レビュー

防災グッズとしても使える!dodocoolソーラーバッテリーチャージャー

  • 2017-03-30
  • 2017-10-25
8/10
  • ソーラーパネル付きで非常時には役立つ
  • LED懐中電灯としても使える
  • フックとしても機能するスタンド付き
  • 容量は4,200mAhと少なめ
  • 出力が弱いためタブレットは充電できない

すっかり一般向けに浸透したモバイルバッテリーですが、幅広いニーズに応えるべく、各社から特徴的な製品がいくつも販売されています。例えば、持ち運びやすさを重視した薄型バッテリーや、ノートパソコンも充電できる大容量バッテリーなどなど…。

今回レビューするモバイルバッテリーは、「dodocool ソーラーバッテリーチャージャー」で、あまり見かけない一風変わった製品です。

その名の通り、本体にはソーラーパネルが取り付けられており、電源の確保が出来ない場所でも自家発電が出来てしまいます。また、LEDの懐中電灯代わりとしても使えるので、防災グッズとしても重宝しそうな一台です。

この記事では、ソーラーバッテリーチャージャーの主な活用例としばらく使ってみた感想などをご紹介したいと思います。


今回レビュー用として「ソーラーバッテリー チャージャー」をdodocool様より提供頂いたため、タイアップ記事となっています。ステルスマーケティングではありませんし、中立で率直なレビューを致します。

dodocool ソーラーバッテリー チャージャー 4200mAh

パッケージと同梱品

まずはパッケージと同梱品をチェックです。

ダンボール製の簡素なつくりのパッケージに包まれていますが、梱包はしっかりしています。表にはdodocoolのロゴが。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー パッケージ

開封です。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 開封

ん?付属品は無いの?と思いきや、箱の裏側に収納されていました。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 開封

バッテリー本体を充電するためのケーブルは、片方が通常サイズのUSBで、もう片方はMicroUSBとなっています。ただし、USB充電器は同梱されていませんので、スマホ用のもので代用しましょう。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー USBケーブル

取扱説明書は英語表記ですが、図解されているのでおおよその使い方は分かります。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 説明書

本体の外観と構造

表面に取り付けらたソーラーパネル

本体表面には、この製品の目玉であるソーラーパネルが取り付けられており、太陽光を浴びると内部のバッテリーが充電される仕組みです。

パネルは横95mm x 縦61mmで、手の平に収まる本体サイズに合わせて小柄なものが取り付けられています。その面積から察するに、バッテリー本体のフル充電には相当な時間を要するでしょう。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 表

裏面

多分こちら側が裏面だと思います。裏面にはdodocoolのロゴと操作ボタン、スタンド兼フック(使い方は後述します)が取り付けられており、特徴的なデザインとなっています。

表面はなんとなくゴムっぽい手触りですが、衝撃を吸収するようなつくりではありません。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 裏

容量は4200mAh。モバイルバッテリーとしては少なめですが、太陽光での充電を考えると妥当な容量でしょうか。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 容量表記

懐中電灯として使える白色LED

裏面のロゴ上には、4灯の白色LEDが取り付けられており、点灯させれば懐中電灯としても使えます。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー LEDライト

出力はフルサイズUSB 1基

出力はフルサイズのUSB 1基が担い、左側面に備えられています。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー USB出力ポート

Micro USB入力ポートとインジケータランプ

MicroUSBに同梱のケーブルを挿し込み、充電器と接続することで内部バッテリーを充電できます。いかんせん太陽光だと充電に時間が掛かるので、普段使いでは通常のモバイルバッテリーのようなスタイルが好ましいですね。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー MicroUSB入力ポート

ここで少し気になったポイント。下の画像は入力のMicroUSBポート付近を拡大した様子ですが、よく見ると外装と内部のポートが僅かにズレていますよね?

ケーブルの抜き挿しには問題ありませんが、品質の面でやや心配になってしまいます。個体差も考えられますが…。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー MicroUSB入力ポート

フックにもなる開閉式スタンド

裏面に取り付けられているスタンドですが、様々な活用法があります。

まずは無難に、本体を立て掛けるためのスタンドとして使う方法。開いたスタンドを支えとして、ソーラーパネルを太陽と同じ方法へ向かせることで、効率良く充電が出来ます。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー スタンド

スタンドは180度開閉できて、無段階で角度の調節が可能です。なかなか良くできています。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 180度回転のスタンド

そして次はフックとして使う方法。なぜスタンドなのに”C”のような面白いフォルムなのかな?と疑問に思っていたところ、説明書にはフックとしても使えるよ!と書かれていたので実践してみました。

リュックサックや洗濯ロープ、ペットボトルの飲み口付近など、フィットする場所ならどこでも取り付けられます。ただ、この形状だとグラついた時に落ちてしまいそうなので、もう少し空洞部分の間隔を狭めたほうが良いかなと感じました。アイディアは素晴らしいと思います。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー フック

実際にスマホを充電してみる

肝心の充電性能は如何ほどか?というわけで、実際に手持ちのスマートフォンを充電してみました。

結果から言えば、何の問題もなく認識され充電出来まして、これなら通常のモバイルバッテリーとして使っても何ら不便を感じないでしょう。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー スマホを充電

しかし、出力は公称の1Aには満たず、どの機種を接続しても400〜800mAhあたりを推移しました。この出力を見る限り、iPadなどのタブレットは充電できそうに無いですね。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー 電流

白色LEDを4基搭載。懐中電灯としても使える

何気に重宝しそうなのが、懐中電灯の機能。本体上部に白色LEDを4基搭載しており、操作ボタンを2回連続押しで点灯と消灯を切り替えます。キャンプ用の懐中電灯ほどの明るさはありませんが、夜に足元を照らす程度であれば十分です。

光の向きを変えられるといったギミックもあるので、むしろバッテリーよりも懐中電灯として重宝しそうだなと思いました。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャー LEDライト

非常・災害時の”バッテリー付き懐中電灯”として持っておくと良いかも

つくりや機能を一通り紹介できましたので、最後に総評します。

充電機能に関してはあまり期待しないほうが良いでしょう。容量が少なくて出力も弱いので、単に使いやすいモバイルバッテリーが欲しいという方にはおすすめできません。また、容量の割には筐体が嵩張るので、持ち運びにも向いているとは言えません。

真価は太陽光パネル、そして懐中電灯の機能にあります。アウトドアやキャンプだけでなく、停電や災害時にも電力の確保が難しくなりますので、いざという時のために非常用バッテリーとして、また懐中電灯として一台持っておくと安心できますね。

dodocool ソーラーバッテリーチャージャーは、現在(2017年3月30日)アマゾンにて3,099円で販売中です。下のリンクから販売ページへ飛べます。

dodocool ソーラーバッテリー チャージャー 4200mAh

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