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CHUWI Hi9 Pro 登場:10コア搭載でLTE通信もいける激安8.4型タブ

  • 2018-08-08
  • 2018-08-08

中華タブレットでお馴染みのCHUWI社より、新しいAndroidタブレット「Hi9 Pro」がリリースされました。

無印版の「Hi9」と同じく8.4インチディスプレイを搭載しつつ、SoCを4コアのMT8173から10コアのHelio X20へ強化することで処理性能をアップ。さらには、Wi-Fi通信のみならず3G WCDMA/4G LTE通信にも対応しているので、Nano-SIMカードを入れれば屋外でもスタンドアローンでインターネットが使えます。

価格はたったの139.99ドル = 日本円にすると約15,500円で、アマゾンのFire HD 10と肩を並べる破格っぷりです。

CHUWI Hi9 Proの主要スペック

OSAndroid 8.0 (日本語対応)
プロセッサーMediaTek Helio X20 (MT6797) 20nm
10コア 2x Cortex-A72@2.1GHz + 4x A53@1.85GHz + 4x A53@1.4GHz
ストレージ32GB
メモリ3GB LPDDR3
ディスプレイ対角8.4インチ 2,560 x 1,600ピクセル IPS液晶ディスプレイ
グラフィックARM Mali-T880 MP4 780MHz
内側カメラ500万画素
外側カメラ800万画素
通信Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth:v4.1
2G GSM、3G WCDMA、4G LTEによる通信をサポート
バッテリー3.8V / 5,000mAh
拡張USB Type-C (2.0) x1、3.5mmオーディオジャック x1、Micro SDカードスロット x1、Nano-SIMカードスロット x1
サイズ216 x 128 x 7.9mm
本体重量353g
カラーバリエーションブラック

iPad mini超えの高精細な8.4インチディスプレイ

既に販売されている無印版の「Hi9」同様、本体前面には対角8.4インチの液晶ディスプレイが搭載されており、解像度も2,560 x 1,600ピクセル (アスペクト比16:10)と変わりありません。やはり「iPad mini 4」は8インチ級タブレットの大御所になりますが、そちらは2,048 x 1,536ピクセルなので、Hi9 / Hi9 Proのほうが高精細であることが分かりますね。

ちなみに、株式会社ジャパンディスプレイ(JDI)のディスプレイユニットを採用しているのだとか。また、タッチセンサーとカバーガラスを1枚に統合した「OGS」(One Glass Solution)方式によって、表面と映像面の段差を限りなく抑えています。

パフォーマンス

MediaTekの10コアSoC「Helio X20」を搭載

処理性能を握るSoC(システム・オン・チップ)としては、格安タブレットで採用例の多いMediaTek製「Helio X20」を搭載しています。

CPUはなんと10コア構成で、Cortex-A72@2.1GHz x2基 + A53@1.85GHz x4基 + A53@1.4GHz x4基という内訳。ただし、実際の性能はあくまでもミドルレンジクラスで、4コアのMT8173を積む無印版Hi9と比べて劇的にパワーアップしたか?といえばそうでもありません。

参考までにAntutu Benchmark v6のスコアで比べると、Helio X20搭載のスマホ「Vernee Apollo」が92217点に対し、MT8173搭載の「Fire HD 10 2017」は61639点。3Dスコアに関してはSnapdragon 660の半分程度なので、2Dのパズルゲーム等はいけてもグラフィックゴリゴリのPUBG Mobileなどは流石に厳しいでしょう。

  • 3Dスコア
  • UXスコア
  • CPUスコア
  • RAMスコア
  • OnePlus 5T (8GB RAM)Snapdragon 835
    187131
  • Huawei P20 ProHiSilicon Kirin 970
    175829
  • OnePlus 3TSnapdragon 821
    162356
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    117533
  • Vernee ApolloMediaTek Helio X25
    92217
  • Xiaomi Mi Pad 3MediaTek MT8176
    81381
  • Amazon Fire HD 10 (2017)MediaTek MT8173
    61639
  • Ulefone Power 3MediaTek Helio P23
    60530
  • Lenovo P8 (Tab3 8 Plus)Snapdragon 625
    56392

RAMとストレージはHi9よりも少ない3GB + 32GB

機種名だけ見ると「Hi9 ProはHi9の上位版」と思い込んでしまいますが、実はそういう訳ではなく、実行用メモリ(RAM)とストレージ容量に関してはむしろ無印版に引けを取ります。

Hi9は4GB RAM + 64GB ROMに対し、Hi9 Proは3GB RAM + 32GB ROMです。ストレージに関してはMicro SDカードで解決できるものの、RAMは増設できないので、そこは妥協してほしくなかったというのが正直なところ。

電池持ちにはあまり期待しないほうが良さそう

5,000mAhという大容量バッテリーを内蔵する本機ですが、いかんせんHelio X25は燃費の悪い(性能の割に電力消耗が激しい)チップでして、電池持ちにはあまり期待できません。Snapdragon 660や625の倍近く消耗する印象で、実際のデータもそれを裏付けています↓

  • Xiaomi Redmi 5 PlusSnapdragon 625
    12:16
  • Huawei novaSnapdragon 625
    9:07
  • Amazon Fire HD 10 (2017)MediaTek MT8173
    8:55
  • Elephone U ProSnapdragon 660
    8:28
  • OnePlus 3TSnapdragon 821
    7:03
  • MAZE AlphaMediaTek Helio P25
    6:09
  • Elephone S8MediaTek Helio X25
    5:25
  • Vernee ApolloMediaTek Helio X25
    4:21

セルラー(2G/3G/4G)通信とGPSに対応

Hi9とHi9 Proの最大の違いは、セルラー通信の有無。Hi9はWi-Fi通信オンリーですが、Hi9 Proは2G GSM、3G WCDMA、4G LTEによる通信もサポートしているので、Nano-SIMカードを装着すればタブレット単体でインターネット接続が可能です。Hi9 Proの“Pro”とはまさにこれを指しているのでしょう。

対応周波数帯は以下のとおり↓ LTE B1、B3、B8に対応しているため、都市部であればドコモまたはソフトバンク回線で運用できそうです。

  • 2G GSM:850, 900, 1800, 1900MHz
  • 3G WCDMA:B1, B2, B5, B8
  • 4G LTE:B1, B2, B3, B5, B7, B8, B20, B40

それから、Hi9には無かったGPSも追加されています。

ボディはプラスチック製だが、USB-Cは嬉しい

筐体はメタルではなくプラスチック製で、剛性や質感には不安がありますが、実際のところどうなんでしょう。ただ、充電端子は表裏あるMicro USBではなくリバーシブルタイプのUSB Type-Cを採用しているのは喜ばしいポイント。(Hi9はMicro USB)

日本語対応のAndroid 8.0

OSとしては、比較的新しいAndroid 8.0 Oreoをプリイン。コピペや文字選択をより便利にする「Copy-Less-Paste」や、各アプリのユーザー名・パスワードを自動入力するオートフィルなど地味に便利な新機能が追加されたほか、UIの変更も施されています。

中華タブレットとはいっても、日本語ロケールやGoogle Playストアは初めから入っているため、使い勝手そのものは国内品と遜色ないはずです。

GearBest.comにて139.99ドルで販売中

CHUWI Hi9 Pro CWI548の販売は、中華ガジェットを中心に取り扱う通販サイトGearBest.comが一手に担い、現在は139.99 = 約15,500円で売られています。無印版Hi9よりも更に20ドル安い破格の売出しですが、8月12日以降は通常価格183.99ドルへ戻るとのこと。(それでも十分安いのですが…)

筆者もポチってみました!本体価格139.99ドル + 送料2.03ドル = 計142.02ドルです。現物が届き次第、レビューしようと思います。

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