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2in1になったDell XPS 13が国内でも販売開始。税込で約17万円〜

  • 2017-01-25
  • 2017-10-25

もう既に多くのウェブメディアによって報じられているニュースなので、情報通の方からしてみれば今さら感ありますが、当ブログでもご紹介することにします。

狭額縁でお馴染みのDell XPS 13シリーズに、タッチ操作対応・360度ヒンジ採用の2in1バージョンが登場しました。今年の頭、アメリカ・ラスベガスで「CES 2017」という大規模な電化製品の見本市が開催されましたが、その時に登場した新製品となります。正式名称は「XPS 13 2-in-1」

ノートパソコンにタブレットの機能も加えたコンバーチブルなデバイスに仕上がっていますが、これまでの3辺狭額縁デザインを崩さず、クラムシェルモデルのXPS 13よりも更に薄型化が図られた最大厚13.7mmのボディーに注目です。

今月登場したばかりのXPS 13 2-in-1ですが、さっそく日本国内でも販売や予約の受け付けが始まり、Dellのオンラインショップamazon.co.jpで注文が出来ます。価格は最下位モデルでも159,980円(税込み172,778円)とお高めですが、世界的に名声を博していたXPSシリーズの新作だけに、これまた話題のマシンとなりそうです。


Dell XPS 13 2in1

PCにもタブレットにもなる新しいDell XPS 13 2-in-1

新たに登場したXPS 13は、ノートパソコンでありながらタブレットスタイルにも変形できる2in1に仕上がっており、更に幅広い用途で使い込むことが出来るようになりました。XPS 13 2-in-1の主な特徴を見ていきましょう。

従来のスタイリッシュデザインを維持しつつ、360度ヒンジ採用で2in1化

XPS 13の最大のアピールポイントは、何といっても小型なボディ狭額縁によるスタイリッシュなデザインです。モバイル性の良さとデザイン性に魅せられてXPS 13を買ったという方は多いでしょう。

新しいXPS 13 2-in-1では、従来のフォルムとデザインをそのまま継承し、なおかつ360度ヒンジを組み込んで2in1化を実現しています。一般的な11〜12インチクラスのノートパソコンと同等のサイズ感でありながら、ベゼル幅を極限まで削ることにより、13インチのディスプレイを搭載しています。

Dellによれば、XPS 13 2-in-1は「世界で最もコンパクトな13インチ2in1」とのこと。

更なる薄型化によって本体厚は12インチMacBook並に。冷却ファンは内蔵

デザインを踏襲しているどころか、更なる薄型化まで果たしています。クラムシェルモデルは15mmに対し、当モデルは13.7mm。1.3mmという僅か無さではありますが、タブレットスタイルで使うことを考えると、この薄型化は嬉しい変更点でしょう。

参考までに、Apple社の最も薄いノートブックであるMacBookの本体厚は13.1mmなので、XPS 13 2-in-1はそれに迫るほどの薄型っぷりです。両者の大きな違いは冷却ファンの有無で、Core MのMacBookは発熱が少ないため冷却ファンを必要としませんが、XPS 13 2-in-1にはCore i5、i7が載っているのでファンはあります。

MacBook並の薄型ボディに冷却ファン内蔵ということは、おそらくファンユニットも小型化されていると思うので(未確認です)、負荷をかけた時のファンノイズの大きさは危惧してしまいます。

タッチ操作対応のIGZOディスプレイを搭載。3,200 x 1,800の高解像度モデルも健在

XPS 13 2-in-1のディスプレイはIGZO(イグゾー)方式で、これはクラムシェルモデルと変わりありません。シャープの公式ホームページにて、IGZOディスプレイの概要について詳しく書かれていたので、引用しました。

IGZO最大の強みとなるのが、低消費電力化です。従来は静止画の場合でもデータを書き換えていましたが、IGZOでは電流がOFFの状態でも一定期間データの書き換えをせずに画像を保持できるため、ディスプレイ消費電力を5分の1から10分の1に減らすことに成功。液晶ディスプレイの長時間駆動に大きく貢献することができます。

テクノロジー解説|IGZOテクノロジーのご紹介:シャープ

ノートパソコンのような電池の制約を受けるデバイスにおいて、省電力化はとても重要な課題です。特に、駆動中ずっと発光し続けるディスプレイはとても多くの電力を消費するため、電力効率に優れたIGZOの採用は電池持ちの向上へ大いに貢献するのでしょう。

また、解像度もクラムシェルモデル同様で、1,920 x 1,080(FHD)3,200 x 1,800(QHD+)のどちらかを選べます。筆者の愛用機であるMacBook Pro 15インチですら2,880 x 1,800で、それを超える高解像度を13.3インチの画面へ収めてしまうとは驚異的です。

パフォーマンスの一部はクラムシェルモデルから退化!?

Intel第7世代のCore i5、i7を搭載するが、性能は以前よりも劣る

XPS 13 2-in-1のプロセッサは、Intel第7世代(Kaby Lake)のモバイル向けCore i5またはi7で、型番はCore i5-7Y54Core i7-7Y75になります。

クラムシェルモデルも同じKabyLakeのi5とi7を備えていますが、そちらはUシリーズと呼ばれるもの。一方、今回採用されたのはYシリーズで、残念ながらその性能はUシリーズよりも劣っています。

旧モデルよりも性能の悪いYシリーズをあえて採用したのにはいくつかの要因が考えられますが、一番はやはり本体の薄型化でしょう。本体が薄ければ薄いほど冷却機構の設置スペースも限られ、冷却ファンのパワーも弱まり、エアフローも悪くなります。発熱をなるべく抑えるため、やむを得ず省電力プロセッサを採用した結果、従来よりも処理能力が落ちてしまったといった流れかと思います。

下の箇条書きは、第6世代(Skylake)から第7世代(Kaby Lake)への移り変わりを示したものです。名前こそi5やi7に違いありませんが、実質Core Mの後継であることが分かりますね。

  • Core m3 6Y30 → Core m3 7Y30
  • Core m5 6Y54 → Core i5 7Y54
  • Core m5 6Y57 → ?
  • Core m7 6Y75 → Core i7 7Y75

また、性能を数値化するPassMarkのスコアで見比べても、XPS 13 2-in-1のCPUはクラムシェルモデルよりも劣っています。薄型化による致し方無い犠牲でしょうか。新型のi7のスコアは以前のi5にさえ届いていません。

メモリは8GBまたは16GBのLPDDR3規格

メモリ規格はクラムシェルモデルと全く変わらず、LPDDR3の1866MHz、オンボードです。

容量も今まで通り最大16GBまで積載できますが、最低容量が4GBの2倍の8GBへ引き上げられたことにより、選択肢は8GBもしくは16GBの2択となりました。

ストレージは256GBまたは512GBの高速なPCIe SSD

ストレージも以前と変わらず、SATAよりも断然速いPCIe接続のSSDを内蔵しています。これまで同様に最大512GBまで積めますが、128GBが無くなり256GBへ底上げされたので、最小構成は8GB RAM + 256GB SSDになります。

パソコンで扱うデータの容量は年々肥大化しているので、これは当然のアップデートとも言えますが、エントリーモデルをざっくりカットしてしまうのもどうかと思いますね…。(どうやら海外向けには4GB RAM + 128GB SSDモデルの販売がなされているようです。)

USB 3.1のUSB-Cを2基備え、Thunderbolt 3にも対応。フルサイズのUSBとSDカードスロットは撤廃

拡張端子の転送速度は、クラムシェルモデルよりも大幅に向上しています。2基のUSB 3.0が廃された代わりに2基のUSB 3.1のType-Cポートが備わり、そのうちの1ポートは最大40Gbpsの転送速度を誇るThunderbolt 3としても機能するので、単純比較でUSB 3.1の5Gbpsよりも8倍速くなりました。

ただ、薄型化の影響なのか、SDカードリーダーがフルサイズからMicro SDに変更されました。カメラの写真データを頻繁に取り込む方にとっては、かなり痛い仕様変更だと思います。

3.5mmオーディオ端子は健在です。

XPS 13 2-in-1の詳細スペック表

OSWindows 10 HomeまたはPro 64bit
プロセッサー・Intel Core i5-7Y54 2コア4スレッド 1.2GHz
・Intel Core i7-7Y75 2コア4スレッド 1.3GHz
ストレージ256GB、512GB PCIe SSD
メモリ8GB、16GB LPDDR3 1866MHz
ディスプレイ・13.3インチ 1,920 x 1,080ピクセル(FHD) タッチ操作対応 IGZOディスプレイ
・13.3インチ 3,200 x 1,800ピクセル(QHD+) タッチ操作対応 IGZOディスプレイ
グラフィックチップIntel HD Graphics 615
光学ドライブ無し
バッテリー駆動時間46Whrバッテリー(内蔵式)
接続端子Thunderbolt 3(USB 3.1 Type-兼用)x1、USB 3.1 Type-Cx1、MicroSDカードスロットx1、オーディオ端子x1
サイズ横304 x 縦199 x 厚み13.7mm
本体重量1.24kg

日本国内での価格と発売日について

最後に、日本国内での販売価格と発売日に関してまとめました。まだ使用レポートなどの情報が乏しいため、今飛び乗って買うのは少々気が引けてしまいますが、気になる方は今のうちからお財布と相談してみては?

英語キー版は公式オンラインショップにて販売中。日本語キー版は遅れて発売予定

Dellの公式オンラインショップでは、既にXPS 13 2-in-1の全モデルが販売されています。しかし気をつけなければならないのがキーボードの配置で、現在は英語配列のキーボードのみの取り扱いで、日本語キーを備えたモデルは一足遅れて発売されるようです。販売ページを観る限り、日本語キー版の具体的な発売予定日は記されていませんが、おそらく来月中には買えるようになるでしょう。

価格は税込み・配送料込みで以下の通りとなります。

  • i5/8GB RAM/256GB SSD/FHD:172,778円
  • i5/8GB RAM/256GB SSD/QHD+:183,578円
  • i7/16GB RAM/512GB SSD/QHD+:215,978円

また、Microsoft Officeが同梱されるバージョンは本体価格に21,600円(税込み)が上乗せされ、販売価格は以下のとおりです。

  • i5/8GB RAM/256GB SSD/FHD:194,378円
  • i5/8GB RAM/256GB SSD/QHD+:205,178円
  • i7/16GB RAM/512GB SSD/QHD+:237,578円

アマゾンでは予約注文を受付中。いち早く日本語キー版をポチれるぞ

また、日本のアマゾン(amazon.co.jp)では、予約注文を受け付けています。発売予定日は2月3日で、例え今注文しても手元に届くのは一週間以上先になりますが、公式ではまだ未発売の日本語キーボード版をいち早くポチれます。

価格はDell公式と同じく定価になりますが、アマゾンでは消費税が上乗せされません。10〜20万円の買い物での消費税は軽視できないレベルですので、消費税無しは非常に嬉しいですね。

但し現在は一部モデルのみの取り扱いとなり、価格は税込みで以下のとおりです。

  • i5/8GB RAM/256GB SSD/FHD:159,980円
  • i5/8GB RAM/256GB SSD/FHD/Office付き:179,980円
  • i7/16GB RAM/512GB SSD/QHD+:199,980円

加え、現在アマゾンではXPS 13 2in1で使える割引クーポンを配信しており、これを適用することで販売価格から15,000円も割引かれます。最安のエントリーモデルなら、159,980円から15,000円割引かれた144,980円(送料無料)で購入できます。今、XPS 13 2in1を買うなら、アマゾンが一番お買い得ですね。

Dell XPS 13 2in1

2017年1月28日:Dellでも1.5万円引きキャンペーンが始まりました

【2017年1月28日追記】アマゾンよりも一足遅くはなりましたが、Dellの公式ストアでもXPS 13 2-in-1が15,000円安くなる割引キャンペーンが始まりました。これによってアマゾンとの価格差がグッと縮まり、価格差は消費税のみになりました。

但し、1月30日までの期間限定での実施となりますので、キャンペーンを狙っている方は今日含め残り3日しかありません…。忙しいですね。

割引キャンペーンの詳細:お買い得・お役立ち情報 | Dell 日本

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