1 |
サイズ | 縦262 x 横幅159 x 厚み9.8mm |
本体重量 | 500g |
カラーバリエーション | ブラック |
不人気な旧Fire HD 10から飛躍的に進化した2017年モデル
画面解像度が1,920 x 1,200ピクセルのWUXGA解像度に
画面の大きさは変わらず10.1インチですが、解像度が1,280 x 800から1,920 x 1,200へ上がったことで、1インチあたりのピクセル数を示すppiは従来の149ppiから224ppiへ向上。iPadシリーズには届かぬものの、AppleのMacBook Proと同水準の精細さです。
これにより、WebページやKindle本の細かな文字までもをくっきり表示できるほか、フルHDの動画をドットバイドット(1ドット=1ピクセル)表示で映し出せるので、コンテンツを楽しむタブレットとしてはFire 7やHD 8よりも進歩しています。
CPUがクロックアップで高速化
内部の処理性能が上がった点にも注目です。CPUは旧型と同様にクアッドコアのままですが、クロック周波数が1.5GHz + 1.2GHzから1.8GHz + 1.4GHzに上がっているので、よりキビキビとした動作が期待できます。
詳しい型番などはまだ判明しておらず、ベンチマーク等の情報も見当たらないため何とも言えませんが→SoCはMediaTek製で型番は「MT8173」と判明、アマゾンによれば「30%の高速化を実現した」とのこと。筆者の勝手な推測ですが、格安スマホ並の性能を持ち合わせていると見られます。
実行用メモリは倍増されて2GBを内蔵
実行用メモリ=RAMの容量は、旧型より倍増された2GBを内蔵しています。最近のタブレットとしては必要最小限の水準ですが、アプリの同時起動などのマルチタスクに強くなったため、素直に喜んで良いポイントでしょう。
ちなみに、Fire 7は1GB、HD 8は1.5GBを積んでいます。
電池持ちが2時間伸びた
電池持ちに関しても改善され、旧型が8時間の駆動時間だったのに対し、今作は2時間伸びて10時間駆動を実現したとのこと。
ちなみに、Fire 7は8時間駆動、HD 8は12時間駆動を謳うので、その中間辺りです。
32GB or 64GBの内蔵ストレージに加え、最大256GBのMicroSDカードも利用可
内蔵ストレージの容量は、32GBもしくは64GBの2択。
アプリを幾つか入れてクラウド上のビデオや音楽を楽しむといった使い方なら、内蔵の容量で十分事足りますが、ダウンロードしたコンテンツを詰め込むとなれば話は別。しかし、Fireタブレット全機種においてMicro SDスロットを装備しているので、使い始めてからでも容量を拡張出来るのは嬉しいポイント。
旧型は最大200GBのMicro SDカードに対応していましたが、新型では更に大容量な256GBも扱えるようになりました。
モバイル性は退化。以前よりも分厚く重たい
モバイル性に関しては少しばかり退化しており、タブレット本体は旧型よりも2.1mm分厚い9.8mmに。これにより重量も68g増して、500gピッタリとなっています。
とはいえ、10.5インチのiPad Proおよび無印iPad(いずれもWi-Fiモデル)が469gなので、そこまで悲観的に捉えなくても良いでしょう。ただ、スマホもタブレットも薄型が当たり前になったこの時代、厚さ約1cmのボディには古臭さを感じそうですね。
現在は予約受付中。お得なキャンペーンも実施中!
Fire HD 10は10月11日発売。32GBモデルは2万円以下
2017年版Fire HD 10の発売予定日は2017年10月11日ですが、既に予約注文の受け付けが始まっています。価格は32GBモデルが18,980円、64GBモデルが22,980円。

Amazon Fire HD 10 タブレット (2017年モデル)
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プライム会員限定のクーポン配信中!現行のFireタブレットが4,000円割引
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Fire HD 10は、注文確定時に現れるクーポン欄に「PRIMEFIRE10」と入力し適用すると、32GBは14,980円、64GBは18,980円で購入できます。
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更に、Fire HD 10登場にあわせてAmazonビデオのクーポンプレゼントキャンペーンも実施中で、10月17日23:59までにFire 7 / HD 8 / HD 10(いずれも最新モデルが対象)を注文すると、タブレット発送後にAmazonビデオで使える770円クーポンがもれなく貰えます。
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