新MacBook Pro来るか!?Appleが10月24日にイベント開催するかも
- 2016-10-03
- 2017-10-26
今年の9月はiPhone 7とApple Watch Series 2などの新ハードウェア、iOS 10とmac OS Sierraなどの新OSが続々と登場し威勢の良いAppleですが、今月10月もこの勢いで突っ走るみたいです。
前々から噂されていた新MacBook Pro、最近になって現実味を帯びてきた5KのThunderbolt Displayなど、Mac関連の新製品発表会が10月24日(日本時間25日?)に開催される可能性があるとのこと。情報元はApple関連のニュースやリーク情報を専門に扱うTheApplePost、過去の実績が少ないため信憑性が確かなものかは不明ですがそろそろ新たなMacが登場しても何ら不思議ではありません。
Apple is reportedly planning a Keynote for 24th October to refresh the Mac line-up | The Apple Post
【2016年10月20日追記】Appleが正式に発表イベント開催を表明しました。日付は24日ではなく27日(日本時間25日2:00〜)になるとのこと、イベント内容の予想を「Apple、10月27日に発表イベント開催!新型MacBook Proは確実か」の記事にまとめました。
目次
Mac新製品の10月登場説はかなり信憑性高い
新たなMacハードウェア、関連製品が今年の10月中に登場する可能性は極めて高いといえるでしょう。
殆どの現行Macは発表から1年が経過している
Macの殆どの現行機種は発表から既に1年が経過しており、過去の発表周期を考えるともうそろそろモデルチェンジしても良いのではないかと考えるのが妥当です。
一番新しいMacは4月に出たMacBook Early 2016、あと10日で5K iMac Late 2015の発表から1年が経過しようとしています。MacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、Mac Proは現行機種発表からとっくに1年が過ぎていて、Macの主力であるMacBookシリーズ、そしてもしかしたらiMacのアップデートがやって来るのではないか…と予想出来るのです。
新Macが10月に登場する可能性と今はMacの購入を待つべき理由について、先月半ば頃の記事「2016年9月現在、Macを新規購入・買い替えすべきでない4つの理由」で解説していますので、記事内の一部を抜粋します。
Appleコンピューターの2本柱であるiMacとMacBookシリーズ、加えMac ProやMac miniほぼ全てのモデルに言えることですが、今年の新機種発表は例年に比べ遅れています。毎年の発表周期を当てはめると、もうとっくに新型機種が出ていてもおかしくないモデルも幾つかあります。
今年はiOSデバイスとApple Watchで突っ走ってきたAppleですが、そろそろ本命であるMacシリーズが一斉アップデートされそうな気がしてならないのです。
AirPods発売と重なるかも
iPhone 7と同時に発表されたAppleのワイヤレスイヤホン「AirPods」、Appleの公式サイトを見てみると発売予定は「10月下旬」と記載されています。
もしTheApplePostの言う通りの10月24日にMacの発表会が開かれた場合、その場にてAirPodsの発売開始をちらっとアナウンスなんて事もタイミング的に考えられます。
6月のWWDC 2016と9月のイベント共に見送られ、10月は3度目の正直!?
2016年に入ってから新たなMacの登場は何度も噂されていましたが、その度にパスされて期待感を裏切られてしまいました。今年はAppleにとってモバイルデバイスの年なのか、iOSとApple Watchには力を入れたもののMacは控えめな印象です。
1回目は6月のWWDC 2016、2015年のMacBook AirとProアップデートから1年を過ぎていたのでモデルチェンジが期待されましたが結局ならず。2回目は先月9月のスペシャルイベント、iPhone 7と同時に大幅アップデートされたMacBook Proが登場するのではとの注目が集まりましたが、これもまたパス。
そして10月は3度目の正直ということで、やっとこさ新型のMac製品が発表されるのではないかと期待が集まっています。果たしてどうなるのでしょう。
何が登場するのか
新MacBook Pro
まず一番確実とされているのが新型MacBook Proの登場です。2012年のRetinaディスプレイ搭載モデル以降、プロセッサやグラフィック性能の地味なアップデートに留まり大幅な変更はされていません。そのせいで本体重量がずっしり重くてモバイル性の悪さが際立っていたり、最新のWindowsラップトップと比べて電池の持ちも決して良いとは言えません。
次世代MacBook Proでは本体が劇的に薄く軽くなるほか、ファンクションキーが「Dynamic Function Row」と呼ばれる有機ELのタッチバーに置き換わり拡張端子はUSB Type Cが4つになるなど、大幅な変更が加えられると予想されています。
電力効率に優れるAMDの「Polaris」世代のグラフィックチップが組み込まれ、プロセッサは最新のKaby LakeではなくSkylake世代に留まるものと見られます。
MacBook meets OLED – Martin Hajek
5K Thunderbolt Display
MacBook Proの次に注目されているのが、5K解像度の液晶を搭載した「5K Thunderbolt Display」です。
2011年に27インチのThunderbolt Displayを発売したものの、解像度2,560 x 1,440という明らかに時代遅れ丸出しの仕様、加えお値段10万円超え。5Kや4KのiMacが発売されダブルパンチ、立場は完全に消え去りました。また、今年の6月をもってThunderbolt Displayの生産を終了しているので、10月にMacBook Proと同時に新たなモデルが登場する可能性は十分あります。
登場するとしたらサイズは27インチ、解像度は27インチiMacと同じ5K(5,120 x 2,880ピクセル)のRetinaディスプレイを搭載、LGがパネルを供給するものと見られます。加え、グラフィックプロセッサーを本体に内部に搭載、高精細かつスタンドアロンな素晴らしい液晶ディスプレイになるとの情報もあります。
既に5KモニターならコンピューターメーカーのDellが市場投入していますが、如何せん価格は18万円超えと超高額。
次期Thunderbolt Displayの仕様はまだハッキリせず5K搭載かどうかも定かではありませんが、願わくば5K搭載しつつ旧モデルと同価格帯で発売…なんてシナリオが実現して欲しいものです。
どうなる!?MacBook Air
地味に気になるのがMacBook Airの行方、Airのブランド名は消滅して無印MacBookに統合されるのではとの指摘が相次いでいます。確かに、モバイル性を求めるならAirよりも薄くて軽いMacBook、性能を求めるならAirよりも断然高性能なMacBook Pro、と二極化すればラインナップの簡略化が図れて良いと思います。
12インチMacBook、13インチMacBook Pro、15インチMacBook Proの3ラインナップになると筆者は予想してます。
iMacは来年に持ち越し?
現行機種の発売からそろそろ1年が経過し新型が期待されるiMacですが、10月の登場はちょっと現実的では無いかなと思います。
iMacはいわばMacコンピューターの顔、Appleとしては最新のプロセッサを搭載して売り出したい思惑があるはず。Core i5-7600やCore i7-7700Kなど、Intel 第7世代Kaby Lakeのデスクトップ向けプロセッサは今年の年末から来年にかけて出荷されると予想されているため、新型iMacは来年の春あたりまで持ち越しとなりそうです。
【2016年10月20日追記】正式決定したApple 10月の発表イベントに関しては「Apple、10月27日に発表イベント開催!新型MacBook Proは確実か」をご参照下さい。