
14型なのに1kg未満のノートPC「acer Swift 5」(2018)が何気に凄いぞ
- 2018-03-06
- 2018-03-06
先月下旬に発売されたacerの新型ノートパソコン「Swift 5」の詳細情報をチェックしてみましたが、コイツなかなかのツワモノですよ!
「14インチでなおかつ1kg切り」というだけでもインパクトありますが、第8世代のCore i5や512GBの大容量SSDを搭載していたり、指紋認証センサーが付いていたりと、かなりの充実っぷり。
特徴やスペックをざっとまとめてみました。
acer Swift 5 SF514-52T-H58Y/B Core i5-8250U/8GB/512GB SSD チャコールブルー
目次
acer Swift 5の主なスペック
OS | Windows 10 Home 64bit |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i5-8250U 4コア/8スレッド 1.6〜3.4GHz |
ストレージ | 512GB SATA SSD M.2接続Type2280サイズ |
メモリ | 8GB LPDDR3-1866MHz SDRAM デュアルチャンネル |
ディスプレイ | 対角14インチ 横1,920 x 縦1,080ピクセル IPS液晶ディスプレイ 10点マルチタッチ操作対応 |
グラフィックチップ | Intel UHD Graphics 620 |
光学ドライブ | 無し |
バッテリー駆動時間 | 36Wh 4670mAh |
ワイヤレス | Wi-Fi:802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0 |
接続端子 | USB 3.0、USB 3.0 電源オフUSB充電機能付き、USB Type-C 3.1 Gen1、HDMI、3.5mmオーディオジャック、電源端子 |
サイズ | 横329 x 縦228 x 厚み14.9 mm |
本体重量 | 970g |
14インチなのに本体重量は970gという驚異的な軽さ
Swift 5の何が凄いって、14インチというそこそこ大きなディスプレイを備えつつ、本体重量をたった970gに収めていること。
1kgを切るモバイルノートといえばMacBookやZenBook 3が挙げられますが、両者とも12型なので、モバイル性と引き替えに作業スペースが損なわれています。しかし14インチのSwift 5であれば、ディスプレイだけでなくキーボードやトラックパッド周りにも十分な余裕が生まれるので、長時間の作業も“無理せず”こなせそうです。
ちなみに、同サイズの軽量ラップトップとしては「Lenovo ThinkPad X1 Carbon」が有名ですね。ボディをカーボンファイバーで形作ることで機動性と堅牢性を高めたビジネス向けモデルですが、それでも重量は1.13kgあるので、Swift 5が如何に軽量であるかお分かりいただけるかと。
薄型・軽量とは思えないほど充実したスペック
ノートパソコンの場合、モバイル性を追求すればするほど性能は損なわれがちな傾向がありますが、Swift 5に至ってはそんなことお構いなし。
とても1kg未満とは思えぬほど充実したスペック構成で、用途によってはメインマシンとしても十分使い込めます。少なくとも、筆者の用途(ブログ更新や写真管理・編集)であれば、不満を感じる場面はほぼ無いでしょう。
最新世代の「Core i5-8250U」を搭載
CPUとしては、Intel第8世代つまり最新世代の「Core i5-8250U」が採用されており、現状ではこれ一択。より高性能なi7-8550U辺りもイケちゃいそうな雰囲気ですが、性能差は僅かなものなので、まあ妥当なところでしょう。
第8世代のUプロセッサは、長らく維持されてきた「2コア・4スレッド」の壁を打ち破り、遂に4コア・8コア化。これにより、旧世代比でマルチコア性能が著しく伸びています。
8GBのRAMと512GBのSSDのコンボ
メモリとストレージに関しても、現状ではCPU同様カスタマイズ出来ませんが、8GBメモリ + 512GB SSDと余裕ある容量が確保されているので心配無さそうです。
なお、SSDはM.2接続の2280サイズのものが搭載されているため、裏蓋を取り外せば換装できるはず。
フルHDのタッチ対応ディスプレイ
ディスプレイの解像度は横1,920 x 縦1,080ピクセル = フルHDで、パソコンでは最もポピュラーな大きさ。100%表示に設定すれば、デスクトップパソコン同等の作業スペースを確保できます。
そして何気に驚いたのが、10点マルチタッチ操作に対応していること。MacBookやZenBook、Huawei MateBook Xには無い機能です。
指紋認証センサーを搭載
更には、指紋認証センサーまでもが備わっています。Windowsのセキュリティシステム「Windows Hello」と連携し、パスコードを入力せずとも指をあてるだけで簡単にログイン出来てしまうので、スマホ同然の快適性。
モバイル性と拡張性の両立
Swift 5のボディは過度な薄型化を図っておらず、「スタイリッシュさ」という観点においては他のウルトラブックよりも見劣りすることは確かです。
しかしその代わり、MacBookやZenBook 3には無いフルサイズのUSBポートやHDMIポートを保持しており、モバイル性と拡張性を見事に両立しています。
以下の6つのポートを装備↓
- USB 3.0
- USB 3.0 電源オフUSB充電機能付き
- USB Type-C 3.1 Gen1 (充電、ディスプレイ出力にも対応)
- HDMI出力ポート
- 3.5mmオーディオジャック
- 電源端子
アマゾンにて販売中。お値段は14.5万円
現在はアマゾンにて販売中で、記事を書いている2018年2月6日現在のお値段は144,500円(送料込み)。
なかなかのイイお値段ですが、MacBookやZenBook 14、MateBook Xよりも若干割安でなおかつスペックも充実しています。内容を考えれば妥当な価格設定でしょう。何より、見た目も中身もバランスが良いマシンなので、持ち運びやすいビジネス向けラップトップを欲する方、今春より始まる大学生活に向けて新調を考えて居られる方へお薦めしたいですね。
機種 | 価格 | サイズ | 重量 | CPU | ストレージ | タッチ操作 | 指紋認証 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
acer Swift 5 | 144,500円 | 14型 | 970g | Core i5-8250U | 512GB | O | O |
MacBook | 154,224円 | 12型 | 920g | Core m3-7Y32 | 256GB | x | x |
ZenBook 3 | 140,184円 | 12.5型 | 910g | Core i7-7500U | 256GB | x | o |
ZenBook 14 | 150,984円 | 14型 | 1,270g | Core i5-8250U | 256GB | x | o |
MateBook X | 156,384円 | 13型 | 1,050g | Core i5-7200U | 256GB | x | o |

acer Swift 5 Core i5-8250U/8GB/512GB SSD チャコールブルー