レビュー

小型、軽量、安価の三拍子!cheero Power Plus 3 mini 5200mAh

  • 2016-11-06
  • 2017-10-26

外出先でいつでもどこでもスマホを充電できるモバイルバッテリー、デジタルガジェット大好きな筆者にとって無くてはならない大切な存在です。

今年の夏より配信が開始されたARゲーム「ポケモンGO」流行によって需要が一気に高まったモバイルバッテリー、アマゾンで探してみると非常に数多くの製品がヒットしますが、選択肢があまりにも広すぎて一体どれを選んだら良いのか迷ってしまいそうです。

筆者がぜひともオススメしたいのがcheeroのPower Plus 3シリーズ、様々な用途を想定して3,350mAh〜20,100mAhまでの幅広い容量を合計6製品(記事執筆時)のラインナップでカバー、かつリーズナブルな価格で販売されています。また完成度の高さから、どの製品のレビューを見ても大半は満点=5つ星、モバイルバッテリーの大御所であるAnker製品とも肩を並べています。

数年前から使い込んでいるせいか、電池の劣化も目立つようになってきたモバイルバッテリーからの乗り換えを決心、そこで筆者が選んだのが「cheero Power Plus 3 mini 5200mAh」です。以前から気になっていた製品なので、張り切ってレビューしていきます。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh

なぜPower Plus 3 mini 5200mAhを選んだのか。購入に踏み切った3つの理由

数多く存在するモバイルバッテリーの中から、なぜPower Plus 3 mini 5200mAhを選んだのか。主な理由を3つご紹介します。

1. 持ち運びに適したモバイルバッテリーが欲しかった

これまで使ってきたAnker Astro M3は本体重量291g。電池容量は13,000mAhと大容量なのは良いですが、軽量なスマホを毎日のように持ち使っているせいか、Anker Astro M3の300g近い重みはストレスになっていたのです。

今回新たなモバイルバッテリーを探すにあたって、一番重視したポイントは本体が軽量、尚且つコンパクトであること。

そんな願いにピッタリと合致した製品こそがこのPower Plus 3 mini、本体重量は128gと以前の3分の1近く軽量、スマホよりも表面積が小さくてコンパクト。容量は5200mAhで以前の半分以下になりますが、大容量バッテリーは旅行でもしない限り必要ないと感じていましたので、容量に関してはさほど悲観的に捉えていません。

2. なるべく安く買いたかった

モバイル性の次に重視したのが販売価格。リチウムイオン電池は使えば使うほど劣化していくので、スマホの内蔵バッテリーよりかはスパンは長いものの結局モバイルバッテリーは消耗品、買うなら安くてコスパの良いものを選びたいところです。

モバイル性に優れる→容量が少ない→安い!との思考から、1,000円〜2,000円くらいの低価格帯をターゲットとして探しました。Power Plus 3 miniはちょうどこの価格帯に含まれており今回購入した5,200mAh版は1,480円、増量された6700mAhでさえも1,980円とリーズナブルです。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 価格

Amazon – cheero Power Plus 3 mini 5200mAh

もし大容量のモバイルバッテリーが必要になる場面があれば、これまで使ってきたAnker Astro M3を再び使おうと考えているので、容量にはあまりこだわらず安い5,200mAhを選びました。

3. アマゾンのレビューが良かった

購入の決め手になったのがアマゾンのレビューです。

やはりユーザーのリアルな声が集められたレビュー欄はとても参考になり、スマホとの相性や電池の質がまちまちなモバイルバッテリーにおいては特に、購入を後押ししてくれる有り難い材料です。

現状ではPower Plus 3 mini 5200mAhのレビュー件数は合計で816件、そのうちの552件=68%が満点を示す5つ星で、4つ星を含めれば全体の92%を占めます。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh カスタマーレビュー

いざ、開封の義

Power Plus 3 mini 5200mAhの開封を写真メインでお伝えします。

外装

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 外装

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 外装cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 外装

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 外装裏

開封の様子

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 中身

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封

まずは、Power Plus 3 mini 5200mAh本体を取り出します。

購入前から分かっていたことではありますが、実際手に持ってみると予想以上に小さく感じました。上手い具合に例えられなくて申し訳ないのですが、「大きな乾電池」みたいな「大きなライター」みたいな印象です。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 本体

cheeroは日本の会社なので、取扱説明書は日本語と英語。最近のガジェットに有りがちな簡素な説明書とは相反し、かなり事細かに書き込まれていました。

また、Power Plus 3 miniは購入から1年間の保証があります。説明書は保証書も兼ねていますので、大切に保管しておきます。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 説明書

USB Type-A to Micro USBケーブルが1本同梱されており、本体に備えられたMicro USB入力口に接続することで充電できます。ケーブルの長さは80cmありました。

ちなみに、パッケージ裏側には確かに「本体充電用USB-MicroUSBケーブル」と記載されており、モバイルバッテリー付属のケーブルなので充電専用だと思っていたのですが、パソコンとのデータ通信も出来ました。まじか…!!

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 ケーブル

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 ケーブル USBcheero Power Plus 3 mini 5200mAh 開封 ケーブル micro USB

外観&機能をチェック

白ベースのシンプルなデザイン

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh デザイン

cheeroのどの製品にも言えることですが、余計な装飾やプリント等が一切ないシンプルなデザインが良い感じです。Power Plus 3 miniはホワイトを基調としており、上面と底面はグレイです。

筐体はプラスチック製ですがツルツルとした光沢感は無く、サラサラとしたマットな手触りで、どの面も傷が目立ちにくそうな仕上げです。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh デザイン

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 上面

本体上面には電源ボタン、USB Type-A出力ポート、Micro USB入力ポートが配置されています。電源ボタンは「カチッ」と、確かな押しごたえを感じられて、耐久性も高そうです。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 底面

底面には、モバイルバッテリーのスペックや技術認証合格のマーク等が記されています。上面と同じく灰色バックに黒文字です。

コンパクトなサイズ感

Power Plus 3 miniの寸法は92mm x 43mm x 23mm、「ちょっと大きなライターかな?」と思わせるほどのコンパクトなサイズ感が魅力です。

サイズ感をより具体的にお伝えするため、下の画像の左から順に今まで使ってきたAnker Astro M3→今回購入したPower Plus 3 mini、そして4インチのiPhone 5(5s、SEと同じサイズ)を並べてみました。Anker Astro M3よりも遥かにコンパクト、かつ小ぶりなスマートフォンiPhone 5よりも更に小ぶりであることがお分かりいただけるかと思います。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh サイズ比較

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 厚み

厚みは23mm、ちょうど100円玉と同じくらいです。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh グリップ感

コンパクトでそこそこ厚みのある本体、片手で持つとしっかりとしたグリップ感を得られます。

電池残量を4灯のLEDで確認

Power Plus 3 miniには白色LEDのインジケーターが備わっており、電源ボタンを押すとバッテリー残量を4段階で知らせてくれます。

ただ、LEDはさほど明るくなく視認性はイマイチ、晴れた屋外では少々見辛いかもしれません。レビュー当日は晴天で部屋の中も明るく、LEDが光っている様子をお伝えし辛いと判断したため、周りの灯りを消して部屋を暗くした上で写真を撮ってみました。

下の画像では2つのLEDが光っていますので、およそ5割ほどの残量です。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh 電池残量LEDインジケーター

スマホだけでなく、タブレットも充電可能

スマホを充電できるのは当たり前ですが、タブレットはどうなのか。

気になったため、2ヶ月ほど前に購入したAmazon Fire HD 8タブレットをPower Plus 3 miniと接続、試しにバッテリー側の電源ボタンを押してみました。すると、タブレット側が充電開始を認識し、その後は着々と電池残量は増えていったので充電は成功したと言えるでしょう。

Power Plus 3 miniの出力は5V/2.1A、公式に「iPad対応」とアナウンスしているため、多くのタブレットは充電できると判断して良さそうです。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh タブレットを充電

Power Plus 3 mini 5200mAhを一日使ってみた感想

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh iPhoneを充電

とにかくコンパクトで軽い!ポケットに入れて運べる幸せ

携帯性に優れたモバイルバッテリーを求めて買い替えましたが、手のひらに十分収まってしまうほどコンパクトかつ軽量なPower Plus 3 miniは、筆者の願いを見事に叶えてくれました。

「ちょっとした外出をしたいけどスマホの電池残量が心配…」そんな時には、ジーパンのポケットでも収まりの良いPower Plus 3 miniを持ち歩けばOKです。実際、今までスマホの電池残量が原因で出発を遅らせた経験が何度かあるので、機能性に優れたPower Plus 3 miniはこれから大いに活躍することでしょう。

細部まできっちり作り込まれていて完成度が高い。お値段以上

今まで使っていたAnker Astro M3は約3,000円(だったはず)、対し今回買ったPower Plus 3 mini 5200mAhは1,480円。なのに、細部に至るまでキッチリと緻密に作り込まれており、全体的な完成度としてはPower Plus 3 miniの方が上だなと感じました。

筆者の使っているAnker Astro M3だけに限った話なのかもしれませんが、個人的に電源ボタンの押し心地がイマイチと感じていました。押した時に「カチッ」というよりかは「ペチッ」みたいなプラスチックっぽい音、ぎこちない押し心地、全体的に安っぽいのです。対しPower Plus 3 miniの電源ボタンは「しっかり押し込んでる」という感覚を得られて、アクションがしっかりしているためか丈夫そうな印象を持ちました。

2台同時充電が出来ないのは残念。Power Plus 3 10,050mAhでも良いかも

今回Power Plus 3 miniを選んでみて唯一失敗だったかなと後悔している点があり、それは2台同時充電が出来ないこと。

筆者の周りには数多くのデジタルガジェットが散在しており、どのデバイスも満遍なく使うものですから、ちょうどよく充電タイミングが重なる事が度々あるのです。2台のスマホやタブレットを持って外出したものの、運悪く2台とも瀕死寸前なんて自体は無いとも限らず、そういう時に2台同時充電対応のバッテリーは重宝します。

Power Plus 3 miniのお兄さん的な存在「Power Plus 3」なら2つの充電口を備えているので、Power Plus 3 10,050mAh辺りを選んでも良かったのではと思っています。縦と厚みはminiと同じでやや横幅が広がる程度のサイズ感、重量は192gとやや重くなりますがモバイル性は損なっていないので、現状に不満を感じたらこちらもポチるかもしれません。

cheero Power Plus 3 10050mAh

まあでも、1,480円のPower Plus 3 mini 5200mAhに対しPower Plus 3 10,050mAhは2,480円で、ちょうど1,000円の差。安さを求めるなら、やはりminiになるのでしょう。

cheero Power Plus 3 mini 5200mAh

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