
なかなかやりおるElephone S7!見た目はGalaxyだが価格5分の1
- 2016-10-24
- 2017-10-26
年々価格競争が激化している中華スマホ市場、筆者の初めての中華スマホはXiaomi(シャオミ)さんになりますが、中国には他にも魅力的なスマホメーカーが沢山存在します。目まぐるしく変貌してゆく中華スマホ業界、毎日なんらかしらのニュースが飛び込んできますね。
先ほどスマホ関連の記事などを漁っていたところ、中国スマホメーカーの強豪スターデジタルが新機種「Elephone S7」を発表との情報をキャッチ、詳細を確認するとその破格っぷりに脱帽しました。
日本未発売のスマホを多く取り扱うGearBest(ギアベスト)にて価格を確認してみたところ、最安モデルはなんと149.99ドル!現在の日本円レートは1ドル104円なので1万5千円ちょいで買える計算になります。Elephoneの直販サイトでは更にお安く、最安モデルは139,99ドルで購入できます。
5.5インチの大画面やラウンドエッジ加工、全体的なデザインからGalaxy S7 edgeを連想させますが、Elephone S7の価格はS7 edgeの5分の1程度とめちゃくちゃリーズナブル、コストパフォマンスはかなり優秀です。
どうやら同時に5.2インチの「Elephone S7 mini」も発表したようですが、スペックは抑え気味にも関わらずより高性能なS7と価格差が少ないので、買うなら上位版のS7かなと思います。
Elephone S7 and S7 Mini 4G Phablet Presale at $149.99 – GearBest.com
目次
Elephone S7のスペックと価格
詳細スペック表
OS | Android 6.0 |
---|---|
プロセッサー | MediaTek Helio X20 10コア (2.3GHzx2 + 2.0GHzx4 + 1.4GHzx4) |
ストレージ | 16GB、32GB、64GB |
メモリ | 2GB、3GB、4GB |
ディスプレイ | 5.5インチ 1,080 x 1,920ピクセル |
内側カメラ | 500万画素 |
外側カメラ | 1,300万画素 |
バッテリー容量 | 3,000 mAh |
拡張 | Micro USB x1、オーディオ端子 x1 |
SDカード | micro SD(最大128GBまで対応) |
センサー | GPS、ジャイロ、加速度、近接、環境光、磁気 |
SIMカード | Nano SIM x2 |
幅 x 厚さ x 高さ | 150.4 x 7.6 x 73.2 |
本体重量 | 148g |
カラー | グリーン、ブラック、ブルー、ゴールド |
販売価格
【2016年12月24日】在庫状況を見直し、販売価格を最新のものに更新しました。
- 3GB RAM + 32GB ROM + X20 ブルー:209.89ドル = 21,804円
- 3GB RAM + 32GB ROM + X20 ブラック:238.89ドル = 24,818円
- 4GB RAM + 64GB ROM + X20 ブルー:243.99ドル = 25,347円
- 4GB RAM + 64GB ROM + X20 ブラック:260.90ドル = 27,103円
- 4GB RAM + 64GB ROM + X25 ブルー:249.99ドル = 25,970円
- 4GB RAM + 64GB ROM + X25 ブラック:259.99ドル = 27,009円
Elephone S7 miniのスペックと価格
詳細スペック表
OS | Android 6.0 |
---|---|
プロセッサー | MediaTek MTK6737 4コア 1.5GHz |
ストレージ | 32GB |
メモリ | 2GB |
ディスプレイ | 5.2インチ 1,080 x 1,920ピクセル |
内側カメラ | 500万画素 |
外側カメラ | 1,300万画素 |
バッテリー容量 | 2,450 mAh |
拡張 | Micro USB x1、オーディオ端子 x1 |
SDカード | micro SD(最大128GBまで対応) |
センサー | ジャイロ、加速度、近接、環境光、磁気、デジタルコンパス |
SIMカード | Nano SIM x2 |
幅 x 厚さ x 高さ | 144 x 7.6 x 68.8 |
本体重量 | 138g |
カラー | ブルー |
16GB ROM + 2GB RAMモデル
GearBestでの販売価格:149.99ドル
日本円換算(2016年10月24日現在 1ドル=103.9円):15,583円
MediaTekの10コアCPU「X20」を搭載
Elephone S7は、スマートフォンの常識を覆す、驚異の10コアプロセッサを内蔵しています。MediaTek製の10コアプロセッサX20は2つの2.3GHzコア(Cortex-A72)、4つの2.0GHzコア(Cortex-A53)、4つの1.4GHzコア(Cortex-A53)から構成されており、プロセス処理の負荷に合わせ効率良く駆動します。
注意して頂きたいのは、コアの数がそのまま性能に直結しないということ。ハイエンドAndroid端末に搭載されるSnapdragon 821(4コア)やHuawei Kirin 955(8コア)よりもコアは多いですが、性能では負けています。まあそれでも、AnTuTuベンチマークでは8万点を優に越す程度の性能は持っているみたいなので、実用性に関しては何ら問題ないでしょう。
Galaxy S7 edgeを意識したようなデザイン。カラバリは特徴的
Elephone S7をぱっと見た感想、それはSamsungのGalaxy S7 edgeに似ているということ。そもそも名前に”S7″と付けているので明らかにS7 edgeを意識していると思われますが、ラウンドエッジ加工された本体フォルムやホームボタンの形状などはS7 edgeのデザインを思い起こさせます。
狭額縁に立体的な2.5Dディスプレイ
液晶ディスプレイ面はラウンドエッジ加工が施されており、画面縁の狭いベゼルレスデザインと合わさって没入感のある映像を楽しめます。前面上部にはフロントカメラや通話用スピーカー、下部には指紋認証内蔵のボタン、メーカーロゴやその他のプリントは一切無いのでシンプルな外観にまとまっています。
ガラスコートされた背面は高級感を感じさせる
背面はメタリックボディをガラスコーティングしているようで、まさに”銀河”みたいな光沢感が特徴的です。光の反射具合は、最近国内で発売が開始されたHuaweiのhonor 8に似ています。
クールでシンプルなデザインを保つためか、スマホの背面に有りがちな樹脂製のアンテナバンドが見当たりません。よく凝らして見ると、本体上部と下部の側面にさり気なく配置されていますね。
前面・背面共に高級感を感じさせる外観はなかなかグッドなのですが、これはケース付けないと傷が目立ちそう…。
スマホにはあまり見られないグリーンカラーも!カラーバリエーションが面白い
Elephoneの特徴の一つがカラーバリエーションです。グリーン、ブラック、ブルー、ゴールドの4色展開、ブラックやゴールドは有りがちですが、グリーンのスマホというのはなかなかお目にかかれません。個人的にはブルーとブラックが結構好みですね。
また、カラーバリエーションによって価格が異なるという、これまたスマホにはあまり見かけない仕様。ちなみに一番お高いのがグリーンで安いのがゴールドになるようです。
後日、実機レビューをしました!
この記事を書いてからちょうど2ヶ月後、GearBest様よりElephone S7の実機を提供いただきレビュー記事を書きました。数回に分けてレポートする予定で、ひとまず開封の様子と本体外観をたくさんの写真に収めました。第1回目は「Elephone S7実機レビュー第1回 開封・外観チェック編」となります。