ZenFone 5と5Z、遂に国内投入!SDM845搭載の5Zが結構お買い得な件
- 2018-05-16
- 2018-05-16
台湾のスマホメーカーASUS(エイスース)の新たなフラッグシップモデル「ZenFone 5Z ZS620KL」とスタンダードモデル「ZenFone 5 ZE620KL」、日本でも販売されることが正式に決まりました。
ZenFone 5は52,800円(税込み57,024円)で、5月18日より発売予定。ZenFone 5Zは69,800円(税込み75,384円)で、6月下旬以降発売予定です。
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ZenFone 5ZとZenFone 5のスペック・比較表
ZenFone 5Z | ZenFone 5 | |
---|---|---|
OS | Android 8.0 Oreo | |
SoC | Snapdragon 845 | Snapdragon 636 |
ストレージ | 128GB UFS2.1 | 64GB eMCP |
メモリ | 6GB LPDDR4X | |
ディスプレイ | 6.2インチ 2,246 x 1,080ピクセル Super IPS+液晶 (画面上部に切り欠けあり) |
|
アウトカメラ | メイン:1,200万画素 83° (IMX363センサー F/1.8 4軸光学手ブレ補正対応) サブ:800万画素 120°広角 |
|
インカメラ | 800万画素 F/2.0 84° | |
バッテリー | 3,300mAh | |
拡張端子 | USB Type-C x1、3.5mmオーディオジャック x1 | |
SIMカード | Nano-SIMカード x2 DSDV(デュアルVoLTE)に対応 | |
Micro SDカード | 最大2TBのMicro SDカードに対応 | |
筐体寸法 | 幅75.6mm x 厚み7.7mm x 高さ153mm | |
本体重量 | 165g | |
カラー | スペースシルバー、シャイニーブラック |
対応周波数帯は両機種共通で以下のとおり↓
- FDD-LTE:B1, B2, B3, B5, B7, B8, B18, B19, B28
- TD-LTE:B38, B39, B41
- W-CDMA:B1, B2, B3, B5, B6, B8, B19
- GSM:850, 900, 1,800, 1,900MHz
Android最高峰のチップを備えつつ、7万円台を果たした「ZenFone 5Z」
「ZenFone 5Z ZS620KL」は、Androidとしては最高峰の性能を持つQualcommのSoC「Snapdragon 845」を搭載し、Galaxy S9やXperia XZ2と同等の処理性能を有し、ベンチマーク上ではiPhone XのA11 Bionicチップにも匹敵するほど。
3Dゴリゴリのゲームであっても、大抵のタイトルはコマ落ちや処理落ち等無くスムーズに動きますし、3.5mmイヤホンジャックもしっかり装備しているため、ゲーマー特にデレステなど嗜む音ゲー勢には結構ウケそうです。
ストレージ容量は無印版ZenFone 5の倍の128GBを内蔵し、なおかつMicro SDカードにも対応。ライバルのHuawei P20 Proには3.5mmジャックもカードスロットも無いので、拡張性においてはずば抜けて優れていますね。
背面には、1,200万画素のメインカメラと800万画素の広角カメラを組み合わせたデュアルカメラが取り付けられており、標準画角と広角の切り替えが可能。
また、AIによるシーン認識機能や背景をぼかすボートレート撮影、マニュアル撮影が出来る「Proモード」などなど、より魅力的な写真に仕上げるための撮影機能が数多く実装されています。
価格は69,800円(税込み75,384円)となかなかのお値段ですが、それに十分見合うスペックといえるでしょう。
カメラや筐体はそのまま、性能と価格だけ抑えた「ZenFone 5」
カメラ画質やボディサイズや重量、画面やデザインなど基本設計は全く同じくして、性能と価格のみを抑えたスタンダードモデル「ZenFone 5 ZE620KL」は、お値段52,800円(税込み57,024円)。
中堅スペックのチップ「Snapdragon 636」を搭載し、ストレージが64GBである点、3波キャリアアグリゲーション通信に対応していないことを除けば、ZenFone 5Zと同じと考えて差し支えありません。
前世代のZenFone 4がSnapdragon 660を積んでいるのに対し、このZenFone 5は636搭載ということで、単純に考えればスペックダウンしているようにも思えます。がしかし、独自の「AIブースト」という機能を有効にすると、ゲーミングなど負荷の高い作業において最大15%性能が向上し、ZenFone 4同等のパワーを発揮できるとのこと。
(AIブーストと命名されていますが、おそらくAIはあまり関係なく、単なるオーバークロック機能と推測できます。)
5Zは妥当というか、かなりお買い得だ
SDM636搭載のZenFone 5と、SDM845搭載のZenFone 5Z。どちらが“買い”か?という問に対し、筆者なら「5Z」と即答です。
無印版ZenFone 5も決して悪くはありませんが、ベンチマークで比べるとスコアは5Zの半分程度なので、性能面のコスパで比べるとどうしても5Zに惹かれてしまいます。Snapdragon 845搭載の他社のフラッグシップ機に比べると安く、為替レート的にもギリギリ適正といえる範囲内なので、最近のASUSらしからぬお買い得感を放ってます。
ZenFone 5も5Zも、既にASUSの公式ショップ(ASUS ZenFone Shop)にて予約注文受付が始まっています。
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