レビュー

Fire HD 10 (2017)を購入!お値段以上の完成度で、正直ビビりました

  • 2017-10-12
  • 2017-10-30

いよいよ本格的な販売が始まったアマゾンのタブレット「Fire HD 10」を購入したので、ファーストインプレッションをお届けしていきます。

使い心地や長所・短所などをまとめたレビュー記事は、実際に使い込んでみてから投稿する予定なので、今回はFire HD 10の見どころやベンチマーク結果などをざっくり公開。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

Amazon Fire HD 10 タブレット (2017年モデル)

今回購入したFire HD 10の主なスペック

OSAndroidベースのFire OS
プロセッサーMT8173 クアッド(4)コア 1.8GHz x2 + 1.4GHz x2
ストレージ32GB
メモリ2GB
ディスプレイ10.1インチ 1,920 x 1,200ピクセル(224ppi) IPSディスプレイ
グラフィックPowerVR GX6250
内側カメラVGA(30万画素)
外側カメラ200万画素
通信Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac対応、Bluetooth対応
バッテリー最大10時間駆動(公称値) 容量は不明
拡張Micro USB(2.0) x1、3.5mmオーディオジャック x1
サイズ縦262 x 横幅159 x 厚み9.8mm
本体重量500g
カラーバリエーションブラック

開封の様子と付属品について

Fireシリーズを象徴するオレンジ色のパッケージで、表には本体の写真が大きくプリントされています。

パッケージ裏面には主なスペックが書かれており、今作の特徴は、ディスプレイの画質向上とMicroSDカードの最大容量の引き上げ。

お菓子の箱みたいに、開封口をペリペリっと破ります。

Fire HD 10に加え、簡単な説明書のほか、充電器とMicro USB↔USBケーブルが同梱されています。

充電器の出力は、最大5.2V / 1.8A=9.36Wで、Fire 7やHD 8に付属する充電器の2倍ほど。Fire HD 10は、その大柄なボディにあわせてバッテリーもそこそこ容量を積んでいますが、この専用充電器を用いることで速く充電されるわけですね。

Fire HD 10の充電器と、7およびHD 8のものを比べてみました。下画像の左がHD 10用で、一回り大きくなっていますね。

充電する際には、付属のUSB to Micro USBケーブルを充電器へ繋ぎ、Micro USB端子をタブレット側へ挿し込みます。

では、いよいよ本体を取り出します!

フルHD超えのディスプレイは良いぞ!

これまでにも「Fire HD 10」という名のタブレットは販売されてきましたが、今回の2017年モデルはまるで別物で、最も大きな変更点は液晶ディスプレイ。10.1インチであることに変わりありませんが、今作では解像度が大幅に上がっています。

従来は、Fire HD 8と同じ1,280×800ピクセルのディスプレイが備えられていましたが、2017年版では1,920 x 1,200へアップグレード。フルHDよりも大きな「WUXGA」と呼ばれる解像度で、以前よりもピクセル数が2倍以上増えたため、よりきめ細かな映像を映し出します。

Amazonビデオでは、再生方法として「HD 1080p」を選択可。横向きで1080p動画を再生すると、ちょうど1ドットに対し1ピクセルが描画される(ドットバイドット表示)ので、劣化のない綺麗な映像を楽しめます。

ちなみに、Fire 7はSD画質、Fire HD 8はHD画質(720p)止まりなので、フルHD動画はFire HD 10の特権なのです。

動画視聴だけでなく、Webブラウジングや読書など、文字を読む場面でも高解像度化の恩恵を得られます。

下の画像を見て下さい。Fire 7・HD 8・HD 10で同じ電子書籍を映し出してみましたが、端末のグレードが上がっていくにつれて解像感も増しており、HD 10では輪郭まで滑らかに映し出されている事がお分かりいただけるでしょう。

実は、AppleのMacBookやProとほぼ同じピクセル密度となっているので、Retinaディスプレイに準ずる精細感です。

着実な性能アップにも注目

SoCはMediaTek製で型番は「MT8173」

スペックの要となるSoC(システムオンチップ)ですが、CPU-ZやGeekbenchで調べたところMediaTek製の「MT8173」であることが判明しました。採用例がほぼ皆無で、「OOと同じくらいの性能」と表せないのですが、ミドルレンジのタブレット向けに開発されたものらしいです。

コア構成は4コアで、1.8GHzのARM Cortex-A72が2基 + 1.4GHzのARM Cortex-A53が2基という組み合わせ。グラフィック処理を担うGPUは「PowerVR GX6250」になります。

ベンチマークスコアは格安スマホ並み

果たしてどれほどの性能を持っているのか、ベンチマークアプリを用いて調べてみました。

まず、お馴染みの「Antutu Benchmark」(6.3.5)では、総合スコアが61,639点を記録し、その内訳は3D:10,454、UX:23,962、CPU:20,875、RAM:6,348となりました。せいぜい3〜4万点かな〜?と侮っていましたが、まさか6万点を叩き出すとは…。

一方、CPUの処理能力を測る「Geekbench 4」は残念というよりおおむね予想通りで、シングルコアスコアが1,233点、マルチコアスコアが2,237点。

いずれも1回しか測っておらず、誤差に関しては調べていませんが、同価格帯の格安スマホ並みのパワーは持っていると見て良いでしょう。2万円以下でこれなら、大満足です。

Fire HD 8よりも、明らかにサクサクと動く

見逃してしまいがちですが、実行用メモリにおいても増強され、旧型HD 10より2倍も多い2GBを積んでいます。Android端末においては、快適か否かのボーダーライン的な容量になるので、これはかなり嬉しいアップグレードです。

筆者はこれまで、1.5GBメモリ搭載のFire HD 8 2016年版を使ってきましたが、それと比べるとFire HD 10は明らかにレスポンスが良いです。ありとあらゆる動作がワンテンポ速く、HD 8ならスペックの限界を見せていた場面でも、HD 10ならすんなりこなしてくれます。

Fire 7・HD 8の動作に不満を感じている方は、ぜひこのHD 10を検討してもらえればと思います。

Fire 7やHD 8より大きくて重いが、苦は感じない

7インチのFire 7と8インチのFire HD 8に比べると、Fire HD 10はデカイです。7やHD 8なら片手で縦持ち出来ますが、HD 10になると流石にそれは無理なので、手のひらや膝の上へ乗せて操作するといったスタイルになりますね。

10インチと聞けば、「10.5インチiPad Pro」を思い浮かべる方は多いかと思いますが、Fire HD 10は画面の縦横比の関係上10.5型iPad Proよりも10cmほど縦長となっています。なので、持ち運び用のソフトケースは使い回し出来ない可能性が高いです。

重量は公称500gですが、今回手にした実機は497.1gでした。(誤差の範囲)

「Fire 7の1.7倍」「Fire HD 8の1.35倍」と表すと、持ち運びはキツいんじゃない…?と思いきや、実のところ10.5インチiPad Proより20〜30g重い程度。薄型ノートパソコンの半分ほどなので、持ち運びも十分現実的であると言えます。

ただ、本体の厚みは1cm弱(9.8mm)あるので、「スタイリッシュさ」という点ではiPadの圧勝です。

本体側面の装備について

端子やボタン類は天面に集約されている

接続端子や物理ボタンなどは、全て本体天面に集約されています。下画像の左から、電源ボタン、Micro USB、マイク、3.5mmオーディオジャック、音量上げ・下げ。

デュアルスピーカー

スピーカーは片方の側面に2つ設けられており、本体を横へ倒すとステレオ効果を得られます。肝心の音質はお値段相応のチープなものですが、そこそこの音量と臨場感は得られるので、じっくり聴き込まなければ許容範囲です。

最大256GBのMicro SDカードに対応

旧型にもMicroSDカードスロットは設けられていましたが、今回の2017年モデルではサポートされる最大容量が200GBから256GBへアップしました。

流石に256GBのMicroSDとなると、そのお値段はFire HD 10本体を超えてしまいそうですが、パソコン並みの大容量ストレージも実現できてしまうとは、なかなかロマンがありますね。

価格は18,980円〜。お得なキャンペーンも実施中!

32GBモデルが18,980円、64GBモデルが22,980円

2017年版Fire HD 10は昨日10月11日より販売および出荷が始まり、価格は32GBモデルが18,980円、64GBモデルが22,980円となります。

Amazon Fire HD 10 タブレット (2017年モデル)

プライム会員限定のクーポン配信中!現行のFireタブレットが4,000円割引

アマゾンプライム会員(無料体験は対象外)の方に向けて、限定クーポンが配信されています。Fire HD 10に限らずFire 7とHD 8も対象となっており、販売価格より4,000円割り引かれるお得なキャンペーンなので、プライム会員の方は要チェック!

Fire HD 10は、注文確定時に現れるクーポン欄に「PRIMEFIRE10」と入力し適用すると、32GBは14,980円、64GBは18,980円で購入できます。

他機種のクーポンや利用手順等に関しては、下のリンクよりキャンペーンページをご確認ください↓

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  • あぜみち より:

    初めまして”あぜみち”と申します。
    HD10 でタブレットデビューしました、これからたどたどしく使い始めます。 ところHD10でプロジェクターで画像を投影することは可能でしょうか?
    よろしくお願いいたします。

    • pasoju より:

      プロジェクターで投影するということは、何かしらの方法でタブレット本体とプロジェクターを繋ぐ必要がありますね。
      ざっと調べてみたところ、以前のモデルはMiracastやケーブル接続による出力に対応したものもありましたが、残念ながら現行モデル(Fire 7、HD 8、HD 10)では出来ないようです。

      詳しくは、アマゾンのヘルプページ「Fireタブレットとテレビなどのディスプレイを接続する」をご覧下さい↓
      https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?nodeId=201686930

  • オリオン より:

    はじめまして。
    ちょうどこのタブレットの購入を考えていたので、助かりました〜
    性能については大体把握できましたが、電池持ちはどんな具合でしょうか?

    • pasoju より:

      使用状況によって左右しますが、Webブラウジングや読書であれば9〜10時間、動画視聴だと7〜8時間といったところかなと思います。