EtorenにZenFone 4シリーズが入荷。標準版が4.7万、6GB RAM版5.8万

  • 2017-08-24
  • 2017-10-25

先日ASUSよりZenFone 4シリーズが正式に発表されましたが、香港の通販サイトEtoren.comでは早くも販売が始まっています。今しがた確認したところ、在庫があるのはZenFone 4の標準版(4GB RAM搭載)と上位版(6GB RAM搭載)、ZenFone 4 Selfie Proのブラックモデルです。

この業者は、日本人スタッフによる対応を可能としている上に、商品代金には関税と輸入消費税が予め組み込まれています。なので、英語力に自身のない方や海外通販に馴染みのない方でも、手こずること無く個人輸入にチャレンジ出来るかと思います。

ZenFone 4 ZE554KLの標準版は433ドル

ZenFone 4シリーズの核いわゆる無印版のZE554KLの標準版は、4GBの実行用メモリと64GBのストレージ、SoCとしてはQualcomm Snapdragon 630を搭載します。国内で販売中のZenFone 3とラインナップ上の立ち位置は同じですが、その後継機に相応しい着実な進化を遂げているほか、背面には全く新しいデュアルカメラユニットが組み込まれました。

現在、Etorenでは433ドル=約4.7万円で販売されており、カラーはブラックとホワイトのみの取り扱いとなっています。国内のZenFone 3よりも1万円増しといったところです。

ZenFone 4 ZE554KL Snapdragon 630 + 4GB RAM + 64GB ROM

OSAndroid 7ベース ASUS ZenUI 4.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 630 8コア(Cortex A53) 2.2GHz
ストレージ64GB eMCPストレージ
メモリ4GB
ディスプレイ5.5インチ 1,920 x 1,080ピクセル IPSディスプレイ
内側カメラ800万画素/F2.0
外側カメラメイン:IMX362センサー/1,200万画素/F1.8/画角83度/デュアルピクセル
広角:800万画素/F2.2/画角120度
バッテリー容量3,300mAh
拡張USB Type-C x1、3.5mmオーディオジャック x1
SDカード最大2TBのMicroSDカード(スロットはNano-SIM兼用)
センサーGPS、指紋認証、加速度、電子コンパス、ジャイロ、近接、周囲光、RGB、ホール
SIMカードNano-SIMカード x2
幅 x 厚さ x 高さ155.4 x 7.5 x 75.2mm
本体重量165g
カラーMoonlight white(ムーンライトホワイト)、Mint Green(ミントグリーン)、Midnight Black(ミッドナイトブラック)

スナドラ660搭載のZenFone 4上位版は529ドル

処理性能を強化した上位版は、標準版よりも100ドルほど高い529ドル=約5.8万円です。

標準版との目立った違いは、より高性能なSoC「Snapdragon 660」を採用している点で、ベンチマークアプリ「Antutu Benchmark」運営元が公表しているデータによれば、SD630よりも1.7倍ほど優秀な11.7万点ものスコアを叩き出すとのこと。ZenFone 3に載っているSD625と比べると、実に倍近い伸びです。

メモリに関しても増強されており、標準版よりも2GB多い6GBを内蔵します。現行のOSなら十分過ぎる容量ですね。

ZenFone 4 ZE554KL Snapdragon 660 + 6GB RAM + 64GB ROM

OSAndroid 7ベース ASUS ZenUI 4.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 660 8コア(Kryo 260) 2.2GHz
ストレージ64GB eMCPストレージ
メモリ6GB
ディスプレイ5.5インチ 1,920 x 1,080ピクセル IPSディスプレイ
内側カメラ800万画素/F2.0
外側カメラメイン:IMX362センサー/1,200万画素/F1.8/画角83度/デュアルピクセル
広角:800万画素/F2.2/画角120度
バッテリー容量3,300mAh
拡張USB Type-C x1、3.5mmオーディオジャック x1
SDカード最大2TBのMicroSDカード(スロットはNano-SIM兼用)
センサーGPS、指紋認証、加速度、電子コンパス、ジャイロ、近接、周囲光、RGB、ホール
SIMカードNano-SIMカード x2
幅 x 厚さ x 高さ155.4 x 7.5 x 75.2mm
本体重量165g
カラー現状ではMoonlight white(ムーンライトホワイト)Midnight Black(ミッドナイトブラック)のみ

前面にデュアルカメラ搭載のZenFone 4 Selfie Proも販売中

無印版(ZE554KL)の背面に備わっているデュアルカメラを、本体前面へ移植した「ZenFone 4 Selfie Pro」も注目の的。

「Selfie Pro」の名のとおり、「自撮り」に注力したモデルで、HDR撮影や4K解像度の動画撮影にも対応した高性能な前面カメラがアピールポイント。更には、広角レンズの画角の広さを活かしたグループ撮影も可能で、「自分たち撮り」(Selfies)が出来ちゃいます。

SoCは従来のSnapdragon 625を載せているものの、Nano-SIMカード2枚(デュアルSIM)とMicro SDカードを同時に使えるほか、5.5インチの大画面を備えていながら147gの軽量ボディを実現しています。性能よりも、拡張性とモバイル性を重視される方には、こちらの機種をお勧めしたいですね。

お値段は無印版とほぼ変わらず、414ドル=約4.5万円から販売中です。ただ、人気の集まりそうなゴールドとレッドは残念ながら品切れで、現状ではブラックモデルのみの取り扱いとなっています。

ZenFone 4 Selfie Pro ZD552KL

OSAndroid 7ベース ASUS ZenUI 4.0
プロセッサーQualcomm Snapdragon 625 8コア 2.0GHz
ストレージ64GB eMCPストレージ
メモリ下位版:3GB、上位版:4GB
ディスプレイ5.5インチ 1,920 x 1,080ピクセル AMOLED(有機EL)ディスプレイ
内側カメラ標準:IMX362センサー/1,200万画素/F1.8/画角83度/デュアルピクセル
広角:500万画素/F2.2/画角120度
外側カメラ1,600万画素/F2.2
バッテリー容量3,000mAh
拡張MicroUSB x1、3.5mmオーディオジャック x1
SDカード最大2TBのMicroSDカード(スロットはNano-SIM兼用)
センサーGPS、指紋認証、加速度、電子コンパス、ジャイロ、近接、周囲光、RGB
SIMカードNano-SIMカード x2
幅 x 厚さ x 高さ154.02 x 6.85 x 74.83mm
本体重量147g
カラーDeepsea Black(ディープシーブラック)、Sunlight Gold(サンライトゴールド)、Rouge Red(ルージュレッド)

「取り扱っているのはいずれも台湾版」との回答を頂きました

ZenFoneと一口に言っても、国内版や台湾版・香港版、更にはWW(ワールドワイド)版など様々なモデルが存在し、対応する周波数帯などが異なるため、SIMカードを入れて通信する場合には重視すべきポイントです。

販売ページに記載が無かったため、Etorenさんのサポートへ直接問い合わせてみたところ、「取り扱っているのはいずれも台湾版」との回答を頂きました。

ASUSの台湾版Webページに記載されている対応周波数帯は以下のとおり。

ZenFone 4

  • FDD-LTE:B1/3/5/7/8/18/19/28
  • TD-LTE:B38/39/40/41
  • WCDMA:B1/2/3/5/6/8/19
  • GSM:850/900/1,800/1,900MHz

ZenFone 4 Selfie Pro

  • FDD-LTE:B1/3/5/7/8/18/19/26/28
  • TD-LTE:B38/41
  • WCDMA:B1/2/5/6/8/19
  • GSM:850/900/1,800/1,900MHz

また、海外製のスマートフォンは、原則として「技適マーク」がありません。ZenFone 4、4 Selfie Proに関しても、現時点では技適無しの状態で出回っているはずなので、購入・使用される方はあくまでも自己責任でお願いしますね。

最新の販売状況と価格については、下のリンクより製品ページをご確認願います↓

ZenFone 4 ZE554KL Snapdragon 630 + 4GB RAM + 64GB ROM

ZenFone 4 ZE554KL Snapdragon 660 + 6GB RAM + 64GB ROM

ZenFone 4 Selfie Pro ZD552KL

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