Elephone S7実機レビュー第1回 開封・外観チェック編
- 2016-12-24
- 2017-10-25
メリークリスマス!2016年のクリスマス、皆さま如何お過ごしでしょうか。
いつも海外製デジタルガジェットの実機をレビュー用として提供頂いているGearBest(ギアベスト)様より、クリスマスプレゼントが届きました!今回送って頂いたのは、当ブログの過去ニュース記事でもご紹介した中華スマホ「Elephone S7」です。
(ニュース記事:なかなかやりおるElephone S7!見た目はGalaxyだが価格5分の1)
「Galaxy S7 edgeクローン」とも言われる本機ですが、価格はS7 edgeのわずか4分の1程度。毎度のことながら、中華スマホの激安っぷりには驚かされますね。
昨日届いたばかりの品ですが、さっそく沢山の写真に収めましたので、実機レビュー第1回目の今回は開封・外観チェック編です。おそらく、今年最後の製品レビューになるかな…?
詳しい使用感やベンチマークの測定結果等は、後日に続編としてお届けします。
今回レビュー用として「Elephone S7」の実機をGearBest様より提供頂いたため、タイアップ記事となっています。ステルスマーケティングではありませんし、中立で率直なレビューを致します。
目次
Elephone S7のスペック
今回レビューするElephone S7のスペックは下の表の通りです。ストレージは16GB、メモリは3GB、カラーはゴールドです。
OS | Android 6.0 |
---|---|
プロセッサー | MediaTek Helio X20 10コア (2.3GHzx2 + 2.0GHzx4 + 1.4GHzx4) |
ストレージ | 16GB |
メモリ | 3GB |
ディスプレイ | 5.5インチ 1,080 x 1,920ピクセル |
内側カメラ | 500万画素 |
外側カメラ | 1,300万画素 |
バッテリー容量 | 3,000 mAh |
拡張 | Micro USB x1、オーディオ端子 x1 |
SDカード | micro SD(最大128GBまで対応) |
センサー | GPS、ジャイロ、加速度、近接、環境光、磁気 |
SIMカード | Nano SIM x2 |
幅 x 厚さ x 高さ | 150.4 x 7.6 x 73.2 |
本体重量 | 148g |
カラー | ゴールド |
開封の様子
それでは早速開封です!付属品の紹介も一挙に行います。
Elephone S7のパッケージですが、どうしても「S7」に目が行ってしまいます。うーんやっぱり似ていますね…。Galaxy S7 edgeは黒い箱に入っているようですが、Elephone S7はボール紙で作られた簡素な化粧箱です。
パッケージの裏面です。中国語ではなく英語なんですね。
白いトレイに保護されて、Elephone S7本体が姿を表しました。やっぱりGalaxy S7 edgeクローンだな!というのが初見の感想です。
これは嬉しいサービスです!Elephone S7専用の保護フィルムが同梱されていました。
国内で大人気のiPhoneであれば、周辺機器に困ることはありませんよね。しかし、数多くの機種数が乱立している中華スマホの場合、専用の保護フィルムの生産数が少ないためなかなか手に入りません。実際にアマゾンにてElephone S7の保護フィルムを探してみましたが、残念ながら1つも見つからず…。
SIMトレイの取り出しピンはお馴染みの形。
クイックスタートガイドです。こちらも全て英語で書かれており、驚いたことに中国語の記載は無し。
嬉しいサービスその2。お次は専用の保護ケースが出てきましたよ!
ふにゃふにゃと柔らかいTPUケースで、品質はオマケ程度です。後ほど本体に装着してみたところ、特に問題はありませんでしたので、有難く使い込もうと思います。
最後はACアダプターとMicro USBケーブルです。両方とも真っ白です。
同梱のACアダプターですが、プラグが海外仕様です。多くの方は既に充電器をお持ちかと思いますので、特に不便は感じないでしょう。
出力は5V 2Aで、標準的な充電器と変わりありません。
USB to Micro USBケーブルで、長さはおよそ80cmほどありました。充電と通信共に動作確認済みです。
外観を隅々までチェック
前面・ディスプレイ
前面にはホームボタンとフロントカメラ、受話口が設置されています。ディスプレイサイズは5.5インチとそこそこ大きいのですが、左右ベゼルがとても狭いためグリップ感があります。
確かにGalaxy S7 edgeそっくりのパーツ配置で、クローンと言われるのも頷けます。
前面下部には、指紋認証センサーを内蔵したホームボタンが1つ。物理的な押し込みが出来て、Androidお馴染みの戻るボタンやメニューボタンの機能を全て兼ね備えています。
ホームボタンの使い方に関しては、次回の記事にて解説します。
前面上部は右から順に500万画素のフロントカメラ、受話口、近接センサーとなります。
前面縁を拡大してみるとよく分かりますが、立体感のある2.5Dラウンドエッジ加工が際立っています。
左右ベゼルが極限まで狭いため、非常に没入感を感じられるディスプレイです。
背面
お次は本体背面です。おっと、保護シールを剥がし忘れていました。
保護シールを剥がした途端、光沢のある背面が異彩を放ちます。単純な鏡面加工ではなく、ムラのある特徴的な反射です。何となく、Huaweiのhonor 8っぽい感じもします。
そして見て頂けると分かるように、樹脂製のアンテナバンドは上下側面へ備えられているため、背面はかなりすっきりしています。デザインが面白いのでケースを装着せず裸のまま使いたくなりますが、指紋がかなり目立ってしまうのは難点です。どうやらガラスコーティングではなく、強化プラスチックが使われているようです。
背面下部にはElephoneのロゴと技術認証のプリントが施されています。そういえば、Elephoneのロゴって、名前から察するに「象」をイメージしているのでしょうか。
背面左上には1,300万画素のバックカメラとフラッシュが設置されています。バックカメラが若干飛び出しているのはイマイチな点。
近くの公園にて、背面の反射具合を撮ってきました。反射角度によって様々な顔を見せるので、非常に面白いデザインだと思います。
底面と天面
本体底面にはMicro USBポート、それを挟むように2つのスピーカーが配置されています。スピーカー外側の黒い帯は樹脂製のアンテナバンドで、電波の通りを良くするために設けられています。写真ではなかなか伝わりにくいのですが、細部に至るまできっちりと作り込まれています。
ちょっと斜めから撮ってみましたが、カーブした縁とディスプレイの飛び出し具合が伝わると思います。
天面には3.5mmオーディオジャックの穴と、底面同様にアンテナバンドが設けられています。
左右側面
左側面にはSIMトレイがあります。トレイ横の小さな穴にSIM取り出しピンを差し込むこと、トレイが飛び出します。
SIMスロットは2つ備えられており、2つのNano SIMを装着できます。また、Micro SDカードスロットも兼ね備えていますが、Micro SDカードを使う場合はスロット2(大きいほう)が埋まるため、Nano SIM + Micro SDの組み合わせとなります。
右側面には電源ボタンと音量調節ボタンがあります。よくある配置ですね。
2017年1月25日:背面がへこむ問題について。お詫びと追記
昨日、Elephone S7を購入された方より「背面を指で押し込むとへこむ」とのコメントを頂きましたので、さっそく確認をしてみました。すると確かに、本体背面の上3分の1程度の位置を強く押し込むと、表面が若干歪みました。私が手にした実機はそれほど気になるレベルではありませんが、個体差によって更にへこみの酷いものもあるかもしれません。
全くお恥ずかしながら、私自身の確認作業が不十分で、コメントでご指摘頂くまで気づくことが出来ませんでした。記事執筆から既に一ヶ月近く経ってしまいましたが、お詫びの気持ちを込めてここに追記致します。
分かりづらくて申し訳ありませんが、下の画像のような状態です。
Elephone S7の購入方法と販売価格
Elephone S7を購入するなら、多くの海外スマホを取り扱う通販サイト「GearBest」(ギアベスト)がオススメです。サイトが英語なのでてっきり海外専門の通販かと思いきや、日本にもきちんと発送してくれるので、最低限の英語のスキルさえあれば安心して注文できます。
GearBestでのElephone S7販売価格は以下のとおりです。今回ご紹介したゴールドモデルの他にも、ブルー、ブラック、グリーンのカラーバリエーションがありますが、現在販売されているのはブルーとブラックのみのようです。
表記しているのはあくまでも記事執筆時(2016年12月24日)のもので、今後変動する可能性が大いにありますので、購入時は価格をしっかり確認しましょう。
【2017年3月2日】価格とリンクを最新のものに更新しました↓
- 3GB RAM + 32GB ROM ゴールド:179.99ドル = 20,556円
- 3GB RAM + 32GB ROM ブルー:179.99ドル= 20,556円
- 3GB RAM + 32GB ROM ブラック:179.99ドル = 20,556円
- 4GB RAM + 64GB ROM ゴールド:199.99ドル = 22,840円
- 4GB RAM + 64GB ROM ブルー:199.99ドル = 22,840円
- 4GB RAM + 64GB ROM ブラック:209.99ドル = 23,982円
Helio X25を搭載したLimited Editionも販売中です↓
【2017年1月9日追記】Elephone S7実機レビューの第2回目の記事を書きました。ベンチマークの測定結果や機能面に関しては、続編の「Elephone S7実機レビュー第2回 ベンチマーク・電池持ち・機能編」をお読み下さい。
おまけ:GearBestでお買い物する方法
「海外ガジェットは面白そうだけど、個人輸入には不安を感じる...」と、いまいち踏み出せない方へ。GearBestの使い方や決済方法について下の記事にまとめていますので、参考にして頂ければ幸いです↓
GearBestの解説記事↓
オンライン決済サービスPayPalの解説記事↓
いつもブログを楽しく拝見させていただいております。
私もgearbestからelephone S7 を購入したのですが、microSDカードがどうやっても
うまくカードトレイにハマりません・・・(というか落ちる)
パソ充さんの場合はどうなんでしょうか?
コメントと毎度のご訪問、ありがとうございます。
確かに、私も同様にMicro SDカードを2番スロットへ置いてみたところ、あっけなくすり抜けてしまいました…。しかし、トレイとSDカードを指で抑えながら装着すれば、難なく認識されましたよ。ちょっとコツが要りますね。
やはりそういうものでしたか・・・
てっきり欠陥品を買ってしまったのかと思ってしまいました。
中華端末っていい所まで行ってるんだけど、なんか詰めがあまいですよね~
早いご回答ありがとうございました!!
はじめまして。
gearbestからelephone S7を購入しました。
それで何点か質問があるのですが、LED通知ランプの光がすごく暗いのですが、同じですか?
光ってないわけではなですけど、よーく見ないとわからないくらい暗いのです。
それから、背面ですが、フニャフニャですか?
触るとペコペコというか、フニャフニャしてるのですが同じですか?
背面がこのようなスマートフォンは初めてです、、、。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。2件のご質問について回答致します。
LEDの通知ランプの光量についてですが、確かに他のスマホよりも暗い感じますね。私はほぼ屋内で使っているので特に気になりませんが、屋外だと視認性は悪いかなと思います。
また角度によっても見え方が変わるようで、私が持っている実機では、本体下部を手前へ向けて見るとやや暗く感じます。(分かり難くてすいません)
Elephoneのスマホはこれが初めてなので、製品の品質にどれほどのバラツキがあるのかは把握していませんが、LEDの光り方には個体差があるのかもしれません。
次に、背面の質感についてです。背面は、金属製の筐体をガラスコーティングしているようですが、前面のような硬質感は感じません。のっぺりとした手触りで、指紋は付きやすいです。しかし、フニャフニャやペコペコはしていませんね。
早々のお返事ありがとうございます。
LEDの件は、室内でもほぼ見えないです。真っ暗な部屋でようやく薄っすら見える程度です。ですので、全く機能していないです。
背面は、到底金属にガラスコーティングしているとは思えません。
背面を指でなぞると、背面カバーの中身の形が分かる程フニャフニャしているのです、、、。
そういう事は無いですか?
https://www.youtube.com/watch?v=87DGBnqNwBM&t=329s
の3:35辺りから見てください。私のもこんな感じです。
質問ばかりで申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
フニャフニャの件、今しがた確認しました。背面の上部あたりの凹みですね?全くお恥ずかしながら、これには初めて気が付きました。
どうやら個体差があるようで、私の実機は添付頂いたYouTube動画のものほどは酷くはなく、両手でかなり強く押し込まないと凹みを確認できませんでした。しかし、これは重要な問題ですね。
今回JAH様にご指摘頂かなければ、この問題は発見できませんでした。早速記事内へその旨の記載をします。
ありがとうございます。
背面を指でなぞっていただけなのに、すでに傷が付いてしましました。
やはり、ガラスコーティングでは無さそうです、、、。
iPhone6が出てから、世間は同じような金属筐体のものばかりでしたので、
このS7はデザインがかなり気に入っていたので残念で仕方ありません、、、。
ギアベストでこのスマホを買おうと考えているのですが、コア(?)がx20とx25の2種類ありますよね?
この2つって性能にどれほどの差があるんですか?教えていただければ幸いです。
コメントありがとうございます。
はい。確かに、Helio X20の通常モデルと、Helio X25の強化モデル(Limited Edition)の2モデルが存在します。
いずれもMediaTek製のデカコア(10コア)CPUで、性能はX25の方が上になります。スマホの性能を数値化する上でよく用いられる「Antutuベンチマーク」のスコアだと、X20が8万点後半に対してX25は9万点台なので、X25の方が数%ほど高性能ということになりますね。体感的にはほぼ変わらないと言って良いと思います。
私は、X25搭載モデルは良い選択肢だと思います。というのも、CPUの性能差はさておき、メモリが4GBでストレージは64GBといずれもなかなかの容量でありながら、最下位モデルとほぼ同価格帯で販売されているためです。
TATSU様はGearBestでの購入を検討されているとのことなので、今しがたGearBestの販売ページを確認しましたが、最下位モデルとX25搭載モデルの価格差は僅か20ドル(約2,200円)でした。
・3GB + 32GB + X20(最下位):209.89ドル = 23,970円
・4GB + 64GB + X25:229.99ドル = 26,266円
もちろん、GearBest側の価格調整や日本円対米ドルの相場の変動により、今後価格が変わる可能性があります。購入の際はしっかりと価格をお確かめ下さい。