レビュー

低音グンとくる!dodocoolバーチャルサラウンドイヤホンを使ってみた

  • 2017-07-01
  • 2017-10-25
9/10
  • ゲームの迫力を格段に上げるステレオ感
  • EDM向きな低音寄りチューニングが心地よい
  • アクセントが効いているお洒落なデザイン
  • リモコンで音量調節が出来ない
  • 中〜高音はこもり気味で癖が強い

アマゾンにてスマホ・パソコンの周辺機器を販売しており、総じて評価の高い「dodocool」というメーカー。当ブログではこれまで、同社のUSBハブやモバイルバッテリー等をレビューしてきましたが、今回は少し志向を変えてイヤホンをご紹介します。

今回レビューする品は「dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン」で、どうやら通常のイヤホンとは構造が異なり、独自の構造によって「バーチャル5.1サラウンド」を実現しているとのこと。どうです、なかなか面白そうでしょ?

音楽視聴やゲーム等の用途で数日使い込んでみたので、その使用感などをお届けします。

今回レビュー用として「dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン」をdodocool様より提供頂いたため、タイアップ記事となっています。ステルスマーケティングではありませんし、中立で率直なレビューを致します。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン

本体の外観と付属品について

本体を包む箱がなく、梱包状態は心配になりましたが、イヤホンとその付属品はパッケージを兼ねたポーチに収納されていました。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン パッケージ

同梱物は以下のとおり。一つずつ見ていきます。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン 同梱物

交換用のイヤーチップは3種類入っており、初期のものを合わせれば4つの大きさから選べます。

赤と緑のケーブルは何かというと、イヤホンをヘッドセットとして使うためのアダプターで、赤が入力(マイク)・緑が出力(イヤホン)となります。スマホでは変換アダプター無くとも入出力両方使えますので、パソコン専用ですね。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン 付属品

説明書には日本語の記載もあり、リモコンの使い方について解説されています。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン 説明書

イヤホン本体を取り出しました。全体としては黒を基調としたデザインですが、所々赤色を加えることで、アクセントの効いたデザインに仕上がっています。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン 本体

ハウジング付近のケーブル処理は独特で、イヤーフックを兼ねています。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン ヘッド

イヤーチップを外すとこんな感じ。柔らかいメッシュ状の布が貼られています。

ハウジングの質感は金属っぽいですが、プラスチックで作られていました。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン ハウジング

右側のケーブル中ほどには、音楽の再生・一時停止などを操作するリモコンが付いています。ただ、iPhoneに付属するタイプとは違い、ボリュームの上げ下げが出来ないのは難点。

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン リモコン

気になる音質や使い心地は?

ステレオ感があり、動きの多いゲームには最適

このイヤホンには、「5.1チャンネル周波数分割技術」という技術が盛り込まれているようですが、5.1サラウンドのような立体感を感じることはありませんでした。「バーチャル5.1サラウンド」というのは、あくまでもキャッチコピーに過ぎないのかなと思いました。

ただ、並のイヤホンに比べてステレオ感はあります。一般的なイヤホン(SONY MDR-EX650)と聴き比べてみると、dodocoolバーチャルサラウンドイヤホンは横方向への広がりが増し、Asphalt 8やModern Combat 5などの動きの多いゲームで遊ぶと今までにないほどの臨場感・スピード感を得られます。ゲームとの相性は抜群です。

低音はグンとくる!中〜高音はこもり気味で癖が強い

気になる音ですが、明らかに低音寄りのチューニングが施されていますね。DubStep系などドラムが肝となる楽曲には向いていて、ズシズシとくる低音が心地よいです。

その反面、中〜高音はこもり気味で、ボーカルやピアノ曲を聴くと癖の強さを感じさせられます。

イヤーフックのフィット感は良いが、長時間付けていると疲れた

続いて、装着感についてですが、イヤーフックによってフィット感が増していることは確かです。フックが耳の溝にピッタリとはまり、首を大きく振っても取れることはありません。

しかし筆者の場合、長時間装着していると徐々に疲れてしまうので、慣れるまでにはやや時間を要するかなと思いました。

(アマゾンの商品ページより、フック部分の写真を引用↓)

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン フック

残念なのはリモコン。音量調節が出来ない

音質や装着感ともにおおむね満足ですが、一つだけ残念な点があり、それはリモコン。

先ほども書いたとおり、リモコンにはボタン1つしか付いておらず、頻繁に行うであろう音量調節が出来ません。3つのボタンを配置できる余裕は十分確保されているので、コスト削減でしょうか?

ちなみに次・前の曲の再生には対応しており、2回押しで次へ進み、3回押しで前へ戻る仕組みです。

価格は3千円ほど。普段使いのイヤホンとして十分使える

かなり駆け足なレビューでしたが、如何だったでしょう。低音寄りなチューニングのためオールマイティではありませんが、音質に関してはとても満足しており、普段使いとして十分使えるイヤホンだと感じています。今後も、ゲームや映画視聴などを主な用途として使い込んでいきたいですね。

記事を執筆している2017年7月1日現在、「dodocoolバーチャルサラウンドイヤホン」はアマゾンにて3,399円で販売されています。気になる方は下のリンクから販売ページをご覧ください↓

dodocool バーチャル5.1サラウンドサウンド ステレオイヤホン

また、dodocoolのスタッフさんより、今月7月31日まで使える割引クーポンを提供頂きました。アマゾンでの注文確定時に現れるクーポン欄に「S2QH52S8」を入力し適用することで、20%オフ=2,719円のお買い得価格で購入できます。こちらもぜひご活用くださいね。

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